[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/11/24(05:12)]
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お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2006/12/30(00:51)
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うさかめさん、Ryotasan、酒井先生、こんばんは!
〉〉Grammer in Use を読むと、必ず、名前が出てきてから
〉〉He や She で受けてます。
〉〉それがすごくいいなーと思います。
〉ぎゃ! 知らなかったぞ!!
〉というか、気がつかなかった・・・
多読する前のことですが、その名前のところを読むのが面倒で(爆)、
いちいち名前も変わるし、He や She でいいじゃんと
安易に(ほんとうに安易に)思っていたんですよー。
今読み返したら、your friend と特定しておいてから
He や She で受けるというパターンもありました。
〉Julieさん、ありがとー!
〉さっそく今書いている本でこのこと、使わせてもらいます!!
〉ありがっとぉー!!!
どぉいたっしましてー!!!光栄です。
〉〉というのも、以前英会話のクラスで一緒になった大学生さんが
〉〉they の使い方をまちがえて困っていたからです。
〉〉I have a dream. They might laugh at me.
〉〉But I want to do it.
〉〉とかなんとか言ったのです。先生が
〉〉"Who are they? Who might laugh at you?"
〉〉とたずねると、"They are... they."
〉〉"Who?" "They." と押し問答になってしまいました。
〉〉僕には夢がある、みんなは笑うかもしれないけど
〉〉と言いたかったらしいのですが……。
これがまた、見事な押し問答っぷりで。
授業のあとで、先生(アメリカ人)が深刻な顔をして話かけてきて、
彼は白痴なのか。they というからどの人だと聞いてるのに、
they、they というばかりで話にならない。
学習障害がある生徒なんだろうか、
それならそれで対処を考えるから教えてほしい。
Do you think he is a idiot? ときかれました。
その生徒さんと話したら、キョトンとした顔で
「they って一般的な人々って意味ありますよねえ。
ぼく受験のときに、そう習いましたよ」って言うし。(^^;
そこまで断層があるのかーとびっくりしました。
気付かせてもらってありがたかったです。
原因の一端は、名前などで特定せずに、いきなり He や She ではじまる
教室英語の例文に慣れきっているからだと思います。
〉〉少しでも参考になれば、です。(^^)
〉なりました、なりました!
〉もう一度、Julieさん、ありがとぉー!!!!
どぉいたしましてー!!!
先生も1月1日0時のホームページ open に向けて
頑張ってくださいねー♪
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お名前: 間者猫 http://www.k2.dion.ne.jp/~spycat
投稿日: 2006/12/30(11:32)
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"Julie"さんは[url:kb:1216]で書きました:
〉うさかめさん、Ryotasan、酒井先生、こんばんは!
間者猫です。みなさんこんにちは。
〉多読する前のことですが、その名前のところを読むのが面倒で(爆)、
〉いちいち名前も変わるし、He や She でいいじゃんと
〉安易に(ほんとうに安易に)思っていたんですよー。
〉今読み返したら、your friend と特定しておいてから
〉He や She で受けるというパターンもありました。
たしかに、いきなりHeやsheやtheyはありえないですね。
うまい作家だとheやsheで受けないで、
わざと名前を使っている場合があるような気がします。
〉〉〉というのも、以前英会話のクラスで一緒になった大学生さんが
〉〉〉they の使い方をまちがえて困っていたからです。
今なら分かるけど、多読始める前なら
平気で使ってたと思います。
〉彼は白痴なのか。they というからどの人だと聞いてるのに、
〉they、they というばかりで話にならない。
〉学習障害がある生徒なんだろうか、
〉それならそれで対処を考えるから教えてほしい。
〉Do you think he is a idiot? ときかれました。
これには笑った。
〉どぉいたしましてー!!!
〉先生も1月1日0時のホームページ open に向けて
〉頑張ってくださいねー♪
みんな期待してるとおもー。
では。
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お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2006/12/31(15:11)
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間者猫さん、みなさん。こんにちは。
うさかめさん、話を横に飛ばしちゃったみたいでごめんなさいねー。
〉たしかに、いきなりHeやsheやtheyはありえないですね。
でしょ、でしょー。
わたしは、うさかめさんに、どんな例文をつくるにしても、
気をつけてくださいね、と言いたかったのでした。
〉うまい作家だとheやsheで受けないで、
〉わざと名前を使っている場合があるような気がします。
そのキャラを目の前に感じさせたいときは
わざと名前を出すような気がします。
わざと he の場合もありますよね。
ミステリの冒頭で、犯人が殺人を犯した直後のシーン
(ただし、まだ犯人は明かされていない場合)では、
he のままで話がすすむと霞がかかったような、
謎めいた気持ちになって、he が誰なのか知りたくて続きが気になります。
〉〉〉〉というのも、以前英会話のクラスで一緒になった大学生さんが
〉〉〉〉they の使い方をまちがえて困っていたからです。
〉今なら分かるけど、多読始める前なら
〉平気で使ってたと思います。
私もです。
〉〉彼は白痴なのか。they というからどの人だと聞いてるのに、
〉〉they、they というばかりで話にならない。
〉〉学習障害がある生徒なんだろうか、
〉〉それならそれで対処を考えるから教えてほしい。
〉〉Do you think he is a idiot? ときかれました。
〉これには笑った。
気の毒だけど、ほんとに勉強させてもらいましたー。
〉〉どぉいたしましてー!!!
