[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/11/24(04:18)]
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お名前: matsukawa1971 http://matsukawa1.exblog.jp/
投稿日: 2006/9/26(21:36)
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たしかに、僕自身ネットに載せても、ちゃんと書けてるのかなという不安はついてまわります。
とくに、僕の英語は、酒井先生から、
>そりゃ間違いはいっぱいある。でも、十分に表現力があって、
>なにしろやさしい英語で、リズムを感じさせる文章になっている!
と、お褒めの言葉をいただきつつも、間違いはいっぱいあるわけで。
ライブジャーナルのブログにすると、さすがに文法チェックは
してくれませんが、スペルチェックだけはしてくれます。
[url:http://www.livejournal.com/]
いちおう僕が実践しているのは、いきなりブログに入力せずに、
0とりあえず、ノートに書く
1ワープロソフトでスペルチェックしつつ、清書する。
2読み返す。
3ブログ入力欄に貼付けて更新する前にもう一度読み返す。
4更新後にさらにもう一度読み返す。
あくまで自分で見つけられる知識の範囲でですが、読み返すたびに
間違いを見つけます。
いづこさんもおっしゃっているように、時間をおいて読み返して、
「ああ、こんな間違いをしてるまま、掲載してたよイタタ」って
こともたくさんあります。
型にはまったビジネスレターでしたら、見本を徹底的に読み込んで、
必要に応じてところどころ単語をいれかえればいい、ってのもありですが。
昔、小説家を志した人は志賀直哉さんの作品をひたすら筆写したとききますが、
ぼくはまだ、自分が読める程度の英文で、句読点の位置まで真似したいような
お気に入りの作家さんに出会っていません。
そういえば、音読筆写という英語学習法もありましたね。
僕のほんとに短い作文経験ですが、家で手に届くところに辞書があるときよりも、
外出先でどうしても書きたくなって、ノートや手帳に夢中で書きなぐったものとか、
ワープロソフトで清書してるつもりが、「いや、ちがうだろう!」って
その場でバチバチと激しく打ち込んだものとかの方が、
魂こもってるような気がします。
これは、仕事で英語を使う必要のない道楽者のせりふかもしれませんが、
やっぱり、たくさん書きつつ、樽にいっぱいお水をためるように、
多読をしていくことしか、今の僕にはありません。
あと、多聴ですね。英語で書いている時に、くりかえし聴いてる英語の文章の
ひとくさりが、リズムにのって思い出されることがあり、そんなときは、
「いただきぃ!」と拝借しています。
昔、ヘヴィメタのギタリストになるのが夢だったからでしょうか。
最後は、「ハートだよ、ビートだよ、胸にリズムを刻むんだよ」って
感じになっちゃいます。
ネットの世界では、「ひとの書き間違いを揚げ足とって指摘しない」という
エチケットがあるので、ふつうにネットで英語書いてても、なんとなく気持ちが
通じてしまえばOKってところがありますね。
いっしょに1万語めざしましょ。
Happy Writing!
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お名前: カリフォルニア・ガイ
投稿日: 2006/9/26(22:23)
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文章を書くコツはただ一つ。一に推敲、二に推敲、とにかくひたすら推敲。このことに日本語も英語もありませんね。なるほど。
ところで英語の文章を書くには英語で考える必要がありますよね。ということは、
・「思考とは言語で行うものである」という前提に立てば
・例えば小学校3年生程度のボキャブラリしかない場合、小学校の3年生程度の知的なレベルでないと考えられない。
・つまり英語で考える場合、意識的に自分の知的レベルを下げる必要がある。
ということになると思うのですが、皆さんいかがでしょうか?
つまりprostate cancerという単語を知らなければ前立腺癌については英語で考えられない=書けないということですかね。
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お名前: matsukawa1971 http://matsukawa1.exblog.jp/
投稿日: 2006/9/26(23:18)
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カリフォルニア・ガイさん、こんばんは!
