[掲示板: 〈過去ログ〉はじめまして!(初投稿)掲示板 -- 最新メッセージID: 9033 // 時刻: 2024/11/27(20:54)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2010/2/28(11:57)
------------------------------
Shunsukeさん、こんにちは。これで終わりますので、もう少し。。
〉〉Shunsukeさんのご投稿をきっかけに、あらためてKWAIDANを読んでいますが、
〉〉ハーンの文章は、本当にいいですね。落ち着きます。
〉……実は、僕は、「小泉八雲を読む会」に出たことがあります。
〉 主宰は、島根大学を退官された先生でしたが。
その会、いいですね。
〉 その先生の話だと、小泉八雲は、怪談・奇談を書くにあたって、妻のセツさんに、松江に伝わる、いろいろな伝承、伝説の話を聞かれたと同時に、やはり、セツさんの紹介などもあって、江戸期の、滝沢馬琴の「傑作集」、上田秋成の「雨月物語」などの伝奇・怪奇小説もお読みになったようです。
すごいですね。ものすごく熱心に研究なさったようですね。
ずいぶん昔ですが、NHKで、小泉八雲のドラマがありました。
『日本の面影』だったかな? とても印象深かったです。
八雲さんの役を、ジョージ・チャキリス(映画『ウエストサイド物語』の)、
おセツさん役を、檀ふみさんが演じておられました。
「おセツ!おセツ!」と、子供が母親に話をせがむようにして、毎夜、
昔話を聞いておられた様子が描写されてました。
〉 でも、やはり、そういう日本の伝承話を、西洋に紹介したい、という八雲の熱意に、感銘をしましたね。
ありがたいですよね。
結果的に、西洋だけでなく、現代日本にも、伝えてくださいましたね。
八雲さんがいなければ消えたであろうことが、たくさんあると思います。
〉 ところで、僕の住んでいる松江市には、島根県立大学・短期大学部・松江キャンパスというのがあります。ここに、小泉八雲のひ孫の方が、教授として、お勤めになっています。専攻は、「民俗学」のようです。
おお、そうなんですか。
------------------------------
こんにちは、たかぽんさん。
僕も、また、多読の一環として、ハーンのMimi−nashi−HoichiとかYuki−Onnaなどを読みました。
ところで、今、NHKの朝ドラは、「ウェルかめ」ですが、これが終わると、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげるさんを主人公としたドラマがはじまります。
水木しげるさんは、松江市のすぐ近くの境港市(=鳥取県にはなるが)の出身なんです。そして、奥さんは、松江市の隣りの安来市が出身です。
そして、水木しげるさんも、小泉八雲さんと一緒で、幽霊とか霊界とか、そういうものを信じておられるのですね。
物質には、反物質というのもあるらしいです。
たとえば、クォークには、反クォークが。
電子には、反電子(=陽電子)が。
そして、ニュートリノには、反ニュートリノがあるということです。
どうも、聞くところによると、宇宙のあちこちを飛び回っていて、地球なんか、一瞬で通り抜けるという、まるで幽霊みたいなニュートリノを、小柴昌俊さんという方が、カミオカンデという検出器で、捕らえられた、ということです。
また、聞くところによると、小林誠さんと益川敏英さんは、CP対称性の破れを解明し、6種類のクォークの存在を予言されていたが、このクォークの存在も確かめられたようです。
また、聞くところによると、宇宙には、正体のわからないダーク・マターとか、ダーク・エネルギーがあって、つまり、宇宙空間とは、まったく何もない、空っぽの真空状態ではなく、極端に高密度のエネルギーが詰まった状態だということです。
僕は、この世はこの世、あの世なんか絶対にあるはずがない、と思っているのですが。
が、今の科学が、仮に、「この世」に対する「反・この世」(=あの世なるもの)の存在を実証したとしたら、ちょっと気味がわるいです。
がともかく、天皇さまも、「CP対称性の破れ」とは何かについて、ご存知のようなので、僕も、そういうことも、ひとつの教養として、勉強したいと思います。