邦訳文庫のたのしみ

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/24(07:23)]

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284. 邦訳文庫のたのしみ

お名前: shin
投稿日: 2003/2/12(12:02)

------------------------------

 こんにちはshinです。

 最近はここが寂しいので、くだらないと知りつつも、願わくは袋だたきにさ
れないことを祈って、書き込みます。

読んだ本の邦訳がでたり、既にでていた場合、必ず文庫コーナーによってみ
ます。昔は、好きな作家の邦訳がでた!、既にでていた!?と買いに走ったも
のですが、SSS方式のおかげで、最近はそのあたりがガラッとかわってしま
い、買いにいくことはなくなりました。
 その代わりというか、へんな楽しみを発見。

最近だとゴダードの"set in stone"。書評を書いた翌日くらいに邦訳がでま
した。

本屋の文庫棚に直行。真っ先に、最終ページを開いてページ数を確認。
私の場合もごたぶんにもれず、いいかげんに語数計算しているのですが、最
近、邦訳文庫のページ数と、自分の数えたPBの総語数をふと比べてみたら、
どうも、邦訳文庫で500ページ〜600ページが(自分で数えた時の)英語10万
語に相当しているようだと「発見」?したので、この時も見てみたわけです。
この時はPBで9.1万語で、文庫は400ページ台。いい線かもしれない・・。
と思ったわけでした。
 もとの仮説?自体が怪しいので、あくまで自分の感触でのお遊びです。

続いて邦訳名とじっくりとご対面。「石に刻まれた時間」−「石の来歴」と
いうような題の小説もあったなあ。なるほどねえ。これは私には考えつかない
題ですね。さすが訳者&編集者!イヨーッ!といいたくなりますね。

帯。書評したのでこれが結構、気になるんです。
「異形の家」ときたか。私は<「呪われた屋敷」風味>だった。やっぱりプロ
ですねえ、と感嘆。本場仕込みのスパゲッティーと夜店のソース焼きソバくら
い違う。思わず悶絶苦笑。売ろうという意気込みとヴォキャがぜんぜーん違い
ます。

次に紹介文。この時は「異形の家」に叩きのめされてしまって読んだ記憶が
残ってないです。とはいえ、読んでも、ここまで詳しくは紹介できませんし、
あらすじといっても既にもとを読んでますからまじめに読んでません。

ついでに任意のページを開いて読んでみます。これは結構、感じが違います
ね。映画でいえば吹き替えと原語の違いのような違いがあります。そういえ
ば、昔、祖母がTVで映画を見てて、最近の外人さんは日本語が上手になった
ねえと感嘆していたことを思い出しました。これはまったく関係なかったです
ね。ハハハ。

最後に値段。PBの方が100円程度高めでしたが、邦訳より先に読めたわ
けので、トクした感じですね。
・・・とまあ自分のいじましさを晒したようなことになりましたが・・・。

因みに、この本を書いたゴダードですが、CERのレベル6にある"Trumpet
Voluntary"と"He knows too much"の系統が面白かったと感じたことのある人に
は将来的にはおすすめします。
"Dying to tell"というのが、まだ未訳です。こちらでは、銀座、新川崎、二
条城、同志社大、嵐山、芦屋、神戸なんかが舞台になったり、地下鉄サリンを
経験した人物も登場したり。英語のしゃべれない日本人、というあたりもそれ
なりに調べてあってCERのトラベル・ライター?Sue Leatherくらいの手堅さ
はあります。
ただ、人物がそれほどには生きていなくて記号みたいな感じだし、登場者も
多いので登場人物表はつくる必要があるように思いました。

 ではでは。


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285. Re: ワ〜、ゴダードだ!

お名前: ヨシオ
投稿日: 2003/2/12(13:50)

------------------------------

ワ〜、ゴダードだ。ヨシオです。

卒業生でもないのですが、ゴダードという言葉で出てきてしまいました(スンマセン)。勿論、邦訳しか読んでないのですが、ゴダードが好きで、よく読みました。でも、最近は、英語の本に忙しいので、新刊(「石に刻まれた時間」)がでても買っておくだけになっていますが(汗)。「今ふたたびの海」も、買ったままになっています。

なにを私は言いたいのか?わからんこと言ってますが、とにかく、私が、ゴダードを英語で読もうとしたら、レベル9か10なんで、ずっ〜と先なんだな〜と、嘆息しています。

以上。失礼しました。


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286. Re: ワ〜、ゴダードだ!

お名前: shin
投稿日: 2003/2/12(15:53)

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 shinです。おお、ヨシオさんもゴダードファンですか。

〉ゴダードを英語で読もうとしたら、レベル9か10なんで、ずっ〜と先なんだな〜と、嘆息しています。
 ええと、私のレベル分けっていい加減です。最近のレベル6と今までの9な
らあまり差がないように感じます。
 特に英国英語?の表現が多いので、アメリカの作家になれていると難しく感
じるかもしれません。これもイギリス児童文学を読んでいれば、かなり楽に感
じるかもしれません。私はそのあたりをネグッてきたので。 
 シェルダンよりはむつかしいですが、最近のゴダードはひところよりもさら
に大衆化しているような感じをうけます。指輪物語よりはやさしいと思いま
す。なので読みやすくなっています。
 なんというか、私の場合、シェルダン、クーンツあたりを読んでいるうちに
読めるようになりました。やっぱりやさしい本を読んでいけば苦もなく読める
ようになることは保証します。
 "Dying to tell"は−私も自分でびっくりしてしまったのですが−いくら出張
で一人になったとはいえ、二日で読めてしまいました。やはり易しい本の多読
→読むスピードが自然にアップ→多少難しいものが苦もなく読める、という流
れはPBになっても全く変わらないと実感します。
 そういうことなので、たまに原書をチラと眺めてみてください。そのうちス
ルスルと読めるようになると思います。
 その際、まりあさんがいわれるように、「どんな本も最初の部分は意外に難
しい」ということを頭にいれておいておくと、気分がらくになります。
 ということで、同好の士が増えてうれしかったです。


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288. Re: ワ〜、ゴダードだ!