ネイティブなら当然知っている年齢相応の言葉をしらないからって、子供の思考しかできないというのは、僕は信じたくないですね。政調会長にあたる英語を知っているかどうかなんて以前に、僕は政調会長が何をする人かも理解しないまま、ニュースを聴いて分かったような気分になっているわけで。
前立腺ガンという正式の病名にあたる単語を知っているか知らないか。いいじゃないですか。「He has a bad cancer around here.」って自分の股間をさせば、通じてしまうんじゃないかな。それを子供の言葉づかいと言われてしまうとおしまいですが。
まあ、たいした内容の物語ではありませんが、ぼくが今英語でものを書いているのは、ネイティブなら小3の言葉でも、それでも十分大人の心を描ききってみせるっていうプロジェクトだったりもするわけで。中年のゲイや家出高校生を主人公に一人称でなんとか内面を描ききって、僕の周囲の、GRや児童書を100万語も読んだってさあって言ってる連中に、どんなもんだいって言ってやりたくて、SSSの効果についてくだくだ説明するよりも、一発見せつけてやりたかったんですよ。というか、ビール腹たぽたぽでそろそろ生え際が・・・という割に心はピーターパンなので、僕が語っても説得力ないですけどね。
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お名前: カリフォルニア・ガイ
投稿日: 2006/9/27(10:14)
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matsukawaさん、こんにちは。
えーと決してmatsukawaさんの文章が子供っぽいという気持ちはないです。もしそう思われたのなら言葉足らずですみません。
日本語で「彼は前立腺癌にかかっている」と思えても、前立腺を prostate と知らなければ「He has cancer of the prostate.」とは思えないということです。「前立腺って英語でなんて言うんだろう?」「えーい、zennritsusenってローマ字で書いてやろう」と日本語で考えたんじゃ英語で考えたことにならないなぁ・・という単純に思っただけです。純粋に英語で考えるならprostateという言葉を知らない自分に仮想的にならないといけないんじゃ・・。前から思っている疑問なんですけどね。学問的には結論は出ているのかもしれませんが。われながら理屈っぽい ( ^ ^ ;)。すみません。
ちなみに prostate というのはCNNを聞いていて「アメリカ人は prostate cancer が多い・・」とか言っていたんですが、その意味がわからず、LDOCEを調べて「an organ in the body of male mammals that is near the bladder and that produces a liquid in which sperm are carried」とでていたので「ふーん」と思っていたんですが、それが日本語で前立腺のことだと知ったのは1年くらい後でした。これは英語で考えるには不要な知識でしょうけど。
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お名前: matsukawa1971 http://matsukawa1.exblog.jp/
投稿日: 2006/9/27(20:25)
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あ〜、僕の方こそすみません。
カリフォルニア・ガイさんのおっしゃっていることと、似たようなはがゆさを感じることはよくあります。深みと厳密さに欠けてしまうんですよね。白状しますけど、実は持ってるんです。研究社の「新和英大辞典第五版」。もっぱら調べてるのは名詞。動詞や形容詞や副詞なんかは、やさしくかみくだくことができること多いですけど、名詞の場合、やさしい単語で・・・とやっていると、わけわかんなくなることが多いですから。カタカナ外来語として定着してるものについては、英語で書くために広辞苑をひいてることなんかもあります。学術語、医学用語などとして定着してしてる専門用語があるなら、いっそすぱっと難しい単語を使ってしまった方がいい場合だってあるはずです。それの一語がわからなくなって、英語モードだった頭が日本語モードになってしまうのをけしからんなどと言うのは、実際的だとは思えません。ちなみに、僕が英語を書いていて、「something」とか「stuff」書く時はたいてい、適切な英語でぴたりとくる言葉を知らなくて、かと言って、今のノリノリの気分を壊したくないと思ってる時が多いようにも思います。
ぼくは学生のとき、フランスに語学留学していたことがあって、ひょんなことから託児所をやっている家にホームステイしてました。フランス語においての幼児語の文法みたいなものも留学以前に文献で読む機会があって、現場にとびこんでみたら、まさに目の前でそれが実現されていたわけで、話すのがあまり得意じゃなかった僕はすぐに飛びつきました。「ママ、お家!」「パパ、仕事!」「明日、テスト。夜、宿題。ごめんね!」幼児語構文とイントネーションに、必要最低限の活用をさせた動詞と、男性名詞、女性名詞の区別もできない名詞をただ、ぶちこんだだけの文です。作文では0点だったでしょうが、僕のつたないフランス語はおどろくほど通じました。聞き手も言葉は幼児語でも、人並みに分別も情欲もある二十歳のしゃべる言葉だということは、前提でいてくれましたし。でも、ほんと、作文では泣かされました。
ああ、またながくなっちゃいましたね。何がかきたかったんだっけ。文章をつづるのであれば、ふとペンをとめて考えることだってできるし、そこで英語思考が止まって日本語がわりこんできたとしても、誰も見てないんだから、こそっと和英辞典をひいたって、誰も何も気づきはしないんじゃないかって。多読を続けておられる方なら、動詞、形容詞、副詞は、頭に蓄積された言葉でなんとかなっちゃう場合の方が多いでしょうから、どうせなら専門語などなど収録語数もとびきりの研究社の大辞典クラスを使うべきかもと。あと、コンピュータで生の英語の用法を検索されるなら、最近やたらと持ち上げられてるgoogleによる用例さがしは、厳重な注意が必要ですよ。だって、僕のあの文法へろへろの小説もどきが、アクセス元を調べると、あきらかに例文さがし目的で検索されて、ひっかかってることがあるんですもん。
あれ、またしても長くなってる。ごめんなさい。
Happy writing!
