[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/11/24(20:16)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2005/1/3(00:20)
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みなさま、こんにちは。
〉じゅんじゅんさん、Julieさん、こんにちは。
〉英検とTOEICが同一日の場合、スコアがどうなるかという問題は
〉まじめに考えたことはなかったです。
〉結論からいうとそれほど気にしなくてよいと思いますよ。
〉英検の受験者は毎回70万人〜90万人ということで、
〉TOEICの受験者の約10倍ですね。確かに受験者の流れは
〉大きいでしょうね。英検受験者は、最近減少傾向に
〉ありますから、いつの日かTOEICに逆転される日がくるのかもしれません。
〉英検も、スコア方式を採用した「ビジネス英検」を導入したりして、
〉巻き返しを図っていますが、これは今後どうなることやら。
〉で、英検とTOEICが同一試験日の場合、TOEICの上位層だけがごっそり
〉英検に流れ、下位層は残るという仮説ってどうなんでしょうか?(笑)
〉全受験者層がまんべんなく流れてもよさそうな気もしますし。。
〉これを検証するのは大変かと思いますが、現行のスコア算出法を
〉見る限りスコアにはそれほど影響ないように思います。
〉スコアが大きく変わればTOEICの信頼性にもかかわりますしね。
私は多読前ですが、英検を受けてその後TOEICを受けました。
そのときの感じでは、英検は中学・高校・大学など学生が多くて、TOEICの方が仕事で受けに来ているような年齢の人が多いように思いました。英検のときは学生に混じって場違いな感じがしたんですが、TOEICはそんなことがなかったので。あくまでも私の受けた「印象」ですので、スコアに関するデータにはならないと思いますが…。
ただ、英検の級分けは中学なら何年生、高校なら何年生、という基準に対応していて、現役学生には目安になって受けやすいと思います。それに対してTOEICは会社でスコア取得を勧められることが多く、ビジネスマンの受ける率が高い、ということはありそうです。
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お名前: あっきー
投稿日: 2005/1/4(01:50)
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杏樹さん、こんにちは。
〉私は多読前ですが、英検を受けてその後TOEICを受けました。
〉そのときの感じでは、英検は中学・高校・大学など学生が多くて、
〉TOEICの方が仕事で受けに来ているような年齢の人が多いように
〉思いました。英検のときは学生に混じって場違いな感じがしたん
〉ですが、TOEICはそんなことがなかったので。あくまでも私の
〉受けた「印象」ですので、スコアに関するデータにはならないと思
〉いますが…。
確かに、英検の試験会場には中高生が多いですね。
学校が受験を勧めたり、まとめて申し込んだりするからでょうね。
確かに雰囲気はTOEICとはえらい違いです。
高校生とかでも留学に関心があるならTOEICではなくTOEFLを
受験するのでしょうね。
やはりTOEICは大学生や社会人が主流なのでしょう。
受験者の平均年齢が高いとはいえ、TOEICのスコアは、
非常に広い範囲に分布していますから、統計上は問題ないの
でしょうけど、雰囲気の違いって確かにありますよねー。
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お名前: Julie
投稿日: 2005/1/5(13:54)
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あっきーさん、はじめまして。Julie です。
じゅんじゅんさん、杏樹さん、みなさん、こんにちはー。
apple さん、英検は年に3回くらい?あるはずだとツッコミありがとう。
そのとおりで、準1級と1級が年2回だったのでした。
だから、資格習得に熱心な層は、そちらに流れる・・・という仮説
だったのですが、あっきーさんのおっしゃるとおり、
かなり強引でしたね。
ほとんど都市伝説?というか、デマをまいてしまったようですみませんでした。
〉平均的には、やはり
〉実力プラスマイナス30点程度にみておけば問題ないと思います。
なるほど〜。
たしかに、過去、30点くらいの上下があったときは、
英語の実力が伸びたり縮んだりした、というよりも、
試験に慣れた・前日夜更かしした、という問題だったように思います。
