[掲示板: ゼロからスタート!まずは10万語! -- 最新メッセージID: 10127 // 時刻: 2024/11/26(14:38)]
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お名前: faure1845
投稿日: 2013/7/10(18:50)
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奈良男さん、はじめまして。faure1845といいます。
TOEIC600を大きく上回っていらっしゃるので、自分の方が英語の理解力は低いと思います。
自分もOBW1から始めました。それよりもレベルの下の本が目に入っていませんでした。
そして、OBW2にすぐ行きました。
そのあたりの移行具合がものすごく自分のスタート方法に近かったのと、英語の勉強に関する経験も近かったということで、メッセージを書かせていただきます。
30万語というのは、ものすごく自分も遠く感じましたし、OBWを固めて読むことで、構文理解が促されるような気がするというのも共感です。
ただ、自分はそこまで英語力がないのにOBW1という始め方をしてしまったので、読書速度はあまり上がりませんでした。
因みに、自分は14万語までは、OBWしか読まなかったという、かなりのOBW好きというか、他の良さがたまたま分からなかったので、そうなったのですが、OBW2と言えば、総語数5000〜9000語位で、構文制限も多いですし、OBW1からの移行が比較的容易なので、必然的に読める人はそうなる人はそうなるのだろうなあと思います。
もし、短い文章やストーリーや情報量の少ないものが苦手と思われるのであれば、同じマクミランですが、帯つきのレベル2の長いものは、難易度がOBW1より低くかつ読みやすく、一定の長さもあるので、嫌いでなければお勧めです。
もし、短いというより難易度的な問題であるとすれば、「Footprint Reading Library」というシリーズをご存知でしたら、そちらもおすすめです。こちらは、情報量は少なくなく、かつ難易度はOBW1・OBW2とほぼ同じところからスタートし、8レベルありますが、かなり短く、最後に簡潔な+α的な文章がついていて、全部で1000語くらいからのものです(ただし、割高です)。
あとは、書き下ろしが多く、別の意味で「難しい」と自分が感じるケンブリッジのGRのレベル1かレベル2あたりをそのうち混ぜてみるという方法も、守備範囲が広がっていいかもしれません。
詳しい本のアドバイス、30万語到達までの苦労(ないかもしれませんが)を補助してくださるような役目は、諸先輩方におまかせして、自分はこのあたりで失礼いたします。
焦らずに、読みたい本を読んでいってください。
Happy Reading!
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お名前: faure1845
投稿日: 2013/7/10(22:30)
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重ねて失礼します。補足させてください。
自分は、セイコーの電子辞書持ってますが、ランダムハウス・英和大辞典・リーダーズなど、英和辞典が充実している一方、コリンズのコンテンツの豊富さが突出していて、それともう一つ、Oxfordの上級辞書しかありません。しかし、英和活用大辞典や、そのOxfordの例文の豊富さはすさまじく、和英大辞典の凄さも含めると、活用する頻度は自分のばあい、結構なもので、自分も、辞書引きながら数十万語まで読んだので(語源は浪人時代、ジーニアスでやりました)、少し共通項があるかなあと軽く考えていましたが、ざっと拝見してレスさせて頂いたので、自分は、かなり奈良男さんよりも後ろにいる人間です。
因みに、自分は奈良男さんのように辞書引き多読をずっとやってきて、返り読みと常に和訳する癖があったので、読み方のくせ、それらを直すために朗読CD付本を活用することがありました((「Coldest Place on Earth」も持ってます)。
ちなみに、初めての多読はその本だったのですが、その時は奈良男さんほど極めてはいませんが、ついつい気になって何十回と引きました。
それでも、一回で分けて読まないで読破したので、感動しました。
自分は数人に多読を教えるというか、一緒に時間を共有して、読み方をアドバイスしたり、分からないところを調べたり、発音を聞かれたら答えたりして一応レッスンらしきことをプライベートでしていますが、文化的背景に興味を持たれる方がいます。そして、その答えが分かると納得されます。また、内容がやや平板だったりするとすぐやめます。
それも、レッスンのようなものですので、その時しか洋書に触れないこともあります。
それでも、読書速度は伸びています。
また、いちいち日本語訳しないと気が済まない年上の方には、しっくりくる訳を一緒に考えたり、挿絵の背景を見て、色々推測したり、心理的な分析をして深く感動されます。
その方も、多読三原則とはかけ離れていますし、たまにしか読みませんが、力は確実についていると感じます。
このお二方は、わたしとは全く別の読み方をされているので、かえって自分の読み方を考えたり、どうしたら相手と洋書を通じて理解を共有できるか考えることで、自分は多読の深さに気づくことが出来ました。
