Re: 700万語通過、おめでとうございます!!

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/6/26(12:43)]

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8853. Re: 700万語通過、おめでとうございます!!

お名前: sakigoro
投稿日: 2003/12/20(16:22)

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みちるさん、こんにちは! sakigoroであります。
700万語通過、おめでとうございます!!
すごい勢いですねぇ。 もう、なんだって読めるはずと思うのだけど、
↓の言葉には、色々考えさせられました。

〉いろいろな本が読めることよりも、「英語の本を読むことは、英語の本を読むこと」
〉から「英語の本を読むことは、本を読むこと」という風になりたいなというのが、
〉今は一番の希望です。

色々、考えさせられました。
自分は、どうして英語の本を読んでいるのかと。
今は、英語がもっとできるようになりたいという動機があるけど、以前は、
ただ面白いから読んでいた。 もっと天真爛漫に、英語の読書を楽しんでいた。
今も、もちろん楽しいことに変わりはないし、少しでも英語がわかるようになって
きて、その楽しみもより深くなってきている。 だけど、昔の、無邪気に英語の読書を楽しんでいた時とはちょっと違うかもという気もする。
長年の多読のおかげで、読める範囲も広がってきた。 難しくて、手も足もでないというのが少なくなってきた。
だけど、どこまでいっても英語は英語で、日本語のようなわけにはいかない。
でも、振り返ってみると、日本語と違うということが、英語読書の楽しみの一因となっているような気がする。
極端な場合、同じことを日本語で読むより、英語で読むほうが面白い、楽しいということがあるもの。
本を読むときに、英語だからといって身構えるようなことは一切ないけど、
日本語の読書とはやはりどこか違う。
自分はSSS式にサイドリーダーの多読をやった経験はあっても、一般PBに
移行したのが早すぎて、もっとやさしい本をたくさん読むべきだったのではという
気持ちがぬぐいきれないでいます。
まぁ、読んで楽しい限りは、一生、英語の本を読み続けることだけは間違いないし、それでいいかと開き直りの心境。

〉◇◆◇一般書◇◆◇
〉☆William Shakespeare「Romeo and Juliet」★★★★レベル8.5 25600語
〉Julieさんにお借りしたケネス・ブラナーのロミオのテープを聴きながら
〉読みました。ちょっとけだるく情熱的なロミオです。
〉これ、日本語では戯曲読んでいたのですが、ちょっとイメージが変わりました。
〉ロミオはちょっと精神科に通った方がいいような気がするのですが、
〉ジュリエットは、もっとしっかりと信念を持っているような気がしました。
〉若い情熱的な話と思っていたのですが・・・。

これ、レベル8.5になってますけど、現代英語に書き換えてあるのでしょうか?
一度、シェークスピアも読んでみるかと思って、ネットでテキストみつけ、
目を通してみたことがあるのですが、悲惨なものでした。
わかりません、ごめんなさい、出直してきますという感じでした。

〉☆Gene Stratton-Porter「Freckles」★★★★★!!レベル7.5 82000語
〉「そばかすの少年」との題名で、昔読んだことがあるのですが、大好きな話で、
〉やっぱりよかった〜。プロジェクト・グーテンベルグで読みました。
〉美しく厳しい自然にあふれるリンバロストにやってきた片腕の少年は、なんとか
〉木々を守る見張りに雇われることになった・・・。私怨や私欲で木を狙う男も
〉多く自然も厳しい中、少年は(といっても10代も後半なのですが)自然の中に
〉楽しみを見出して、自分への信頼を誇りに思いながら生きていく。
〉この少年を見守る大人たちの視線もあたたかく、なによりもリンバロストの森に
〉迷い込んだような女の子AngelへのFrecklesの思いがとてもせつなくひびいてくる
〉物語です。

この本、昔、村岡花子の翻訳で読んだことがあります。
それで大好きになって、同じ作家の本が読みたいと思って、さがしたら、
「リンバロストの乙女」というのがあるということを知り、是非読みたいと思ったけど、絶版でどこにもない。
しかたなく諦めました。
ところが、グーテンベルグで、オリジナルが読めることを知り、3年前に読みました。
ついでに、Frecklesもオリジナルで読んだ。
長年の宿願を果たすことができて嬉しかったでど、そばかすに比べるとだいぶおちる気がします。
そばかすのAngelに対する一途な思いも印象的でしたが、私はなんといっても、愛情にうえたそばかすが、周りの人たちに暖かく見守れながらも、リンバロストの厳しい自然と闘う中で、勇気をもった一人前の人間に成長していく描写が
圧巻だと思いました。
もちろん、Angelも印象的。まさに名前の通り、やさしく穢れをしらない女の子。
こんな女の子、世の中にいるわけないと思っても、どこかにいて欲しい。
男たるもの、そばかすならずとも、こんな女の子のためだったら、命を投げ出しても惜しくないと思うはず。

ともかく、すばらしい700万語報告、あらためて、おめでとうございます!


