RかLか—多読 VS 音読+多聴(長め)

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/24(05:19)]

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9438. RかLか—多読 VS 音読+多聴(長め)

お名前: KYO
投稿日: 2004/1/12(16:06)

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みなさん、LRクラブが設立されるということで、それにちなんで、私の「Rか、はたまたLか」の悩みをどうぞ聞いてください。

SSSの多読法を知って1年弱、ずっと私の頭の中には、この「RかLか」「多読 VS 音読+多聴」が対立するものとしてあったのです。
ようやくこの対立に何とか自分で決着がつけられそうな気がするのでここに書かせてください。

自分の英語習得は、音読と多聴が主だったので、SSSのことを始めて聞いたときには、
多読だけで英語力を伸ばす(シャドーイングも後で入りますが)というのがどうも信じられず、
音から入らない英語学習で効果があるのか半信半疑でした。
でもこの掲示板読んだり多読の授業を見学したりして多くの人の成功例を知り、
どうもこれはうまくいくらしいという感触を徐々に得てきたのですが、
それでもまず音読で英語を英語のまま理解する回路を頭の中に作った後で、
多読をしたほうが効果的ではないかとずっと思ってきました。

私自身は中3のとき、ラジオの英会話番組のテキストを何度も音読するという方法で英語回路を作りました。
音読を始めて3ヶ月ほど経って、試験で始めて見る英文が英語のままですっーと意味がとれていって、
「ああ、英語も日本語と同じように読めるんだ!」とものすごく感動したことを覚えています。

その後、30歳を過ぎて英語をやり直したときには、リスニングを中心にやっています。
私にとっては聞くことが一番楽で、楽しく長時間続けられるinput法だったのです。
読むのは、文字→(頭の中で無意識に)音に変換→意味の3段階ですが、
聞くのは音→意味の2段階で、明らかにひとつステップが抜ける感じがして楽なのです。
英語の音への慣れはすでにある程度あったので、
足りなかった語彙を単語集で補いながら(例文を何度もオーバーラップして単語をなじませる方法)、多量の英語をinputしました。
読むほうも多少はやりましたがメインはあくまでリスニングです。
1日3時間以上を2年弱ぐらい聞き、比較的短期間で英語力を伸ばし
(短時間ではないです、その他もひっくるめてこの間の英語接触時間は2000時間ぐらい)、
英語を使って仕事をしたいという目標を達成することができました。

ですから自分のように英語を使って仕事ができるようになりたい人に、どうやって英語力を伸ばせばいいかと聞かれたときには、
自分の経験をふまえて「まずボキャビルとリスニングで多量の生の英語に接することです」とアドバイスしてきました。
こういう人たちは、ある程度の英語力はすでに持っていて、多少しんどくてもはやくうまくなりたいと思っている場合が多いので、
それはそれでさほど的外れではなかったかなと思います。

しかしここ2、3年、もっと初級のレベルから始める人、一般の英語を学習する人たちを教えたりするようになって、
自分がやった方法を勧めるとどうもうまくいかない、あるいは無理な場合が多いらしいことに気づくようになりました。
「他人のやり方を鵜呑みにせず、自分でいろいろ試して自分にあった方法を見つけてください」というのも私の基本的なスタンスなのですが、
そう言うと、初心者でどうやっていいかわからないんだから、具体的に何をやったらいいか示してほしいという人も出てきたりします。
「では、音読をして英語を英語のままで理解する回路を作りましょう」と提案したりもしました。
音読は本もいろいろ出ていて、それらには具体的なやり方も書かれているのでやり易いと思ったのです。

でも音読はどうも辛いらしい、やりきれない人が思いのほか多いのですね。
私自身は英語の音に対して親和性があるというか、英語を聞いて楽しい、
自分で声に出していても気持ちがいいというところがあるので、音読するのは結構楽しいトレーニングなのです。
(トレーニングフリークっぽいところもあるように思います。”最低3ヶ月毎日やらないと変化はない”と思ってそれを楽しみに毎日繰り返せたりする)
でも学習者の人に、「毎日1〜2時間3カ月やりましょう、200時間ぐらいでbreak throughが来ますよ」と言ったとたん、
即拒否か、やり始めても中途でギブアップ。
そうなると本人にかなりの挫折感が残ってしまい、下手に勧めなければよかったとすごく後悔したこともあります。