お名前: ポロン
投稿日: 2003/2/13(18:40)

------------------------------

shinさん、ヨシオさん、こんにちは。ポロンです。

こちらの広場が盛り上がるとうれしいですね!
私もゴダードのお話につられて出てきました。

ゴダードは、「闇に浮かぶ絵」(もちろん邦訳)を読んだことがあります。
最初、時間がとれないときにぼちぼち読み始めて、登場人物の関係が
つかみきれず、また最初から読み直した覚えがあります。
で、いったんはまると無我夢中で読み終えました。
細かい筋は忘れてしまいましたが、強烈な印象が残っています。
ゴダードっておもしろい!と思ったものの、他のもかなり複雑そうだから
時間がたっぷりあるときじゃないと、と思ったまま
次を手にする機会がなく、今にいたってしまいました。(笑)

そんなこんなで、あのゴダードを読んでいるshinさんってなんて
すごい人なんだ!という尊敬のまなざしでご報告など拝見していました。

〉 なんというか、私の場合、シェルダン、クーンツあたりを読んでいるうちに
〉読めるようになりました。やっぱりやさしい本を読んでいけば苦もなく読める
〉ようになることは保証します。

なんと力強いお言葉!
シェルダン→クーンツ→ゴダードという順で難しくなっていくのでしょうか?
私も最近、シェルダンレベルは楽しめるようになったかな?と思うものの、
(シェルダンは読んだことないけど)
その上にいけるようになるには何百万語だか見当もつきません。
ましてやゴダードなんて!

〉 "Dying to tell"は−私も自分でびっくりしてしまったのですが−いくら出張
〉で一人になったとはいえ、二日で読めてしまいました。やはり易しい本の多読
〉→読むスピードが自然にアップ→多少難しいものが苦もなく読める、という流
〉れはPBになっても全く変わらないと実感します。

9万語を二日ですか?!
大きなお世話ですが、shinさんのお財布が心配になったりします。(笑)
この「苦もなく読める」というところがうれしいですね〜。
SSSのやり方でいけば、いつかは「苦もなく読める」ようになるんですね。
じゃぁ、ゴダードも手元においてしまおうかなぁ〜?

shinさんがせっかく邦訳文庫のたのしみ、なんていう素敵なタイトルを
あげてくださってるのに、読めるようになるか?
というあさましい反応ですみません。m(__)m

私も、読んだ本の邦訳があれば、本屋でのぞいてみます。
訳者あとがきで、作品の背景とか作者の生い立ちなどがわかると
それもまた楽しいです。
先日読んだ児童書は、「え?なんで邦題がこうなるの〜?」と
ちょっとがっかりしました。
書評を書くときは、ほんっとにボキャ貧に悩まされます。
自分の言いたいことがうまく表現できない。
でも、帯にのせる言葉というのは、出版界である種の型があるのかも?
shinさんの文章は、いつもほれぼれして読ませていただいてます。^^

これからも、書評を楽しみにしています。


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289. Re: ワ〜、ゴダードだ!

お名前: shin
投稿日: 2003/2/14(18:07)

------------------------------

 ポロンさん、こんばんは。shinです。またまたゴダートをご存じの方が。す
ごいです。
 
>すごい人なんだ!という尊敬のまなざしでご報告など拝見していました。
 そんなことはなくて、私のような人間でさえ読めるSSS方式がすごいんです。

>シェルダン→クーンツ→ゴダードという順で難しくなっていくのでしょうか?
 そんな感じなのですが、私の場合、やはり一直線にはいかず、行きつ戻り
つ、時に冒険しつつ(難しければいつでもやめられるように逃げる体制はいつ
もつくってます)、という感じで、楽しみながら読んでいます。
 set in stoneは200万語あたりで一回読んで、実は、ちょっとわからない
ところがあったのですが、再読して、一回目がそれなりに十分読めていたこと
がわかりました。一回目は登場人物表をつくっていなかったことが原因だった
ようです(記憶力が弱くて・・・)。

>私も最近、シェルダンレベルは楽しめるようになったかな?と思うものの、
>(シェルダンは読んだことないけど)
 ポロンさんが、シェルダン以外のその道を探されて書評されますことを!そ
れがみんなの選択肢を増やしていくことになるのですから。
 シェルダン・レベルまでくると、紆余曲折や疲れもあるでしょうが、意外に
ゴダードまでは近くなっていると思います。
 
 ただ、前にも書いたのですが、最近のゴダードの大衆化はちょっと心配で
す。あれほど複雑なプロットを作り出す力がちょっと弱くなっているんじゃな
いかと。「リオノーラの肖像」などの時よりは複雑度が薄れていると感じま
す。

>その上にいけるようになるには何百万語だか見当もつきません。
>ましてやゴダードなんて!
 いやいや、楽しんでいるうちにいつの間にか読めるようになります。総語数
もそのうち気にならなくなっていきます(つかえたら易しい本で読みたい本を
探して読んでいけば、本当にスピードが上がっていき、ゴダードも読めるよう
になります)。要はSSS方式で言われていることだけで本当に十分です。

>大きなお世話ですが、shinさんのお財布が心配になったりします。(笑)
 ちゃーんと、900円位で30万語、40万語楽しめる本がでてくるんで
す。なので、GRの時と比べるとさらにお得感が実感できます。
 それに一気読みした後はやっぱり疲れますから、適当にバランスがとれてい
るようです。

>この「苦もなく読める」というところがうれしいですね〜。
>SSSのやり方でいけば、いつかは「苦もなく読める」ようになるんですね。
 私はSSS方式がなければ読めるようにならなかったと確信を持って言うことが
できます。昨年末、このHPと出会っていなければ、洋書を読もうという気さ
え、松の内が明けたら立ち消えてしまっていたはずです。
 今は少し実用の方にシフトしようとしているのですが、こちらの方ももSSS方
式が役立つことは間違いないと思います。
 楽しく実用というところが他の方法と決定的に違うところですね。でも、こ
ちらの方はこれからなんですけれど。

>じゃぁ、ゴダードも手元においてしまおうかなぁ〜?
 そうそう、PB版を。翻訳なしのやつの方が楽しいかもしれませんね。 
 "Days Without Number"という本のハード・カバーが5月予定だそうですが、
これがPBになるのを待ってから買ってみられたらどうでしょうか・・・。
 
 いつかは必ず読めますよ。楽しく読んでくださいね。
 


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292. Re: ワ〜、ゴダードだ!

