[掲示板: 〈過去ログ〉はじめまして!(初投稿)掲示板 -- 最新メッセージID: 9033 // 時刻: 2024/11/27(12:30)]
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お名前: まりあ@SSS http://www.buhimaman.com/blog/
投稿日: 2011/8/28(01:42)
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そばきりさん、はじめまして。まりあ@SSSです。
〉 はじめまして。「大人のための英語多読入門」(佐藤まりあ先生著)を拝読して、これから多読に挑戦したい60代男性です。
お読み頂きありがとうございました。
先生は恥ずかしいので、「まりあさん」にしてくださいね。
〉 そこで、超初歩的な質問ですみませんが、どなたかお教えください。
〉(1)著書で「1入門レベル」の紹介(157㌻〜)で、「ネイティブ向け国語教材シリーズ」から「文芸絵本」の4分野から紹介してあります。
〉 どの分野を選んでもよいのでしょうか。
はい、お好きな分野から始めて下さい。
語学は、楽しめる→続けられる→身に付く、がゴールデンルート
です。
〉(2)私は「ネイティブ向け国語教材シリーズ」のうち「longman literacy land story street」がよいと思うのですが、このシリーズだけで123冊あるそうです。この全冊を読んだ方がよいのでしょうか。
「これを読んだら英語ができるようになる」万能薬みたいな
本がこの世に存在するわけではありません。あればいいんですけど。
「どれが好みに合うか?楽しめるか?」が大切で、面白いと感じて
引き込まれる本が、効果のある薬ということになります。
絵本は、絵が好きになれるかどうか?もかなり影響力があります。
杏樹さんが書いて下さいましたが、全巻一気買いは危険ですね。
yukaffe さんお薦めの「多聴多読ステーション」などで
十分吟味して下さい。多読を始めたばかりの時は、本を選ぶのに
かなり時間がかかったりしますが、だんだん自分の好みに合う本を
探すコツが掴めてきます。
コスモピア社サイトには、多読用図書が読める地域別図書館リスト
[url:http://www.cosmopier.com/library/]もありますから、これも
のぞいてみて下さい。図書館が利用できると多読開始がとても楽に
なります。
Happy Reading!
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お名前: そばきり
投稿日: 2011/8/28(09:47)
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まりあさん
「そばきり」でございます。
「大人のための英語多読入門」の著者ご当人から、まさかお返事をいた
だけるとは、思いもよりませんでした。
驚きつつ、まことにありがとうございました。
ご教示により、多読の世界へ入っていくことができそうです。
ご著書を通じて、英語は文化の一形態であると同時に、文化などの言語化
であることが、自分なりにあらためてよく理解できました。
単語や言い回しをいくら暗記しても、つまり英語の上面だけを追いかけて
ていても、欧米人と彼らのよってきたる世界や社会を理解したことにはなら
ないということでしょうか。
私は、「大人のための英語多読入門」を、「日本における英語文化」批判
の書、ユニークな文化論としても、十分に楽しませていただきました。英
語で書かれた世界を理解するための方法論を提案しつつ、同時に優れた文化
論でもあるご著書の説得力は十分です。
英語関連の方法論やノーハウ本について、すれっからしの読者としての
私は、必ず批判的に読むことにしております。しかし、ご著書に限っては
心の中でいちいち「もっともだなあ」と感心、納得しながら読み進めている
自分を発見しました。
文化論としての業績だけでも大変なことですが、私自身のこれからの
「英語」にかかわる姿勢に、強く大きな啓示を与えてもいただきました。
この書に出会わなかったら私は、手を変え品を変えて。これまでのよう
な「学習」を繰り返していたに違いありません。
そうならずに多読という英語の「新世界」に入っていけることは、すで
に61歳になった私にとっては、より大きな意義があろうと存じます。
人生には、このような出会いが稀にあるものです。著者と同時代に生き
ていられたことに感謝します。
ますますのご繁栄を。
今後とも、ご指導、よろしくお願い申し上げます。
(了)
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お名前: まりあ@SSS http://www.buhimaman.com/blog/
投稿日: 2011/8/30(00:10)
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そばきりさん、今晩は。まりあ@SSSです。
〉 「大人のための英語多読入門」の著者ご当人から、まさかお返事をいた
〉だけるとは、思いもよりませんでした。
〉 驚きつつ、まことにありがとうございました。
いえいえ、ただの ぶたおばさんですから。
〉 ご著書を通じて、英語は文化の一形態であると同時に、文化などの言語化
〉であることが、自分なりにあらためてよく理解できました。
ありがとうございます。
〉 単語や言い回しをいくら暗記しても、つまり英語の上面だけを追いかけて
〉ていても、欧米人と彼らのよってきたる世界や社会を理解したことにはなら
〉ないということでしょうか。
そう思います。そして異文化理解は、難しい英語で書かれた
文化論なんか読めなくても可能です。
3歳児向けの絵本1冊からでも、大人なら、英米人の描く「よい子」と
日本人のそれが違うことを感じ取れたりします。
英語の字面の下に流れるもの、を意識しながら読むようになると、
どんなやさしい英語の本も楽しめるようになります(^^*)
〉 私は、「大人のための英語多読入門」を、「日本における英語文化」批判
〉の書、ユニークな文化論としても、十分に楽しませていただきました。英
〉語で書かれた世界を理解するための方法論を提案しつつ、同時に優れた文化
〉論でもあるご著書の説得力は十分です。
過分にお褒め頂き、面映ゆい限りです。
〉 文化論としての業績だけでも大変なことですが、私自身のこれからの
〉「英語」にかかわる姿勢に、強く大きな啓示を与えてもいただきました。
〉 この書に出会わなかったら私は、手を変え品を変えて。これまでのよう
〉な「学習」を繰り返していたに違いありません。
国語の勉強なら学校を卒業したら終わりにして、あとは本なり
新聞なり好きなものを読むだけになるのに、英語ばかりは
いつまでも勉強し続ける、っておかしいですよね?
〉 そうならずに多読という英語の「新世界」に入っていけることは、すで
〉に61歳になった私にとっては、より大きな意義があろうと存じます。
新しいことを始める意欲がある人間は、いくつになっても進歩する
ことができる!と信じています。
Happy Reading!
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