そんなふうにもやもやしているところに、SSSの多読を知ったのです。
100万語を達成すると、多読でも英語回路はできるらしいのはだんだんわかってきました。
でも本当にできるのか、音なしでどうやってできるんだろう、何だかんだといってもまず音が先に入るべきじゃないだろうか、
できた人がたくさんいるようですよとは言えるけど、自分の経験ではないので自信を持って言い切れない、
そこが弱いなあ、などなどいろいろ思って、私はこれからはどっちを
勧めたらいいんだろうとフラフラして決められませんでした。

でも最近ふと思ったのです。「あ、やる人自身が自分でどちらか決めたらいいじゃないか」
そうなんです、私が決めてあげることはないんです。本人が選べばいい。

1万語ぐらいの長さの英文を繰り返し100回音読するか(私が思っているのは素ではなくオーバーラップでですが)、
あるいは100万語多読するか、たぶんどちらでも英語回路はできるだろうと思います。
おもしろいのはどちらも語数的には100万語の入力、接している時間は200時間弱になるんですね。
専門家によれば復唱というのは「機械的に、自動的に聴いた言葉がそのまま構音活動へ転換されるということはなく、
いったん受け取られたセンテンスはもう一度主体的なセンテンスとして再生産される」
(山鳥重『ヒトはなぜ言葉を使えるか』(講談社現代新書)
そうですから、繰り返し言うのもちゃんと頭の回路を通ってそのたびに意味を新たに理解していることになるらしいです。
そして英語回路ができてしまえば、水車に水を注いで回すように、多量の英語を流し込んでいけばいいのです。

回路ができてからどうするか決めるのも本人でいいと思います。
たくさん読んでもいい、たくさん聞いてもいい、できれば両方やるのがもっといい。
ただ多聴の場合は、graded readersほどにスモールステップでレベルを上げていける素材がふんだんに手に入りにくいので
(graded readersのテープやCDは高価ですよね)
学習者向けに手を加えた英語教材でなく無加工の素材を使う場合は、英語の音にある程度慣れがあり、
使われている語彙もある程度身につけている人が向いていると思います。
そうなると多読のほうがカバーできる学習者層が多聴に比べ、たぶん相当広いだろうという気がします。

これまで英語がうまくなるには多量のinputが不可欠、でもそんなに英語に時間をかけられる人ばかりではない、
何とかして短い時間でも英語がうまくなるような効率的な方法ってないのかずっと探し続けてきました。
(正直なところちょっと抜け道的な方法もあるのではと期待していたところもあります)

でも今は「多量のinputしかない、時間もかかる」と明確に言い切れる感じがします。
問題なのはどう短い時間で能率をあげるかではなく、
英語をやる人が、英語を習得するプロセスをどれだけ困難なく楽しく、
挫折せずに続けていけるかではないかと思い始めています。

まだまだわからないことがいっぱいあるのですが、この掲示板はいろんな人の経験がつぶさに聞けて本当に参考になります。
これからも、皆さん、どうぞいろいろ教えてください。

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9454. Re: RかLか—多読 VS 音読+多聴(長め)

お名前: 杏樹
投稿日: 2004/1/13(00:58)

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KYOさん、こんにちは。杏樹と申します。

ちんげん斎さんの書かれている通り、KYOさんの進めてきた学習方法は普通の人には困難だと思います。

〉私自身は中3のとき、ラジオの英会話番組のテキストを何度も音読するという方法で英語回路を作りました。
〉音読を始めて3ヶ月ほど経って、試験で始めて見る英文が英語のままですっーと意味がとれていって、
〉「ああ、英語も日本語と同じように読めるんだ!」とものすごく感動したことを覚えています。

ここですよ、ココ!
中学・高校6年かかってもこういう境地に達しない人がほとんどなんです。私は学校時代「英語のまますーっと意味が取れる」経験をしたことがありません。
また、こんなふうに音を聞いた経験のある人も少ないはずです。
高校のとき、リーダーの先生が「英語が上達したければ教科書をLessonごとに10回読みなさい」と言いました。これはいい方法だ、と思いましたが、実行できませんでした。