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8865. sakigoroさん、ありがとうございます!

お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/12/20(21:55)

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sakigoroさん、こんにちは!
お祝いのお言葉ありがとうございます!

〉自分は、どうして英語の本を読んでいるのかと。
〉今は、英語がもっとできるようになりたいという動機があるけど、以前は、
〉ただ面白いから読んでいた。 もっと天真爛漫に、英語の読書を楽しんでいた。
〉今も、もちろん楽しいことに変わりはないし、少しでも英語がわかるようになって
〉きて、その楽しみもより深くなってきている。 だけど、昔の、無邪気に英語の読書を楽しんでいた時とはちょっと違うかもという気もする。
〉長年の多読のおかげで、読める範囲も広がってきた。 難しくて、手も足もでないというのが少なくなってきた。
〉だけど、どこまでいっても英語は英語で、日本語のようなわけにはいかない。
〉でも、振り返ってみると、日本語と違うということが、英語読書の楽しみの一因となっているような気がする。
〉極端な場合、同じことを日本語で読むより、英語で読むほうが面白い、楽しいということがあるもの。
〉本を読むときに、英語だからといって身構えるようなことは一切ないけど、
〉日本語の読書とはやはりどこか違う。
〉自分はSSS式にサイドリーダーの多読をやった経験はあっても、一般PBに
〉移行したのが早すぎて、もっとやさしい本をたくさん読むべきだったのではという
〉気持ちがぬぐいきれないでいます。
〉まぁ、読んで楽しい限りは、一生、英語の本を読み続けることだけは間違いないし、それでいいかと開き直りの心境。

sakigoroさんの書いてくださった文章を何度か読んで、いろいろ考えさせられました。
日本語と英語の読書の間にはいくつかの段階のようなものがあるのかもしれませんね。
日本語と同じような感覚で、でも英語ならではのものを楽しめるようなら、それが最高
なのかもしれないなと思いました。
英語を読みつづけていると、楽しさの質や読み方の質のようなものは、きっとどんどん
変わってくるものなのですね。
急がずに、どこまで行けるか楽しみに読んでいきたいと思います。

〉〉☆William Shakespeare「Romeo and Juliet」★★★★レベル8.5 25600語
〉これ、レベル8.5になってますけど、現代英語に書き換えてあるのでしょうか?
〉一度、シェークスピアも読んでみるかと思って、ネットでテキストみつけ、
〉目を通してみたことがあるのですが、悲惨なものでした。
〉わかりません、ごめんなさい、出直してきますという感じでした。

原文なのですが、もともと日本語で読んでいて、更に劇になっているオーディオを
聞きながらだったので、かなり分かりやすかったのですよね。
レベル8.5は低かったかもしれませんね。

〉〉☆Gene Stratton-Porter「Freckles」★★★★★!!レベル7.5 82000語
〉この本、昔、村岡花子の翻訳で読んだことがあります。
〉それで大好きになって、同じ作家の本が読みたいと思って、さがしたら、
〉「リンバロストの乙女」というのがあるということを知り、是非読みたいと思ったけど、絶版でどこにもない。
〉しかたなく諦めました。
〉ところが、グーテンベルグで、オリジナルが読めることを知り、3年前に読みました。
〉ついでに、Frecklesもオリジナルで読んだ。
〉長年の宿願を果たすことができて嬉しかったでど、そばかすに比べるとだいぶおちる気がします。
〉そばかすのAngelに対する一途な思いも印象的でしたが、私はなんといっても、愛情にうえたそばかすが、周りの人たちに暖かく見守れながらも、リンバロストの厳しい自然と闘う中で、勇気をもった一人前の人間に成長していく描写が
〉圧巻だと思いました。
〉もちろん、Angelも印象的。まさに名前の通り、やさしく穢れをしらない女の子。
〉こんな女の子、世の中にいるわけないと思っても、どこかにいて欲しい。
〉男たるもの、そばかすならずとも、こんな女の子のためだったら、命を投げ出しても惜しくないと思うはず。

わぁ、sakigoroさんも「そばかすの少年」お読みになっていたのですね!
「リンバロストの乙女」と一緒に大事に今も持っています。

あぁ、ほんとに。ご感想、その通りと思います。
Mr. McLeanやDuncan夫妻との場面、誇りを持って立ち向かうところには感動しました。
最後の指輪を買うときのMr. McLeanの言葉には、じーんと来ました。
そして、Angelも、ほんとに優しくて穢れを知らず、それでいて勇敢で!

〉ともかく、すばらしい700万語報告、あらためて、おめでとうございます!

どうもありがとうございます!
それでは、sakigoroさんも、ますます素敵な読書を♪


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