[掲示板: ゼロからスタート!まずは10万語! -- 最新メッセージID: 10127 // 時刻: 2024/11/24(06:33)]
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3676. Re: 何とか20万語、でもやっぱり悩む和訳と音読
お名前: 優香
投稿日: 2003/5/9(18:14)
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酒井先生、はじめまして。
多読を初めてまだ3週間くらいしかたっていませんが、TOEICのスコアのお話なので参加させていただきます。
私は約半年でTOEICのスコアを230から700まであげることに成功しています。
これはALCの1000時間ヒアリングマラソンを続けている結果です。
毎日3時間のヒアリング時間を捻出するのは正直厳しいですが、ヒアリング、リピーティング、シャドウイングをひたすら続け、半年で600時間以上ヒアリングした結果、スコアが3倍近くになりました。
TOEICはリスニングと、あとグラマーでだいぶ点が稼げるので、耳を鍛えることと、あとはTOEICに頻出する時事問題のボキャブラリーを、ニュースを聞いたりTIMEを読むなどして増やすことが得点稼ぎにいいかと思います。
リーディングも読解というよりは文章中にからめた文法問題が多いので、文章を読まずに問題の選択肢の文法を見るだけで答えが選べたりします。
コツをつかめばヒアリングとグラマーで500くらいは簡単に取れると思います。
ただ、こういうことをやっていると本当のリーディングが弱くなります。
裏技に慣れれば慣れるほど、パラグラフ単位での必要な部分だけの和訳とか、構文解析だけ早くなって、訳さずに読む、とかができなくなってしまいます。
私はTOEICが700あってもTOFLEは200ありません。(CBTの方です)
リーディングとライティングが非常に悪いです。
ですので、あまりお勧めはしません。
それこそ会社で必要とか、学校で単位がかかっているとかの場合でもない限り、やらないほうがいいと思います。
あまり具体的ではないかもしれないですが、参考になればうれしいです。
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お名前: 酒井@イギリス
投稿日: 2003/5/9(19:07)
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優香さん、報告ありがとうございました。
こういう具体的な様子を知らせていただけると、
とても参考になります。
短期間に3倍にまでなった方が「あまりお勧めしません」と
書いていらっしゃると、うー・・・とうなってしまいますが、
どうしても点数を上げなければならない人もかなりいると思うので、
こういう情報は必須かつありがたいところです。
で・・・
なんとかTOEIC対策を点数のためだけにしない方法って
あると思われますか?あるとしたらどんな方法でしょう?
もう一つ。ヒアリング・マラソンで「鍛えた」耳はなにか
ほかのことに役立っていませんか?
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お返事遅くなりました、優香です。
ヒアリングはやって損はないと思います。
ただ、アメリカ英語とイギリス英語のどちらに耳を合わせるかによって、聴く素材には注意しないと後で困ることになるかもしれないです。
ただ、日本人向けのスロースピードや、やけにきれいな英語素材に耳が慣れてしまうと、結局実際の会話ではついていけないので、TOEIC用よりはTOFEL用の素材を聴いたほうがいいと思います。
お勧めしないのは、上でも書いたように「本文を読まずに選択肢の文法から正答を選択する」などの裏技の使用です。
これは点はとれるのですが、結局何の役にもたたないです(笑)
あと、ヒアリングはある程度読む力がついてからの方がいいと思います。
読めるようになる前と読めるようになってからではヒアリングの理解度もだいぶかわりました。
あと、ヒアリングマラソンで鍛えた耳が何に役立つかというと・・・
あんまり役立ちませんね。
字幕ナシで映画が見れるとか、空港アナウンスがなんとなく聞けるとかでしょうか。
とりあえず私はTOFELのスコアアップという目標があるので、留学して授業についていけるだけの耳と目を鍛えるため、と自分にいいきかせてやってます。