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お名前: カリフォルニア・ガイ
投稿日: 2006/9/28(15:08)
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matsukawaさん、カリフォルニア・ガイ@東京です。
そうです、そうです、名詞なんですよね、困るのは。
名詞に関してはパッと日本語モードに切り替えて和英辞典を引いてから、その結果で英英辞典を引いて、それで納得して、再度英語モードにパッと切り替える。これが現実的な解決策ですね。そうすれば次にその名詞がでてきても英語モードのままで継続できるでしょう、きっと。
おかげですっきりしました!ありがとうございました。
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お名前: バナナ http://nanaobaba.blog60.fc2.com/
投稿日: 2006/9/27(08:26)
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"matsukawa1971"さんは[url:kb:989]で書きました:
matsukawa1971さん、こんにちは、バナナです。
僕も「書いて書いていっぱい書いて」派でしょうか、どちらかというと。
という本筋の話はおいておいて、わき道の話にレスします。
〉昔、小説家を志した人は志賀直哉さんの作品をひたすら筆写したとききますが、
実はわたしこれをやったことがあります。とは言っても志賀直哉じゃなく
て、安岡章太郎という作家なんですが。それ以来文体をまねすることに
とても興味を持っています。
〉ぼくはまだ、自分が読める程度の英文で、句読点の位置まで真似したいような
〉お気に入りの作家さんに出会っていません。
句読点の位置まで真似したいというところまで好きな作家/文体はないで
すが、強烈に「まねしたい」と思う文体は、多読でいくつか出会いました。
1.The Curious Incident of the Dog in the Night-Time
by Mark Haddon
とても独特な文体です。(どう独特なのかうまく描写ができません)
2.MadameBovary(PGR6)
thatや,が多用され、叙述がどんどんと重なり、長文の文章です。
これを読んでると、まさに「陶酔」してしまいます。原書はフランス語
なんでしょうが、英訳がとてもうまいんでしょうね、きっと。
3.NateTheGreat
1.2.と逆に、短文をたたみ重ねるようにつなげていきます。
少年がハードボイルドの口調をまねしてるおかしさがあります。
また、筆写してみようかな?
では
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1003. Re: まねしたい文体 ←驚き!それ納得です、バナナさん
お名前: ako
投稿日: 2006/9/27(22:57)
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matsukawa1971さん、カリフォルニア・ガイさん、ちょっとだけ横レスごめんなすって。
お邪魔女ドレミでこんばんわ、akoです。
バナナさん! そうだったの〜〜〜
あたし、もう納得ー。
〉実はわたしこれをやったことがあります。とは言っても志賀直哉じゃなく
〉て、安岡章太郎という作家なんですが。
ひゃー、安岡章太郎!!!!! 好きだったですよ、わたし。
作品全部読んでるわけじゃないんですが、その文体、好きだったんですよ、高校時代に。
何という題の小説だったかすっかり忘れましたが、短編でしたよ、最初にビビビとカミナリが来たのは。
いま急速にクリアに、その作品に魅了された高校時代の自分を思い出しました。
もし私の記憶が間違ってなければ、(←確かめてから投稿しろよ…)
「軽妙洒脱」と評するのがピッタリくるような文体ではなかったですか?
(あとで読み直して確認します…)
でも軽薄というのではなく、飄々とした顔でさらっと深遠を語るっていうか。
で、本題です。 何が言いたいかってーと。。。。
バナナさんの、これまでの色々なSSS掲示板投稿、読ませて頂いてますが(色々どころか、相当大量…(汗))
バナナさんの日本語投稿文体って、とにかく軽妙洒脱ってのがピッタリなんだわ!