〉TOEICの語彙は、5000〜6000語レベルですから、
〉GRの多読だけですぐにスコアアップを期待するのは性急すぎる
〉んじゃないかと思います。スコアアップや資格取得が目的なのか、
〉本当の英語力を培うのが目的なのかを明確にする必要があるでしょうね。
〉私は両方とも狙ってるので、欲張りなのですが(笑)。
〉資格試験の勉強は、いわゆる「幻想の抜け道」でしかないので、
〉「多読の王道」からは道を踏み外さないことが大切だと思います。
私も欲張り派です(笑)。
資格が必要になるので、スコアも気になります。
「多読の王道」を体験・理解した上で、
「王道」から踏み外さず、「王道」に害をあたえないような、
多読で基礎をしっかりつくった後で、スコアアップへつなぐ道
という話をしたいなとかねがね思っていました。
(だからといって、受験日の話は雑談にはしりすぎだったかも・汗)
(でも「王道」への害は一番少ないですね・笑)
〉TOEICや英検などの試験を意識しだすと、文法、語法や語彙増強ばかりに
〉目がいって多読をストップしてしまう・・・これは最悪パターンだと
〉思います。これは私も陥った苦い経験があります。
私も苦い経験が(爆)。
300万語読んだとき、unlearn して忘れた分を問題集でドーピングしたのです。
文の中に空欄がある問題をたくさん解いていたら、
文章の中に、私にはわからない単語があるんだということを
まざまざと見せ付けられて、当時読んでいたペーパーバックが
まったく読めなくなってしまったのです。
すでに多読で、今まで覚えていた日本語訳はおかしいと疑うことを覚えたので、
この単語も本当のところはわからないと疑いはじめるとキリがないんですよね。
どんどん読めなくなって、yes だって何に対して yes と言ってるのか
わからない、yes すらわからなくなっちゃった、と思って泣きました。
言葉が何も語らなくなって、ただの模様になりました(笑)。
私の場合は、1年で400万語のハイペースで読んでます。
多読に出合ってからは多読しかしていません。
試験されることに慣れている学生さんなら、
こんなに極端な反応は出ないかもしれませんね。
そんなわけで、「王道」に害の出ないドーピング法(笑)に関心があります。
そろそろ一年たつので、また受けてみようかな、と。
「抜け道」はないとしても、シャドーイングをやるほうがいいよとか、
新聞など時事問題の読書量を増やしてみたらとか、
どうしても文法のおさらいをしたいなら Grammer in Use がいいよとか、
長期的に英語力アップにもつながるような道はあると思うのです。
それから、会場には若者が多いから雰囲気を楽しもう、
といった試験情報?とかね。
そうした情報交換をこの掲示板でできたらいいなーと思っています。
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お名前: apple http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/5353/
投稿日: 2005/1/5(20:16)
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Julieさん:
〉apple さん、英検は年に3回くらい?あるはずだとツッコミありがとう。
〉そのとおりで、準1級と1級が年2回だったのでした。
すみません、今見たら、1級・準1級も年3回のようです。
[url:http://www.eiken.or.jp/]
〉だから、資格習得に熱心な層は、そちらに流れる・・・という仮説
〉だったのですが、あっきーさんのおっしゃるとおり、
〉かなり強引でしたね。
〉ほとんど都市伝説?というか、デマをまいてしまったようですみませんでした。
類似の色々な話?はあります。
例えば、IPテストは、公開テストより高いスコアが出やすい、とか。
話半分に話している分には面白いかも。(^^;)
〉そんなわけで、「王道」に害の出ないドーピング法(笑)に関心があります。
〉そろそろ一年たつので、また受けてみようかな、と。
〉「抜け道」はないとしても、シャドーイングをやるほうがいいよとか、
〉新聞など時事問題の読書量を増やしてみたらとか、
〉どうしても文法のおさらいをしたいなら Grammer in Use がいいよとか、
〉長期的に英語力アップにもつながるような道はあると思うのです。
個人的には、
「文法書を読んで、文法の力がつくか?」
という疑問があります。
少なくとも、文法書で得た知識で、TOEICの文法問題を解いた記憶がない。
学校の入試の問題は解きましたけど。
自分の文法学習法で何かが欠けているのだと思うのですが、
#そもそも多読量が少ないという問題点が一番かも?
