Re: 本を読むのに必要なこと

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(17:40)]

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7810. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: じゅんじゅん
投稿日: 2003/11/14(23:57)

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優香さん、こんばんは。じゅんじゅんです。

夕方このツリーを見てからなんとなく考えた事を書きます。
うじゃうじゃと考えていたのですが、
ここは頑張って、ややきっぱりと書いてみようと思います(笑)。

〉「早く読んでも理解できてないんじゃしょうがないよね」

速く読むことと、理解することはイコールではないです。

だから優香さんの気にされている、
「速く読んでいる自分はちゃんと理解できているのか?」
これについては気にしなくていいです。

遅く読めば理解できるのか、細かく読めば理解できるのか、
そんな事も一切、関係ないです。

本は、というよりも、言葉は、かもしれませんが、
「発する者がいて、それを受けとめる者がいる」のです。
発する方で半分、受けとめる半分。そうして言葉は伝わるのです。

 余談ですが、先日、酒井先生がおっしゃっていた
 「言葉の最小単位は語ではなく、文である」は、
 こう考えている私にはとても腑に落ちるものでした。

 言葉は「想い」を伝えるもの(手段?)だと思ってます。
 そうすると最小単位が「語」じゃ、気持ちは伝わらないです。
 伝えたい気持ちが「言葉(文)」になるんです。
 だから私も「文」が最小単位だと思っています。

話しを戻します(笑)。

本を読んで感じることは「受けとめる者」の自由です。
作者の思う通りに思わなければならない、
読者みんなが同じ感想を持たなければならない、という約束はありません。
その受けとめる者の自由は、誰にも奪えるものではないのです。

ですから、本を読んで「おもしろい」「つまらない」でも
楽しめて読んでいるならば、それで良いのだと思います。

優香さんの書いた「本を読むのに必要なこと」というタイトルへの
お返事は「この本読みたいな」で良いんじゃないかな。

ややきっぱりのつもりが、やや支離滅裂になっちゃいましたが、
私はこんな風に思っています。

それでは、また東京でお会いできるの楽しみにしてます!

あ、いま、もの凄い脱線を思いついた!

以前に東京でお会いした際に、私が働いていた会社の話しをしましたよね。
転職経験ありの私は、出版社で働いていたこともありました。

なんと、優香さんは私が編集した本を読まれていたんですよね。
あの本にも、当然、編集の順番は読み応え、読者の気持ちの変化、バランスなどを
考えて作っていました。あとは読後感とかですよね。
「そのこと、優香さんは、ちゃんと理解して読んでましたか?」
なんて私は聞きません。読者の方だれにもです。
本を閉じて「あ〜、面白かった!」って思ってくれることが一番嬉しいです。
(ま、これは私は編集であって、作者ではないので脱線話なのですが)

ではでは。


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7817. 言葉の最小単位

お名前: こんちゃお
投稿日: 2003/11/15(00:30)

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こんちくは、じゅんじゅんさん。

言葉の最小単位のお話、興味深かったです。
私は、結構「語」にこだわって投稿しちゃったし。

私が「語」にこだわるのは、
やっぱり、
「私」「わたくし」「あたし」「わたし」「僕」「ぼく」「ボク」「俺」「オレ」
のように、主語とする単語ひとつで、受ける印象が全然違うことを
意識しているからです。

特に、詩を読む時は、ものすごく「語」を意識します。
句読点が無いことも多いですしね。

たとえば、
「何故 生まれねばならなかったか。」
っていう詩の出だしが、
「何故 生まれなければならなかったか。」
だったら、意味は一緒でも、伝わる想いや魂は、違ってくると思うのです。

じゅんじゅんさんが、
「余談」っておっしゃっているところに突っ込んじゃってすみません。


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7824. Re: 言葉の最小単位

お名前: じゅんじゅん
投稿日: 2003/11/15(01:27)

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こんちゃおさん、こんちくは!じゅんじゅんです。

〉言葉の最小単位のお話、興味深かったです。
〉私は、結構「語」にこだわって投稿しちゃったし。

いえいえ。
これこそ受けとめる方それぞれの自由なんです。
特にこのツリーの投稿はそうだと思います。

ゴールはなんとなく一緒だけれど、
みなさんの今までの経験などで辿る道、使う言葉が違うだけのような
気がしているのですが・・(私だけかな?)

