[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/11/25(00:02)]
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お名前: 職人
投稿日: 2005/11/27(00:54)
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職人です。
職場の外国人同僚にとても面白そうなイベントに誘われました。
来週から5回にわたってクリスマスプレゼントを職場で交換するのです。
それもただ交換するのではなく、ある程度金額設定されたプレゼントにお題が出て、一人二つの名前を持ち渡す人と受け取る人を必ず別にします。また誰からのプレゼントか分からないように、所定の箱に入れるときも細心の注意を払うよう言われました。
ここまで理解するのに5回くらい説明を受けました。きっととても楽しいイベントなのでしょう。企画した同僚二人が早口英語でサラウンド状態でまくし立てます。
日本語で同じ状況下だったらある程度人の言っていることは理解できるけど、ウキウキした早口言葉みたいに話される英語を二人分同時に理解するのは私には無理でした。(いつか分かる日は来るのかなぁ?)
名前を選択する日が翌日と迫った晩、私はこの時までこのアクションが理解できていませんでした。何度も聞いて申し訳ないけどやっぱりもう一度聞きに行こうと、夜同僚の席に行きました。だって、参加すると言いながら初日に粗相があったらみっともないしかっこ悪いし、何より楽しくないじゃないですか。丁度同僚らは帰り際でしたが、私の「教えてくれ!」の迫力にコートを脱いでくれました。
イベントの概要、翌日何をしたら良いか、イベントにあたって自分は何をしたら良いのか。
1個1個確認をしていきました。恥ずかしがらないで自分の分かったことを説明して、間違っているところ不足しているところを補ってもらい、ようやく全容を理解しました。
分かったー!という思いと、長々何度も説明させてすまんの。英語の理解が悪いから迷惑かけてごめんねという思いが胸に広がりました。
そこで口から出た言葉が、I’m sorry I spent your time too much ***とか何とかです。
そうしたら、私がひれ伏しているかのように見えたのか、それを必死で止めるが如く「No, No, No, No. No!!!」と慌てて私の発言を止めさせました。
その日の帰り道、胸に残る違和感を繰り返し繰り返し思い出してはいじっていました。
そこでハッとしました。
やはり数年前同じことがありました。外国人同僚相手に長々時間を取らせて、何度も説明してもらったので「I'm sorry うんちゃらかんちゃら」と言ったら、同じような反応をされたのでした。
またそれをひまぞさんの迎撃オフの席でその体験談をしたときに、ひまぞさんは「「Thank you」って言えばいいんだよ。」と言うことをおっしゃったのだけれどピンと来ずに、そういうものなのかー、分からんわーと思ったことも思い出しました。
別に頭で英訳して話しているつもりはないのですが、どうも相手に対して「すまん!」と言う気持ちが大きく起きた時に、私はThank youと言わずにI’m sorryと言ってしまうらしいのです。
これが聞く相手にはきっととっても重たいものなのでしょう。
「Thank you」なんて簡単な挨拶だと思っていたけれど、自分の意識と結びついていなかったのがよく分かった出来事でした。
いつか自然にThank you なんちゃらかんちゃらって言える様になるんだ!と誓った晩でした。
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職人さん、こんにちは。
ゆきんこです。
複数の外国人にまくしたてられたら
相当わっかりにくいでしょう、誰だって。
一人ずつ目を見てでないとニュアンスがむずかしいし。
職人さんの真摯な姿が目に浮かぶようです。
確かに日本人的にはごめんなさい、
お時間をとらせてでいいんですけどね。
英語のニュアンスでは変か
やっぱり思いっきり笑顔で
You are so sweet.
Thank you very much.
とか言ってすっごい楽しみだわーとか感激するというのが
一番自然かも。
でも、次からはソリ−は封印していけば。
会話も何事も慣れですからね。
フレーフレー
素敵な経験だったわ、と後で思い出すわ、きっと。
ではまた。
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お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2005/11/27(21:30)
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職人さん、こんばんは!