私自身、解明したい点でもあります。
〉それから、会場には若者が多いから雰囲気を楽しもう、
〉といった試験情報?とかね。
〉そうした情報交換をこの掲示板でできたらいいなーと思っています。
やっぱり英検は学生さんが多いと思います。
準2級以下ぐらいだと、子どもも多いです。
問題的には、他のテストに比べ、単語力が必要とされる気がする。
リスニングでも、英作文でも、なんか単語力が必要で・・・。
あと、面接官の英語が日本語的な気がします。
#2級までは。もっと上だとネイティブに近いかもしれません。
TOEICは、社会人か、就職活動世代の学生さん。
後者は少しでもスコアを上げようと必死そうです。
問題的には、リスニングの比率が高い。
ざっと書くとそんな感じかなー。
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apple さん、たびたび調べてくれてありがとう! Julie です。
〉すみません、今見たら、1級・準1級も年3回のようです。
〉[url:http://www.eiken.or.jp/]
〉類似の色々な話?はあります。
〉例えば、IPテストは、公開テストより高いスコアが出やすい、とか。
〉話半分に話している分には面白いかも。(^^;)
そうですね。あくまで話半分に。(^^;)
迷ったら、どれにつけると正答率が高いとか、
そんな話もありませんでしたっけ。
〉個人的には、
〉「文法書を読んで、文法の力がつくか?」
〉という疑問があります。
〉少なくとも、文法書で得た知識で、TOEICの文法問題を解いた記憶がない。
〉学校の入試の問題は解きましたけど。
これは、学校の入試のころは覚えていたけど、
その後は、ほどよく忘れたということですか。
〉自分の文法学習法で何かが欠けているのだと思うのですが、
〉 #そもそも多読量が少ないという問題点が一番かも?
〉私自身、解明したい点でもあります。
apple さんなら、いまさら文法学習しなくてもいいと思うよ。
うまく生活の中で、多読する時間をつくれるといいねー。
かなり読めるようになってきてるから
まとめて読める時期をつくるとグーンと伸びそう。
今さら語数かぞえのプレッシャーをかける気もないし、
apple さんがたくさん読んでいるのは、発見されたばかりの
まだ書評に上がってないやさしい本だから
数えるのも酷だとわかっています。
でも、なにかの形で、これくらい読んだよーって
まとまった報告が読みたいなあ。
なーんて、プレッシャーにならない程度に、ね! ☆
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お名前: 翁家
投稿日: 2005/1/5(22:39)
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翁家です。
いきなりの乱入でごめんなさい。最近、仕事が不調で掲示板をあまり読んでいません
でした
〉そんなわけで、「王道」に害の出ないドーピング法(笑)に関心があります。
〉そろそろ一年たつので、また受けてみようかな、と。
〉「抜け道」はないとしても、シャドーイングをやるほうがいいよとか、
〉新聞など時事問題の読書量を増やしてみたらとか、
〉どうしても文法のおさらいをしたいなら Grammer in Use がいいよとか、
〉長期的に英語力アップにもつながるような道はあると思うのです。
〉それから、会場には若者が多いから雰囲気を楽しもう、
〉といった試験情報?とかね。
〉そうした情報交換をこの掲示板でできたらいいなーと思っています。
「好きこそ物の上手なれ」「楽しみながら続けられる」「一生続けられる」と
いう点で多読こそが英語学習の「王道」だと私も思います。また、TOEICについて
も、期間を半年くらいにおいた場合には、多読は即効性のある飛び道具(どーぴぃ
んぐ、でもいいかな)だと思っています。半年も真剣に英語に夢中になれる方法は
