[掲示板: ゼロからスタート!まずは10万語! -- 最新メッセージID: 10127 // 時刻: 2024/11/26(21:26)]
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お名前: ワタナベ
投稿日: 2002/8/22(14:06)
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はじめまして。ワタナベと申します。 〉私はこの方法は正しいと思って,別売のCDまで買ってやってきました。 〉音読を繰り返して口がもつれることもしばしばでしたが,何とかやって 〉きました。でももう限界です,疲れました。 その方法を正しいとお考えだったのですから、 それにしたがってみたことは、いいことだったのだと思います。 ただ実際にその方法を試したところ窮屈に感じていらっしゃるというお話で、 それは少しやり方を変えてみてもいいということですよね。 〉英語のためなら出費は惜しみませんでした。ある英文学者の 〉「辞書は初学者の最強の武器であるから,金に糸目をくれてはならない」 〉「原書を引いて辞書を読め」という言葉を信じて,自分にあった英和辞典を 〉探して,狭い部屋に10何冊も英和辞典を積むようになってしまいました。 あの、うちにはもっと辞書がありますけど(笑)。 でも辞書を読んでいるだけではなかなか言葉を覚えることは難しいと思います。 たとえば辞書の用例はひとつの語義に数個ですが、GRなどを たくさんお読みになると、そうした用法に何度も触れることになります。 もちろん辞書とは比較にならない豊かな文脈の中で、です。 それと比べると(いえ比べなくても)、 辞書の例文はおもしろくもなんともないことがしばしばです。 辞書から離れるために、具体的には、しばらくすきまの時間を利用して GRをお読みになるといいと思います。外とか、電車の中とか、 辞書を引けない場所です。 〉読書は大好きです。ペーパーバックが辞書なしで読めるようになるなんて, 〉夢のまた夢でした。 〉とりあえずLevel0から始めて,楽しい多読の世界に入っていきたいと思います。 ペンギンのレベル1に、Streets of Londonという本があります。 画家を目指す17歳の女の子の話。さっき初めて読んでおもしろかったです。 レベル2まですぐだと思いますが、そうしたら、 たぶんBranさんが想像される以上に楽しい本がありますよ。
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お名前: Bran
投稿日: 2002/8/22(18:14)
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ワタナベさんもたくさん辞書をお持ちのようですね。自然にそうなったのですか,それとも辞書がお好きだからですか?
私の周りにある英和辞典を見回しただけでも,「ジーニアス」「プログレッシブ」「新グローバル」「リーダーズ」「現代英和」「新英和中」「ルミナス」「カレッジライトハウス」「フェイバリット」「アクティブジーニアス」「ニューセンチュリー」「アプローチ」そして「斎藤英和」があります。
大辞典は「研究社」「ランダムハウス」「ジーニアス」すべて持っています(後者二つはネット古書店で半額以下で買えました)。
小辞典になると「コンサイス」を筆頭に,「ポケット英和」「ハンディジーニアス」「エクシード」「ポケットプログレッシブ」「リトル」「デイリーコンサイス」「デイリーニューフォニックス」があります。
英英辞典ではLDOCE,OALD,COBUILD,Camblidgeに「ワードパワー英英和」「シニア英英」を持っています。
私は小さい頃漢字字典を毎日ページを繰って読んでいました。漢字に自然に親しむことができました。その体験もあって,英語の辞書をこんなに持つようになったのかもしれません。
一番使いやすいのは岩崎民平監修「現代英和辞典」(研究社,1976年)です。古い辞書はよくないとは分かっているのですが,1500ページで手に収まりやすい上に,12万語もの語彙があって,訳語も工夫されていて,直感的に理解できます(この後継辞書が「リーダーズ英和辞典」です)。新語については他の辞書に頼ります。
ただ辞書引き引きで本を読むというのは,やはり苦しいものがあります。辞書は引いているときよりも,読んでいるときのほうが楽しいです。
ワタナベさんはどんな活用の仕方をされていますか?
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こんばんは。ワタナベです。 〉ワタナベさんもたくさん辞書をお持ちのようですね。 〉自然にそうなったのですか,それとも辞書がお好きだからですか? 不安だったからだと思います。 お守りを集めていたのに近いです(笑) 〉私の周りにある英和辞典を見回しただけでも,「ジーニアス」 ……(省略させていただきます)…… > シニア英英」を持っています。 負けました(笑) 〉私は小さい頃漢字字典を毎日ページを繰って読んでいました。 > 漢字に自然に親しむことができました。その体験もあって, > 英語の辞書をこんなに持つようになったのかもしれません。 すごいですね。やってみたかったです、そういうこと。 漢字苦手なんです。 まだ小さいころから毎日辞書をめくっていらしたのですから、 辞書から離れることに抵抗を感じられるのは自然なお気持ちですよね。 〉ただ辞書引き引きで本を読むというのは,やはり苦しいものがあります。 > 辞書は引いているときよりも,読んでいるときのほうが楽しいです。 〉ワタナベさんはどんな活用の仕方をされていますか? あまり意識したことがないのですが、 知らない単語のうちで、どうしてもというのは、 しかたがないから引きます。 それから学校の授業の予習の時に引きます。 そうしないと、どやしつけられるので(笑) それからごくまれに英語でレポートを書かされる時ですね。 どの場合でも最初から辞書を引くことは避けます。 書くときは、なるべくおおざっぱに書いてから、 あやしいところを辞書で確認するようにしています。 GRを読んでいるときはあまり辞書を引きません。 引きたくなることもたまにありますが、だいたいいつも 辞書から遠いところにいたり、それに、勢いがついちゃうと、 単語なんてわからなくてもどうでもよくなっちゃうのです。 あと、個人的に基本的な単語が気になるので、暇なとき、 そういう単語にさあっと目を通したりはしていました。 ふ〜んと思ったりすることがたまにありました。でも、 覚えるのにはあまり向かないようです。 やっぱりそれには多読かなと思っています。 (そのあたりの理由はお昼過ぎに書いた通りです) そういうわけで結局、辞書はときどきさっと斜め読み、 くらいの使い方が、僕にはいいみたいです。 ところでBranさん、辞書がとてもお好きなようですから、 ペンギンのレベル5にあるThe Surgeon of Crowthorneをお薦めします。 まだ少し先の話になってしまうかもしれませんが、 「キリン読み」(少し背伸び)というキーワードもあることですし、 いつかぜひお読みになってください。OED誕生の秘話です。 最後にこれはお昼の話の繰り返しになってしまいますが、 とりあえず、すきまの時間をGR読書で埋めてみることから 始められるとよろしいのでは、と思います。