〉私が「語」にこだわるのは、
〉やっぱり、
〉「私」「わたくし」「あたし」「わたし」「僕」「ぼく」「ボク」「俺」「オレ」
〉のように、主語とする単語ひとつで、受ける印象が全然違うことを
〉意識しているからです。

これ、私もしてます。してます。
とくに一人称代名詞はとっても気にするタイプかも。

あるいは、「彼は、君をずっとみていた」みたいな、
三人称とは違う感じも「おおうっ」と意識してしまいます。

〉特に、詩を読む時は、ものすごく「語」を意識します。
〉句読点が無いことも多いですしね。

〉たとえば、
〉「何故 生まれねばならなかったか。」
〉っていう詩の出だしが、
〉「何故 生まれなければならなかったか。」
〉だったら、意味は一緒でも、伝わる想いや魂は、違ってくると思うのです。

こちらも、分かります。分かるような気がします、かな。

えーとちょっと脱線傾向ですが、ある歌がありまして。
(パッとこれしか思いつかなかったんです・・)

彼がとっても好きな女の子のことを、彼の友達も好きだったのです。
そして、その事に気づいた彼は「誓う 決めた」って、
友達を応援することにするんです。ここが私にはしびれてたまらないのです。
「決めた 誓う」じゃあ、ダメなんです(笑)。

〉じゅんじゅんさんが、
〉「余談」っておっしゃっているところに突っ込んじゃってすみません。

いえいえ。

多分、表現が違うだけで
こんちゃおさんと私は似た感じな気がするのですが。。

私はこんちゃおさんの詩のお話しも、その「語」たちを選んだのは、
この「気持ち」を伝えるため、と思ってしまいます。
そうすると、先にあるのは「文(気持ち)」という感じです。
でも、その「語」を選んだ「思い」というのも感じています。

なにやら煙に巻くような書き方になってしまいましたが、
こんちゃおさんのお話し、興味深かったですよ〜。
(優香さんへの投稿も、ペギさんのところも、私のところも)

優香さんにはとっても災難なことでしたが、
こうやってみなさんの感じ方に触れることができて
今日は良い夢がみられそうです。(?)

ではでは。


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7829. Re: 言葉の最小単位

お名前: こんちゃお
投稿日: 2003/11/15(02:17)

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こんちくは、じゅんじゅんさん。

お返事ありがとうございました!
すごく嬉しいです。

〉ゴールはなんとなく一緒だけれど、
〉みなさんの今までの経験などで辿る道、使う言葉が違うだけのような
〉気がしているのですが・・(私だけかな?)

確かに!

こういうことって、みんなで集まっている時だったら、
そうそう、そうだよね〜、
なんて、あいづちを打ちながらわいわい話せるのだけれど、
自分の考えや意見を文章にしていくのって、結構エネルギー使うし、
ニュアンスが違ったり、表現が違ったり、
投稿する順番で受ける印象も違うし、
面白い反面、怖いですよね。

〉彼がとっても好きな女の子のことを、彼の友達も好きだったのです。
〉そして、その事に気づいた彼は「誓う 決めた」って、
〉友達を応援することにするんです。ここが私にはしびれてたまらないのです。
〉「決めた 誓う」じゃあ、ダメなんです(笑)。

わかるわかる〜!
「誓う 決めた」の方が、決意が固い感じがするし、スカーッっと潔い!
「決めた 誓う」だと、なんか無理矢理自分を押し殺してる感じ。
言葉の順番も大事なのですね。

〉優香さんにはとっても災難なことでしたが、
〉こうやってみなさんの感じ方に触れることができて
〉今日は良い夢がみられそうです。(?)

ホント、すごく勉強になりました。
書くことで、自分の気持ちや考えを整理できたところもあるし。

じゅんじゅんさん、お付き合いくださってありがとうございました。
寝る前に、お返事を読めて良かった♪

それでは、また!


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7834. 【嬉】うふふ。

お名前: じゅんじゅん
投稿日: 2003/11/15(09:25)

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こんちゃおさん、おはよーございます。じゅんじゅんです。

〉〉彼がとっても好きな女の子のことを、彼の友達も好きだったのです。
〉〉そして、その事に気づいた彼は「誓う 決めた」って、
〉〉友達を応援することにするんです。ここが私にはしびれてたまらないのです。
〉〉「決めた 誓う」じゃあ、ダメなんです(笑)。

〉わかるわかる〜!
〉「誓う 決めた」の方が、決意が固い感じがするし、スカーッっと潔い!
〉「決めた 誓う」だと、なんか無理矢理自分を押し殺してる感じ。
〉言葉の順番も大事なのですね。

嬉しいー!!!!
まさにそうなんです!

私もこんちゃおさんの書かれているように感じて
このとっても素敵な彼に惚れてしまいました。(いや、歌なんですけど)

言葉って面白いですよね。
英語の本でも、こういうニュアンスが感じられたら
いま以上に楽しくなるんだろうな。

おー、でもそれって、やっぱり量が解決なんですよね〜。
この歌詞にぐぐっときたのだって、ある意味、量があってこその
感じ方のような気がしてきた。あとは出会い、かなあ。(あ、独り言です)

こんちゃおさん、ありがとうございます。
楽しかったです〜。

それではまた、どこかで〜!(笑)

ではでは。


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