Re: 横道ですがこうやってスコアを伸ばしました

[掲示板: ゼロからスタート!まずは10万語! -- 最新メッセージID: 10113 // 時刻: 2024/7/19(07:01)]

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919. Re: 横道ですがこうやってスコアを伸ばしました

お名前: kikuhiro
投稿日: 2002/9/14(00:08)

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kikuhiroです。こんばんは。貴重な経験ありがとうございます。

〉でもミもフタもないけど単に「ひたすら聴く」というだけなんですよ。
〉書き出さないディクテーションっていいますかね。具体的な方法は、以下の通りです。

私はシャードーイングだけでは、TOEICの点数は上がりませんでした。人それぞれのようです。

〉(1)まず、前提として英語の正しい発音を勉強します。これには、「30音でマスターする英会話」http://www.uda30.com// などが役に立つと思います。

有名ですよね。私もやりました。途中まで。

〉(2)次に、ラジオでもテレビでもニュースでも何でも良いから自分の興味の持てるもちろん英語の番組を録音します。スクリプトも日本語訳もない方が良いと思います。私の場合は、VOAの「Our world」という番組を使いました。これを通勤時間に繰り返して聴きます。25分の番組で3つから4つの話題を扱っていますから、この内一番興味の持てそうな話題を繰り返して聴きました。

私もVOAのスペシャルイングリッシュを聴いています。けろけろさとおさんが紹介してくれたものです。

〉(3)最初は全く内容が判りませんが、もともと自分の興味のある分野なので、わずかに聞き取れるキーワードから内容を想像していきます。繰り返していくうちに聞き取れる部分が増えてきます。わからないところはそのままにして、主題を理解するようにします。何度も聞いていると前後の流れから今まで雑音でしかなかった音が突如として単語として聞き取れるようになることがあります。私の場合、「〜光年」にあたる「light year」などがその例です。(こんな簡単な単語なのにそれまで何度聞いてもわからなかったりするのですよ。)

〉(3)何度も出てきて耳に残る単語は、つづりを推測して辞書を引きます。

私もそんな感じでやるようにしています。よくシャドーイングで、意味はわからなくてもよいと言いますが、それに疑問をもち始め、やり方を変えることにしました。意味重視です。

〉(4)1週間経ったら、次の番組を録音して新しいものをまた繰り返して聴きます。

私は1日1日違ったものを聞くことにしました。とにかく聞き捨てようと考えました。

〉ということをTOEICで600点を過ぎた頃から1年くらい続けると、それまで稲妻のように早く感じたリスニング問題がとてもゆったりしたものに感じられるようになりました。(「Our world」は、ネイティブスピーカーがゆっくり喋るくらいのスピードです。)

スペシャルイングリッシュは、OUR WORLDよりも遅いのでしょうか。

参考になりました。ありがとうございます。

HAPPY READING!


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925. Re: 横道ですがこうやってスコアを伸ばしました

お名前: ちんげん斎
投稿日: 2002/9/14(18:50)

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〉〉ということをTOEICで600点を過ぎた頃から1年くらい続けると、それまで稲妻のように早く感じたリスニング問題がとてもゆったりしたものに感じられるようになりました。(「Our world」は、ネイティブスピーカーがゆっくり喋るくらいのスピードです。)

〉スペシャルイングリッシュは、OUR WORLDよりも遅いのでしょうか。

Our worldは、ノンネイティブ向けに手加減されていない普通の放送なのでスペシャルイングリッシュと比べるとかなり速いです。TOEICの出題とほぼ同じくらいでしょうか。
スペシャルイングリッシュは、GRと同じようにノンネイティブの学習者向けにスピードをゆっくりにしてなおかつ語彙を制限してある素材ですよね(確か1500語レベルだったと思うので、GRでいうとLevel4位に相当するのでしょうか)。
練習用として優れた素材だと思いますが、1語1語はっきり区別して発音されているので複数の語がつながって音が変化したり消えたりするの含まれては無いですよね。
TOEICで高得点を目指したり、ネイティブ・スピーカーが普通に話すのを聞こうと思えば、足慣らしをした上で、いずれステップアップが必要になってくると思います。
GRのように細かくレベル分けされた素材があると良いのですけどね。
私が一週間聞き続けたのは、レベルが高すぎてそれくらい繰り返して聞かないと内容がつかめなかったからです。番組が週刊だったせいもありますが。

また一週間聞き続けることで聞こえるようになった音を耳に定着させる効果もあったんではないかなと思います。

私の実感では、知ってる単語がどれくらい聞き取れるかは、どれくらいカタカナ英語の発音から卒業できるかにかかっていると思います。つい最近も、Everyの「v-r」と2つ続く子音の音が聞き取れていない為に、セリーヌ・ディオンの歌で何度聞いても、なんと言っているか聞き取れない部分がありました。恐らく、これまで私がeveryと聞いたときには無意識にカタカナ英語的に「e-vu-ri」と置き換えて聞いていたんだと思います。100回くらい繰り返して「vr」と意識して聞いて耳に焼き付けておきました。その後は、たぶんちゃんと聴けるようになったと思います。
「e-vu-ri」だと思ってるまんまだと、何度聞いたところで聞き取れるようにはなりません。聞き取れたと思っていても、音からではなく状況から判断しているだけなのだと思います

聞く解像力を上げるためには、ただ単に聞き流すだけでなく聞こえてなかった部分を耳が(脳が)音声として正しく認識するようにたたき込むことが必要だと感じています。最近になってRとL、thとsあるいはz、スとS、くとKなど英語の音をカタカナに置き換えず音だけで聞き分けることがだんだんできるなってきて、英語がとてもはっきりと言葉として頭の中に響くようになってきたのを実感しています。でもまだぜんぜん完全ではありません。

私もリスニングのセンスは無いほうで、これまで、ずっと何年もこれらの音が聞き分けられませんでした。スコアだけを見て勝手に才能があると思われても、なんだか心外です。英語の勉強はいろいろと挫折しながら続けてきましたが、スコアが伸びたのは最近ですよ。

「Uda式30音」に出会って、発音の重要性を意識するようになった上でたくさんのネイティブの発音を繰り返し聞いて耳に定着させたことが今まで単に知識でしかなかったこれらの音の違いを「感じられる」ようにようになった理由だと思います。日本人がまったく音の違う英語の音を習得するにはやはり時間が必要だと思いますが、やり方次第でその時間が縮められると感じています。自分もせめて20代のときに発音の練習をもっと真剣にやっておけばこんなに苦労せずに済んだのにと思います。

このWebの本題からずいぶんそれてしまいましたが、このへんで。

Happy Reading


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