[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/11/24(08:20)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp
投稿日: 2008/3/11(03:53)
------------------------------
酒井先生から、
SEGの中1の多読コースは、文法の講義も取り入れており、
「酒井先生の多読」とはまったく違う
という問題提起を受けました。
SEGの多読コースで、文法や語彙の意識的学習をとり
いれている理由を説明したいと思います。
まず、その前にお断りですが、SEGでは、多読は日本人講師が
担当しており、多読の時間には文法や語彙は基本的に教えません。
そして、多読=多聴で、中1生は、CDの音を聞きながら、
ORTなどの本を大量に読みます。 週80分の授業中に、
最初は、1000語くらいですが、1年後には、10000語
位読むようになります。そして、1年間で、合計
10万語から40万語位を読みます。
SEGでは文法や語彙は、nativeの先生が担当していますので、
動詞 名詞
とかの日本語での文法用語や用法は一切教えません。
verb noun
と英語のまま教えています。また、授業はすべて英語で行われて
いるので、中学生が英語で理解できる範囲の文法を教えている
ということです。
中学1〜2年生では、文法や語彙の学習を付け加えることにより、
3時間多読していた時より、
80分多読
80分文法・語彙・会話・Writing
と変更した時の方が、
年間の多読語数も増え、
学校での試験の点数も上がり、
従って、継続して多読をする生徒が増えました。
私は、日本語を介さずに、英語で考えられようになることが
英語教育では一番大事なことと思っています。
all English で授業をする限り、文法も語彙も精読
も英語を深く理解するための手段になると私は考えています。
私自身の経験でも、日本語だって、人に習ったり、本を読んで勉強した
りしてうまくなったと思います。
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: Q4 http://kokorohahimajin.blog96.fc2.com/
投稿日: 2008/4/1(06:22)
------------------------------
古川さんへ
Q4です、こんばんは。
>3時間多読していた時より、
> 80分多読
> 80分文法・語彙・会話・Writing
>と変更した時の方が、
>年間の多読語数も増え、
>学校での試験の点数も上がり、
> 従って、継続して多読をする生徒が増えました
一、英語学習者として質問させてください。
できましたら具体的な変更内容・効果を教えてはいただけないでしょうか。
(1)直接指導する語彙レベルと多読に用いるGR等の語彙レベルは同程度のものでしょうか?
(2)文法はどの程度のレベルのことを教えているのですか?
教える対象の学年レベルに合わせるのか、本のレベルに合わせるのかが教えていただきたいです。
(3)多読語数は具体的にはどの程度増加したのでしょうか?
(4)ネイティブによる授業には一切の日本語が出てこないのですか?
個人的には少々の母国語による補足説明は有効なものと思いました。
塾の指導要綱に関わること思いますので、問題ない範囲だけでよいので教えていただけないでしょうか。