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お名前: Q4 http://blog.livedoor.jp/himahima_q4/
投稿日: 2006/10/2(00:56)
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Ryotasanさん。
こんばんは、ディープが負けてちょっと悲しんでいるQ4です。
〉はじめに訂正とお詫びです。著者の名前は Jennifer Bassett さん。本の題名は William Shakespeare でした。どうもすみません。
〉この本、味わい深い文章ではありませんが、日本語で読めるシェイクスピア入門書とはひと味違った視点で彼のことを書いています。
わざわざありがとうございます。
OBWのLV2みたいなのでちょうど読めるLVまであとわずかと楽しみにしてたりします。
〉それから、僕はまだ読んでいないのですが、Don Freeman さんの Will's Quill という絵本もシェイクスピアを題材にしているようです。読んだ人から聞いた評判は良いです。
なるほど、本屋にいったらチェックしてみます。
〉たしかに、シェイクスピアの作品には、当時の格言や流行歌がふんだんに引用されています。ユーモアのある戯れ歌も沢山つかわれていますが、幼児向けのマザーグースに出会った記憶はありません。少なくとも、現在 Mother Goose とか Nursery Rhymes という題名で出版されている童謡集に収録されている唄の中で、シェイクスピア作品に直接引用されている例はきわめて少ないと思います。(間違いでしたら遠慮なくご指摘下さい。)^-^;
そうなんですか。Mother Gooseとかは英語で読むのは辛いなと思っていたので助かります。
〉聖書からの引用はたしかにありました。ただ、シェイクスピアが現役だった時代に出版された欽定訳聖書 (King James Bible, Authorized Version) ではなく、もっと前の時代に出版された英訳聖書からの引用が多いようです。ですから、使っている単語などは違っていることも多いです。
よくご存知ですね。すごいです。
なるほど、古い聖書を引っ張ってこないといけないですね。と、いっても読めるレベルに到達できるのか!?
〉もう一つ思い出しました。自分の経験の範囲内で、シェイクスピアの英語に慣れる手段として実行しやすかったのは、あの時代の音楽を聴いたり、シェイクスピア作品の上演・映画・朗読などを鑑賞することです。まずは "Greensleeves" あたりが良いでしょうね。(もう御存知でしたらごめんなさい。)
なるほど。
Greensleevesは日本語をあてた歌詞は知ってますが、オリジナルはさっぱり知らなかったです。
劇はそれなりに見ているのですが、もちろん全て日本語でしたのでいつかは英語で見たいですね。(遠い目)
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2006/10/3(08:17)
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Q4さん、おはようございます。
Shakespeare の文法が通常の英文法と違うというのは、それだけ文法から外れているという意味だと思います。通常の文章より文法の規則が軽視されていますから、それを文法的に説明するのは難しくなります。
念のため付け加えておくと、現在、権威ある出版社から発行されている Shakespeare の原書の中で使われているカンマやピリオドは、後世の学者が推測して付け加えた者です。Shakespeare 本人は文法など考えずに戯曲を書いていたのです。
又、Shakespeare の戯曲は、基本的に韻文で書かれていますね。舞台での上演のために書かれた作品ですが、読者にとっては物語詩のようなものです。そして、Shakespeare が英詩の最高峰だとすれば、Mother Goose は赤ちゃんを背負った人がよちよち歩きの子どもを連れて登ることのできる丘陵です。足を踏み入れてみれば、意外に楽しく、広く、奥の深い公園であることに気づくでしょう。最高峰を目指すための準備として訪れてみるのも良いと思います。
欽定訳聖書から Shakespeare 作品へ直接の引用はありませんが、この本は Shakespeare と同時代の英語で書いてあり、朗読に適しており、今でも読まれている有名な本です。しかも、Shakespeare の英文よりはずっと簡単です。ですから、あの時代の英語になれるために欽定訳聖書を読めば、Shakespeare を読むための準備としても良いです。勿論、背景知識を得ることもできます。
もっと前の時代の聖書に関しては、綴りの違いもあって厄介なので、Shakespeare について現代英語で解説した本を読めるようになってからでも良いと思います。
