[掲示板: 〈過去ログ〉はじめまして!(初投稿)掲示板 -- 最新メッセージID: 9033 // 時刻: 2024/11/25(11:09)]
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お名前: ビビ
投稿日: 2007/7/1(12:23)
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"Ryotasan"さんは[url:kb:5815]で書きました:
ご丁寧な、お答えありがとうございました!
Ryotasanさんのご意見から察するところによると、
Nativeでさえ、他動詞と自動詞の区別はついていないということでしょうか?
TOEICなどはここらへんの動詞の使い方をすごく聞いてくる問題がでるので、
いつも混乱するのですが、
私はこれは自分がNativeでないせいだと思っていました。
(動詞の後に修飾句が来る来ないなど)
私は外人さんたちがしゃべる日本語に間違いがあると
非常に気になる人で、同様に自分のしゃべっている英語に
細かい間違いがあるのではないかと非常に気になります。
ちょっとした表現の違いで、大きく、意味を取り違えられることが
あるので、その細かいニュアンスが気になります。
いずれ、多読を行っていけば、そのニュアンスもわかってくるのかも
しれませんが、今の段階で、出来ることはやってみようと思います。
TOEICは確かに点数にはこだわっていますが、それは飽くまで
自分の英語のレベルを図る目安にしたいからです。
(やはり普通に英語の出来る人たちは900点以上は取っているので)
TOEICの点数を上げたいのではなく、英語力をあげることによって、
TOEICの点数を上げることを実感したいなぁと思っています。
(ま、職場からのプレッシャーもあるのですが)
The Elements of Styleは探してみようと思います。
とくに、英語で丁寧な公式の文書を書く際にいつも
いろんなことを悩まないといけないので、
(たいてい、Nativeの人にチェックはしてもらうのですが)
参考になると思います。
ありがとうございました!!
〉文法の話題はこちらでしょうか。
〉英語はもともとさまざまな方言の寄せ集めでした。そして王侯貴族や役人がフランス語を使っている時代を通過し、標準的な英語が存在しない状態で村落から都市へ人口の流入がおこり、文法も綴りもごちゃまぜ状態になりました。学者や詩人や劇作家はラテン語やイタリア語の方式を手本にすることで拡張高い文章やお洒落な文章を書くことに成功しましたが、文法的な不規則性は残りました。
〉これではやはり不便なので、学者や政治家が議論して標準的な綴りや文法を定めていったのが18世紀ぐらいでしょうか。それでも毎日使っている言葉を急に変えることはできませんから、英語の最も根本的な部分には、不規則な点や不自然な点が数多く残りました。たとえば go の過去形が went だったりするのが、その結果です。
〉そういう不規則な英語に、ある程度は論理的な法則性を見いだそうとする試みも行なわれてきました。自動詞と他動詞の区別なども、言葉を分類する試みの一つだと思いますが、当然限界はあります。言語学の研究としてそういうことを追求する人がいても良いと思いますが、実用的な英語力を必要としている人が時間をかけて勉強しても、あまり収穫はないと思います。
〉どうしても解明したければ、方言まで視野に入れた多読や多聴をしてみると、何らかの結論が得られるかもしれません。英文法では間違いとされる用例が方言では幅広く使われていることが分かるので、その社会的な違いは分かると思います。
〉実際問題としてどうするかも書いておく必要がありますね。The Elements of Style のような本を手元に置いて、社会的に正しいとされる言葉の作法や、効果的な表現のしかたを勉強した方が、仕事の役に立つとおもいます。ただし、TOEICの点数とは別です。
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/7/2(09:00)
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ビビさん、おはようございます。
〉ご丁寧な、お答えありがとうございました!
〉Ryotasanさんのご意見から察するところによると、
〉Nativeでさえ、他動詞と自動詞の区別はついていないということでしょうか?
