Re: 教えてください期待より不安が先行

ＷＡＫＡＹＡＭＡさんへ

はじめまして。職人と申します。
〉会社からのリストラに怯えつつ４５歳で奮起して英語をガンバロウとしている不良中年です。

私は１まわり以内の年下ですが、似た様な境遇なので出て参りました。
私が勤めている会社はいつもものすごい強い風が吹いていて、もしかしたら頑張って立っている方がバカらしいのかも知れないです。（笑）
ズラの人は要注意です。あっ、冗談です。
正直私がこの多読をやり始めようと思ったきっかけも、これが原点です。

〉何かの拍子にこのＨＰに辿り着き、すがる思いでＳｔａｒｔｓｅｔＡを購入しやっと２０冊（２回は読んでいるので約７万語）になりました。
〉ＰＧＲ１やＣＥＲ１で３００、４００語になると読むのは容易いのですが、単語はそれなりに分かっても、簡単には意味がつながらない状態です。
〉休みの日は１冊最後まで読みきるのですが、平日は通勤途中に合間みて１冊を２回、３回と分けて読んでいます。
〉直読直解と思いつつ速く読んだり、２回目はゆっくり読んだりとぼちぼち状態です。

なんやかんやと格闘されている様子ですね。
誰でも最初は”お勉強”という気持が抜けないと思います。
読書量やスピード、理解度や単語の意味を知っているかどうか、なーんていうことがとても気になったりします。
これは不思議なことに、量を読んでいくことで解決されます。

読書に充てられる時間は人それぞれ、マチマチですよね。
自分の読むペースと言うものがある程度出来てくると、読書量を比較したりしなくなっていくと思います。
スピードも、本によって全然違うもんだなと言う経験もされるでしょう。スピードだって計らなくったっていいんですから！
理解度なんかは、１度目と再読で全然違うことに喜びを感じたり、３０％しかなくたってものすごい心動かされるなんてことも経験されるはずです。
単語の意味を知ってるって思っていらっしゃることも、近い将来、何だったのかなと思うほど、単語が持つ色んな顔を文章中感じてしまうでしょう。

読んでいる最中頭の中で自分の声がしたり（音読していたり）、和訳していたりしているかもしれませんが、
とにかくやさしいものをいっぱい読むことで、これらは自然と収まっていきます。

信じられないものにお金も時間も費やすのは、ちょっとした冒険ですがぁ。
ある期間ご自分で期間を区切って、だまされて？みませんか。
もしブッククラブを利用できる環境の方なら、是非入会されることを勧めます。
その３ヶ月で、やさしい本をいっぱい読まれてみるのはいかがでしょう。
その期間で何百冊と借りて読んでいる方がいらっしゃいます。実は自分もその１人です。
元を取ってやろうと言う貧乏性の方にはとても良い動機付けになると思います。

〉こんな私でも数をこなせば上達するものなのでしょうか？

なので、プリモグラさんもおっしゃっていますが、数と言うか量をこなせば上達されますよ。

〉ブッククラブに行ってやはり基礎の勉強方法を学んだ方が良いのか、こんな乱暴な取り組みでは無駄な努力で終わってしまうのでしょうか？

ここは古川さんがおっしゃっていますが、ブッククラブは勉強する場ではありません。
有料英語図書館みたいなところで、月に４度読書相談会が開かれています。
そこで質問をしたり、アドバイスを貰ったり、仲間を増やして励ましあったり等などします。
頑張るとか、努力とか言う言葉は我々持ち合せていないかのように、出てこないですよ。
ちなみに私は土曜日に出没することが多いです。（新宿を利用しています。）
可能なら、一度見学されることをお勧めします。

最後に、マリコさんがおっしゃっていることが、ちょっと読み始めてきた人達がとらわれやすい思いを、とても分かりやすく書いて下さっていると思います。
この多読と言う方法は、すぐに効果を求めても実感としてとても得にくい方法だと思います。
でも多分一番体に染み込むし、感覚に刻まれるとでも言いましょうか。暗記のような記憶ではないんですよね。

ご自分が計画を立てて実行する方がやりやすいタイプでしたら、そのように。
反対に、計画に縛られると挫折するとおっしゃるならば、気が向いた時に本に向かう。
ここの最大の軸は”楽しむ”ですから。
悔しい思いから取組み始めた私も、今じゃすっかり趣味と化しています。
ＷＡＫＡＹＡＭＡさんがアー楽しいと思えるペース、環境で読書されるのが一番です。誰に聞いてもきっとそれしか言わないと思います。

合い言葉はHappy Reading !!!です。
肩の力を抜いて、是非一緒に楽しみましょう。

みなさんの励まし経験談ありがとうございます。
現実には日々注がれる烈しい視線と戦いながら、自分の椅子が毎朝あることに安堵の日々を送っています。
「すぐに効果を求めても実感としてとても得にくい方法」確かにそうかもしれませんが、今まで取り組んだ方法は全て直ぐに飽きてしまうと言うか、継続できないのが問題でしたが、この多読は読むのが楽しいとまではいかないが気になって読みたいと思える不思議があります。
今の課題はどうやって読む時間を作るかになります。
限られた通勤時間で、朝は日経、帰りは夕刊フジに目を通したあとこの多読の時間はなかなか取れません。
家に早く帰れば子供がうるさいし、残業で帰っても一応嫁さんの機嫌をとらねばならないし、ついつい毎晩ドトールでお茶を濁して読んでいます。
まあ、もう少し家庭での多読の認知が上がるまではこれでガンバロウかと思います。

ＷＡＫＡＹＡＭＡさんへ

こんばんは。職人です。
＞今の課題はどうやって読む時間を作るかになります。
限られた通勤時間で、朝は日経、帰りは夕刊フジに目を通したあとこの多読の時間はなかなか取れません。
家に早く帰れば子供がうるさいし、残業で帰っても一応嫁さんの機嫌をとらねばならないし、ついつい毎晩ドトールでお茶を濁して読んでいます。

ここよく分りますね。
私は帰宅したら母と一緒に晩ご飯。その後猫とのスイートな時間を取らないと彼女が拗ねてしまいます。
遊んでやらないととても寂しげに見つめられ続けるので、邪険になんて出来ません。
なので読書時間を、例えば毎日１時間なんて夢の夢です。週のうち３日、一日３０分位とれた御の字かなと思います。

コーヒーと共に読書なんて、端から見るとかなりイカしているように映っていると思いますよ。
読書時間の捻出は、社会人や子育て真っ盛りのおうちでは一苦労だと思います。
みんなちょっとした工夫をしながら続けられているようです。
お風呂に入りながら読書する人達もいらっしゃるのですから。（どうやらそれをNukuNuku Reading!と言うらしいです。）
私はドトール大いに結構ではないかと思います。

ご家庭での多読の認知が上がることを祈りつつ、ご自分のペースが出来るといいですね。
それでは、Happy Reading !!!