Re: 【報告】大盛会でした。池袋絵本の会 8月20(土)

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7593. Re: 【報告】大盛会でした。池袋絵本の会 8月20(土)

お名前: のんた
投稿日: 2005/8/25(14:50)

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みなさん、こんにちは。
先日はあまりに楽しくて、あっという間に時間がたってしまいました。
久しぶりの参加ということもあって、ついついたくさん本を持参してしまいました。
日本語の本まで持っていって、無理やり(^^;)見せてしまい、失礼しました。

私が持参したのは、
Peter and the Wolf: A Mechanical Book
Sergei Prokofiev (著), Barbara Cooney (イラスト)
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0670808490/qid%3D1124943587/249-8324721-6614736]
 ピーターとオオカミです。
紙芝居のような舞台構成になっている仕掛け絵本です。クーニーの絵で仕掛けはとても珍しいと思います。奥行きの感じられるつくりです。

The Pop-Up Book of Phobias
Gary Greenberg (著), Balvis Rubess (イラスト)
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0688171958/qid%3D1124943665/249-8324721-6614736]
これは、大人のための?ポップアップです。「○○恐怖症」をテーマに見開きずつ構成されています。「高所恐怖症」とか「クモ恐怖症」「蛇恐怖症」とか「先端恐怖症」とか、よく考えるよな〜と
びっくりの飛び出す絵本!よくできてます。

A Gift from the Lonely Doll
Dare Wright (著)
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0618071822/qid%3D1124943732/249-8324721-6614736]
 1体のちょっと寂しげなお人形を用いて、場面を写真で構成してお話を作っています。人形アニメなどだと、顔の表情を描き替えたものを使いますが、この本では、同じ人形の傾きや、陰影で
表情をだしています。ちょうど能面の「はれ」と「け」のように。そこが、この絵本の味わいになっています。

Falling Angels
Colin Thompson
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0099432986/qid%3D1124943768/249-8324721-6614736]
空を飛べることができる女の子の話なのですが、彼女の寝たきりのおばあさんとのやりとりを通して、命のつながり、そして、心の力、など、奥深いテーマをさりげなく取り入れながら、余韻の残る物語になっています。

The Friend
Sarah Stewart (著), David Small (イラスト)
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0374324638/qid%3D1124943804/249-8324721-6614736]
 あの「The Gardener 」を作った名夫婦コンビの第5作目です。
 これは、作者の幼い頃の実話なのかなと思います。忙しい親のもと、一人っ子の彼女は、家政婦兼ベビーシッターのBeaが友達でした。ストーリーはシンプルな一時の出来事なのですが、その短時間の中に子どもの心がぐんと成長する一瞬が凝縮されています。それをこんな風に描ける手腕はさすがとしかいいようがない。このストーリー展開の無駄のなさと、さりげなく表情や風景に心情を描きこんだ絵が、この作品の痛々しいほどの[慈愛」に満ちた叙情をかもし出して、悲しさや悔しさからではない涙がにじんでくる、なんともいえない読後感を与えてくれます。ゆっくり味わって欲しい一冊。

おまけですが、日本語で持参したのはこちら。

「 ぼく おかあさんのこと…」酒井駒子
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894232618/qid=1124947988/sr=1-4/ref=sr_1_10_4/249-8324721-6614736」
 いやぁ、身につまされる内容(笑)
 うちの息子も「おかあさんと結婚する!!」と毎日言ってくれますが、こんな時は今だけと楽しんでます。

「金曜日の砂糖ちゃん 」酒井駒子
 三つのお話が入ってます。どれも幻想的で、懐かしい。駒子ファンなら手元においておきたい本。

「だいじょうぶ だいじょうぶ」 いとう ひろし

日本絵本作家のニューウェーブ代表?とにかく彼の作品は愉快でいて切なさもちょっと効いていて。でも、これは、とにかく、大人に読んでもらいたいです。一人で部屋で読んで下さい。
 何度読み返しても、いや、年を取れば取るほど、泣けて泣けて・・・。


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7601. Re: 【報告】大盛会でした。池袋絵本の会 8月20(土)

お名前: 成雄 http://nariosky.blog12.fc2.com/
投稿日: 2005/8/25(23:52)

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こんにちは、のんたさん。成雄です。

〉みなさん、こんにちは。
〉先日はあまりに楽しくて、あっという間に時間がたってしまいました。
〉久しぶりの参加ということもあって、ついついたくさん本を持参してしまいました。
〉日本語の本まで持っていって、無理やり(^^;)見せてしまい、失礼しました。