お名前: ポロン
投稿日: 2003/2/15(10:52)

------------------------------

shinさん、こんにちは。ポロンです。

〉 set in stoneは200万語あたりで一回読んで、実は、ちょっとわからない
〉ところがあったのですが、再読して、一回目がそれなりに十分読めていたこと
〉がわかりました。一回目は登場人物表をつくっていなかったことが原因だった
〉ようです(記憶力が弱くて・・・)。

日本語でゴダードを読んだときも、登場人物表は作りました!
カタカナの名前に弱い上に、あれだけ複雑ですから、相関図がないと、
私の頭では日本語でもとてもついていけませんでした。

〉>私も最近、シェルダンレベルは楽しめるようになったかな?と思うものの、
〉>(シェルダンは読んだことないけど)
〉 ポロンさんが、シェルダン以外のその道を探されて書評されますことを!そ
〉れがみんなの選択肢を増やしていくことになるのですから。
〉 シェルダン・レベルまでくると、紆余曲折や疲れもあるでしょうが、意外に
〉ゴダードまでは近くなっていると思います。

シェルダン初級レベル、に訂正します。(笑)
まだ書評にあがっているレベル9は読んだことがないのです。
私は気が多いので、児童書も読みたいし、ミステリーも読みたい、
あれやこれやで好き勝手に、じぐざぐしながら歩いていってます。
それでも道はできていくと信じて。(^^)
アメリカのベストセラー作家とイギリスの児童文学では
かなり言葉の使い方や文体が違うようにも思います。
shinさんが書いてらっしゃったように、ゴダードに行くまでに
イギリス児童文学をたっぷり読んでおくと距離が縮まるかもしれませんね。

〉 ただ、前にも書いたのですが、最近のゴダードの大衆化はちょっと心配で
〉す。あれほど複雑なプロットを作り出す力がちょっと弱くなっているんじゃな
〉いかと。「リオノーラの肖像」などの時よりは複雑度が薄れていると感じま
〉す。

そうなんですか〜。
PB初心者には近づきやすくなっているという点でうれしいけれど、
shinさんのようなファンの方には物足りないでしょうね。

〉 今は少し実用の方にシフトしようとしているのですが、こちらの方ももSSS方
〉式が役立つことは間違いないと思います。
〉 楽しく実用というところが他の方法と決定的に違うところですね。でも、こ
〉ちらの方はこれからなんですけれど。

shinさんは、私には孤高の人、というイメージなんです。
ひとり未開の地を歩いていらっしゃって、まさに開拓者ですから。
shinさんのような方がいらっしゃるからこそ、SSS方式を信じきって
ここまでつづけてこられました。
実用でどんな変化があったか、またお知らせくださるとうれしいです!

〉 "Days Without Number"という本のハード・カバーが5月予定だそうですが、
〉これがPBになるのを待ってから買ってみられたらどうでしょうか・・・。

情報をありがとうございます!
そうですね、PBになる頃には読めるようになっているかもしれませんね。

〉 いつかは必ず読めますよ。楽しく読んでくださいね。

ありがとうございます。
shinさんの言葉にはいつも励まされています。
shinさんも、楽しい読書を!


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295. Re: ワ〜、ゴダードだ!

お名前: shin
投稿日: 2003/2/17(17:31)

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 ポロンさん、こんにちは。shinです。

>あれやこれやで好き勝手に、じぐざぐしながら歩いていってます。
>それでも道はできていくと信じて。(^^)
 ほんとうに同感です。
 私がSSS方式が画期的だと思うのは、方法だから万人に通用する普遍性があ
るのですが、そこに「私」が入っていることです。
 自分の好みを大切にする、自分のペースで行く、・・・、というように徹
底的に「私(わたくし)性」重視な方法なのだと思います。普遍的にして個
性的というか。
 個性重視は、昔からはやりですが、そういうことを公言しながら、巷では
個性を軽視することが多いですよね。そこが全然違います。
 ある難しい本を読みたい人がそこに到達するのに、他の人と同じ作品を読
まなきゃならないということが、ない。本に=その人に任せることで絶対に
読めるようになる。ここがすごいと思います。
 特に私のように英語が嫌いだった人間にはとてもすばらしい方法です。
 
>アメリカのベストセラー作家とイギリスの児童文学では
>かなり言葉の使い方や文体が違うようにも思います。
>shinさんが書いてらっしゃったように、ゴダードに行くまでに
>イギリス児童文学をたっぷり読んでおくと距離が縮まるかもしれませんね。

 最近、Gaffer Samon's Luckというイギリス児童書を読んだのですが、やっぱ
り難しい。110ページくらいの児童書ですが、子供同士の悪口なんかを含め
シェルダンよりも難しく感じました。内容も深いし。
 最近は、しおさんをはじめ皆さんの児童文学紹介がさかんですから、これか
らやる人は、児童文学経由でいきなり英国ミステリ読破等というすごい人があ
らわれてくるかもしれませんね(もちろんそれがえらいということではありま
せんが)。

>ひとり未開の地を歩いていらっしゃって、まさに開拓者ですから。
 そんなことはないですよ。いろいろな個性をもったたくさんの人がいますよ
ね。ポロンさんももちろんそのお一人だし。
 私の場合、開拓者というよりは、SSS方式に開拓されちゃっている者ですね。
 なんというか、お釈迦様の手のひらの上で走り回っているような感じです。
ずいぶんと仏教的な比喩で恐縮ですが。

>shinさんのような方がいらっしゃるからこそ、SSS方式を信じきって
>ここまでつづけてこられました。
 それは冷や汗ものです。素直にうれしく思いますが、私は普通の人にすぎま
せん。
 
>実用でどんな変化があったか、またお知らせくださるとうれしいです!
 はい。

 ではでは。


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299. Re: 児童書

お名前: ポロン
投稿日: 2003/2/18(18:32)

------------------------------

shinさん、こんにちは。またまたポロンです。

〉 最近、Gaffer Samon's Luckというイギリス児童書を読んだのですが、やっぱ
〉り難しい。110ページくらいの児童書ですが、子供同士の悪口なんかを含め
〉シェルダンよりも難しく感じました。内容も深いし。

Gaffer Samon's Luck、検索したのですがわかりませんでした。
なんという作者の作品でしょう?
内容が深いというのはチェックしたくなります。

シェルダンより難しい児童書、たくさんありそうですね〜。
私も最近、The Wind in the Willowsを読んでみましたが、これは
今読んでるグリシャムよりはるかに難しかったです。
(まぁ、ジャンルが違うので比較するのもなんですが、、、)

というわけで、自分の節操のなさをまた露呈してしまいました。(^^;
ヨシオさんと3人のゴダード品評会、参加できるのは
はたしていつのことでしょう・・・?

では、楽しい読書を!