そうです。無意識に使い分けることはできますが、説明できるほど理解しているわけではありません。説明できる人もいますが、それはその人が母語話者だからではなく、学校で文法を勉強したからです。そういう人の文法理解にも、申し上げたとおり限界はあります。
〉TOEICなどはここらへんの動詞の使い方をすごく聞いてくる問題がでるので、
〉いつも混乱するのですが、
〉私はこれは自分がNativeでないせいだと思っていました。
〉(動詞の後に修飾句が来る来ないなど)
TOEICなどで出題されるのは、上の方で申し上げたことよりもっと実用的な範囲に限定された文法事項かもしれません。ある程度は論理的な説明が可能な文法事項もあります。具体的な例文を示していただければ、もう少し詳しく説明できると思います。
〉私は外人さんたちがしゃべる日本語に間違いがあると
〉非常に気になる人で、同様に自分のしゃべっている英語に
〉細かい間違いがあるのではないかと非常に気になります。
読解力と聴解力が伸びてくれば、母語話者の会話やメールに間違いを発見できるようになります。それは一つ一つ指摘するような行為は嫌われるかもしれませんが。
〉ちょっとした表現の違いで、大きく、意味を取り違えられることが
〉あるので、その細かいニュアンスが気になります。
〉いずれ、多読を行っていけば、そのニュアンスもわかってくるのかも
〉しれませんが、今の段階で、出来ることはやってみようと思います。
長期的には多読ですが、お仕事での必要に迫られているのであれば、複数の英英辞典を読み比べしてみるのが良いと思います。特に基本語は、英和の説明が不正確なことが多いです。
〉TOEICは確かに点数にはこだわっていますが、それは飽くまで
〉自分の英語のレベルを図る目安にしたいからです。
〉(やはり普通に英語の出来る人たちは900点以上は取っているので)
〉TOEICの点数を上げたいのではなく、英語力をあげることによって、
〉TOEICの点数を上げることを実感したいなぁと思っています。
〉(ま、職場からのプレッシャーもあるのですが)
はい。英語力が伸びた結果として点数も上がるというのが最も望ましいです。ただ、試験対策と、お仕事で必要な技術系の英語 (English for Specific Purpose) と、格調高い表現とは、区別した方が早道かもしれません。
〉The Elements of Styleは探してみようと思います。
〉とくに、英語で丁寧な公式の文書を書く際にいつも
〉いろんなことを悩まないといけないので、
〉(たいてい、Nativeの人にチェックはしてもらうのですが)
この本は E. B. White が学生として通っていた大学で作文の授業を担当していた英文学教授が執筆したものです。この本で作文を学び、職業作家となった White とが加筆して復刊され、米国で最も有名な作文の教科書になりました。上級者には必読と言われることが多いです。どういう発想で文章を書いているかが分かるので、僕のは読解の参考になりました。ただし、文学的な例文が多いです。
電子テキストと、小型のペーパーバック、ハードカバー、挿絵付きのハードカバーなどがあり、どれも魅力的ですが、僕は挿絵付きの本がお洒落で好みです。最初は巻末の用語解説あたりを読むと良いでしょう。
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お名前: ビビ
投稿日: 2007/7/2(14:58)
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Ryotasanさん こんにちは!
〉ビビさん、おはようございます。
〉そうです。無意識に使い分けることはできますが、説明できるほど理解しているわけではありません。説明できる人もいますが、それはその人が母語話者だからではなく、学校で文法を勉強したからです。そういう人の文法理解にも、申し上げたとおり限界はあります。
そうなんですね。何だかやっと納得できた気がします。
〉TOEICなどで出題されるのは、上の方で申し上げたことよりもっと実用的な範囲に限定された文法事項かもしれません。ある程度は論理的な説明が可能な文法事項もあります。具体的な例文を示していただければ、もう少し詳しく説明できると思います。
具体的にといわれると・・・うーん。。。
その時には、「これは自動詞と他動詞の使い方の間違いを
指摘してるんだ」という回答例を何度か目撃したのですが、
そこのところがよく判らないから、自分にはこの問題が
わからないんだという
イメージが強く残っていました。
〉読解力と聴解力が伸びてくれば、母語話者の会話やメールに間違いを発見できるようになります。それは一つ一つ指摘するような行為は嫌われるかもしれませんが。
最近、ようやく、PBの中などで、わざと文法表現を間違って
登場人物の教養の低さなどを表した表現方法がちょっと
理解できるようになってきました。
〉長期的には多読ですが、お仕事での必要に迫られているのであれば、複数の英英辞典を読み比べしてみるのが良いと思います。特に基本語は、英和の説明が不正確なことが多いです。