多読以外にはあり得ないですから。あっ、これは40歳をとっくに過ぎたおじさ
んの場合ですけど。
多読を知る→英語が好きになる→100万語達成→すごく自信がつく→更に英語が
好きになる→読むだけでなく聞く方も手を出したくなる→書いても見たくなる→
→でも、ときどきメゲル→本を読むと元気になる
(本当は仲間がいる、っていうのが大きいんだけどね)
もう、英語の本を読まない生活なんて考えられない、という感じです。
TOEICについても、多読の効果測定のつもりで受けたところ、その効果を実感
できました。他の人と比べたら、そりゃ低い点だけど、比べるのは昔の自分だし。
他人と比べても意味がないし。
私は3ヶ月で50万語づつ読み、その効果をTOEICで測ってみようと思って今まで
やってきました。まだ2回ですが、一応点数は順調に伸びています。仕事で数字やら
達成率やら、常に目標を意識する習性が身についているので、私は何か目標がないと
物事に取り組めない人間です。今の私の多読の動力源はTOEIC受験のような状態で
す。やっぱり、「いつまでに何万語読もう」と尻をひっぱたかないと、すぐにお酒の
誘惑に負けてしまうのです。
(実は1月受験を申し込み忘れてしまい、ただいま停滞中。次回は3月なのです、
とほほ)
で、本題ですが、Julieさんが書かれたように、多読をベースとした上で、
TOEICには「シャドウイングがいいよ」とか、「文法も英語で書かれたGrammer in Use
がいいよ」とか、そんな話がしたいなって思って出てきました。
「英語圏に住めば英語を使えるようになる」なんて、日本で普通の生活したらすぐに
イリュージョンだったと気がつくし、外国の友達ができても仕舞いには面倒くさくな
る。短距離走ではなく、一生英語と付き合っていくには、付け焼き刃なんて通用しな
い。ましてや、苦痛をともなう学習法なんてナンセンス。ゴールなんてないんだから。
ゴールしたと思った瞬間から退化していくのが語学だと思う。そういう点で、各人が
それぞれの立場で長く続けられる多読はまさに王道だと思います。
英会話学校に通ってできたような気になっても、ヒアリングマラソンやって聞こえるようになっても、
やめてしまったら振り出しです。多読は、中断したとしても、再開時にはまたレベル0から読めば
いいのですから。すぐに勘が戻りますよ。再開のときのエネルギー(金額的にも)が小さくすむのが
多読ですよね。
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お名前: Julie
投稿日: 2005/1/7(11:19)
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翁家さん、こんにちはー。Julie です。
〉いきなりの乱入でごめんなさい。最近、仕事が不調で掲示板をあまり読んでいません
〉でした
それが普通だと思います(笑)。
ほぼ全部読んでる人がオカシイのだとおもー(爆!)。
翁屋さんの、熱い想い、しかと受けとめさせていただきました。
「そうだ、そうだー!」とガッツポーズをとりながら読みました。
でも、1点だけ(笑)。
〉TOEICについて
〉も、期間を半年くらいにおいた場合には、多読は即効性のある飛び道具(どーぴぃ
〉んぐ、でもいいかな)だと思っています。
これは、ひとによるかも、です。(^.^)
私の場合は、期間半年では、多読以前と横ばいだったのです。
(音にふれない環境に変わったのに、横ばいを維持できたのはすごい、ともいう)
思うに、暗記しただけで身についてないことは忘れ、
多読で身についたことがそこまで溜まってない時期は
横ばいになることもありそうです。
今も TOEIC 860 点以上とシールの貼ってある PB は愛がないと読めないので、
それくらいのレベルの PB がすらすら読めるようになれば、
スコアもあがるかもしれませんね!