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300. Re: 自己レス

お名前: ポロン
投稿日: 2003/2/18(18:42)

------------------------------

〉Gaffer Samon's Luck、検索したのですがわかりませんでした。
〉なんという作者の作品でしょう?

shinさん、すみません。
わかりました。
Jill Paton Walsh ですね?
それにしても、どうやって探してこられるんだろう?(ひとり言)


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309. Re: 児童書+シェルダンを超えているではないですか

お名前: shin
投稿日: 2003/2/28(12:25)

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 ポロンさん、こんにちは。shinです。

>今読んでるグリシャムよりはるかに難しかったです。
 書評でグリシャムを2つも!すごいじゃないですか。もう、シェルダンは超
えちゃってますね。

>ヨシオさんと3人のゴダード品評会、参加できるのは
>はたしていつのことでしょう・・・?
 時間の問題ですね(でも、自分のペースは大事にしてもらって)。

 あと、児童書のことですが・・・。そんなごたいそうな秘密があるわけでは
なくって・・・。
 楽屋裏はこんな感じです。
 私の場合、本屋などで、日本語で書かれた児童書お奨め本のようなものを立
ち読みしてみて、面白そうな作家か作品を一、二覚えておきます(私の記憶力
ではこれが限界)。その後に、ネットで原題などを割り出したりして、試しに
買ってみます。それから変なところでは新聞の訃報欄(笑)。おお、この人は
こんな本を書いていたのか、読まねばとか。不謹慎な奴。
 そんなことをしていたら、どうも、そういう本が児童文学賞の候補だった
り、受賞作だったりなどなどすることが多かったりして、たいてい、『やまね
こ翻訳クラブ』というサイトに辿り着くことになったわけです。
 それならそこで調べてみた方がいいやということで、それからはこのサイト
を除くことが多くなりました。
 SSSのHPからも『やまねこ翻訳クラブ』にリンクが張られています。
 「初動」は、立ち読みや、新聞記事やらなのですが、調べるときは『やまね
こ・・・』です。ここは充実しています。邦訳データもあるので、ネズビット
の本だったと思いましたが、訳者としての酒井先生のお名前も見かけました。
 
 というようなことなんです。なんてことないんです。秘すれば花、だったの
になあ(笑)。
 遅レスでした。では。楽しくゴダードへ!


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310. Re: 児童書+シェルダンを超えているではないですか

お名前: ポロン
投稿日: 2003/3/1(18:56)

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shinさん、こんにちは。ポロンです。

〉 書評でグリシャムを2つも!すごいじゃないですか。もう、シェルダンは超
〉えちゃってますね。

きゃっ!ご覧になってましたか!
一般的にはシェルダン<グリシャム、と言われているようですが、
私が読んだグリシャムは易しかったのです。
The Clientなんて、GRは語数を縮めただけかと思うくらいだったんですよ〜。
でも、ともかく分厚いPBを読みきると、達成感がありますね。
一応グリシャムだし。(笑)
素直にうれしかったです。
PB入門期って、本の選び方は重要ですね。

〉 私の場合、本屋などで、日本語で書かれた児童書お奨め本のようなものを立
〉ち読みしてみて、面白そうな作家か作品を一、二覚えておきます(私の記憶力
〉ではこれが限界)。その後に、ネットで原題などを割り出したりして、試しに
〉買ってみます。それから変なところでは新聞の訃報欄(笑)。おお、この人は
〉こんな本を書いていたのか、読まねばとか。不謹慎な奴。

楽屋裏公開、ありがとうございます。m(__)m
信頼できる著者のおすすめは、はずれがなさそうですね。
私は、図書館や本屋でおもしろそうな本を見つけたら、原題をメモして
アマゾンで探すのですが、ちょっと時代が古いと在庫切れだったり、
ハードカバーしかないことも多くて、くやしい思いをします。

でも、新聞の訃報欄とは!!
これは誰も思いつかないでしょう。
さっそく今日から見ることにしようっと。

〉 SSSのHPからも『やまねこ翻訳クラブ』にリンクが張られています。
〉 「初動」は、立ち読みや、新聞記事やらなのですが、調べるときは『やまね
〉こ・・・』です。ここは充実しています。邦訳データもあるので、ネズビット
〉の本だったと思いましたが、訳者としての酒井先生のお名前も見かけました。

やまねこ翻訳クラブは、私も最近お世話になってます。(^^)
確か、カーネギー賞かなにかで検索をかけたのでした。
各賞受賞作のリストが、原題と邦題両方載っているのがうれしいですね。
レビューにもリンクしてるから、どんな本かすぐわかるし。
酒井先生の翻訳された「よい子連名」は、本屋さんで見かけてうれしくなりました。
先生の「あとがき」だけ読みました。
(先生、ごめんなさーい。そのうち原書を読みますので)

〉では。楽しくゴダードへ!

はい、ゆるりゆるりと近づいていきます!(^^)/


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[喜] 311. Re: 児童書+シェルダンを超えているではないですか

お名前: まりあ
投稿日: 2003/3/1(19:33)

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shinさん、ポロンさん、みなさん今晩は。 まりあです。

〉〉 私の場合、本屋などで、日本語で書かれた児童書お奨め本のようなものを立
〉〉ち読みしてみて、面白そうな作家か作品を一、二覚えておきます(私の記憶力
〉〉ではこれが限界)。

   図書館でこの本の原書が読みたい!と思う本を見つけることは
多いですね。図書館なら堂々とメモを取れるのが利点ですが、絶版とか
ハードカバーのみ、の確率も高いのが難点。
   本屋さんで良さそうな本を見かけたとき、英語で著者名や原題が
表示されていることもありますが、手帳は取り出せない...
最近気付いた新兵器、ふとメールが届いたか?という様子で携帯を
取り出す。メールに返信するふりしてしっかりメモ。見つけた洋書を
家に帰ってネットで注文したいときにもISBNメモ...
本屋さんには携帯忘れずに...


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312. Re: 携帯わざ

お名前: ポロン
投稿日: 2003/3/2(15:54)

------------------------------

まりあさん、こんにちは!ポロンです。

〉最近気付いた新兵器、ふとメールが届いたか?という様子で携帯を
〉取り出す。メールに返信するふりしてしっかりメモ。見つけた洋書を
〉家に帰ってネットで注文したいときにもISBNメモ...
〉本屋さんには携帯忘れずに...

前に、せっかく原題メモったのをなくしてしまって泣きました。
これからは携帯つかいまーす。^^
くれぐれも、携帯をお洗濯はしないように。(それは私。^^;)


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314. Re: これはすごいウラ技!