映画よりは歌の方がとっつきやすいと思います。でも、ここで音楽CDの話題を出すのは脱線のしすぎかもしれませんね(^-^;)。
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お名前: Q4 http://blog.livedoor.jp/himahima_q4/
投稿日: 2006/10/3(23:09)
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Ryotasanさん こんばんは。
Q4です。
〉Shakespeare の文法が通常の英文法と違うというのは、それだけ文法から外れているという意味だと思います。通常の文章より文法の規則が軽視されていますから、それを文法的に説明するのは難しくなります。
〉念のため付け加えておくと、現在、権威ある出版社から発行されている Shakespeare の原書の中で使われているカンマやピリオドは、後世の学者が推測して付け加えた者です。Shakespeare 本人は文法など考えずに戯曲を書いていたのです。
カンマ一つの位置で研究者の方の論争が起きたみたいな話を聞いたことあります。
てっきり文法的なことかと思っていたのですが、そうではなく文法の枠を超えていたのですね。
〉又、Shakespeare の戯曲は、基本的に韻文で書かれていますね。舞台での上演のために書かれた作品ですが、読者にとっては物語詩のようなものです。そして、Shakespeare が英詩の最高峰だとすれば、Mother Goose は赤ちゃんを背負った人がよちよち歩きの子どもを連れて登ることのできる丘陵です。足を踏み入れてみれば、意外に楽しく、広く、奥の深い公園であることに気づくでしょう。最高峰を目指すための準備として訪れてみるのも良いと思います。
なるほど。
今の私のレベルだとマザーグースは音源を聞いていると韻を踏んでるような印象は受けるのですが、文字でみるとさっぱり意味わからないんですよ。
〉欽定訳聖書から Shakespeare 作品へ直接の引用はありませんが、この本は Shakespeare と同時代の英語で書いてあり、朗読に適しており、今でも読まれている有名な本です。しかも、Shakespeare の英文よりはずっと簡単です。ですから、あの時代の英語になれるために欽定訳聖書を読めば、Shakespeare を読むための準備としても良いです。勿論、背景知識を得ることもできます。
〉もっと前の時代の聖書に関しては、綴りの違いもあって厄介なので、Shakespeare について現代英語で解説した本を読めるようになってからでも良いと思います。
正直な話いつか聖書は英語で読んでみたい気持ちはあるのですが、まだまだ遠いお話だなぁなんて思ってます。英語レベルが全然追いつかないです。
〉映画よりは歌の方がとっつきやすいと思います。でも、ここで音楽CDの話題を出すのは脱線のしすぎかもしれませんね(^-^;)。
たしかに。
でもGRを卒業できるレベルになったら挑戦してみたいです。
そんなときはまたご相談にのってください。
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2006/10/5(21:31)
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Mother Goose は絵本も沢山あります。SSSの書評データベースに Mother Goose とか Nursery Rhymes と入力して検索すれば見つかるでしょう。レベル2ぐらいから段々と読み始めることができます。最初は意味など考えず、響きを味わう方が楽しいと思います。
欽定訳聖書を読む準備としては The Bible in Basic English の電子テキストが良いです。レベル3の本を読めるようになったら、天地創造など有名な箇所から拾い読みを始めることができるでしょう。
シェイクスピアの背景知識としてはギリシャ神話も大切なのですが、それは又の機会としましょう。
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8822. William Shakespeareと多聴多読マガジン
お名前: Q4 http://blog.livedoor.jp/himahima_q4/
投稿日: 2006/10/6(00:27)
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Ryotasanさんへ
Q4です。こんばんは。
お勧めいただいたWilliam Shakespeareを注文しちゃいました。
そして、最近興味をもったシャドーイングのために多聴多読マガジンも。
届くのが楽しみでたまらないです。
まぁ、レベル的にちょっとまだきついはずなのでとりあえずはストックかも。
