[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/24(06:55)]
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7168. 「言語の最小単位は単語ではなく文」のイメージ・解答篇
お名前: 道化師
投稿日: 2003/10/26(13:28)
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解答篇です。
問題
次の4つの記号は何を意味すると思いますか?
・ ・ | _
解答
上の四つの記号を下のように並べると、
・ ・
|
_
何になるか、解りましたか?
私はこの図形を顔のイメージに捉えているのですが。
(顔に見えないって言う方は、ごめんなさい。
本当は、紙に書けばもっと解りやすい問題解答が書けるのですが、
何せ、テキストで描くには、この程度の工夫しか出来ませんでした)
解説
つまり、ここで私が書きたいのは、
・ ・ | _
をいくらひとつひとつ
「・は中点で、色は黒くて、それが二つあって・・・」
「|は縦の棒で・・・」
「_は横棒で・・・」
と言うように解析しても決して、
・ ・
|
_
この図形が私達に伝えてくれる「顔」と言う意味にはならないのです。
この図形は、この図形のまま捉えて初めて「顔」という意味を私達に伝えてくれる。
英語の中で単語をひとつひとう辞書を引いて意味を覚えて、
文章の意味を考えていくと言う方法は、上に書いた
「・は中点で、色は黒くて、それが二つあって・・・」
「|は縦の棒で・・・」
「_は横棒で・・・」
と言う方法で、顔の意味に到達しようと言う方法と同じじゃないかと思うのです。
私達が英語に接するとき、最初に接するのは、
・ ・ | _
ではなく、
・ ・
|
_
として接する筈なのです。そして、顔という意味を知るからこそ今度は、
・ ・
だけ見ても「目」に見えるし、「|」だけ見ても「鼻」と思えるのです。
それで、部分ばかりに注意がいきすぎると、
・ ・ | _
の四つの記号を書きさえすれば「顔」の意味が伝わるとばかりに、
|
_
・ ・
も「顔」の意味を伝えている筈だと考えてしまいがちだと思うのです。
でも、これでは「顔」ではないですよね?
少し固い言い方をすると、
「全体は部分の総和以上のものである」
英語になぞらえて言い換えると
「文は単語の意味の総和以上の意味を持つ」
と言う事だと思うのです。
以上が、酒井先生の言われた
「言語の最小単位は単語ではなく文である」
の私のイメージなのですが、
皆さんいかがでしょうか?
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7189. Re: 「言語の最小単位は単語ではなく文」のイメージ・解答篇
お名前: 酒井@SSS
投稿日: 2003/10/27(11:01)
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道化師さん、ありがとうございました!
たこ焼きさん、こんにちは!
津田沼では顔の輪郭を表す○が全体を囲んでましたが、
なくてもわかりますね!
〉以上が、酒井先生の言われた
〉「言語の最小単位は単語ではなく文である」
〉の私のイメージなのですが、
〉皆さんいかがでしょうか?
みなさん、どうでしょう?
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7213. Re: たこ焼は賞賛!「言語の最小単位は単語ではなく文」のイメージ
お名前: たこ焼
投稿日: 2003/10/27(23:06)
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こんばんはー、道化師さん、酒井先生。たこ焼で〜す。 いや〜、またまたまた、まーたしても 道化師さんにうなされてしまいましたー。(^^) (またまた、誉め殺させて下さいー) 〉この図形は、この図形のまま捉えて初めて「顔」という意味を私達に伝えてくれる。 〉英語の中で単語をひとつひとう辞書を引いて意味を覚えて、 〉文章の意味を考えていくと言う方法は、上に書いた 〉「・は中点で、色は黒くて、それが二つあって・・・」 〉「|は縦の棒で・・・」 〉「_は横棒で・・・」 〉と言う方法で、顔の意味に到達しようと言う方法と同じじゃないかと思うのです。 まさにそんな感じだと思いますー! 〉私達が英語に接するとき、最初に接するのは、 〉 ・ ・ | _ 〉ではなく、 〉 ・ ・ 〉 | 〉 _ 〉として接する筈なのです。そして、顔という意味を知るからこそ今度は、 〉 ・ ・ 〉だけ見ても「目」に見えるし、「|」だけ見ても「鼻」と思えるのです。 顔という意味を知るから「こそ」! 確かにそのとおりですよねー。 全体が見えてこそ、各部分の意味も決まってきますよね。 分かりやすいイメージと説明で 大納得—っ!!! 〉以上が、酒井先生の言われた 〉「言語の最小単位は単語ではなく文である」 〉の私のイメージなのですが、 〉皆さんいかがでしょうか? いや〜、スゴイですー。 たこ焼には、とても分かりやすいイメージです。 みなさんは、どうでしょうか? そして、その他のいろいろな顔の表現、 T T | _ (泣・・・) とか、 ・ ・ Q _ (風邪をひいて、鼻水が・・・) や、 ・ ・ | へ (不満顔・・・) などなどの文がまず存在して、 これらの共通部分が、 語として意識されるようになるわけですね。 (そうですよね?違うのかな?) いいイメージって応用が利きますものね。 モデルとして、あれこれいじるのにも適したイメージだと思います。 う〜ん、スゴイ!・・・(またまたうなっておりますー) 酒井先生の書込み [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-yukkuri&c=e&id=946] からの引用、 〉「語」があつまって意味のある「文」になるというのが 〉「常識」だと思いますが、ぼくはそうではなくて、文が最初に 〉あって、いくつかの文の共通部分が語として意識されるように 〉なるのだと思うのです。 ナルホド、と思いましたー。 言われてみれば、「語」より「文」が最初のような気がしますー。 動物は言葉がしゃべれない・・・といわれますが、 これは間違いで、正しくは 「語」で構成されている言葉が使えない、 ということなのかもしれません。 犬猫の鳴き声や、オオカミの遠吠えなどは、 ちゃんと意味を持っているはず。 だから、「文」をしゃべっているのでしょう。 これらの「文」は、「決まり文句」ということでしょうか。 動物は、いくつかの「決まり文句」だけで コミュニケーションしているのでしょうね。 そして動物は、人間に比べて抽象能力が低く、 「共通部分」を意識することができないので「語」がない、 ということになるのでしょうか。 すると進化的(?)に考えても、 まず「文」が最初にあって、その後「語」が生まれた、 ということになりますね。 ではでは〜♪ PS 道化師さんへ 「弁護人引退後の話」は、少し遅くなりますが、 ぜひ書き込みたいと思いますー。(^^)