Re: ひっそりと、350万語です。

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/24(09:52)]

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9318. Re: ひっそりと、350万語です。

お名前: 杏樹
投稿日: 2004/1/8(20:54)

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ヨシオ

少々出遅れですが、350万語通過おめでとうございます。
別に100万語ごとじゃなくても好きな時に報告すればいいんですもんね。「ひっそり」なんて言わないで堂々と報告してください。

〉○Lion, the Witch, and the Wardrobe,The / C.S.Lewis / L6
〉疎開した田舎のお屋敷の洋服箪笥はナルニア国につながっていた。Peter、Susan、Edmund、Lucyの
〉四人兄弟姉妹は、ナルニア国で大冒険をする。
〉第1章から物語に引き込まれた。Lucyが、洋服箪笥を抜けると、そこは、雪が降り積もった森、そ
〉して、Lamp-post(ガス灯?)の側には、赤いマフラーを首に巻いて傘をさしたFaun(牧神?)が
〉現れた...。すぐに、このナルニアの不思議な世界に入り込んでしまう。
〉Chapter Eight "What Happened After Dinner"あたりから、少し難しくなる。Chapter Thirteen
〉"Deep Magic from the Dawn of Time"からは、最初に読んだときには、どうしてAslanは魔女に○○
〉してしまったのか不思議で、読了した後に、ここから再読した。納得までは、いかないが、再読し
〉てより理解できたのでよかった。出だしと比べると、途中から難しくなるが、ナルニアの魅力には
〉勝てない。あっという間に読み終えてしまった。

いいですね〜ナルニアを読んだなんて。途中から難しくなるというウワサですので、まだ手を出しかねています。

〉Pauline Baynesの挿絵のFull-colour Collector's Edition(ISBN:0-00-671677-6)を買ったので、
〉英語での描写(妖精達の姿など)を絵で見て納得できるのでおすすめです。

一応ボックスセットを購入して置いてあります。ISBNが違うので別の本だとは思いますが、Pauline Baynesの絵です。やっぱりナルニアはこれでないと。

〉○Bear called Paddington, A / Michael Bond / L5

ヨシオさんの解説を読むと興味が湧いてきます。パディントンのあの格好にちゃんと理由があったのですか。

〉○Marvin Redpost #5: Class President / Louis Sachar / L2
〉○Marvin Redpost #6: A Flying Birthday Cake? / Louis Sachar / L2
〉学校に転校生が来た。Chicagoから来たJoe Normalだ。ちょっと変わっているところから、級友は
〉Joeに辛く当たる。Marvinは、以前の自分を思い出し、なんとかJoeと仲良くしようとするのだが…。
〉自分達と違ったところを見つけては、転校生をからかうのは、世の東西を問わず同じらしい。われ
〉らがMarvinは、自分が仲間はずれにされる心配もありながら、Joeと仲良くしようとするところに
〉泣ける。(でも、本当にJoeは、どこから来たの?)

それはやはりネタばれ広場でじっくりと…。

〉○The Boy Who Lost His Face / Louis Sachar / L5

最初はしんどかったけど、後になるとおもしろくなってきますね。
「あるある」みたいな描写、タイトルの意味…。

〉○Rebecca / Daphne du Maurier / PGR5
〉Monte CarloでMaxim de Winterに見初められた「私」は、Englandの彼の屋敷のManderleyに着く。
〉壮麗なManderley、しかしそこには前妻のRebeccaの影がちらつく。
〉第一章の冒頭で戸惑ってしまったが、これは「私」の追憶。最後まで読んでから再読した。後妻の
〉「私」の名前はなく、全て一人称で語られる。じわじわした恐怖、そして後半の息をつかせぬ展開。
〉そして、最後の結末。
〉The Birdsでもじわじわした恐怖が怖かったが、Rebeccaでは死者の影がちらつくのでより怖い。
〉あっという間に読み終わってしまった。おすすめです。

