Re: 追加です。

[掲示板: ゼロからスタート!まずは10万語! -- 最新メッセージID: 10113 // 時刻: 2024/7/21(05:30)]

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1573. Re: 追加です。

お名前: しお
投稿日: 2002/10/21(16:47)

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パックさん、こんにちは。しおです。

〉 では、本題に入ります。まず、しおさんすみません(なんか謝ってばっかだな)。せっかく丁寧に答えてくれたんですが、自分の質問の説明が、全然足りなかったみたいです。聞きたかったのは、ちょっと違うところなんです。
〉 速度を変えることでVOAの発音が変化する(省略された部分の復活等)が心配だったのではなく、遅い速度には遅い速度の、速い速度には速い速度の発音の仕方があるのでは?って疑問があったんです。だから、一つの教材の速さを変えて勉強するんじゃなく、元から異なるスピードの教材を使わないと、それぞれのスピードに対応した耳にならないのではって思ったんです。
〉いま自分の文章を読み返すと、ほんと分かり難い文章でした。

 いえ、こちらこそ理解が足りなくてすみませんでした。
 さて、「遅い速度には遅い速度の、速い速度には速い速度の発音の仕方があるのでは?」というご質問ですが、我々がついていけないような速い速度の会話を聞くと、特別な話し方をしているんじゃないか、と思われるかもしれませんが、あれは実はちゃんと一音一音きちんと発音されているのです。または、音は消えていても心ではちゃんと全部発音しているつもりなのです。
発音の仕方の基本は速いものも、遅いものも同じで、遅いものの音とリズムをお手本どおりきっちり真似できれば、必ず速いものを真似するための基礎になります。
 パックさんにとって、どうしてもスクリプト通りに発音されているとは思えない箇所があたら、そこをはじめは一音一音ゆっくりはっきり正確に発音し、次にスピードをだんだん速めていき、そしてVOAのアナウンサーと同じリズムで発音できるように繰り返してみてください。一音一音正確にしつつだんだんスピードを上げていくうちに、語がつながって音が変化している場所、例えばnot yetがカタカナ風に言えば「ノッチェ」 Could you「クジュ」になる境目が分かってきます。そして同じ速さとリズムで言えるようになると、ちんぷんかんぷんだった箇所が一音一音はっきり聞こえるようになりますよ。
 遅い速度でも速い速度でも発音の基本は一緒なのですが、強いて言えば、as, on,in,or,to,のような軽く速く発音されがちなものは、一音一音発音しつつもちゃんと軽く発音できるように心がけるといいと思います。これはできそうでなかなかできないです。ついついすべての単語を同じような強さで発音してしまい(カタカナ化)、お経のようになりがちです。これでは軽く発音されているところがなかなか聞こえるようになりません。お手本どおりに強いところは強く、軽く言っているところは軽く発音できるようになると、もごもご言っていて分からないところが聞こえるようになると思います。


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[喜] 1587. またまた、ありがとうございます。

お名前: パック
投稿日: 2002/10/22(13:45)

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〉パックさん、こんにちは。しおです。

 しおさん、どうも!再び、丁寧な解説ありがとうございます。

〉 いえ、こちらこそ理解が足りなくてすみませんでした。

 いやいや、そんな事ないです。僕の書き方が足りなかったんです。

〉 さて、「遅い速度には遅い速度の、速い速度には速い速度の発音の仕方があるのでは?」というご質問ですが、我々がついていけないような速い速度の会話を聞くと、特別な話し方をしているんじゃないか、と思われるかもしれませんが、あれは実はちゃんと一音一音きちんと発音されているのです。または、音は消えていても心ではちゃんと全部発音しているつもりなのです。

 そう言えば、酒井先生も「快読100万語!」の中でそのように書かれてましたね。実は頭の中で発音してて、慣れれば不思議とその音も聞こえるようになると。うーん、ちゃんと読んでたはずなのに、お恥ずかしい・・・(酒井先生すみません)。
 どうやら、標準の速度であまりに聞き取れなかったために、焦りすぎてたようです。このスピードに慣れるには、この発音に慣れるしかないのかって、考えすぎていました。

〉発音の仕方の基本は速いものも、遅いものも同じで、遅いものの音とリズムをお手本どおりきっちり真似できれば、必ず速いものを真似するための基礎になります。

 そういう事なんですね。遅い速度で、まず発音の基礎部分を感じられるようになるのが重要なんですね。

〉 パックさんにとって、どうしてもスクリプト通りに発音されているとは思えない箇所があたら、そこをはじめは一音一音ゆっくりはっきり正確に発音し、次にスピードをだんだん速めていき、そしてVOAのアナウンサーと同じリズムで発音できるように繰り返してみてください。一音一音正確にしつつだんだんスピードを上げていくうちに、語がつながって音が変化している場所、例えばnot yetがカタカナ風に言えば「ノッチェ」 Could you「クジュ」になる境目が分かってきます。そして同じ速さとリズムで言えるようになると、ちんぷんかんぷんだった箇所が一音一音はっきり聞こえるようになりますよ。

 確かに、今の自分では「ノッチェ」と聞こえてnot yetだなんでちんぷんかんぷんです。恐らく、注意してやればそのような箇所が山ほど出てくるはずです。
 ここはしおさんが書かれているように、一音一音確認することで英語の音やつながりといったものに慣れていこうと思います。

〉 遅い速度でも速い速度でも発音の基本は一緒なのですが、強いて言えば、as, on,in,or,to,のような軽く速く発音されがちなものは、一音一音発音しつつもちゃんと軽く発音できるように心がけるといいと思います。これはできそうでなかなかできないです。ついついすべての単語を同じような強さで発音してしまい(カタカナ化)、お経のようになりがちです。これでは軽く発音されているところがなかなか聞こえるようになりません。お手本どおりに強いところは強く、軽く言っているところは軽く発音できるようになると、もごもご言っていて分からないところが聞こえるようになると思います。

 なるほど。こういう部分から、英語と日本語のリズムの違いが出てきたりするんですね。これが出来れば、聞くだけでなく読むほうでも軽快なリズムになっていきそうですね。今の僕は、まだ英語を読む際にも一本調子で、すべての単語を同じ比重で読んでしまいます。こういう風に、強く軽くってのを理解し始めれば、リズムも出てかたまりで捉えられるんでしょうね。

 しおさん、最初から最後まで本当にありがとうございました。おかげで、頑張ればやれるかなって思えてきました。

 では、お互い多読を楽しんでいきましょう。

 Happy Reading !!!


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