幻の講演料について

[掲示板: 〈過去ログ〉オフ会参加募集・報告 -- 最新メッセージID: 14793 // 時刻: 2024/9/29(08:44)]

管理用 HELP LOGIN    :    :



上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[電球] 7279. 幻の講演料について

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2005/7/9(03:33)

------------------------------

みなさん、こんばんは!

どこに書いていいかわからなかったので、ここに・・・

先日あるオフ会で、みなさんがぼくは講演料をもらっていると
思っていらっしゃることがわかりました。

考えてみればそう思われるのは当然なのですが、普段もらったことの
ないぼくはびっくりして、実情を説明したのでした。

ほかにも「酒井さんはあちこちで講演して、当然講演料は
もらっているだろう」と思っている方は多いと思うので、
そして、そう思っている人が多いと、いろいろ問題が生じるので、
ここで説明をしておきたいと思います。(どういう問題かは、
あとで説明します。)

ぼくが書店などで一版の人を対象に講演する場合、ほとんど
講演料はもらっていません。ただ1回の例外はちょうど2年くらい
前の池袋ジュンク堂の講演で、2万円もらいました。それ以外、
マシな方ではたしか船橋だったかな、交通費として3000円もらったな。
それから日本橋丸善ではハヤシライスのルーの缶詰を二つもらった。
そんなもんです。それ以外はどこからも、書店からも、出版社からも、
SEGからも、SSSからも講演料はもらっていません。
(SSSは、当然かな、ぼくは顧問なのだから)

そもそも多読はみなさんのボランティアで成り立っているのが
基本で、多読で収入があるのは、出版社(これがいちばんもうかって
いる!)、書店、SEG、ぶひままんブックショップ(まりあさんの労力、
時間、気苦労を考えると赤字だと思いますが)ぐらいなものでしょう。
それ以外の人々は全員無報酬です。

あ、まちがい! 多読関連の本を書いている人たちも多少とはいえ、
「多読で収入がある」人たちですね、ぼくも含めて。

でも、とにかく膨大な量の「善意」でできているのだと思います、
多読の活動は。

で、それがどうしていま問題になるのか、ですが・・・

最初から多読体験者のみなさんには講演の一部を担当して
いただいていましたが、アルク・セミナー以来、ぼくの講演では
もっとタドキストの体験談を入れることにしました。

たとえば福岡では独眼龍さんに司会をしていただいて、かなりの時間、
福岡と大分のタドキストのみなさんに話をしていただきました。

だから当然せめて独眼龍さんにはお礼をすべきなのですが・・・

なにしろ、丸善からも、お膳立てをしてくれたOxford University
Pressからも講演料はもらっていないので、お礼ができないのです!

残念ながら、まだ多読の活動と、出版社、書店などとの
力関係はそういうものなのです。まだまだ多読を「紹介して
やっている」であって、「酒井さん、どうか講演をしてください、
講演料を出しますから」という具合にはなっていない・・・

いつか力関係が変わるかもしれませんが、それを待っているわけには
いかないので、ぼくも、講演に関しては無料でかまいません。
もしみなさんが酒井を呼んだら多読をはじめる人がいるかもしれないと
思われれば、どこでも行きます。(いつでもというわけには、
大学のことや、体力のことがあるので、言えない・・・)

講演会費1000円くらい集めればぼくの交通費(and宿泊費?)を
まかなえそうだったら、ぜひぜひ声をかけてください。

ちょっと話がずれてきた? おやすみなさい・・・


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[電球] 7283. Re: 幻の講演料について

お名前: まりあ@SSS http://www.buhimaman.jp/
投稿日: 2005/7/9(14:02)

------------------------------

酒井先生、みなさん、こんにちは。 まりあ@ぶひままんです。

〉そもそも多読はみなさんのボランティアで成り立っているのが
〉基本で、多読で収入があるのは、出版社(これがいちばんもうかって
〉いる!)、書店、SEG、ぶひままんブックショップ(まりあさんの労力、
〉時間、気苦労を考えると赤字だと思いますが)ぐらいなものでしょう。
〉それ以外の人々は全員無報酬です。

   ぶひままんの売上は、7割くらいバーゲンデーに集中しているので、
   月の労働時間150〜180時間程度で手許に残るのは2万円位。
   袋貼りの内職よりはワリが良いかも、あはは。

   楽しみは、お客さんのお買上げが1A→2A→3A...と上がっていく
   のが見えることですね。それから掲示板に一度も投稿したことの
   ない方でも数100万語分の本をご売却になる方があること、そういう
   多読に関して掲示板で見えない部分が見えることかな?