ゆきんこさんも、こんばんは!!
酒井@快読100万語!です。
〉職人です。
〉職場の外国人同僚にとても面白そうなイベントに誘われました。
〉来週から5回にわたってクリスマスプレゼントを職場で交換するのです。
〉それもただ交換するのではなく、ある程度金額設定されたプレゼントにお題が出て、一人二つの名前を持ち渡す人と受け取る人を必ず別にします。また誰からのプレゼントか分からないように、所定の箱に入れるときも細心の注意を払うよう言われました。
〉ここまで理解するのに5回くらい説明を受けました。きっととても楽しいイベントなのでしょう。企画した同僚二人が早口英語でサラウンド状態でまくし立てます。
〉日本語で同じ状況下だったらある程度人の言っていることは理解できるけど、ウキウキした早口言葉みたいに話される英語を二人分同時に理解するのは私には無理でした。(いつか分かる日は来るのかなぁ?)
いつか分かる日が来るとはおもうけれど、かなり先かもしれない。
でも、ずいぶん先とはいえ、こういうことが目標になるということが
すごい!
〉名前を選択する日が翌日と迫った晩、私はこの時までこのアクションが理解できていませんでした。何度も聞いて申し訳ないけどやっぱりもう一度聞きに行こうと、夜同僚の席に行きました。だって、参加すると言いながら初日に粗相があったらみっともないしかっこ悪いし、何より楽しくないじゃないですか。丁度同僚らは帰り際でしたが、私の「教えてくれ!」の迫力にコートを脱いでくれました。
〉イベントの概要、翌日何をしたら良いか、イベントにあたって自分は何をしたら良いのか。
〉1個1個確認をしていきました。恥ずかしがらないで自分の分かったことを説明して、間違っているところ不足しているところを補ってもらい、ようやく全容を理解しました。
〉分かったー!という思いと、長々何度も説明させてすまんの。英語の理解が悪いから迷惑かけてごめんねという思いが胸に広がりました。
〉そこで口から出た言葉が、I’m sorry I spent your time too much ***とか何とかです。
〉そうしたら、私がひれ伏しているかのように見えたのか、それを必死で止めるが如く「No, No, No, No. No!!!」と慌てて私の発言を止めさせました。
〉その日の帰り道、胸に残る違和感を繰り返し繰り返し思い出してはいじっていました。
〉そこでハッとしました。
〉やはり数年前同じことがありました。外国人同僚相手に長々時間を取らせて、何度も説明してもらったので「I'm sorry うんちゃらかんちゃら」と言ったら、同じような反応をされたのでした。
〉またそれをひまぞさんの迎撃オフの席でその体験談をしたときに、ひまぞさんは「「Thank you」って言えばいいんだよ。」と言うことをおっしゃったのだけれどピンと来ずに、そういうものなのかー、分からんわーと思ったことも思い出しました。
〉別に頭で英訳して話しているつもりはないのですが、どうも相手に対して「すまん!」と言う気持ちが大きく起きた時に、私はThank youと言わずにI’m sorryと言ってしまうらしいのです。
〉これが聞く相手にはきっととっても重たいものなのでしょう。
〉「Thank you」なんて簡単な挨拶だと思っていたけれど、自分の意識と結びついていなかったのがよく分かった出来事でした。
〉いつか自然にThank you なんちゃらかんちゃらって言える様になるんだ!と誓った晩でした。
この発想のちがい、とてもおもしろかった!
そうだよね、考えてみれば。
でも、ぼくはいまはもうまず「ごめんなさい」と言わなくなってるような
気がするぞ。二人で興奮してしゃべっているのがわかるよりも、
Thank you.が言えるようになる方が、きっと早いんだね。
また、続々と、おもしろい経験を聞かせてね、職人さん!
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職人さんこんばんは。いづこです。
CDかエッセイ集として発売できそうな素敵な響きのタイトルですね〜。
私は、職人さんのおっしゃっているテーマについても深く深くうなづきましたが、
これだって!