〉〉先生も1月1日0時のホームページ open に向けて
〉〉頑張ってくださいねー♪
〉みんな期待してるとおもー。
これから帰省して、その瞬間にはパソコンの前に
いられなさそうなのですが、楽しみにしてます♪
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お名前: かのん http://kanon021230.cocolog-nifty.com/
投稿日: 2006/12/30(12:05)
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うさかめさん、Ryotasan、Julie さん、酒井先生、夜行猫さん、こんにちは。
かのんといいます。
教師ではないし、文法は苦手で常に逃げ回っているので
うさかめさんへのアドバイスはとてもできませんが
Julie さんの They のお話を読んで、ああ、そうだよねー、と思ったことがあるので、
その部分に反応します。
たとえば、日本語だとこういう会話ができるんですよね。
A「昨日、買い物に行ったの」
B「へえ、どこへ行ったの?」
A「もうすぐバーゲンだから、その下見に百貨店へ行ったの」
B「何かお目当てのものは見つかった?」
A「ううん、さんざん歩いたけど気に入ったものが見つからなかったから、
お茶をして帰ってきたんですって」
さて、昨日買い物に行ったのはいったい誰だったのでしょう?
最後の1文がなかったら、きっとAさんが買い物に行ったんだろうと
推測しますよね。
でも、最後の1文を読むと、どうやらAさんではないらしい。
日本人同士の会話だったら「買い物に行ったのは誰だったの?」とは
尋ねずに流してしまうかもしれません。
「お茶をして帰ってきた」という帰結の部分がわかったので、
ま、いいか、と、それ以上はつっこんで問わない。
でも英語が母語の人だったら「買い物に行ったのは誰だったの?」って
当然のように尋ねるかもしれません。
だって英語では「誰が」を明確にしないと、文章が成立しないから。
※こんなふうに主体がない日本語を「透明人間の文章」と呼んでいる、
と『外国語を身につけるための日本語レッスン』(ISBN=4560049882)という本の
中に書いてありました。
同様に、名詞の複数・単数の区別についても、
日本語ではあまり意識する必要はないけれど
英語では常に無意識に意識されていることなのだと思います。
一方、日本語では、相手と自分の上下関係(または距離感かな?)を決めることが、
常に無意識に意識されています。
たとえば、朝会った誰かに、
「おはよう」というか「おはようございます」というかは、
たぶん無意識に、相手との上下関係や親密度で決めている。
仮に自分が朝の喫茶店でウェイトレスをやっていて、見知らぬお客さまに
声をかけるのなら、
英語ならたぶん「Good morning」(ことばとしては対等)、
日本語なら「おはようございます」(明確にウェイトレスが下でお客さまが上)。
仮に、ウェイトレスが見知らぬお客さまに「おはよう」って挨拶をしたら
キモチワルイのがネイティブな日本人の感覚だと思うんです。
なぜキモチワルイのかというと、相手との上下の区別(または距離感)が
的確になされていないから。
日本語では「誰が」を明確にしなくても文章が成立するから
その点は無頓着になりやすいけれど、
英語では、Julie さんがいうように、
「誰が」を明確にしないとキモチワルイと感じる言語なのでしょうね。
こういう発想の違いから来る感覚のズレを
「文法」として捉えるのが適切なのかどうかわたしにはわからないし、
うさかめさんの「(中学高校の)英語の授業内での文法指導のTaskを考える」という
課題に対する答えになっているとは、自分でも思えないのだけれど、
何かのとっかかりになれば幸いです。ハズレてると思ったら流してください。
コミュニケーションを中心とした授業を展開しつつ、
その中で文法指導もしていく、という課題に、
いろいろな発想の種が集まるといいですね。
それでは。
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お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2006/12/31(15:37)
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かのんさん、みなさん、こんにちはー。Julie です。
この例すごいねー。
〉たとえば、日本語だとこういう会話ができるんですよね。
〉A「昨日、買い物に行ったの」
〉B「へえ、どこへ行ったの?」
〉A「もうすぐバーゲンだから、その下見に百貨店へ行ったの」
〉B「何かお目当てのものは見つかった?」
〉A「ううん、さんざん歩いたけど気に入ったものが見つからなかったから、
〉 お茶をして帰ってきたんですって」
〉さて、昨日買い物に行ったのはいったい誰だったのでしょう?