12月13日に大阪で講演会とオフ会があって、その時の報告でも「カタカナ英語」が問題になりました。「イベントの広場」のオフ会報告から「Shadowingの広場」に引き続いてやり取りが行われましたが、実際の英語の音をどれだけ皆が知らないか。「カタカナ英語撲滅運動」など提案してみましたが、なかなか有効な解決が見出せません。英語の音をほとんど聞いたことのない人には、まず英語を見てカタカナ発音が浮かぶのを取り除くことから始めないといけないんです。そういう人が音読学習法をやりぬくのは相当困難だと思います。

ついでに、「英語以外」の広場で英語以外の外国語学習について投稿した時も、私は白水社のエクスプレスシリーズが気に入っていて、「毎日1課数分だけ聞く」という、かなりラクだと思われる方法を実践した経験を書きました。しかしその「1日数分、毎日」ができないというレスをもらいました。数分が無理なら1〜2時間なんてできるわけありませんね。世の中には毎日コツコツやるのが苦手な人が多いんです。

やっぱり語学には近道はないと思います。試験対策の短期決戦法なら多少はありますけど。


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9462. Re: RかLか—多読 VS 音読+多聴(長め)

お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2004/1/13(02:20)

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KYOさん、こんにちは。

大変、興味深く拝読いたしました。

「多量のinputしかない、時間もかかる」との結論には賛成です。

KYOさんも、選べばいいと書かれていましたが、ひとそれぞれあった
方法を選ぶのがいいのですよね。きっと。
通勤時に英語を聞かれている方というのも多いですし、本を読むよりも
聞く方があっている方も多いでしょう。
そういう方には、KYOさんの方法も、すごく有効なのだと思います。

音読も難しい人は多いと思いますが、100万語音読したはまこさんのように、
(ぜひ過去ログ検索してみてくださいね。)素晴らしい効果を上げている方もいる。

RにしてもLにしても、「多量」であれば、効果はあるのではないかなーと。
そして、できれば、片一方に偏らず、少し進んできた段階でもう一方も進める。

ただ、個人的には、多少Lに触れてRに進み、LとRを並行していけたら、
一番ベストだったかなーという思いが今はあります。
なぜか、というと、多読でリスニング力があがるかという問題なのですが、
・多少リスニングしてきた人(あるいは発音を学んできた人)は、かなりあがる。
・リスニングほぼ0の人は、あがりにくい。
のではないかなという気がするからです。(個人的にはですけど。)

私がもう一回0語からはじめるなら、特にリズムを重視した絵本とかマザーグース
とかそういうので、10万語くらいLRして、RとLとLRを並行して行きたいかな・・・。
と思っている分、せっせと今そういう本を読んでいるんですけどね。(笑)


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9474. Re: RかLか—多読 VS 音読+多聴(長め)

お名前: ポロン
投稿日: 2004/1/14(00:10)

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KYOさん、はじめまして。ポロンと申します。

KYOさんのお話、英語月刊誌の投稿も含めて、とても興味深く拝見しました。

多読か、音読+多聴か、というお話とは少しずれてしまうのですが、
私の個人的な英語とのかかわりが、少しでもご参考になれば、
と思い、出てきました。

私は2002年の10月に多読をはじめ、現在までに650万語ほど読んでいます。
英語は、学校英語時代の音読から始まり、精読、精聴でもがき苦しんだあと(笑)
多読、多聴の現在に至っています。

音読が英語回路を作るのに非常に効果がある、というのは、
おっしゃるとおりだと思います。
私も音読は好きで、SSS以前には同じ素材を何度も音読するという
学習方法をとっていました。

高校の頃は、先生に言われたわけでもないのに、好きで教科書を繰り返し
音読しました。100回とまではいかなかったと思いますが、テストに
リーダーの一部が英作文として出題されれば、手が勝手に教科書
どおりの英文を書いてしまう程度には、音読したと思います。

そのおかげか、学校で受けた模試で、KYOさんと同じような体験を
しました。長文問題が、頭から読んでそのまま意味がわかるのです。
そのときは、「読み間違えたらまずい」と思い、語順を変えて日本語に
訳しなおしてから答えを書きました(爆)。
私の場合はまだまだ英語回路ができあがっていたわけではないのですが、
音読をするときには、英語の語順のまま日本語を介さずに英語を
理解しているため、自然に和訳というステップを越えることが
できるようになっていたのかもしれません。