これは邦訳で読みましたし映画も見ました。あちこちにレベッカの影が…ハラハラしますよね。

〉○Great Expectations / Charles Dickens / OBW5
〉村で鍛冶屋を営む姉夫婦のところで暮らすPip。彼は、両親が亡くなった赤ん坊の頃から姉夫婦に
〉育てられた。姉はPipに厳しく当たるが、義兄のJoeは優しい。Pipは、将来、Joeと一緒に鍛冶屋を
〉やっていくだろうと考えていた。
〉ある時、墓地で、逃げ出した囚人に請われて食べ物を与えた。そして、お金持ちの奇矯な
〉Miss Harvishamと美しい少女のEstellaに出会う。また、誰とも知らない人からの遺産相続の話。
〉それには条件が付いていた。村の鍛冶屋からGentlemanへ。だんだんとPipの人生が変わっていく。
〉そして、行き着く先は?
〉多くの人物が登場し、それぞれユニークなキャラクターを持っている。短いGraded Readerでは、
〉話が飛んでいくので追いかけるのがちょっと大変。色々な人物が最後には結びついてくることが面
〉白い。さすが、Dickensか。
〉ただし、時代が違うからだろうが、村の鍛冶屋とGentlemanとの書き分け方、どちらが人間として
〉幸福か、考えてしまうところがある。

これ、最後の方はどんでん返しに意外な展開の連続です。ディケンズってこういうもの書く人だったんですねー。イギリスは階級社会だから、ピップがエステラを射止めるためにはGentlemanにならなくてはいけなかったんでしょう。その割りにロンドンの生活がショボいような。

〉○Misery / Stephen King / PGR6
〉Paul Sheldonは、有名な小説家。19世紀英国を舞台にしたMiseryの愛と冒険の小説で、多くの
〉ファンを持つ。CoroladoのホテルでMiseryの最後の巻を書き終えたPaulは、車で空港に向かうが、
〉その途中で事故に会う。目覚めたところは病院ではなく、傍らには中年の女性が。彼を助けた彼
〉女Annieは、Paulのファンで、Miseryの物語を心から愛している。Miseryの物語が最後になること
〉を知ったAnnieは、足に怪我をして動けない彼に、あることをさせようとするが...。
〉Graded Readerとは思えないようにぐいぐいと物語に引き込まれた。読み進むうちに、その怖さも
〉いや増していく。次の場面ではAnnieが戻ってきて、Paulにこうするのか、それとも、ああするの
〉かと、想像しながらページをめくる。わ〜、怖い!

私は舞台を見ました。市村正親と白石加代子。もう、白石加代子の怖いことったら!すっごく無邪気で天真爛漫で、それだけに思い込みが激しくて怖さもひとしおでした。

〉○Memoirs of a Geisha / Arthur Golden / PGR6
〉ちよ(のちに、さゆり)は、漁村の娘だった。貧しく、母が病気になったため、祇園の置屋に売ら
〉れた。先輩芸者のはつももとの確執、同僚のかぼちゃとの競争、置屋のおかあさんの思惑。芸者に
〉なってからの、男性を相手の手練手管、そして、初恋の人への思い。
〉ウ〜ム、とてもこれが全て米国人の創作とは思えない。日本の小説を読んでいるような感じにもな
〉る。

ただのエキゾチック・ジャパンものじゃないんですね。読んでみたくなりました。PGR6ならそう遠くないうちに読めるかも。

〉○Kitchen Table Talk / Kay Hetherly / L4
〉American Pieの第2弾である。
〉Texas生まれの著者は、1991年から日本で米国文学や文化を教えている。また、NHKのラジオ講座の
〉講師でもある。
〉米国人から見た日本人と日本文化についてのエッセーは、われわれに別の観点から自分達を見る
〉と、違った側面が見えて、新鮮な驚きを与えてくれるものである。
〉Everyday Heroesは、米国人の男性の行動がわかり、In Priase in Japanese Menでは、日本人男
〉性のAttractivenessがわかる。
〉う〜む、なるほど、言われてみるとそうか、というお話が一杯で面白い。英語も読み易いのでど
〉うぞ。

こういう本もおもしろそうですね。

読み応えたっぷりの報告ありがとうございました。
今年もHappy Reading!