お名前: shin
投稿日: 2003/3/2(16:39)

------------------------------

 まりあさん、こんにちは。
 shinです。
 かたくなに携帯を持たない私が言うのはなんですが、これはすごいウラ技ですね。
 SSSタドキストのウラ技集のページができる日がくるかもしれませんね。

>本屋さんで良さそうな本を見かけたとき、英語で著者名や原題が
〉表示されていることもありますが、手帳は取り出せない...
〉最近気付いた新兵器、ふとメールが届いたか?という様子で携帯を
〉取り出す。メールに返信するふりしてしっかりメモ。見つけた洋書を
〉家に帰ってネットで注文したいときにもISBNメモ...
〉本屋さんには携帯忘れずに...


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313. Re: 自己レスー訂正です。

お名前: ポロン
投稿日: 2003/3/2(16:01)

------------------------------

ポロンです。すみません。
酒井先生の翻訳された本の邦題を間違えました。

正しくは、「よい子連盟」です。
酒井先生、たいへん失礼しました。


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315. Re: 児童書+シェルダンを超えているではないですか

お名前: shin
投稿日: 2003/3/2(16:53)

------------------------------

 ポロンさん、こんにちは。shinです。

〉一応グリシャムだし。(笑)
〉素直にうれしかったです。
  そのお気持ちとてもわかります。シェルダン以外にも、お好みによってはこうい
 うルートもありますよ、と紹介できるのが書評のいいところですね。少しは役に立
 っているかな、と思えるので。

〉PB入門期って、本の選び方は重要ですね。
  私の場合、いままでずーっと本の選び方、本とのめぐり合い方が重要です。

〉でも、新聞の訃報欄とは!!
〉これは誰も思いつかないでしょう。
〉さっそく今日から見ることにしようっと。
  毎日はでてないですよ(笑)。ピッピを書いたリンドグレーンや、名前がでてこな
 いのですが、タイタニックの生存者にインタビューし、映画の下敷きにも、タイタ
 ニック関係のGRのネタ本にもなった"Night to remember"の作者などは、ここ一
 年くらいのあいだに訃報欄でしりました。
  残念なのは亡くなってしまわれた、ということですね。ああ、いい本だったの 
 に、ということになるのは必至。ちょっと悲しいところです。


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293. Re: ワ〜、ゴダードだ!(横レス、ゴメン)

お名前: ヨシオ
投稿日: 2003/2/15(12:51)

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shinさん、ポロンさん、ヨシオです。横からすいません、

〉 ポロンさん、こんばんは。shinです。またまたゴダートをご存じの方が。す
〉ごいです。

〉 ただ、前にも書いたのですが、最近のゴダードの大衆化はちょっと心配で
〉す。あれほど複雑なプロットを作り出す力がちょっと弱くなっているんじゃな
〉いかと。「リオノーラの肖像」などの時よりは複雑度が薄れていると感じま
〉す。

私は、一番最初に「リオノーラの肖像」を読みました。その時は、今ほどゴダードって名前が知れてないので、「凝った作りのお話だな。」と言った感想でしたが、それからだいぶたって「千尋の闇」が出て、これで虜になりました。ポルトガル領にマディラがどこにあるのかって、探したり、Flight Simulatorでマディラ(切り立った山のある島)のFunchal空港に着陸してみたり...。ちょっと凝ってしまいました。
中年の男性の主人公が多くて、気持ちが投入できます。すべてがとっても面白いかというと、本によっては、ちょっと〜、というものもありますが、おおむね、こったプロットで楽しめます。とくに、現在と過去を結ぶ話が面白いです。「千尋の闇」で、初めてジャコバイト(でしたっけ?)を知り、GRなどで、英国の歴史を読むと、より堪能できますね。

横レスでした。ではでは。


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296. Re: ワ〜、ゴダードだ!(横レス、ゴメン)

お名前: shin
投稿日: 2003/2/17(17:33)

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 ヨシオさん、shinです。

>横からすいません、
 どーぞ、どーぞ。

>ポルトガル領にマディラがど
>こにあるのかって、探したり、Flight Simulatorでマディラ(切り立った山
>のある島)のFunchal空港に着陸してみたり...。ちょっと凝ってしまいま
した。
 すごい。へえー。うーん。
 ヨシオさんは、歴史も好きなのですね。うーん。ゴダードを、立体的に味わ
うことができそうですね。
 いずれ、ヨシオさんと、ポロンさんと三人でゴダードの品評会してみましょ
うか。
 SSSでゴダードを広める会とか。楽しみにしています。


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287. Re: 邦訳文庫のたのしみ

お名前: sumisumi http://bookshelf.hacca.jp/
投稿日: 2003/2/13(09:38)

------------------------------

shinさん、ゴダード紹介、楽しく読ませていただきました

私も、やはり読んだ本が本屋で山積みになっていたりすると、
嬉しくなって駆け寄って手にします。
気に入った児童書は邦訳を図書館で借りてきて、子供の前に
どさっと置いたりもしています(ちょっと迷惑かも)

人物が記号...読めないかも...


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290. Re: 邦訳文庫のたのしみ

お名前: shin
投稿日: 2003/2/14(18:13)

------------------------------

 sumisumiさんご無沙汰しております。

>気に入った児童書は邦訳を図書館で借りてきて、子供の前に
>どさっと置いたりもしています(ちょっと迷惑かも)
 これはすごい・・・。将来は、お子様も登場され、ホンネを書き込まれたり
して。

>人物が記号...読めないかも...
 sumisumiさんはすごいなあといつも思います。
 指輪シリーズにアンジェラ。内容重視のうえ、表紙重視(指輪は妥協された
ようですが)。
 sumisumiさんにおすすめできる本を探すのは、難しいですね。実は、Blind
Assassin,Theという本の表紙、sumisumiさんがどう思われるか少し興味のある
ところなんですが・・・。
 この本はちょっと、意地悪な話で、面白いとは思うのですが、sumisumiさん
が面白いと思われるかは自信がないですね。「ちょっと軽いんじゃないです
か」なんて、いなされそうな気が。

 そういえば、先週、名古屋に出張があったのですが、同僚と食事していた
ら、近くでシェルダンがどうとか、ミステリがどうと、洋書の話をしている女
性陣がいて、「SSSダドキストの方々かなあ?」と思わず耳をそばだててしまい
ました。名古屋・愛知エリアはSSSの隠れ?メッカのような気が。
  


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[汗] 291. Re: 邦訳文庫のたのしみ

お名前: sumisumi http://bookshelf.hacca.jp/
投稿日: 2003/2/14(19:12)

------------------------------

shinさん、せっかくのご紹介なのに失礼なことを言ってしまいました。
すみません…

〉 これはすごい・・・。将来は、お子様も登場され、ホンネを書き込まれたり
〉して。
うわー、それは怖いなあ。困った趣味だと思っているかもしれません。

〉>人物が記号...読めないかも...