だからバナナさん本人から安岡章太郎の名を聞いて、
そうだったのか〜!!と納得の脳内電撃、過去からのバナナ投稿軽妙洒脱文体の謎が一気に解決してしまったのです〜。
いやはや、マジ、ビックリ、そしてソックリ(笑)、クリクリ。
安岡章太郎を気に入って、書写?までしてたことが、
なんかこう体の中に入ってるっていうんですか? 五臓六腑に染みわたってるっていうか(使い道が違うか…使途不明…)、わかりませんが、とにかく、そういうものになっておられるのではありませんですか?
前に、英語チャットの広場でNateのマネするのが楽しかったのを思い出しました。
I, ako the frog , am a horrible Tadokist.
I like to read.
I like to write.
I write Japanese.
Always too much.(爆)
I write English.
Always strange.
よーし、またやるぞ〜。
ファイトいっぱ〜つ、りぽびたん投稿(バナナさんはそのつもりではなくても)、
ありがとうございました。
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1006. 【完全に雑談】Re: まねしたい文体 ←踏みこんではいけない危険地帯へようこそ
お名前: バナナ http://nanaobaba.blog60.fc2.com/
投稿日: 2006/9/28(00:28)
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"ako"さんは[url:kb:1003]で書きました:
〉matsukawa1971さん、カリフォルニア・ガイさん、ちょっとだけ横レスごめんなすって。
〉お邪魔女ドレミでこんばんわ、akoです。
こんばんは、akoさん。
matsukawa1971さん、カリフォルニア・ガイさん、話はずーっとわき道に
それてしまって、さらにそれてゆくので、放置してください。
〉バナナさん! そうだったの〜〜〜
〉あたし、もう納得ー。
そうなんです!
〉〉実はわたしこれをやったことがあります。とは言っても志賀直哉じゃなく
〉〉て、安岡章太郎という作家なんですが。
〉ひゃー、安岡章太郎!!!!! 好きだったですよ、わたし。
おお、安岡章太郎で反応があるとは!
私の埋もれていた心に火がつきました。
〉作品全部読んでるわけじゃないんですが、その文体、好きだったんですよ、高校時代に。
『ガラスの靴』『月は東に』『花祭り』『ウィタ・フンニョアリス』(な
んの話だか想像つくよねー)『私説聊斎志異』『流離譚』...他短編
随筆の数々....
思い出すなー。
国語の教科書にも『サーカスの馬』というやつがありました。
あれもカンドー的だったなー
そういや、
おかあさんから、お使いに出されて、駅で切符を買って、駅員さんが
お札を勘違いして、お釣りを多くくれて、ドキドキしながら、だまって
受けとり、走って逃げて、その後エンエンかんがえて、「オツリおおく
もらいました」と駅員さんに返しに行って、そしてムスっとしていた
駅員さんがニコッとして、ウレシくてスキップして帰って、おかあさん
に言ったら、実は駅員さんがお札を勘違いしたのではなくて、自分が
勘違いしていて、本来もらっとくべきオツリを返してしまっていて、
こっぴどくおこられる
という話とかもありました。
〉何という題の小説だったかすっかり忘れましたが、短編でしたよ、最初にビビビとカミナリが来たのは。
〉いま急速にクリアに、その作品に魅了された高校時代の自分を思い出しました。
〉もし私の記憶が間違ってなければ、(←確かめてから投稿しろよ…)
〉「軽妙洒脱」と評するのがピッタリくるような文体ではなかったですか?
〉(あとで読み直して確認します…)
〉でも軽薄というのではなく、飄々とした顔でさらっと深遠を語るっていうか。
うーん、僕には、「ドロドログルグルした自分/人の気持ちを、ユーモアを
介して、一歩引きつつも、軽く寄り添いつづける」というようなところが
好きなんです。
初期中期の小説はまさにそうです。
しかし、驚いたのは、『私説聊斎志異』と『流離譚』。まさにあの文体で
あの作者なのですが、とても重厚な歴史探求モノでして、びっくりしたと
同時にワクワクして読みました。「あきらめない知」というようなものが
意外にも(僕にとってはですが)ああいう文章とピッタリしているんだな
と。
〉で、本題です。 何が言いたいかってーと。。。。
〉バナナさんの、これまでの色々なSSS掲示板投稿、読ませて頂いてますが(色々どころか、相当大量…(汗))
〉バナナさんの日本語投稿文体って、とにかく軽妙洒脱ってのがピッタリなんだわ!