〉名前を選択する日が翌日と迫った晩、私はこの時までこのアクションが理解できていませんでした。何度も聞いて申し訳ないけどやっぱりもう一度聞きに行こうと、夜同僚の席に行きました。だって、参加すると言いながら初日に粗相があったらみっともないしかっこ悪いし、何より楽しくないじゃないですか。丁度同僚らは帰り際でしたが、私の「教えてくれ!」の迫力にコートを脱いでくれました。
〉イベントの概要、翌日何をしたら良いか、イベントにあたって自分は何をしたら良いのか。
〉1個1個確認をしていきました。恥ずかしがらないで自分の分かったことを説明して、間違っているところ不足しているところを補ってもらい、ようやく全容を理解しました。
これがとっても素敵〜。
わからない部分をごまかして、だいたいでいこうとか、
イベントの参加自体をやめちゃおうとかしないところが
ホントに素敵!!
これこそが真っ向からのコミュニケーション。
英語の正誤の完成度をあげても、こういうことができないのなら
「仏作って魂入れず」だとおもー。
〉別に頭で英訳して話しているつもりはないのですが、どうも相手に対して「すまん!」と言う気持ちが大きく起きた時に、私はThank youと言わずにI’m sorryと言ってしまうらしいのです。
あるある・・・
〉これが聞く相手にはきっととっても重たいものなのでしょう。
〉「Thank you」なんて簡単な挨拶だと思っていたけれど、自分の意識と結びついていなかったのがよく分かった出来事でした。
〉いつか自然にThank you なんちゃらかんちゃらって言える様になるんだ!と誓った晩でした。
職人さんは、ご自身の体験談としてお話してくださっていますが
これは、ひとつの完成した異文化論だなー、と思いました。
いいお話聞かせていただいてありがとうございました!
Happy Thanking!
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職人さん、こんばんは(はじめまして...でしたっけ?)、やゆです。
Thank youといえずにSorryになってしまう...すごくよくわかります。
私は今はまったく英語で会話することはないのですが、
学生時代(もう10年以上前です〜)にホームステイしたことがあり、
そのときによく口をついて出たのが「Sorry.」でした。するとやはり
「No, No, No, No. No!!」という反応が返ってきていたことを思い出しました。
Thank youですむべきところ・すませるべきところがSorryになってしまうのは、
やはり日本語の「すみません」のせいかもしれませんね。職人さん、日本語ではどうですか?
すみません、と、ありがとう、どちらを多く使いますか?
私はすみませんの方が断然多いです。ありがとうのかわりにすみませんを使っているというくらいに。
そのあたりにも、英語でスラッとThank youがでない原因があるのでは?と思ったことがありますよ。
ほら、職人さんご自身も「すまん!という気持ちが大きく起きた時に」と書かれているし。
もし職人さんが日本語でもありがとうよりすみませんの方を多く使われる方なら、
日本語でもありがとうを使うようにしてみたらどうでしょう?そうすると自然に
英語でもThank youが出るのでは?なんて思っちゃったのですが。
それにしても楽しそうなイベントですね♪私も参加した〜い♪
イベント報告なども気が向いたらぜひしてくださいな♪
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職人さん、はじめまして!埼玉のタドキエンヌ、あっき〜です。
大変興味深いと申しますか、私と同じ思いを経験されたと申しますか、
そういうわけで、つい出てきちゃいました。
・・・だって私達どうひっくり返ったって、日本人ですものね〜!!