〉Mother Goose は絵本も沢山あります。SSSの書評データベースに Mother Goose とか Nursery Rhymes と入力して検索すれば見つかるでしょう。レベル2ぐらいから段々と読み始めることができます。最初は意味など考えず、響きを味わう方が楽しいと思います。
そうみたいですね。マザーグースは版権切れのまとめページからDLしたのですが、読んでいて響きが似ている印象がありました。
ただ、悲しいかなあまりにも意味が感じることができないんです。
そんなわけで、暫くは封印と考えてました。
〉欽定訳聖書を読む準備としては The Bible in Basic English の電子テキストが良いです。レベル3の本を読めるようになったら、天地創造など有名な箇所から拾い読みを始めることができるでしょう。
〉シェイクスピアの背景知識としてはギリシャ神話も大切なのですが、それは又の機会としましょう。
実はギリシャ神話はそれなりには読んでました。
あくまで日本語での話なのですが・・・。
西洋の本を楽しむために向こうの神話はちょっとづつかじってました。
なぜか、高校の図書室にそろっていたので。不思議な学校でした。
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2006/11/14(08:39)
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西洋の本を読む準備として高校時代からギリシャ神話を読んでらっしゃるとは、凄いですね。
僕は英文科の大学院生を通算7年間していたんですが、ギリシャ古典の重要性には中々気づきませんでした。教える仕事のために読んだ graded reader のギリシャ神話がきっかけになり、段々と話が繋がってきて、Olympic がギリシャ語であることや、ナウシカがギリシャ古典に登場するお姫様であることや、あちこちの大学にギリシャ風の建物があることなどの理由が分かってきたのです。
シェイクスピアの話に戻ります。もしまだでしたら、Bassett の William Shakespeare を読まれるまえに、Kings and Queens of Britain (Tim Vicary, Oxford Bookworms Factiles 1) をお読みになる方が良いかも知れません。古代から現代まで、英国の代表的な王や女王、王妃などを紹介する本ですが、シェイクスピアも少しだけ登場します。歴史的な前後関係が分かります。
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お名前: Q4 http://blog.livedoor.jp/himahima_q4/
投稿日: 2006/11/27(01:17)
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Ryotasanさんへ
Q4です。こんばんは。
こちらこそ、返信遅くなりました。
〉西洋の本を読む準備として高校時代からギリシャ神話を読んでらっしゃるとは、凄いですね。
でも、あのときはあくまで日本語で楽しむためでした。
それこそファンタジー小説なんてものにのめりこんでいたときもありまして、
向こうの本を読んでいるとと、作中にいろいろな神様が出て来たんです。
やはり多いのは北欧とギリシャでしたね。
〉あちこちの大学にギリシャ風の建物があることなどの理由が分かってきたのです。
逆に私にはこの辺の理由は検討もつかなかったり・・・。
普通に夢見がちな少年だっただけですね。
最近は、私の少年時代にRyotasanさんや酒井先生のような英語の先生や、
英語好きな友達にあっていたらまた違った人生になっていたのかななんて思うくらい、
英語多読はのめりこめていい感じです。ただ、相変わらず英語は苦手ですが・・・。
〉シェイクスピアの話に戻ります。もしまだでしたら、Bassett の William Shakespeare を読まれるまえに、Kings and Queens of Britain (Tim Vicary, Oxford Bookworms Factiles 1) をお読みになる方が良いかも知れません。古代から現代まで、英国の代表的な王や女王、王妃などを紹介する本ですが、シェイクスピアも少しだけ登場します。歴史的な前後関係が分かります。
また、お勧め情報ありがとうございます。探してみます。
実は、William Shakespeare は、ちょうど2,3日前に読み終わってしまったんです。
私は、シェークスピアの書かれた話は好きでしたが、本人に対しての知識は一切なかったので、
大変楽しめました。ただ、私の今の英語力では正しく読めていない部分が沢山ありそうなので、
また、改めて読みたい気持ちであふれています。
#実は、バックグランドを知らないように、配慮してきていたんですが、
今回は英語の勉強ということで読んでみましたとろろ、
いままでの配慮は無駄だったなぁなんて思ってました。