過分のお褒めの言葉。ありがとうございます。
〉安岡章太郎を気に入って、書写?までしてたことが、
〉なんかこう体の中に入ってるっていうんですか? 五臓六腑に染みわたってるっていうか(使い道が違うか…使途不明…)、わかりませんが、とにかく、そういうものになっておられるのではありませんですか?
一番まねしたかったの、あのユーモアのセンスなんですね。なんで
あんなに一生懸命だったのか?うーん、ひねくれた/鬱屈した高校生
だったんだろうなー。
そうそう、そういや、最近PodcastでListenToEnglishってのを聞いてる
んですね。英国人がやってるんですけど、いやこれが、皮肉な笑いが
いっぱいなのです。最近は、この人のしゃべり方をまねしようとして
おります。(うーん、まねする相手は変わっても、やってることは
同じだなー。つくづく成長しないんだなーと実感)
〉前に、英語チャットの広場でNateのマネするのが楽しかったのを思い出しました。
〉I, ako the frog , am a horrible Tadokist.
〉I like to read.
〉I like to write.
〉I write Japanese.
〉Always too much.(爆)
〉I write English.
〉Always strange.
Nateのまねは楽しいっす。またやりませう。
〉よーし、またやるぞ〜。
〉ファイトいっぱ〜つ、りぽびたん投稿(バナナさんはそのつもりではなくても)、
〉ありがとうございました。
ほんではほんでは
#安岡章太郎の話になると止まらんです。
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1014. Re: これこそ(↑)その文体が憑依してるかのよう…
お名前: ako
投稿日: 2006/9/30(12:44)
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バナナさん、どうしても言いたいこと発生、またまたakoです。
〉おお、安岡章太郎で反応があるとは!
〉私の埋もれていた心に火がつきました。
ハートに火をつけて、うっふん。(ごめんなさ〜い、一度書いてみたかっただけー)
〉『ガラスの靴』『月は東に』『花祭り』『ウィタ・フンニョアリス』(な
〉んの話だか想像つくよねー)『私説聊斎志異』『流離譚』...他短編
〉随筆の数々....
〉思い出すなー。
フンニョアリス、読んだ読んだ〜(笑)
〉国語の教科書にも『サーカスの馬』というやつがありました。
〉あれもカンドー的だったなー
それですわ!それ! ワタシの安岡章太郎開眼本! じゃない、開眼作!
「まぁ、いいや、どうだって」という、これだけ見たら、一見なげやりなセリフが、もっと全然別の、何か深遠な意味とか文脈とかをもっていたように感じて読んでました。
でも、どう深遠なのか、言葉で説明できない、うーん、無念。
ところで、あまりに横道にそれてしまったので、少し軌道修正しますと、
もしかして英語の多読ってのも、こういうことまでわかるようになるってことかもしれません。今度、1千万語以上読んでる人に聞いてみよう。
〉そういや、
〉おかあさんから、お使いに出されて、駅で切符を買って、駅員さんが
〉お札を勘違いして、お釣りを多くくれて、ドキドキしながら、だまって
〉受けとり、走って逃げて、その後エンエンかんがえて、「オツリおおく
〉もらいました」と駅員さんに返しに行って、そしてムスっとしていた
〉駅員さんがニコッとして、ウレシくてスキップして帰って、おかあさん
〉に言ったら、実は駅員さんがお札を勘違いしたのではなくて、自分が
〉勘違いしていて、本来もらっとくべきオツリを返してしまっていて、
〉こっぴどくおこられる
〉という話とかもありました。
この段落〜〜〜〜!!
バナナさん、あなた、安岡章太郎そのものではないですかーーー?
で、ちょっとそこに椎名誠が23.8%くらい入ってる感じです。
〉うーん、僕には、「ドロドログルグルした自分/人の気持ちを、ユーモアを
〉介して、一歩引きつつも、軽く寄り添いつづける」というようなところが
〉好きなんです。
やはりそう。バナナさん、この解説(↑)、お見事ですわ、まいりました。
まさにそういう感じです。
どうしてそういう日本語かけるのです?