短期間に多読で「効率」を求めると、GR を中心にしたほうがいいかもしれません。
ただし、わからない単語はばんばん飛ばすことを守った方がいいです。
出てきた単語を全部覚えて語彙を増やすぞ、
というようなアプローチをとると、
全部の単語がわかる本しか安心して読めなくなり、
飛ばす力(わからないことへの耐性・許容力)が弱いままです。
結果として、GR は読めるけど児童書は苦手、
GR のように人工的に制御された文章なら高いレベルでも読めるのに、
PB のようなナマの英語には耐えられない、となりがちです。
GR もレベル6までしかないので、じょじょに許容力を広げていかないと、
温室英語では高レベルでも、ナマの英語は今いちで、
なんだかとてもつらい思いをするようになってしまいます。
(以前の自分がそうだったわけですが・笑)
翁屋さんの投稿にのっかって、自分のことばかり書いてしまいました(笑)。
翁屋さん、ごめんねー。また飲みにいきましょうね!
Happy Reading♪
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Julieさん、appleさん、翁家さん、みなさん、こんにちはー。
あっきーです。
> 私も欲張り派です(笑)。
> 資格が必要になるので、スコアも気になります。
> 「多読の王道」を体験・理解した上で、
> 「王道」から踏み外さず、「王道」に害をあたえないような、
> 多読で基礎をしっかりつくった後で、スコアアップへつなぐ道
> という話をしたいなとかねがね思っていました。
> (だからといって、受験日の話は雑談にはしりすぎだったかも・汗)
> (でも「王道」への害は一番少ないですね・笑)
この話題、いいですねー!
> 私も苦い経験が(爆)。
> 300万語読んだとき、unlearn して忘れた分を問題集でドーピングしたのです。
> 文の中に空欄がある問題をたくさん解いていたら、
> 文章の中に、私にはわからない単語があるんだということを
> まざまざと見せ付けられて、当時読んでいたペーパーバックが
> まったく読めなくなってしまったのです。
> すでに多読で、今まで覚えていた日本語訳はおかしいと疑うことを覚えたので、
> この単語も本当のところはわからないと疑いはじめるとキリがないんですよね。
> どんどん読めなくなって、yes だって何に対して yes と言ってるのか
> わからない、yes すらわからなくなっちゃった、と思って泣きました。
> 言葉が何も語らなくなって、ただの模様になりました(笑)。
なるほど。それってつらい体験でしょうね。
言葉を覚えたての子供に、無理やり難しい入試問題を解かせて
挫折させるのと同じような印象を受けました。折角これまで楽
しみながら身に着けてきた生きた言葉が、不自然な言葉に圧迫
されるというか。。
「言葉の闇を抜けるには、迷わずただただ読み進めればよい」
という信条も、資格試験やスコアアップの荒波に出会うと、誰
しも一度は不安で崩れることがあると思います。これって、経
験して初めて実感するものですよね。
> 私の場合は、1年で400万語のハイペースで読んでます。
> 多読に出合ってからは多読しかしていません。
すばらしいですね。そのペースだと言葉がひとりでに踊りだし
てくるんじゃないですか?(笑)多読の時間はどのように確保
されてるんでしょうか?
> そんなわけで、「王道」に害の出ないドーピング法(笑)に関心があります。
> そろそろ一年たつので、また受けてみようかな、と。
> 「抜け道」はないとしても、シャドーイングをやるほうがいいよとか、
> 新聞など時事問題の読書量を増やしてみたらとか、
> どうしても文法のおさらいをしたいなら Grammer in Use がいいよとか、
> 長期的に英語力アップにもつながるような道はあると思うのです。
> それから、会場には若者が多いから雰囲気を楽しもう、
> といった試験情報?とかね。
> そうした情報交換をこの掲示板でできたらいいなーと思っています。
「王道」に害の出ないドーピング法・・魅惑的な響きです。
自分なりのやり方をまとめてまた書かせていただこうかと思います。
> 個人的には、
> 「文法書を読んで、文法の力がつくか?」
> という疑問があります。
> 少なくとも、文法書で得た知識で、TOEICの文法問題を解いた記憶がない。
> 学校の入試の問題は解きましたけど。
> 自分の文法学習法で何かが欠けているのだと思うのですが、
> #そもそも多読量が少ないという問題点が一番かも?
