[掲示板: ゼロからスタート!まずは10万語! -- 最新メッセージID: 10127 // 時刻: 2024/11/24(21:32)]
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お名前: まりあ
投稿日: 2002/10/13(01:42)
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あっきーさん今晩は。
Oswald learned the names of all these trees and plants
on the day of the picnic. The others didn't remember them,
but Oswald did. He is a boy of what they call relenting memory.
オズワルドはこういう名前を全部、ピクニックの日にはおぼえたのです。
彼は、いわゆるサクランキョウキの人なのです。
の意味が分かりにくい人もいらっしゃるかと、老婆心。
これは子供が、博覧強記=retentive memory と言おうとして
間違えて relenting memory と言っているのです。
それで日本語訳がサクランキョウキ(錯乱狂気)と、子供が
難しい言葉を使おうと無理して間違えている様子を、こんなに
たくさんの木や植物の名前を一度に覚えられるのは気違い沙汰だ、
という気持ちをオーバーラップしながら訳出してある、というお話です。
酒井先生のすごさに鳥肌が立ったでしょう?
(まあ私自身は、すごく素晴らしい! を『鳥肌が立つ』と表現
することには少し抵抗感のある、昔人間ですが...)
ちなみにこれは、息子が酒井先生から伺ったから知って
いるだけで、私がretentive memory な訳ではありません。
酒井先生を信じて多読でHappy Reading!
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お名前: あっきー
投稿日: 2002/10/13(02:29)
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まりあさん、解説ありがとうございました。
老婆心なんてとんでもない!
説明していただけるまで、全く気づきませんでした。
原文に対する深い理解がなければ、こんな名訳はできませんよね。
ただただ、溜息がでるばかりです。もちろん鳥肌も!(笑)
でも、私も将来は翻訳に携われたらなぁ、とあこがれますね。
しかしその前に、他人があきれるぐらい多読しなければ・・・・・
先は長いですが、楽しんで行きたいと思います。
Happy reading!
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お名前: SSS 酒井邦秀
投稿日: 2002/10/13(23:58)
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あっきーさん、ふたたびこんばんは!
〉でも、私も将来は翻訳に携われたらなぁ、とあこがれますね。
〉しかしその前に、他人があきれるぐらい多読しなければ・・・・・
〉先は長いですが、楽しんで行きたいと思います。
多読で大きくなった人がどんな翻訳家に育つか!
SSSの新たな関心事ですね。楽しみにしています。
まずは「ひとがあきれるくらい」たくさん読んでください。
7月からPB20冊読んだという卒業生(?)もいますからね。