[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/11/24(05:33)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2005/5/10(23:57)
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ぷちさん、こんにちは。
少々出遅れのレスですみません。
〉学校英語で習ったのと違うかも?と思う個所もあります。
〉そういう時は無視して読み進めるのでしょうか。
〉気になって、気になって仕方がありません。
これはJulieさんのお返事で了解しましたよね。学校英語は忘れましょう。
〉単語であれば、禁断の辞書をえいっと開くことはできるのですが、
〉文法や言い回しと思われることで、ネイティブに質問できるようなサイトをご存知であれば教えていただきたいと思います。
これは答えを聞くよりも、たくさん読んで自分で実感するのが一番だと思います。たくさん読めばだんだんわかってきますよ。
例えば私が多読を始めてすぐ「?」と思ったのは
One o'clock in the morning
1時で「朝」?
climb down
climbって「登る」じゃないの?downって?!?
こういうのはいっぱいあります。最初は「?」と思っていても、たくさん読んだら何度も出来るので、そのうち自然に受け止められるようになっていきす。そのときに答えを聞くよりも、たくさん読んで自分の中で蓄積ができて自然に受け止められるようになったほうがいいと思います。今はもやもやしてスッキリしないかもしれませんが、外に答えを求めるより、自分の中で言葉を蓄積していったほうがより確かに身につくと思います。
すぐに正確な解答を欲しいと思うのは、学校英語のやり方の延長だと思います。学校英語は試験があって、点数を取るための正解があって、正解をした人が英語ができる人、と判定されます。しかし本当に言葉を身につけるためには、正解を求めるよりも、その言葉の持つ感覚をつかむことが大切なんです。多読はその感覚をつかむのに有効な方法ですので、正解を求めてあせらないで、読みながら少しずつつかんでいってください。
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お名前: ぷち http://booklog.jp/tana.php?ac=Puchi
投稿日: 2005/5/13(17:43)
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杏樹さん、レスありがとうございます。
〉例えば私が多読を始めてすぐ「?」と思ったのは
〉One o'clock in the morning
〉1時で「朝」?
〉climb down
〉climbって「登る」じゃないの?downって?!?
あぁぁぁぁぁー、まさしく似たようなところで引っかかってもがいています。
私も上記の2つなんて見ようものなら、「え・・・・」ですね。
〉こういうのはいっぱいあります。最初は「?」と思っていても、たくさん読んだら何度も出来るので、そのうち自然に受け止められるようになっていきす。
杏樹さんが出してくださった例よりももっと簡単だと思うのですが、
一番最初に引っかかったのが
"....(何か会話文あり)"said Dad.というところです。
習ったのは、主語+動詞で、Dad saidじゃないの?と訊きたいのです。
英字新聞では主語+動詞の順だったように思いますが、本を読めば読むほど
語順が逆(に感じる)で、これが気持ち悪くないと感じるには相当時間がかかりそうです。
でも一つわかった(のかな?)のは、主語の部分が代名詞だと、
自分が思っている主語+動詞の順番になってるみたいで・・・・。
他にもsit in the chairってのもありました。
sit onしか知らなかったので、想像できっとこのイスは深々とした
例えば高級なイス(王様が座るような)で、in=中に座るという感じなのだろうなと
勝手に解釈してます。違うかな。
onにならないことがもやもやしてました。
〉すぐに正確な解答を欲しいと思うのは、学校英語のやり方の延長だと思います。学校英語は試験があって、点数を取るための正解があって、正解をした人が英語ができる人、と判定されます。しかし本当に言葉を身につけるためには、正解を求めるよりも、その言葉の持つ感覚をつかむことが大切なんです。
そうですよね。
卒業後すごい年月経ってるのに、学校英語から抜け出せてませんね・・・・。
感覚とつかむというのは、上記のsit inのような解釈かな、たぶんそうですよね。
失礼ながら、似たようなお仲間(疑問を持った方)がいらして嬉しかったです。
杏樹さんは、この「気持ち悪さ」から抜け出せたんですね。
私も量をこなして、ここを通過したいと思います。
どうもありがとうございました。
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お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2005/5/15(12:34)
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ぷちさん、杏樹さん、こんにちは!
〉杏樹さん、レスありがとうございます。
〉〉例えば私が多読を始めてすぐ「?」と思ったのは
〉〉One o'clock in the morning
〉〉1時で「朝」?
〉〉climb down
〉〉climbって「登る」じゃないの?downって?!?