学校英語から離れて、「やり直し」英語として選んだ手段は、
ラジオ講座でした。
聞くよりも読む方が好きだったので、週刊の英字紙をスタートに、
英字新聞を購読したり、ごくごくやさしいペーパーバックを読んだりも
しました。

でも、どうしても辞書をひきひき100%の理解を求めてしまう精読から
抜け出せず、またリスニングも、生の英語を聞いても、わからないところ
ばかり気になって、わからないところをほっておいたままでは力が
つかないと思い込み、多聴で楽しむことができませんでした。
それで、ラジオ講座やスクリプトつきのCDなど、教材として作られたもの
ばかり聞いていました。

多読や多聴が必要なことはわかっていても、どうやっていったらいいのか、
わからなかったのです。
また、この時点で語彙力をつける必要も感じましたが、生来の怠け者で
大学受験時も含めて、単語集1冊を仕上げたためしがありません。(^^;;;
私にとって、ボキャビルほど苦しいものはないのです(笑)。

そんなこんなで伸び悩んでいたときに、SSSに出合いました。
本を読むことが楽しくて、この1年3ヶ月、夢中で読んできました。
そして、最初は読むだけだったのが、掲示板で話題になるBBCの
朗読や、インターネットラジオの英語をなんとなく流すようになりました。
また、シャドーイングも始め、音を聞くのがますます楽しくなりました。
気がついたら自分でも驚いたことに、ごくやさしいものなら一般書の
オーディオブックまで楽しめるようになっているではありませんか!

以前は、わからない部分があると確かめたくなったり、そこで
耳がついていけなくなり、ストップしてしまっていたので
生の英語を聞いても、楽しむどころではありませんでした。
多読を始めてから、読んでわからないところを飛ばして先に進むことが
できるようになったので、リスニングでも、1、2語知らない単語、
聞き取れないフレーズがあっても、耳はちゃんと音について
いけるようになったのです!

また、多読で読むのが速くなったのと、英語回路ができあがりつつ
あるため、オーディオブックやネット上の英語を理解するのが
よりたやすくなった、ということも言えると思います。

精聴にこだわって多聴への壁が乗り越えられなかった私ですが、
多読のおかげでいつのまにか、そのハードルを楽に越えていたようです。
以前の私には、オーディオブックを聞いて内容を理解し楽しむなど、
はるか彼方のことだと思っていました。

自分の個人的なことばかり、長々と書いてしまって申し訳ありません。
私にとっては、多読がなければ多聴へは移れなかった、
ということなのです。
今は、生の英語に触れること自体がと〜っても楽しいです♪
以前の「お勉強」時代には考えられなかったことです(笑)。

KYOさんの生徒さんも、いろんな道をとる方が出てくるのでは
ないでしょうか?
音読が楽しい人もいれば、多読が楽しい人もいる。
また、多読がすすむと、みなさんどんどん聞く方にも
興味がわくようです。
シャドーイングを始める人が出たり、LRクラブができたり、
SSSがどんどん進化をとげていくのが怖いくらいです(笑)。

〉でも今は「多量のinputしかない、時間もかかる」と明確に言い切れる感じがします。
〉問題なのはどう短い時間で能率をあげるかではなく、
〉英語をやる人が、英語を習得するプロセスをどれだけ困難なく楽しく、
〉挫折せずに続けていけるかではないかと思い始めています。

まさしくここがポイントなのだと思います。
この掲示板では、「多読は一生の趣味」と言う方が多いのです。
私ももちろんそのひとりです。(^^)
いつの間にか、英語力が伸びていたらいいな〜と思っています。

では。(^^)/~~~


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[賛成] 9477. Re: RかLか—多読 VS 音読+多聴(長め)

お名前: 酒井@SSS
投稿日: 2004/1/14(00:41)

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ポロンさん、こんばんは!

〉多読か、音読+多聴か、というお話とは少しずれてしまうのですが、
〉私の個人的な英語とのかかわりが、少しでもご参考になれば、
〉と思い、出てきました。

ありがとー・・・
ありがとー・・・
ありがとー・・・

ぽろんさん、もう、涙が出そうなくらいうれしかったよー!