酒井駒子の絵本、いいですね〜。ありがとうございました。

〉私が持参したのは、
〉Peter and the Wolf: A Mechanical Book
〉Sergei Prokofiev (著), Barbara Cooney (イラスト)
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0670808490/qid%3D1124943587/249-8324721-6614736]
〉 ピーターとオオカミです。
〉紙芝居のような舞台構成になっている仕掛け絵本です。クーニーの絵で仕掛けはとても珍しいと思います。奥行きの感じられるつくりです。

表紙(扉というべきか)を開く「赤いひも」が印象的なPop-Up本でした。
部屋は暑かったけれどぜいたくな時間を過ごせました。

〉The Pop-Up Book of Phobias
〉Gary Greenberg (著), Balvis Rubess (イラスト)
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0688171958/qid%3D1124943665/249-8324721-6614736]
〉これは、大人のための?ポップアップです。「○○恐怖症」をテーマに見開きずつ構成されています。「高所恐怖症」とか「クモ恐怖症」「蛇恐怖症」とか「先端恐怖症」とか、よく考えるよな〜と
〉びっくりの飛び出す絵本!よくできてます。

古川さんも気に入ったようでした。大人が読んでも楽しい?ビックリPop-Up本でした。黒色のハードカバーが怖さを醸し出していました。

〉A Gift from the Lonely Doll
〉Dare Wright (著)
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0618071822/qid%3D1124943732/249-8324721-6614736]
〉 1体のちょっと寂しげなお人形を用いて、場面を写真で構成してお話を作っています。人形アニメなどだと、顔の表情を描き替えたものを使いますが、この本では、同じ人形の傾きや、陰影で
〉表情をだしています。ちょうど能面の「はれ」と「け」のように。そこが、この絵本の味わいになっています。

モノクロで読者に想像することをうながす写真本。子供なら日常として感覚的に反応するでしょう。大人なので「生きている瞬間」を感じてしまいます。

〉Falling Angels
〉Colin Thompson
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0099432986/qid%3D1124943768/249-8324721-6614736]
〉空を飛べることができる女の子の話なのですが、彼女の寝たきりのおばあさんとのやりとりを通して、命のつながり、そして、心の力、など、奥深いテーマをさりげなく取り入れながら、余韻の残る物語になっています。

この絵本が一番のお気に入りでした。絵が好きです。
文章はわりと難しくて、あんまり集中して読めなかったのでよくわかりませんでした。ファンタジーだし (笑)

〉The Friend
〉Sarah Stewart (著), David Small (イラスト)
〉[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0374324638/qid%3D1124943804/249-8324721-6614736]
〉 あの「The Gardener 」を作った名夫婦コンビの第5作目です。
〉 これは、作者の幼い頃の実話なのかなと思います。忙しい親のもと、一人っ子の彼女は、家政婦兼ベビーシッターのBeaが友達でした。ストーリーはシンプルな一時の出来事なのですが、その短時間の中に子どもの心がぐんと成長する一瞬が凝縮されています。それをこんな風に描ける手腕はさすがとしかいいようがない。このストーリー展開の無駄のなさと、さりげなく表情や風景に心情を描きこんだ絵が、この作品の痛々しいほどの[慈愛」に満ちた叙情をかもし出して、悲しさや悔しさからではない涙がにじんでくる、なんともいえない読後感を与えてくれます。ゆっくり味わって欲しい一冊。

〉おまけですが、日本語で持参したのはこちら。

〉「 ぼく おかあさんのこと…」酒井駒子
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894232618/qid=1124947988/sr=1-4/ref=sr_1_10_4/249-8324721-6614736]
〉 いやぁ、身につまされる内容(笑)
〉 うちの息子も「おかあさんと結婚する!!」と毎日言ってくれますが、こんな時は今だけと楽しんでます。

背景の青色がとても素敵な絵本でした。

〉「金曜日の砂糖ちゃん 」酒井駒子
〉 三つのお話が入ってます。どれも幻想的で、懐かしい。駒子ファンなら手元においておきたい本。

[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4039652401/]
酒井駒子の絵って、私には「おでこ」がポイントなんです。
文を味わっている時間はありませんでしたが、堪能させてもらいました。

〉「だいじょうぶ だいじょうぶ」 いとう ひろし

〉日本絵本作家のニューウェーブ代表?とにかく彼の作品は愉快でいて切なさもちょっと効いていて。でも、これは、とにかく、大人に読んでもらいたいです。一人で部屋で読んで下さい。
〉 何度読み返しても、いや、年を取れば取るほど、泣けて泣けて・・・。

図書館にもありそうなので、後日読んでみます。

ではでは


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