[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/11/24(08:07)]
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2006/11/7(09:05)
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みなさんは御存知だと思いますが、morning は「朝」じゃなくて「午前中」です。1日を day と night に分けて考える場合、日が昇ってから正午までがmorning です。24時間を one day と見なすばあいは午前11時55分でも morning だし、午前1時でも起きていれば morning です。
昔から知られた誤訳で three o'clock in the morning を「朝の三時」と訳してしまった例があります。「水曜の朝、午前三時」という歌もありました。
それで最近おどろいたのは、この歌を題名に借用した小説が日本語で書かれ、評判にもなっていることです。途中まで読んだんですが、なかなか面白い小説だと思いました。でもこの題名、なんとかならなかったんでしょうか(^-^;)。
みなさん、どう思います?
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お名前: 杏樹
投稿日: 2006/11/8(00:00)
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Ryotasanさん、こんにちは。
〉みなさんは御存知だと思いますが、morning は「朝」じゃなくて「午前中」です。1日を day と night に分けて考える場合、日が昇ってから正午までがmorning です。24時間を one day と見なすばあいは午前11時55分でも morning だし、午前1時でも起きていれば morning です。
これも多読をして「?!」と思うことの筆頭ですね。
私は多読を始めたばかりの時PGR0で「One o'clock in the morning」という文章を見て「!?!」になりました。
〉昔から知られた誤訳で three o'clock in the morning を「朝の三時」と訳してしまった例があります。「水曜の朝、午前三時」という歌もありました。
〉それで最近おどろいたのは、この歌を題名に借用した小説が日本語で書かれ、評判にもなっていることです。途中まで読んだんですが、なかなか面白い小説だと思いました。でもこの題名、なんとかならなかったんでしょうか(^-^;)。
〉みなさん、どう思います?
そういうのはよくあります。それでいいのか?みたいな辞書に忠実な訳。
最近気になるのは「ポータビリティ」→「番号持ち運び制」です。日本語では携帯の番号を「持ち運び」だなんておかしいと思うんですけれど。「番号そのまま制」とか「番号継続制」とかもっと日本語らしい表現は出来なかったのかと思います。
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2006/11/8(08:06)
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そうです。ラジオでは、午前0時 (twelve midnight) の時報が鳴り終わった途端に "Good morning" で深夜番組が始まります。こういう基本的なことを明記してある英和辞典が少ないのも困ったもんですね(^-^;)。
電話番号のポータビリティというのは、携帯電話でありながら番号を携帯できなかったというこれまでの実態をうまくはぐらかすためにこの英単語を使っているんでしょうかね? 却って矛盾が露呈させているようにも思えて面白いです。
今までこういうことが気になって、それを誰かに話してみても、真面目な顔で訴えるだけでは相手にされないことが多かったです。英語の基本的な間違いに関しては英和辞典を聖書だと思っている人が多いので本気にされないことが多かったです。
でも変なことはやっぱり変だし、間違いは間違いだと思います。なにか創造的な手段で、こういうことを明るく訴えられるようになりたい最近は考えています。
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お名前: 杏樹
投稿日: 2006/11/8(23:55)
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Ryotasanさん、こんにちは。
〉そうです。ラジオでは、午前0時 (twelve midnight) の時報が鳴り終わった途端に "Good morning" で深夜番組が始まります。こういう基本的なことを明記してある英和辞典が少ないのも困ったもんですね(^-^;)。
うわ〜〜〜、それは知りませんでした。深夜0時の番組で「Good morning!」ですか。
〉電話番号のポータビリティというのは、携帯電話でありながら番号を携帯できなかったというこれまでの実態をうまくはぐらかすためにこの英単語を使っているんでしょうかね? 却って矛盾が露呈させているようにも思えて面白いです。
番号の携帯…ううむ。そういえば携帯電話はmobile phoneですね。「移動電話」。portableではないんですね。ここですでに英語と日本語が対応しなくなってます。
〉今までこういうことが気になって、それを誰かに話してみても、真面目な顔で訴えるだけでは相手にされないことが多かったです。英語の基本的な間違いに関しては英和辞典を聖書だと思っている人が多いので本気にされないことが多かったです。
〉でも変なことはやっぱり変だし、間違いは間違いだと思います。なにか創造的な手段で、こういうことを明るく訴えられるようになりたい最近は考えています。
本当にそう思います。多読をして英語のニュアンスがわかってくると、英語と日本語が全然対応しないことがどんどん実感してきます。訳語に頼る日本人にはなかなかわかってもらえないですね。そういう風に対応しないな〜、おかしいな〜という実例を集められないものでしょうか。今までも「おかしい」と思ったことが何度かあるのですが、ちゃんと覚えてないんです。これから記録しておきましょうかね。
それでは〜。
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2006/11/11(08:20)
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Twelve midnight と言えば午後12時なので、まだ morning には早いかも知れません。ただし1秒でも過ぎれば morning です。
24時間を day と night に分けて考える場合は夜明けから正午までが morning になります。サイモンとガーファンクルが歌った "Wednesday Morning, 3 A. M." の歌詞では、最後に、短い方の morning も出てきます。
昔は portable の蓄音機やタイプライター、テレビなどもあって、日本では「携帯用」と表現されることも多かったようです。(僕が子どものころは portable のレコード・プレーヤーとかカセット・レコーダーがありました。) 実際には portable という言葉のとおり携帯可能でも、使うときは机や床の上に置かないと使えないことが多かったです。あとで portable のパソコンも発売されました。この単語自体が使い古されてしまったのかも知れません。
携帯電話のばあい、本当に携帯しながら使える電話機ということで、より動的な mobile という単語が使われるようになったんでしょうね。自分が英語を書いたり話したりするときは、こういった微妙な違いに気を使うより相手によって表現のしかたを調整した方が良いと考えています。
いずれにしてもこういったズレには何度も出会いますね。書き留めておいたら面白いかもしれません。気になりだすとしんどいこともあります。(^-^;)