〉そんなこんなで伸び悩んでいたときに、SSSに出合いました。
〉本を読むことが楽しくて、この1年3ヶ月、夢中で読んできました。
〉そして、最初は読むだけだったのが、掲示板で話題になるBBCの
〉朗読や、インターネットラジオの英語をなんとなく流すように
なりました。

すごい!

〉また、シャドーイングも始め、音を聞くのがますます楽しくなりました。
〉気がついたら自分でも驚いたことに、ごくやさしいものなら一般書の
〉オーディオブックまで楽しめるようになっているではありませんか!

〉以前は、わからない部分があると確かめたくなったり、そこで
〉耳がついていけなくなり、ストップしてしまっていたので
〉生の英語を聞いても、楽しむどころではありませんでした。
〉多読を始めてから、読んでわからないところを飛ばして先に進むことが
〉できるようになったので、リスニングでも、1、2語知らない単語、
〉聞き取れないフレーズがあっても、耳はちゃんと音について
〉いけるようになったのです!

〉また、多読で読むのが速くなったのと、英語回路ができあがりつつ
〉あるため、オーディオブックやネット上の英語を理解するのが
〉よりたやすくなった、ということも言えると思います。

そうだと、ぼくも思うんです!

〉精聴にこだわって多聴への壁が乗り越えられなかった私ですが、
〉多読のおかげでいつのまにか、そのハードルを楽に越えていたようです。
〉以前の私には、オーディオブックを聞いて内容を理解し楽しむなど、
〉はるか彼方のことだと思っていました。

うーん、ここがうれしかった・・・

〉自分の個人的なことばかり、長々と書いてしまって申し訳ありません。
〉私にとっては、多読がなければ多聴へは移れなかった、
〉ということなのです。
〉今は、生の英語に触れること自体がと〜っても楽しいです♪
〉以前の「お勉強」時代には考えられなかったことです(笑)。

ここもうれしかった・・・ (おろおろおろ)

〉KYOさんの生徒さんも、いろんな道をとる方が出てくるのでは
〉ないでしょうか?
〉音読が楽しい人もいれば、多読が楽しい人もいる。
〉また、多読がすすむと、みなさんどんどん聞く方にも
〉興味がわくようです。
〉シャドーイングを始める人が出たり、LRクラブができたり、
〉SSSがどんどん進化をとげていくのが怖いくらいです(笑)。

〉〉でも今は「多量のinputしかない、時間もかかる」と明確に
言い切れる感じがします。
〉〉問題なのはどう短い時間で能率をあげるかではなく、
〉〉英語をやる人が、英語を習得するプロセスをどれだけ困難なく楽しく、
〉〉挫折せずに続けていけるかではないかと思い始めています。

うーん、もー、眼が涙ぐんでる

〉まさしくここがポイントなのだと思います。
〉この掲示板では、「多読は一生の趣味」と言う方が多いのです。
〉私ももちろんそのひとりです。(^^)
〉いつの間にか、英語力が伸びていたらいいな〜と思っています。

〉では。(^^)/~~~

ぽろんさん、ありがとねー!
いろいろやってきたかいがあったよー!!


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[喜] 9499. Re: RかLか—多読 VS 音読+多聴(長め)

お名前: ポロン
投稿日: 2004/1/14(20:49)

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酒井先生、こんばんは!ポロンです。

〉〉多読か、音読+多聴か、というお話とは少しずれてしまうのですが、
〉〉私の個人的な英語とのかかわりが、少しでもご参考になれば、
〉〉と思い、出てきました。

〉ありがとー・・・
〉ありがとー・・・
〉ありがとー・・・

〉ぽろんさん、もう、涙が出そうなくらいうれしかったよー!

酒井先生にこんなに喜んでいただけるなんて、書いた甲斐がありましたー!

多読をステップに多聴も楽しめるようになったことは、いつか
きちんとまとめて報告したいと思っていたのですが、
多読か多聴かというお話で、どうしても自分の体験をお知らせしたく
なりました。

1年3ヶ月前は、読めるようになりたい、という一心で始めた
多読でした。読めるようになれば満足、のはずだったんです。
それが、聞くことまでこんなに楽しめるようになるなんて、
自分でもびっくりしています!!

きっと、私のような人は多いはず。
先生が涙を流すような報告が、これからもじゃんじゃん
あると思いますよー。

では!


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