かなり独自の方法論で8万語到達されたというのは、僕個人としては、それなりの重みがあるように思います。
30万語というのが奈良男さんにとってどのような意味を持つかは分かりませんが、冊数を重ね、語数を重ねる、そしていろんな種類の本を多読することで多読の世界は広がると僕は思いますので、深まり・広がりを味わいながら、奈良男さんらしく多読されるのも一つのやり方なのかなあと思いました。(ほかの先輩方に比べて語数は相当少ないので、あてにならないことも多々あるかと思います、その点、ご了承ください。)
自分は奈良男さんまではいきませんが、辞書を筆写するほど好きで、ロングマンの英英二冊、OALD一冊+セイコーの電子辞書なので、物は持ってます。そして、ぼちぼちではありますが、使ってます。
TOEIC、応援しています。
自分も近いうちに受ける事を決めていますが、スコアはずっとずっと低いことが予想されます。
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お名前: 奈良男
投稿日: 2013/7/11(09:32)
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faure1845さん。セイコーの電子辞書の情報、参考になります。
あと、「Footprint Reading Library」というシリーズも知りませんでした。
僕の場合、近場の学校の図書館で借りられる範囲内で読んでます。
夏の間は、学校図書館が休館になるのが困りものです。
杏樹さん。オフ会の情報ありがとうございます。ちょうど真夏の暑い時期ですね。
色々情報もらったので、お返しに最近読んだ本を紹介します。
外国語学習の科学—第二言語習得論とは何か (岩波新書) 白井 恭弘 (2008/9/19)
¥ 756 新書
具体的なノウハウが書いてある訳では無いのですが、これを読んで気が付いたのが、
「僕には、インプットが足りない」と言う事です。とにかく、沢山読む。それから、単語も沢山覚える。
覚える方法論、読み方の方法論は、自分をよく観察し、自分で見つけるしか無いと考えてます。
私の方法論は、良く寝て、良く走るです。あと、内蔵を疲れさせない。
OBWを見つけるまでは、沢山聞くという事を重視して、VOAをよく聞いてました。
しかし、これだと単位時間当たりインプット量が不足するんですよね。
おまけに、音源の管理や、再生機の管理、電池の管理に時間がとられたり。
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お名前: faure1845
投稿日: 2013/7/11(18:05)
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奈良男さん、こんばんは。
〉faure1845さん。セイコーの電子辞書の情報、参考になります。
文例やニュアンスは英英で、珍しい句動詞・言い回しは英和で、どうしようもないときは和英で、と使い分けていますが、紙辞書の方が英英では使い勝手がよいです(自分のばあい)。
ただ、発音してくれる機能付きで、多様な発音を多くの単語(難単語はないですが)で聴けるので、英会話で先生と一緒にそれで遊んで時間を過ごしたこともあります。
多機能なので、使いこなせる人・上級者はもっといろんなことを経験的に知っていると思います。
〉あと、「Footprint Reading Library」というシリーズも知りませんでした。
〉僕の場合、近場の学校の図書館で借りられる範囲内で読んでます。
〉夏の間は、学校図書館が休館になるのが困りものです。
「Footprint Reading Library」は、難易度がOBW1・OBW2と同じくらいからスタートしますが、全くの別物と考えた方が良いと思います。FPRの特徴は以下のようなものです。
・長さが短い
・絵・写真に感動することもある
・情報量が多いのは、全体を通してみて言えることで、文章がinformativeかと言われれば、個人差があると思います。
・別売で朗読CDもある
・最後の語彙リストの前ページに別の視点から類似テーマもしくはほぼ同一のテーマについての文章が本文とは別にあること
・意外と語彙が難しい
〉色々情報もらったので、お返しに最近読んだ本を紹介します。
〉外国語学習の科学—第二言語習得論とは何か (岩波新書) 白井 恭弘 (2008/9/19)
〉¥ 756 新書
本の情報ありがとうございます。
〉具体的なノウハウが書いてある訳では無いのですが、これを読んで気が付いたのが、
〉「僕には、インプットが足りない」と言う事です。とにかく、沢山読む。それから、単語も沢山覚える。
全く同感です。
僕も、インプットが不足しているので、これからまたペースアップしていきたいのですが、そればっかりは、疲れと暑さで、難しいです。
インプットがものすごく増えると、どこかで変化が起きますが、そのうち気づかないうちに、語彙が増えたとか、文法の知識が増えたというのとは別次元で「今まで読めなかった文章が読めるようになった」もしくは、「前に読んだ文章をしばらくして再読して、より理解できるようになった」と感じることが、多読をやっていると感じることがあります。
ですが、奈良男さんのおっしゃるとおり、自分で考え、見つけ、気づく部分が多く、ここでは自分自身では気づけないことを気づかせてくれる場所と私は考えていまして、過去の投稿なども、たまに読んで気づきを促しています。