こんなこといいながら、「いつか!」なんて思っているのです。
でも、苦手そうな部分のあるものはかなり余裕が出てからじゃないと
読めないかもしれませんよね。
大抵、人物がいい感じだとそれにひっぱられて読めるようなんです。
今のところ。

〉 sumisumiさんにおすすめできる本を探すのは、難しいですね。実は、Blind
〉Assassin,Theという本の表紙、sumisumiさんがどう思われるか少し興味のある
〉ところなんですが・・・。
〉 この本はちょっと、意地悪な話で、面白いとは思うのですが、sumisumiさん
〉が面白いと思われるかは自信がないですね。「ちょっと軽いんじゃないです
〉か」なんて、いなされそうな気が。

表紙を見る限り、とっても面白そうです。そそられます。
あらすじを見ると、これ、とっても難しそうではないですか…
話が入り組んでいて…さすがshinさん…こんなむずかしそうなのも
ターゲットに入っているんですね。

〉 そういえば、先週、名古屋に出張があったのですが、同僚と食事していた
〉ら、近くでシェルダンがどうとか、ミステリがどうと、洋書の話をしている女
〉性陣がいて、「SSSダドキストの方々かなあ?」と思わず耳をそばだててしまい
〉ました。名古屋・愛知エリアはSSSの隠れ?メッカのような気が。

JR高島屋の本屋さんには若い女性が大勢洋書を選んでいました。
「わー、こんなに読める人っているんだなあ」と、自分も
洋書を選びに来たくせに、思わず尊敬の眼で見てしまいました(^^;)


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294. Re: 邦訳文庫のたのしみ

お名前: shin
投稿日: 2003/2/17(12:49)

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sumisumiさん、こんにちは。shinです。

>shinさん、せっかくのご紹介なのに失礼なことを言ってしまいました。
>すみません…
 ぜんぜんそんなことはないです。まったく気にしないでください。
 sumisumiさんや、最近、書かれていませんがターボーさんは中味の濃いもの
が好きな方だなあと感嘆しきりです。

 それから。この前、学習者〜のページで300万語通過されたという見出し
を拝見しました。遅くなりましたが、おめでごうございます。この場をかりて
しまいお祝いさせてください。ほんとうはこちらが先でした。
 300万語の時点でここまでの難しい本が読めてしまうとはすごいですね。
 うらやましい。

>表紙を見る限り、とっても面白そうです。そそられます。
>あらすじを見ると、これ、とっても難しそうではないですか…
>話が入り組んでいて…さすがshinさん…こんなむずかしそうなのも
>ターゲットに入っているんですね。
 指輪とアンジェラが読めるsumisumiさんなら、英語だけからすれば、簡単に
読めると思います。お話・作家との相性がどうかだけです。これだけは人さま
ざまですから。
 この本はひとつひとつの章が短いので、電車で読むことの多い私には、「息
継ぎ」が楽ですぐに読めましたが、指輪やアンジェラはそうはいきません。こ
れはどこかでじっくり読む時間を作りたいです。

 因みにブッカー賞作品も2冊ほど読みましたが、指輪やアンジェラよりも易
しいのではないかと感じます(あくまで2作品だけの感想ですけれど)。これ
も今後、楽しんで読める領域だと感じました。

>「わー、こんなに読める人っているんだなあ」と、自分も
>洋書を選びに来たくせに、思わず尊敬の眼で見てしまいました(^^;)
 sumisumiさんはその域に達してますよ。あれほどの本を読まれているのです
から。
 また、内容と表紙がすごい本のご紹介楽しみにしております。おめでとうごうざいました。


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298. Re: 邦訳文庫のたのしみ

お名前: sumisumi http://bookshelf.hacca.jp/
投稿日: 2003/2/18(11:58)

------------------------------

shinさん、お祝いをいただき、ありがとうございます。

〉 300万語の時点でここまでの難しい本が読めてしまうとはすごいですね。
〉 うらやましい。
邦訳を何度も読んでいるからです(きっぱり)。
知らない悪魔より知っている悪魔です。
すでにそれだけでリラックスして臨めます。

〉 この本はひとつひとつの章が短いので、電車で読むことの多い私には、「息
〉継ぎ」が楽ですぐに読めましたが、指輪やアンジェラはそうはいきません。こ
〉れはどこかでじっくり読む時間を作りたいです。

ビジネスマンはなかなかまとまった時間がとれないかもしれませんが、
じっくりと楽しめるといいですね。

…と、shinさんは、やはり読むのが速いのでしょうか?細切れ時間で
あれだけの読書量を維持しておられるのですか?

〉 因みにブッカー賞作品も2冊ほど読みましたが、指輪やアンジェラよりも易
〉しいのではないかと感じます(あくまで2作品だけの感想ですけれど)。これ
〉も今後、楽しんで読める領域だと感じました。
要チェックですね(^^)

〉>「わー、こんなに読める人っているんだなあ」と、自分も
〉>洋書を選びに来たくせに、思わず尊敬の眼で見てしまいました(^^;)
〉 sumisumiさんはその域に達してますよ。あれほどの本を読まれているのです
〉から。
〉 また、内容と表紙がすごい本のご紹介楽しみにしております。おめでとうごうざいました。

shinさんにおだてられるとまた木に登ってしまいそう。
それでは、また、本や映画の話題を楽しみにしています。


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301. Re: 邦訳文庫のたのしみ

お名前: shin
投稿日: 2003/2/22(19:01)

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 sumisumiさん、こんにちは。
 大分遅くなってしまいましたが.