   ぶひままんを始めてビックリしたことは、ネットショップの維持費が
   結構高いということ。

   IT革命が喧伝された森首相の時代(彼はいっと革命と言ったそうな)
   インターネットの普及で誰でもネット通販で商品を売れるから、
   流通革命が起きて物価が下がる、といわれていましたが、現実には
   ネット通販のお店でも商品価格はちっとも安くありません。
   それもそのはず、http://www.buhimaman.jp/のアドレスを使うだけ
   で月3,800円(接続通信費は別)、ご注文メールに自動返信したり
   ショッピングカートをつけたり、クレジットカードを使えるように
   すると、結局商品数にみあった規模のお店の家賃くらいはかかって
   しまいます。それでぶひままんはすべて手作業、ふたまたのぶた手
   でぱちぱちキーボードを叩いて...売約済みの表示もご注文とは
   連動していないので、ときどき出し忘れがあって...

   などなど一人前のお店とは言い難い状態ですが、利益を上げて
   しっかりお店らしく整備するよりも、多少ご不便をおかけしても
   商品がお安い方がいいかな?と。
   
〉でも、とにかく膨大な量の「善意」でできているのだと思います、
〉多読の活動は。

   アドバイスを受けるのもただ(アドバイスする人もただだから)、
   書評を利用するのもただ(書評を上げる人もただだから)なのは
   ともかく、サーバー使用料ただなのはSEGにおんぶ、
   タドキスト大会も会場費はなし(やっぱりSEGのご好意)....
   SEGBookshopには事業と言えるだけの収入があって、SEG収支に
   入っているけれど、厳密には受益者負担ではありません。
 
〉で、それがどうしていま問題になるのか、ですが・・・
〉たとえば福岡では独眼龍さんに司会をしていただいて、かなりの時間、
〉福岡と大分のタドキストのみなさんに話をしていただきました。

〉だから当然せめて独眼龍さんにはお礼をすべきなのですが・・・
〉なにしろ、丸善からも、お膳立てをしてくれたOxford University
〉Pressからも講演料はもらっていないので、お礼ができないのです!

   英語学習サイトには有料のところも多々ありますが、書評を
   見られるのは有料会員会員のみ、とかするのすごく嫌な感じ、
   さりとてすべてが無料のSSSの活動では、講演会のお手伝いを
   して下さる方のお礼も出来ない、という板挟みになります。

〉残念ながら、まだ多読の活動と、出版社、書店などとの
〉力関係はそういうものなのです。まだまだ多読を「紹介して
〉やっている」であって、「酒井さん、どうか講演をしてください、
〉講演料を出しますから」という具合にはなっていない・・・

   書店さん・Amazonさん、ずいぶん利益が上がっているのだから
   もう少し還元してくれてもいいのでは?と思わずにいられませんが、
   さりとていくらかSSSに入る、というシステムが出来たら、今度は
   SSSが本屋さんの売上のために多読を薦めているようにとられかね
   ないし、ここでも板挟み。

   う〜ん、難しい。
   どなたか良いお知恵を!


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

7289. ちなみに、近眼の独眼龍に限って言えば、、

お名前: 近眼の独眼龍
投稿日: 2005/7/10(11:37)

------------------------------

近眼の独眼龍です

〉たとえば福岡では独眼龍さんに司会をしていただいて、かなりの時間、
〉福岡と大分のタドキストのみなさんに話をしていただきました。

〉だから当然せめて独眼龍さんにはお礼をすべきなのですが・・・

他の人はいざしらず、近眼の独眼龍に限って言えば、私の多読活動への
"貢献"は、多読から受けた恩恵に比べると、まだ圧倒的に少ない(当人調べ)
なので、お礼など頂けません。
(まだまだお礼をしたいです。)

ただ、しかるべき人が、正当な報酬を受け取ることができるように、
その方向に進むといいなぁ、とは思います。どうすればいいのか、
全く思いつかないのが情けないですが。

ふーむ、考えはスタックしたところで(^^;;
ではでは、失礼します。


タイトル一覧へ(返答順)(B)

タイトル一覧へ(日付順)


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.