Re: はじめまして&多読再開

[掲示板: 〈過去ログ〉はじめまして!(初投稿)掲示板 -- 最新メッセージID: 9033 // 時刻: 2024/11/26(17:42)]

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7333. Re: はじめまして&多読再開

お名前: まりあ@SSS http://buhimaman.at.webry.info/
投稿日: 2009/10/8(11:49)

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ちゃちゃ丸さん、はじめまして。 まりあ@SSSです。

〉4年のブランクを経て、先日少し読ませて見ましたが、やはり
〉衰えは隠せず、Stage6ならなんとか、Stage7はつっかえつっかえ、
〉というところまで落ちているようです。
〉かといってStageを下げると、内容が幼稚でくだらない、と、
〉こちらはこちらでプライドが傷つくらしく、不満なようです。

   中学生は、読めるレベルの英語の内容と精神年齢の乖離に
   苦しむ時期です。
   大人になれば、「自分に読めるのがこの英語レベルだから
   仕方ない。今は我慢してレベルアップを目指そう」という
   諦めがつきやすくなりますが..  

〉今は、週に何冊か音読してますが、思春期で難しい時期に入り、
〉読めない単語があると非常に機嫌が悪くなります。
〉黙読に切り替えようかとも思うのですが、これまでずっと音読で来たことや、
〉せめて発音はちゃんと教えてやりたいという私の気持ちもあって、
〉黙読に踏み切れません。こんなやり方はやはりダメでしょうか・・・。

   英語の勉強方法に、これがベスト というものはないと
   考えています。経験的に「多くの人に効果的」という方法は
   統計値として浮かび上がりますが、それもある人にとって
   苦痛を感じる方法なら、その人には良い方法ではないのです。
   

〉もともと日本語での読書も好きではない子です。
〉(読み聞かせは日英ともにかなりがんばったのに、悲しいです・・・)

   子どもは「育つもの」で、親が「作り上げる」ことはできない
   んですね。
   そして年齢と共に変わります。私の娘は幼稚園から10歳くらいまで
   お友達の家にいってもそのお宅の本棚の前に座り込んでずっと本を
   読んでいたりするほど読書の好きな子でしたが、いつの間にか
   ファッション雑誌しか読まなくなりました。一方、物語を
   「ウソ話は嫌い」と拒否してもっぱら図鑑が愛読書だった息子は
   中学生くらいからものすごく読むようになって、三国志・水滸伝
   封神演義はコンプリートしましたし、漱石・鴎外なんかも読んで
   ました。先のことはわかりません。

〉理系タイプということもあり、英語は本を読むより文法問題などを
〉こなす方がずっと好きなようです。

   まあ文法は小説を読むのには役立たないので、あまりお薦め
   しないのですが、中学生は文法を学ぶと教科書は読めますし、
   成績も上がって嬉しいでしょうから、嫌いな人に無理にやらせる
   ことは不要だとしても、好きならやればいいのではないでしょうか?

   ただし、学習参考書の文法は、I will を I'm going to 〜 に 
   I must を I have to に書き換えさせたりとか、とんでもない
   ことをさせ、あとで全部覚え直さないと、まともに英語は使え
   ません。
   
   Reading Tree で英語の下地も出来ているのですから、文法は
   Grammar in Use をやらせたらどうでしょう?
   最初は銀色表紙の Basic Grammar in Use か、物足りないなら
   赤い表紙のEssential Grammar in Use。書店店頭で実物を見て
   選ぶのが良いです。
   CDもついていますし、このCDは結構いいです。
   
   日本の学習参考書のCDは無表情に読み上げていますが、
   Grammar in UseのCDは、文の内容にそって少し表情がついていて
   英語らしいです。

   分厚い本に圧迫感があるなら、見開きをコピーして1日1枚程度
   やるといいです。最初のページから順に進む必要はありません。
   学校の授業に合わせて進めるのが成績アップにもつながり
   効率がよいです。
 
Happy Reading!
   


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7335. Re: はじめまして&多読再開

お名前: ちゃちゃ丸
投稿日: 2009/10/8(23:59)

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まりあ@SSSさん、こんにちは。
コメントありがとうございました。

〉   そして年齢と共に変わります。

そうなんですね。
いつか息子も本好きに変わってくれたらうれしいな〜と思います。

〉   Reading Tree で英語の下地も出来ているのですから、文法は
〉   Grammar in Use をやらせたらどうでしょう?

なるほど、Grammar in Useを使うのはよいかもしれないですね。
もともと文法は時間をかけずに3年の範囲までさらっと流してしまおうと
思っていたので、検討してみます。

息子を見ていて思うのは、文法をさらっていくにつれ、自分が今まで
あいまいに理解していたことがクリアになっていく喜びみたいなものが
あるのではないか、ということです。

中学に入るまで、英語を訳するという作業は、私はさせたことがありませんでした。
英語は英語のまま理解すればよいと思っていましたから、その必要を
感じたことがなかったからです。

それが今。彼は日本語にコンバートする作業が楽しくてしかたがない、
という風なのです。正直見ていて複雑な気持ちになります。
文法を教えるにつれ、「なるほどこれはこういうこと、この単語はこういう
意味だったのか!」という発見があるようで、それもうれしいようです。
今の彼にはそれが必要なのだということなのかもしれません。
とりあえず話し合って多読もやる、ということになったので、
当面は勉強+多読というスタイルでやっていこうと思います。

そういえば先日本棚を整理していたら、息子がORTを暗唱していたころの
テープが出てきました。2000年、息子が4才の時のテープです。
本を暗唱しながら「Did you hear that? Kipper is so silly!」と
笑い転げる息子の声を聞きながら、またあんな風に、息子と本読みを
楽しめる日が来ると良いなと思いました。

まりあさん、ありがとうございました。
これからもご相談に乗って下さいね。


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