[掲示板: ゼロからスタート!まずは10万語! -- 最新メッセージID: 10127 // 時刻: 2024/11/23(21:06)]
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お名前: まりあ@SSS http://www.buhimaman.jp/
投稿日: 2003/7/30(02:42)
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Julieさん、今晩は。 まりあ@SSSです。
〉She has a green thumb. (単数)
〉She has green fingers. (複数)
〉になってました。
〉察するに、thumb は1本だけど、finger は4本あるから??
〉(疑問形にしてますけど、答えがほしいわけじゃなくて、
〉そのうち多読してるうちにわかればいいやーと思ってます)
〉そういえば、「finger=指」も違いますねえ。
〉指は5本だけど、finger は4本だもの。
う〜む、Cobuildでは4本と書いてあるけれど、
Oxford Learners にはthumbも含めて5本と考えることもある、
と書いてあります。これについてエピソードを一つ。
息子は小学校4年から英語クラスが始まりました。
はじめて何を習ったかというと、先生(T. Skillmanという
ある程度は名前の知られた英語教育のプロです )が
How many fingers do you have? と尋ねたそうです。
帰国子女や英語レッスンに通っている子から手を上げ始めて、
I have five fingers.と習ったと....
息子が「役に立たないことを教えられた!」と、ぷりぷりして
帰ってきました。「指は5本に決まっているじゃないか?4本の
人がいたら障害者なんだから言っては失礼だ。さもなければ
ヤ系の人。こんな人の前で指の数の話しをしたら命が危ない。
結局一生I have five fingers.なんて言う機会はないでしょ?」
むむむ...結局先生の意図したところは、アメリカ人の
子どもは普通、手には thumb と4本の fingers があると思っている。
大きくなると、index finger or forefinger, mid finger....
なんかの区別もするようになって、指は5本という数え方も出てくる。
ところが日本語では、「指」は親指・人差し指・中指...の総称で
あって上位概念だから、手に親指と「指」が付いていると考える
ことはあり得ない。小さい子どもでも「指は?」と聞くと「5本」と
答えるのは面白いものだなぁ、ということだったのではないかと
思うのですが。先生日本語が堪能でしたから。
ということで何が言いたいのかというと、日本語が堪能な
英語教育の専門家でも、週1時間のレッスンではやっぱりおかしな
ことになってしまうもので、日本語とは単語の守備範囲も文法も
全てが違う外国語を教えることは不可能、やっぱり多読で大量に
英語に接するとかない、というところに戻るわけです。
Happy Reading!
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お名前: Julie
投稿日: 2003/7/31(00:36)
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まりあさん、こんばんはーー! Julie です。
〉 う〜む、Cobuildでは4本と書いてあるけれど、
〉Oxford Learners にはthumbも含めて5本と考えることもある、
〉と書いてあります。これについてエピソードを一つ。
えええーーーーー!!!
引いた辞書は Cobuild でした。
あわてて引いた Longman Contemporary も4本でした。
う〜〜む。Oxford かあ。(意味不明)
実は、多読でアメリカの出版社の絵本をいくつか読んでいるうちに、
finger は4本なんだ、と思っていたのです。
それだけに、がちょーん! という感じ。
〉息子が「役に立たないことを教えられた!」と、ぷりぷりして
〉帰ってきました。「指は5本に決まっているじゃないか?4本の
〉人がいたら障害者なんだから言っては失礼だ。さもなければ
〉ヤ系の人。こんな人の前で指の数の話しをしたら命が危ない。
〉結局一生I have five fingers.なんて言う機会はないでしょ?」
うーん、すごい。
私は英語の教科書の "Is this an apple?" "Yes, it is."
というのを疑いなく受け入れて、見ればわかるじゃんというツッコミは
思いつかなかった子供なので、ちゃんと機会と状況を考えられる
息子さんは、すごいと思う。
〉 むむむ...結局先生の意図したところは、アメリカ人の
〉子どもは普通、手には thumb と4本の fingers があると思っている。
これです、これーーーー! そう思ってました。
うーむ、アメリカの子供と同じ間違いをするとは、私もすごい?
#お、ちょっと がびーん! から立ち直ってきた。
〉大きくなると、index finger or forefinger, mid finger....
〉なんかの区別もするようになって、指は5本という数え方も出てくる。
〉ところが日本語では、「指」は親指・人差し指・中指...の総称で
〉あって上位概念だから、手に親指と「指」が付いていると考える
〉ことはあり得ない。小さい子どもでも「指は?」と聞くと「5本」と
〉答えるのは面白いものだなぁ、ということだったのではないかと
〉思うのですが。先生日本語が堪能でしたから。
ええと、基本的には finger は4本なんだけど、
英語でも上位概念として、片手に指が5本といいたくなることはあって、
その場合は I have five fingers. と言う、ということでしょうか。
〉 ということで何が言いたいのかというと、日本語が堪能な
〉英語教育の専門家でも、週1時間のレッスンではやっぱりおかしな
〉ことになってしまうもので、日本語とは単語の守備範囲も文法も
〉全てが違う外国語を教えることは不可能、やっぱり多読で大量に
〉英語に接するとかない、というところに戻るわけです。
やっぱり大人向け子供向け含め大量に読まないと、ですね。(^0^)
気をつけてよんでみます。ありがとうございました!
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お名前: 酒井@SSS
投稿日: 2003/7/31(01:31)
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〉実は、多読でアメリカの出版社の絵本をいくつか読んでいるうちに、
〉finger は4本なんだ、と思っていたのです。
〉それだけに、がちょーん! という感じ。
Julieさん、その「アメリカの絵本をいくつか」って、
どれとどれだかわかりますか?
本の材料にしたい!
〉やっぱり大人向け子供向け含め大量に読まないと、ですね。(^0^)
このことをぼくの本で強調するときのよい材料になるので!!
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酒井先生、こんばんはー!
もう無意識下に落ちてしまっていて、
どの本だったか忘れてます。(あせっあせっ)
SIR か HLR シリーズです。
ブッククラブへ行って見てきますので、
しばしお待ちください!