〉最後の1文がなかったら、きっとAさんが買い物に行ったんだろうと
〉推測しますよね。
〉でも、最後の1文を読むと、どうやらAさんではないらしい。
〉
〉
〉日本人同士の会話だったら「買い物に行ったのは誰だったの?」とは
〉尋ねずに流してしまうかもしれません。
〉「お茶をして帰ってきた」という帰結の部分がわかったので、
〉ま、いいか、と、それ以上はつっこんで問わない。
〉でも英語が母語の人だったら「買い物に行ったのは誰だったの?」って
〉当然のように尋ねるかもしれません。
〉だって英語では「誰が」を明確にしないと、文章が成立しないから。
〉※こんなふうに主体がない日本語を「透明人間の文章」と呼んでいる、
〉と『外国語を身につけるための日本語レッスン』(ISBN=4560049882)という本の
〉中に書いてありました。
たしかに日本語には主体がない。
山田邦子が飛行機に乗って、スチュワーデスさんに
お飲み物はときかれて、I am a orange juice. といったとか・・・。
英語は必ず主体をつくらないと言葉として成立しないもんねー。
そういえば、John Doe っていうのも
はじめて出てきたときは驚きました。
そこまでして名前がないとキモチワルイのかと思った・・。
(CER に、そのタイトルの本がありますねー)
(Marvin くんの Flying Birthday Cake の巻を読んだ人は、
CER の John Doe をあわせて読むと理解が深まる・・かも?)
そして、かのんさんの、この指摘も鋭いねー。
〉同様に、名詞の複数・単数の区別についても、
〉日本語ではあまり意識する必要はないけれど
〉英語では常に無意識に意識されていることなのだと思います。
〉
〉一方、日本語では、相手と自分の上下関係(または距離感かな?)を決めることが、
〉常に無意識に意識されています。
〉たとえば、朝会った誰かに、
〉「おはよう」というか「おはようございます」というかは、
〉たぶん無意識に、相手との上下関係や親密度で決めている。
〉仮に自分が朝の喫茶店でウェイトレスをやっていて、見知らぬお客さまに
〉声をかけるのなら、
〉英語ならたぶん「Good morning」(ことばとしては対等)、
〉日本語なら「おはようございます」(明確にウェイトレスが下でお客さまが上)。
〉仮に、ウェイトレスが見知らぬお客さまに「おはよう」って挨拶をしたら
〉キモチワルイのがネイティブな日本人の感覚だと思うんです。
〉なぜキモチワルイのかというと、相手との上下の区別(または距離感)が
〉的確になされていないから。
かのんさんの言うように、英語の単数・複数は、
モノをみるときに、こんな感じで
無意識にちゃんとみてるんでしょうね。
私も最初に panties に出合ったときは、
パンティーを何枚はいているんだっとびびったものですが(笑)、
そのたびに頭の中で Captain Underpants、pants、trousers と唱えて
人間には脚が2本、手が2本、目が2つとイメージしていたら、
最近やーっと、sunglass はキモチワルイ、
sunglasses じゃないと1つ目小僧になってしまう
と感じるようになりました。
〉日本語では「誰が」を明確にしなくても文章が成立するから
〉その点は無頓着になりやすいけれど、
〉英語では、Julie さんがいうように、
〉「誰が」を明確にしないとキモチワルイと感じる言語なのでしょうね。
〉
〉
〉こういう発想の違いから来る感覚のズレを
〉「文法」として捉えるのが適切なのかどうかわたしにはわからないし、
〉うさかめさんの「(中学高校の)英語の授業内での文法指導のTaskを考える」という
〉課題に対する答えになっているとは、自分でも思えないのだけれど、
〉何かのとっかかりになれば幸いです。ハズレてると思ったら流してください。
かのんさんの文を読んで、私の投稿も、うさかめさんの課題への
直接の答えにはなってないなーと思いました。
それにこの辺りのネタを文法指導の Task に盛り込むのも
むずかしそうですね。
〉コミュニケーションを中心とした授業を展開しつつ、
〉その中で文法指導もしていく、という課題に、
〉いろいろな発想の種が集まるといいですね。
うんうん。
では、みなさん、よいお年を〜。