〉あぁぁぁぁぁー、まさしく似たようなところで引っかかってもがいています。
〉私も上記の2つなんて見ようものなら、「え・・・・」ですね。
〉〉こういうのはいっぱいあります。最初は「?」と思っていても、たくさん読んだら何度も出来るので、そのうち自然に受け止められるようになっていきす。
〉杏樹さんが出してくださった例よりももっと簡単だと思うのですが、
〉一番最初に引っかかったのが
〉"....(何か会話文あり)"said Dad.というところです。
〉習ったのは、主語+動詞で、Dad saidじゃないの?と訊きたいのです。
〉英字新聞では主語+動詞の順だったように思いますが、本を読めば読むほど
〉語順が逆(に感じる)で、これが気持ち悪くないと感じるには相当時間がかかりそうです。
〉でも一つわかった(のかな?)のは、主語の部分が代名詞だと、
〉自分が思っている主語+動詞の順番になってるみたいで・・・・。
〉他にもsit in the chairってのもありました。
〉sit onしか知らなかったので、想像できっとこのイスは深々とした
〉例えば高級なイス(王様が座るような)で、in=中に座るという感じなのだろうなと
〉勝手に解釈してます。違うかな。
〉onにならないことがもやもやしてました。
morningも、climbも、inも、どれも、日本語を通して英語に
近づこうとする学校英語のゆがみですね。
こういうと簡単そうですが、実はこの汚れを洗い流すのは大変な作業です。
ぼくなんか、いまだに洗い流せないで苦しんでいます。
できるだけ学校英語を忘れて、こども式で外国語に接する、これが
結局いちばん面倒がないし、早いようです。
(ぼくも忘れてしまいたいのに・・・)
〉〉すぐに正確な解答を欲しいと思うのは、学校英語のやり方の延長だと思います。学校英語は試験があって、点数を取るための正解があって、正解をした人が英語ができる人、と判定されます。しかし本当に言葉を身につけるためには、正解を求めるよりも、その言葉の持つ感覚をつかむことが大切なんです。
〉そうですよね。
〉卒業後すごい年月経ってるのに、学校英語から抜け出せてませんね・・・・。
〉感覚とつかむというのは、上記のsit inのような解釈かな、たぶんそうですよね。
そうですね。「感覚」は決して数字では表せないものなので、
「ぼやっとした」感じを大切にする余裕を大事にしたいですね。
〉失礼ながら、似たようなお仲間(疑問を持った方)がいらして嬉しかったです。
〉杏樹さんは、この「気持ち悪さ」から抜け出せたんですね。
〉私も量をこなして、ここを通過したいと思います。
〉どうもありがとうございました。
はい、ぷちさん、杏樹さん同様、ぼくも気持ち悪さから抜け出したいと
思います。
では、すべては亮が解決することを祈って、Happy reading!
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ぷちさん、こんにちは。
〉〉例えば私が多読を始めてすぐ「?」と思ったのは
〉〉One o'clock in the morning
〉〉1時で「朝」?
〉〉climb down
〉〉climbって「登る」じゃないの?downって?!?
〉あぁぁぁぁぁー、まさしく似たようなところで引っかかってもがいています。
〉私も上記の2つなんて見ようものなら、「え・・・・」ですね。
このあたりで引っかかっているのなら、やはり「たくさん読む」で解決していくのが一番でしょう。モヤモヤしたままネイティブに「これは正しいんですか?」と聞いて「はい、正しいです」という返事をもらっただけでは「語感」レベルでは納得できないと思います。
climb downは多読を始めた人の多くがひっかかったはずです。そのうちclimb inとかclimb outとかclimbとセットになっていろいろ出てくると思いますので、そうしたらclimbという言葉がどういうときに使われて、どんなニュアンスを持つ言葉か、だんだんわかってくると思います。
〉杏樹さんが出してくださった例よりももっと簡単だと思うのですが、
〉一番最初に引っかかったのが
〉"....(何か会話文あり)"said Dad.というところです。
〉習ったのは、主語+動詞で、Dad saidじゃないの?と訊きたいのです。
〉英字新聞では主語+動詞の順だったように思いますが、本を読めば読むほど
〉語順が逆(に感じる)で、これが気持ち悪くないと感じるには相当時間がかかりそうです。
〉でも一つわかった(のかな?)のは、主語の部分が代名詞だと、
〉自分が思っている主語+動詞の順番になってるみたいで・・・・。
これ、これ!これもフシギですよねー。
でも会話文の後に代名詞で出てくることが多い、というところまでわかっているではありませんか。
じつはこのsaidについては、けっこう伝統ある(?)用法なんです。
ぷちさんはマザーグースはご存知ですか?
平たく言えばイギリスのわらべ歌です。昔から口承で伝えられてきた歌で、誰が作ったかいつ作られたのか、わからないまま伝えられて来たものがほとんどです。そして日本のわらべ歌とは違ってはるかに量が多く、英語圏の人々が子どもの頃から自然に覚えて親しんできて、英語圏の人の言語表現にも大きく影響を与えています。
そしてそのマザーグースの中にsaidが主語よりも先に来る用法がよく見られます。
Who killed Cock Robin?
I, said the Sparrow
Simple Simon met a pieman going to the fair,
Says Simple Simon to the pieman "Let me taste your ware"
でもそうでないのもあります。
Betty Botter bought some butter,
But, she said, the butter's bitter
ということは「どちらでもいい」らしいですね。
でも学校英語の世界では「どちらでもいい」では困るんです。「正解」がないといけません。特に「主語+動詞」という文型を教えている学校英語からはずれていますので、それに対して何か説明しようとすると、先生にとっても生徒にとっても負担になるだけ。特に受験では1点が合格を左右しますので、きちんとした規範を決めてそれに合致するもののみを正解にしなくては、1点の違いで不合格になる受験生に申し開きができません。
でもマザーグースに使われているということは、英語ネイティブにとっては自然な用法として身体にしみこんでいることと思います。
そして多読では日本で書かれた教材用の英語ではなく、たとえGRでも英語圏でネイティブが書いた本が推薦されていますので、ネイティブが使っているということは、いくら日本人が読んで「?」と思ってもそちらが正しいと思っていいでしょう。
ついでに、私は高校のときにマザーグースのテープを聞き、マザーグースに関する本を読んでかなりハマってしまい、試験でマザーグースで見た英語を書いてしまい×をもらったことがあります。
それではあせらないで少しずつunlearnしてきましょう。