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9350. Re: ひっそりと、350万語です。

お名前: ヨシオ
投稿日: 2004/1/10(12:27)

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杏樹さん、ありがとうございます。ヨシオです。

〉少々出遅れですが、350万語通過おめでとうございます。
〉別に100万語ごとじゃなくても好きな時に報告すればいいんですもんね。「ひっそり」なんて言わないで堂々と報告してください。

ありがとう!でも、50万語単位なので、自分としては「ひっそりと」といった感じです。

〉〉○Lion, the Witch, and the Wardrobe,The / C.S.Lewis / L6
〉いいですね〜ナルニアを読んだなんて。途中から難しくなるというウワサですので、まだ手を出しかねています。

杏樹さんなら、すいすいと読めるのではないでしょうか。Let's try!

〉〉Pauline Baynesの挿絵のFull-colour Collector's Edition(ISBN:0-00-671677-6)を買ったので、
〉〉英語での描写(妖精達の姿など)を絵で見て納得できるのでおすすめです。
〉一応ボックスセットを購入して置いてあります。ISBNが違うので別の本だとは思いますが、Pauline Baynesの絵です。やっぱりナルニアはこれでないと。

ボックス・セットですか。すごいな。Paulineの挿絵はいいですね。NarniaのHP[url:http://www.narnia.com/]に色々なVersionのものが出ていました。別の人の挿絵(表紙だけかな?)もあるようです。

〉〉○Bear called Paddington, A / Michael Bond / L5
〉ヨシオさんの解説を読むと興味が湧いてきます。パディントンのあの格好にちゃんと理由があったのですか。

理由というか、どこでダッフルコートを買ったのかとか、買うときの騒動とかのお話があるのです。

〉〉○Marvin Redpost #5: Class President / Louis Sachar / L2
〉〉○Marvin Redpost #6: A Flying Birthday Cake? / Louis Sachar / L2
〉それはやはりネタばれ広場でじっくりと…。

ネタばれ広場のツリーはずいぶんと広がっていましたね。みんな興味があるんだ。

〉〉○The Boy Who Lost His Face / Louis Sachar / L5
〉最初はしんどかったけど、後になるとおもしろくなってきますね。
〉「あるある」みたいな描写、タイトルの意味…。

「そうそう」みたいな(笑)。

〉〉○Rebecca / Daphne du Maurier / PGR5
〉これは邦訳で読みましたし映画も見ました。あちこちにレベッカの影が…ハラハラしますよね。

最後のどんでん返しには、びっくり。

〉〉○Great Expectations / Charles Dickens / OBW5
〉これ、最後の方はどんでん返しに意外な展開の連続です。ディケンズってこういうもの書く人だったんですねー。イギリスは階級社会だから、ピップがエステラを射止めるためにはGentlemanにならなくてはいけなかったんでしょう。その割りにロンドンの生活がショボいような。

きっと原書では読めないでしょうから、GRで読めたんでよしとしておこうかな。(^^;

〉〉○Misery / Stephen King / PGR6
〉私は舞台を見ました。市村正親と白石加代子。もう、白石加代子の怖いことったら!すっごく無邪気で天真爛漫で、それだけに思い込みが激しくて怖さもひとしおでした。

舞台でもあったのですか。とても怖そうですね。

〉〉○Memoirs of a Geisha / Arthur Golden / PGR6
〉ただのエキゾチック・ジャパンものじゃないんですね。読んでみたくなりました。PGR6ならそう遠くないうちに読めるかも。

主人公(?)が書いた"Geisha, a Life"も出版されているようです。Goldenが書いたのは実際とだいぶ違っていたようです。

〉〉○Kitchen Table Talk / Kay Hetherly / L4
〉こういう本もおもしろそうですね。

本屋で並んでいましたよ。

〉読み応えたっぷりの報告ありがとうございました。
〉今年もHappy Reading!

杏樹さんも、Happy Reading!


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