> 私自身、解明したい点でもあります。
まさにappleさんの言う通りだと思います。
文法力をつけるには、
A.文法のルールを知る(文法書)
B.多くの文章に接して、文脈の中で自然にそのルールに気づく(多読)
が必要だといいます。Aだけでは全くだめで、Bの「気づき」が
実は重要なのだが、見落とされることが多いといいます。逆に、
Bの多読だけでも文法の感覚は無意識のうちに身につくはずです。
酒井先生も言われるように、ある程度多読が進んでからでも、
Basic Grammar in Useとかで文法ルールを意識化する(A)のは
有効だと思います。極端な話、別に文法書を読まなくても
多読だけでも「なんかこの文章おかしい」という感覚は身につくので、
TOEICの文法問題もいづれ解けるようになるでしょう。ただ、高得点を
早く狙うには文法書で体系的に頭を整理することは必要でしょうね。
日本語で書かれた文法書は、例文が文脈から切り離されてる上、
英語も日本語も不自然なものが多いので、多読の初期段階で手
を出すと害をこうむる可能性があります。
> で、本題ですが、Julieさんが書かれたように、多読をベース
> とした上で、TOEICには「シャドウイングがいいよ」とか、
> 「文法も英語で書かれたGrammer in Use がいいよ」とか、
> そんな話がしたいなって思って出てきました。
翁家さん、こちらこそよろしくお願いします。
> 英会話学校に通ってできたような気になっても、ヒアリング
> マラソンやって聞こえるようになっても、やめてしまったら振
> り出しです。多読は、中断したとしても、再開時にはまたレベ
> ル0から読めばいいのですから。すぐに勘が戻りますよ。再開
> のときのエネルギー(金額的にも)が小さくすむのが多読です
> よね。
まさにそうですよね。私も停滞から復活させたときはレベル0から
読みました。これが、意外に早く復活できるんですよね。
> 短期間に多読で「効率」を求めると、GR を中心にしたほうがいいかもしれません。
> ただし、わからない単語はばんばん飛ばすことを守った方がいいです。
> 出てきた単語を全部覚えて語彙を増やすぞ、
> というようなアプローチをとると、
> 全部の単語がわかる本しか安心して読めなくなり、
> 飛ばす力(わからないことへの耐性・許容力)が弱いままです。
> 結果として、GR は読めるけど児童書は苦手、
> GR のように人工的に制御された文章なら高いレベルでも読めるのに、
> PB のようなナマの英語には耐えられない、となりがちです。
> GR もレベル6までしかないので、じょじょに許容力を広げていかないと、
> 温室英語では高レベルでも、ナマの英語は今いちで、
> なんだかとてもつらい思いをするようになってしまいます。
> (以前の自分がそうだったわけですが・笑)
これは非常に示唆に富む話ですね。ありがとうございます。
私の場合、初めてマジックツリーハウスを読んだとき単語に面くらいました。
「飛ばす力」は多読でしかなかなか身につかないかも。
*** 単語について ***
「飛ばす力」 → 児童書、一般書の多読
「基本語彙の確実な習得」→ 児童書、GRの多読
「高レベルの語彙の習得」→ ?????
「高レベルの語彙の習得」は、英検やTOEICの高得点達成には必須
です。多読の「王道」から踏み外さず、「王道」に害をあたえない
ように「高レベルの語彙の習得」を速やかに行うドーピング方法を
議論できればいいですね。この問題は酒井先生も「快読100万語」
でコメントされていますし、皆さんで、もう一度話し合えれば嬉し
いです。
私の場合のやり方についても、別の機会にまた書きますね。
長くなりましたが、この辺で。。
Happy Reading!