〉〉 300万語の時点でここまでの難しい本が読めてしまうとはすごいですね。
〉〉 うらやましい。
〉邦訳を何度も読んでいるからです(きっぱり)。
〉知らない悪魔より知っている悪魔です。
〉すでにそれだけでリラックスして臨めます。
 ここのところに、つい反応してしまいました。
 邦訳を読んでいることでリラックスできるのはその通りだとは思いますが、読める
のは邦訳を何度か読んでいることとはあまり関係ないという気がします。邦訳を何度
も読むことで原書が読めるなら・・・。やはりsumisumiさんの実力だと思います。
 私も昔、邦訳を読んでから原書を読んだのですが、やはり全然読めませんでした
(笑)。やはりすごいんですよ。sumisumiさんは。

〉…と、shinさんは、やはり読むのが速いのでしょうか?細切れ時間で
〉あれだけの読書量を維持しておられるのですか?
 通勤は電車は始発の普通電車。とにかく行き帰りの通勤に時間をかけていますね。
 それとやはり出張が大きい。出張のときは新幹線で本読みまくりです。それから同
僚らと夕食をとったら風呂からあがってすぐに読む。なので深酒は控える。一人で行
くときは酒は飲まない(一人で飲んでも面白くないし)。
 このあたりが大きいです。泊まりの出張のときは、お休みタイムを削ってつい読ん
でしまいます。このまえも初めて買った800ページ近くのハードカバーをもってい
っていって。資料以上に重かったです(笑)。
 それとやはり早くはなっていますね。スピードは測っていませんが。
 100万語のときは4ヶ月くらい。シェルダンとダールが2冊ずつ以外はGRでし
た。次の100万語は同じような構成で2ヶ月くらい。最近はPBだけで2ヶ月100万
語ですね。だから早くはなっているのはまちがえありません。
 まあ、ほんとうにそういうペースは、ついに4月からできなくなってしまいます。
あたりまえですが。でも日本語で読むようにPBに手をだせるというところまではき
ました。
 それからsumisumiさんもシャドーイングされていると拝見しましたが、これをやる
と、読みの流れが加速するような気がします。私は今年に入ってからはじめました
が。
 とはいえsumisumiさんの読まれているものにはまだ手が出ないです。
 私は次は実用です。

〉shinさんにおだてられるとまた木に登ってしまいそう。
 どんどん高い木に登られますことを!


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[♪] 297. Re: 邦訳文庫のたのしみ

お名前: SSS 酒井邦秀
投稿日: 2003/2/17(19:25)

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shinさん、こんばんは!

〉 最近はここが寂しいので、くだらないと知りつつも、願わくは袋だたきにさ
〉れないことを祈って、書き込みます。

袋だたきどころか、この広場が一気に活性化(?)して、
よかったですねえ。

〉 最近だとゴダードの"set in stone"。書評を書いた翌日くらいに邦訳がでま
〉した。

shinさんのおすすめなので気になっているんですが、
まだ読むには至っておりません。本を読んでる時間がほとんど
なくなってしまった!多読を言い始めた本人が!!

〉どうも、邦訳文庫で500ページ〜600ページが(自分で数えた時の)英語10万
〉語に相当しているようだと「発見」?したので、この時も見てみたわけです。
〉 この時はPBで9.1万語で、文庫は400ページ台。いい線かもしれない・・。
〉と思ったわけでした。
〉 もとの仮説?自体が怪しいので、あくまで自分の感触でのお遊びです。

近々古川さんにお願いして、「語数カウントとレベル分けの広場」
というのを作ってもらおうと思っています。お楽しみに!!
(ちょっとした仕掛けがある・・・)

〉 「異形の家」ときたか。私は<「呪われた屋敷」風味>だった。やっぱりプロ
〉ですねえ、と感嘆。本場仕込みのスパゲッティーと夜店のソース焼きソバくら
〉い違う。思わず悶絶苦笑。売ろうという意気込みとヴォキャがぜんぜーん違い
〉ます。

うーん、そのくらいちがう気がする・・・
そのうち傑作邦訳題名でも集めましょうか?

〉昔、祖母がTVで映画を見てて、最近の外人さんは日本語が上手になった
〉ねえと感嘆していたことを思い出しました。これはまったく関係なかったです
〉ね。ハハハ。

もっと関係ない話。大昔、40年くらい前、田舎から来たおばあさんが
うちに泊まっていって、テレビをはじめてみて、「これは向こうの人
(ブラウン管に映っている人たち)もこっちを見てるのかね?」って・・・

では


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302. Re: 邦訳文庫のたのしみ

お名前: shin
投稿日: 2003/2/22(19:20)

------------------------------

 酒井先生、こんばんは。ご無沙汰しております。

〉まだ読むには至っておりません。本を読んでる時間がほとんど
〉なくなってしまった!多読を言い始めた本人が!!
 多読の広場、ほんとうに大繁盛ですね。すばらしいです。
 猫の目打線のように日替わりでいろいろな方が登場し、目が回ります.最近は目にす
るだけで圧倒されてしまいます。あれくらいの勢いで本が読めたらなあ。

〉近々古川さんにお願いして、「語数カウントとレベル分けの広場」
〉というのを作ってもらおうと思っています。お楽しみに!!
〉(ちょっとした仕掛けがある・・・)
 この「ちょっとした仕掛け」というのが気になりますね〜。
 少しだけここでこっそりと教えてください。誰にも言いませんから。

〉〉 「異形の家」ときたか。私は<「呪われた屋敷」風味>だった。やっぱりプロ
〉〉ですねえ、と感嘆。本場仕込みのスパゲッティーと夜店のソース焼きソバくら
〉〉い違う。思わず悶絶苦笑。売ろうという意気込みとヴォキャがぜんぜーん違い
〉〉ます。
〉うーん、そのくらいちがう気がする・・・
 忌憚のない率直な御意見賜りましたこと謹んで御礼申し上げます(笑)。

〉そのうち傑作邦訳題名でも集めましょうか?
 そうですね。それに迷題もあるといいかもしれせんね。すぐには思い浮かばないで
すが、古本屋を見たらありそうな気がします。
 むかし、何度読んでも「んりつみるえほ」っているタイトルの本があったのです
が、母に聞いたら「吼える密林」のことでした。

〉もっと関係ない話。大昔、40年くらい前、田舎から来たおばあさんが
〉うちに泊まっていって、テレビをはじめてみて、「これは向こうの人
〉(ブラウン管に映っている人たち)もこっちを見てるのかね?」って・・・
 ブラウン管の下から歌手のはいていたミニスカートを覗き込んでいた友達もいたな
あ。私じゃないですよ(笑)。テレビ50周年ですね。こういうの集めてどこの局で
やらないでしょうか。


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[汗] 303. Re: 邦訳文庫のたのしみ

お名前: SSS 酒井邦秀
投稿日: 2003/2/23(18:58)

------------------------------

〉〉近々古川さんにお願いして、「語数カウントとレベル分けの広場」
〉〉というのを作ってもらおうと思っています。お楽しみに!!
〉〉(ちょっとした仕掛けがある・・・)
〉 この「ちょっとした仕掛け」というのが気になりますね〜。
〉 少しだけここでこっそりと教えてください。誰にも言いませんから。

じゃ、こっそり・・・
時間ができたら(って、冬休み前から言ってる・・・)
Charlie and the Chocolate Factory を全部スキャンして、
語数を数えようと思ってるんです。それで、みなさん、それぞれに
あの本の語数を何語くらいって予想して、あてっこする!
一番近くても賞品は何もないけれど・・・
どうでしょ?