日本人が持ち続けている謙虚な気持ちとか、私はとっても大切な日本の心だと
思っています。そんなに急に、縄文時代から続いてきた日本の魂を変える事なんて
できないし、する必要もないし、日本人の魂を次の世代に引き継いでいかなきゃいけないし・・・
なぁんて書くとすごい年と思われちゃうかな?(汗)
言葉にはその国のその地域の文化が背景にあるわけだから、どうしようもない
ですよね〜。
えらそうな事は言えない英語力の私ですが、外国人とコミュニケーションする時には、
もうお互いの気持ちを文化を言葉を尊重しあって、コミュニケーションするしかない
と思っています。(私の英語力の問題もあるんでしょうねぇ(~_~;)
まして私の英語力の場合、相手の方の、気持ちの歩み寄りが感じられるので本当に
有り難いんですよね。
お互いに一生懸命に分かり合おうとしています。そういうのがとても私は
いい経験をさせてもらっているなぁと感じるんですよね〜。
ですから、Thank youと言えなくても、いいというか、当たり前と言うか・・・
ただ、こちらの歩み寄りもやっぱりしたいので、これから「こういう場合には
Thank you って言ってあげたい」という感覚で、それが段々自然になっていけば
いいのではないかと思っています。(ちょっと開き直り的発言かしらん)
あ、これは酒井先生とか古川先生とか、ベテランタドキストの方々とか
英語力のある方にはあてはまりません(笑)。
多読で英語英語って実は思っている私・・・子ども達にも英語を触れさせている
私・・。
次のTOEICで100点アップを目指している私・・・・・。
何だかんだ言って、英語力をアップさせたい私ですが、日本人という自分を
大切にしたい私・・・、なんだか日本語をもっときちんとした方がいいかなという
書き込みになってしまい、読んでいただき大変恐縮です。
少しでも私の思いが伝われば嬉しいです。
そして今日もすこしずつ Happy Reading♪
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職人さん、こんにちは。
職人さんのお話、そしてみなさんのレス、興味深く読ませていただきました。
よく聞く話では、贈り物をするときに日本人は「つまらないものですが…」「お口に合うかどうか…」などと言いますが、アメリカ人にはそんなへりくだった言い方をしてはいけないということがあります。「つまらないものを持ってくるなんて…」と不審に思われるから。「すばらしいプレゼントがあるよ」「あなたが喜ぶと思って選んだの」などと言うのが普通なわけです。
それと同じようなものかなあ、と思いました。
日本人は「お時間をとらせて申し訳ありません」「お手数をおかけしました」と「詫びる」ような気持ちを持つ場合が多いのに対して、外国人はそういった「お詫び」の感覚が弱いのかもしれません。
また、「I'm Sorry」という言葉は日本語の「ごめんなさい」よりもはるかに「自分の非を詫びる」気持ちが強いんだと思います。何かトラブルがあったとき、「I'm Sorry」と言ったほうが負けだとか言う話を聞いたことがあります。自分に非があることを認めたとされて、賠償責任を負わされれるから。ですから「I'm Sorry」と言いたくなったら、それは「全て私が悪いんです」「本当に申し訳ないことを致しました」というぐらいの意味だ、と思って、気軽に使うべき言葉ではないと思っていたほうがいいのかもしれません。
でも外国の方と実際に話をする機会があって、どう言った時にどういう反応をするか、肌で感じながら言葉の使い方を覚えていけるなんていいですね。
日本人相手のときは日本人向けの反応をして、外国人相手のときはそれ用の反応、と切り替えができるようになったらいいと思います。
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みなさん、こんにちは。たむです。
一連のお話し、興味深く拝見しています。
英語人から見ると、確かに日本人は謝ってばかりいるように
見えるようですね。
こんな、微妙でひねくれた話しも聞きました。
あるカナダ人が言ったのですが…
日本人は何でも謝る。狭い道に駐車していたら、別の車に
ぶつけられた。このとき、ぶつけられた方が謝るんだろ?
えっ、そんなことないだろ!?と私。
いや、こんな狭いところに駐車した私が悪いんですと。
ウーン、なんだか微妙な誤解ですよね。
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職人です。
PCが壊れてしまってしばらくお返事がかけません。
不義理をして申し訳ないです。
取り急ぎご一報まで。