あ、安岡章太郎の書写したんでしたね。
〉しかし、驚いたのは、『私説聊斎志異』と『流離譚』。まさにあの文体で
〉あの作者なのですが、とても重厚な歴史探求モノでして、びっくりしたと
〉同時にワクワクして読みました。「あきらめない知」というようなものが
〉意外にも(僕にとってはですが)ああいう文章とピッタリしているんだな
〉と。
またまた凄いよ、バナナさん、、、、
「あきらめない知」
うmmmm、、読まねば、、、『私説聊斎志異』と『流離譚』
〉過分のお褒めの言葉。ありがとうございます。
過分じゃないことが証明されました。
「軽妙洒脱」なんていう程度の形容しかできなくて、申し訳ないくらいです。
〉一番まねしたかったの、あのユーモアのセンスなんですね。なんで
〉あんなに一生懸命だったのか?うーん、ひねくれた/鬱屈した高校生
〉だったんだろうなー。
鬱屈したおかげで、一生懸命になって、
その結果、ユーモアのセンスを手にしたんなら、意味のある鬱屈でしたね。
〉そうそう、そういや、最近PodcastでListenToEnglishってのを聞いてる
〉んですね。英国人がやってるんですけど、いやこれが、皮肉な笑いが
〉いっぱいなのです。最近は、この人のしゃべり方をまねしようとして
〉おります。(うーん、まねする相手は変わっても、やってることは
〉同じだなー。つくづく成長しないんだなーと実感)
これについては、もはや成長する必要ないんじゃありませんか?
あっ、誤解しないでね、「成長しませんねー」という意味じゃなくって、
バナナさんは既に完成度の高い方法を手中にしましたね、という意味です。
〉Nateのまねは楽しいっす。またやりませう。
その節はよろしくお付き合いくださいませね。
〉ほんではほんでは
よろしくよろしく(←さっそくバナナさんをマネ)
〉#安岡章太郎の話になると止まらんです。
当たりクジ引いた気分です(笑)
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お名前: たかぽん
投稿日: 2006/9/27(23:11)
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みなさん、こんばんは。すみません。思いっきり横です。
〉〉昔、小説家を志した人は志賀直哉さんの作品をひたすら筆写したとききますが、
〉実はわたしこれをやったことがあります。とは言っても志賀直哉じゃなく
〉て、安岡章太郎という作家なんですが。それ以来文体をまねすることに
〉とても興味を持っています。
安岡章太郎…
『質屋の女房』が良かったですねぇ。
「お○○だと思って…」だったかな? 中学生のときに読んでどきどきしました。
『質屋の女房』という映画もありましたね。夏目雅子主演。
『瀬戸内少年野球団』とか三蔵法師役とは全然違った奔放な役で。
猫を抱いて歩いてくる姿が、恐ろしく美しかったなぁ。
質屋といえば、ダールの短篇で、コートを質屋にうんぬんて話がありました。
なんてことない話なのかもしれないけれど、書き方がうまいんだ。特にコートの描写が。
なんてつらつら思いました。
では〜。
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1007. 【ネタばれ】安岡章太郎『花祭り』:うーむ、和書ネタばれなんだけど、この掲示板の主旨からずれてるかもしれない
お名前: バナナ http://nanaobaba.blog60.fc2.com/
投稿日: 2006/9/28(00:38)
------------------------------
"たかぽん"さんは[url:kb:1004]で書きました:
〉みなさん、こんばんは。すみません。思いっきり横です。
たかぽんさん、こんにちは。バナナです。
〉
〉安岡章太郎…
〉『質屋の女房』が良かったですねぇ。
おおおお、そういう話がありました。
〉「お○○だと思って…」だったかな? 中学生のときに読んでどきどきしました。
あの人、女性、妙に実在感があるんですよね。あと、ちょっと女の人の
怖さも。いろんな意味でドキドキします。
『花祭り』でもね
(こっから先は『花祭り』のネタばれあり。)
高校生の主人公と女中が駆け落ちしようということに
なって、女中がにやりと笑って『大切なものをあげる』と
言って、長い黒髪を切って主人公に渡したんですね。
主人公はビビッて、ひきつった笑いをしていたら、
『なぜ受け取らない』とのしかかられたというシーンが
ありました。
うーむ、怖い。
〉『質屋の女房』という映画もありましたね。夏目雅子主演。
〉『瀬戸内少年野球団』とか三蔵法師役とは全然違った奔放な役で。
〉猫を抱いて歩いてくる姿が、恐ろしく美しかったなぁ。
おおお、そうなんだ。三蔵法師のイメージしかないんです。
〉質屋といえば、ダールの短篇で、コートを質屋にうんぬんて話がありました。
〉なんてことない話なのかもしれないけれど、書き方がうまいんだ。特にコートの描写が。
おおお、そういうもんかもしれません。なんていうことないシーンのほう
が、書き方うまい!って思うのかも。
〉なんてつらつら思いました。
〉では〜。
ではでは