〉〉そのうち傑作邦訳題名でも集めましょうか?
〉 そうですね。それに迷題もあるといいかもしれせんね。
すぐには思い浮かばないですが、古本屋を見たらありそうな気がします。
〉 むかし、何度読んでも「んりつみるえほ」っているタイトルの本が
あったのですが、母に聞いたら「吼える密林」のことでした。

そりゃ、ものすごーく古い少年読み物じゃないかな?
山川惣治とかのね。山中峯太郎だったか・・・
ふっるい!

あ、突然思い出した・・・
(つい最近だれかに話したのだけれど、だれだったか・・・?)
古本屋さんて、ときどきたしかにとんでもないタイトルにしてしまう。
有名なのは神田のなんとかいうペーパーバック専門店なんだけど、
これから書くのはとんでもなく「わかっている」古本屋さん。

むかーし、むかーし、おおむかーし、ぼくは立川から新宿まで
どの駅のそばのどこにどういう古本屋があるか、ぜーんぶ知っていた。
いまはすっかりちゃらちゃらした街になってる吉祥寺も、開発前には
いっぱい古本屋があって、それぞれに専門分野があって、
一回りするのは楽しみだったもんです。一度なんか五日市街道沿いの
古本屋に「チャイルドブック」が100冊くらい出ていて、
全部まとめて買いたかったので、その時はあきらめて、すこしして
また行ったら(当時はキャッシュ・コーナーなんてない!)、
1冊も残ってなかった!

で、吉祥寺の、いまパルコのあるあたりの向かい、つまり中央線側に
古本屋があって、そこで読めもしない英語の本を見ていたら、
店の主人が話しかけてきて、どこの大学かというんで、一橋だと
答えたら、「あそこには英語のできる先生がいましたなあ」と
話がはじまって、「一番おどろいたのはなんとか先生で、World Apart
という本を見せて、題名をどう訳しましょうかとたずねたら、
中身も見ずに「お国様々」にしなさいといいましたね。
わたしは中身見てるからわかってたんだけど、題名だけで中身が
わかるとはすごかった」というようなエピソードを教えてくれました。

うーん、それはほんとにすごい。この話を聞いた当時はなんのことやら
わからなかったけれど、最近その先生のすごさがわかってきた。
world apart は決まり文句で「大違い」っていう意味で使われるんですね。
それを「各国それぞれちがう」っていう意味でしゃれにして題にしたんでしょう。
それを一目見てわかるっていうのはね、すごい!

でも、そのすごさがわかる古本屋のおやじっていうのもすごいなあ・・・

大昔の話でした。


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304. Re: 邦訳文庫のたのしみ

お名前: shin
投稿日: 2003/2/24(12:29)

------------------------------

 酒井先生、こんにちは。
 つい、多読に関係ないのにresしてしまいますが・・・。

〉時間ができたら(って、冬休み前から言ってる・・・)
〉Charlie and the Chocolate Factory を全部スキャンして、
〉語数を数えようと思ってるんです。それで、みなさん、それぞれに
〉あの本の語数を何語くらいって予想して、あてっこする!
〉一番近くても賞品は何もないけれど・・・
〉どうでしょ?
  これは、総語数を根気よく数える人がでてきそうですね。正解者多数!

〉そりゃ、ものすごーく古い少年読み物じゃないかな?
〉山川惣治とかのね。山中峯太郎だったか・・・
〉ふっるい!
  復刻版だったです。これをこの前書いた、ばあちゃんが送ってくれたんで
 す。私が中学生の時に。まあ、明治生まれの人だったから、どうも時間観念
 がえらく広かったというか、発行年は同じ昭和だし読めるだろうという感覚
 だったんでしょう(笑)。

〉むかーし、むかーし、おおむかーし、ぼくは立川から新宿まで
〉どの駅のそばのどこにどういう古本屋があるか、ぜーんぶ知っていた。
  これはすごいですね。神田とか早稲田界隈ならそういう人はいますけど。
  ひょっとして中央線沿線古本屋巡りの時は、中野の「クラシック」という
 喫茶店などで一休みされていたのでしょうか?
  でもあそこは先生の趣味ではないか・・・。今もまだ、あそこあるらし 
 い。あの雰囲気を思うと、唐突に鈴木清順の「ツィゴイネルワイゼン」を思
 い出してしまいます。
  
〉いまはすっかりちゃらちゃらした街になってる吉祥寺も、
  実は、私はそこで生まれました。まだ井の頭公園の脇が農家だった頃に
(笑)。その割に?成長してもあかぬけないんで、大学の頃はゼミの先生から
「東京の田舎者」と言われてました。まあ、草履履いて、登山用のザックを背
負って通学してましたから(一応山登りしてたんで)。
 吉祥寺のあたりには名店会館とかいうのもあったですね。

〉古本屋に「チャイルドブック」が100冊くらい出ていて、
〉全部まとめて買いたかったので、その時はあきらめて、すこしして
〉また行ったら(当時はキャッシュ・コーナーなんてない!)、
〉1冊も残ってなかった!
  不思議なことに、こういうことってありがちなことですね・・・。ちょっ
 とよその店を見てからとか、なんて思って帰ってくるとなくなっている。

〉うーん、それはほんとにすごい。この話を聞いた当時はなんのことやら
〉わからなかったけれど、最近その先生のすごさがわかってきた。
〉でも、そのすごさがわかる古本屋のおやじっていうのもすごいなあ・・・
  なんとなく雰囲気だけはわかります。
  でも、バブルの時に、次世代の古本屋さんが不動産に手を染めてしまっ 
 た・・・。

〉大昔の話でした。
  先生より古くはないですが、私も小昔の話でした。    


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