やはり、英英ですよね。
初心者のころは、英英が兎にも角にも苦手で、でも、
英語の勉強なら英英に限る!みたいな意識の刷り込みがあって、
わけのわかならないまま、英英をつかってものすごいストレスを
感じて、英語の勉強そのものが出来なくなる時期がありました。
英語の出来る友人に、「英和を使ったらいいのよ。そのうち
英英は使えるようになるから」と言われて、
非常に楽になり、勉強を再開した覚えがあります。
最近になって、ある程度英語を読めるようになると、
英和辞典の訳と英英辞典の言葉の意味が微妙にずれていることが
よくわかるようになってきました。
それでもいまだに、大雑把な意味は、日本語で掴んでおいて、
微妙なニュアンスを掴むために、英英辞典を使っています。
最初から英英を使ったほうがいいのは判っているのですが、
なんとなく、過去のいやな記憶が頭をかすめて、
今は英和と英英の両用で行っています。
でも、英英辞典を複数読む方法は思いつきませんでした。
考えてみれば、国語辞典も2−3冊は参考にしますもんね。
〉はい。英語力が伸びた結果として点数も上がるというのが最も望ましいです。ただ、試験対策と、お仕事で必要な技術系の英語 (English for Specific Purpose) と、格調高い表現とは、区別した方が早道かもしれません。
試験勉強をかなりする性質なのですが、あまり、点数は伸びません。
おそらく、どこかの英語力が足りていないんだと思っているのですが
自分でその足りない部分をどこだと確定できないでいます。
試験勉強だけで自分の望む点数に到達するのは無理だと思い、
多読に踏み入れてきたのですが、
ここで、スランプに陥ってしまいました。
(皆様のおかげで多読に関しては、スランプ脱出中ですが)
その上、多読をたくさんして、
音読やリスニングをおろそかにしてしまったせいか、
会話力が今現在はかなり落ちている感じがします。
いずれ、多読で長期的には復活してくるかもしれませんが、
反射神経を要する会話には、やはり音読が欠かせないなぁという
実感です。
〉この本は E. B. White が学生として通っていた大学で作文の授業を担当していた英文学教授が執筆したものです。この本で作文を学び、職業作家となった White とが加筆して復刊され、米国で最も有名な作文の教科書になりました。上級者には必読と言われることが多いです。どういう発想で文章を書いているかが分かるので、僕のは読解の参考になりました。ただし、文学的な例文が多いです。
〉電子テキストと、小型のペーパーバック、ハードカバー、挿絵付きのハードカバーなどがあり、どれも魅力的ですが、僕は挿絵付きの本がお洒落で好みです。最初は巻末の用語解説あたりを読むと良いでしょう。
色々、ありがとうございました。
大変参考になりました!
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/7/3(12:25)
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ビビさんのお役に立てるかどうか分かりませんが、もうしばらく一緒に考えてみましょう。
〉〉TOEICなどで出題されるのは、上の方で申し上げたことよりもっと実用的な範囲に限定された文法事項かもしれません。ある程度は論理的な説明が可能な文法事項もあります。具体的な例文を示していただければ、もう少し詳しく説明できると思います。
〉具体的にといわれると・・・うーん。。。
〉その時には、「これは自動詞と他動詞の使い方の間違いを
〉指摘してるんだ」という回答例を何度か目撃したのですが、
〉そこのところがよく判らないから、自分にはこの問題が
〉わからないんだという
〉イメージが強く残っていました。
動詞の意味によって、その後に方向を示す言葉が必要か不要か決まってきます。英和辞典的な理解では判断できないことがあります。
〉〉読解力と聴解力が伸びてくれば、母語話者の会話やメールに間違いを発見できるようになります。それは一つ一つ指摘するような行為は嫌われるかもしれませんが。
〉最近、ようやく、PBの中などで、わざと文法表現を間違って
〉登場人物の教養の低さなどを表した表現方法がちょっと
〉理解できるようになってきました。
それは良かったですね。おめでとうございます。ここから先はかなりの量の実例に触れないと分かりにくいことなんですが、学校文法で不適切とされる表現でも、特定の階層のあいだでは同じように使われている例も多いのです。それから、裁判官や政治家などでも家族との会話ではそういう教養の低そうな英語を使うことがあります。つまり方言としては広く使われているのです。
〉〉長期的には多読ですが、お仕事での必要に迫られているのであれば、複数の英英辞典を読み比べしてみるのが良いと思います。特に基本語は、英和の説明が不正確なことが多いです。
〉やはり、英英ですよね。
〉初心者のころは、英英が兎にも角にも苦手で、でも、
〉英語の勉強なら英英に限る!みたいな意識の刷り込みがあって、
〉わけのわかならないまま、英英をつかってものすごいストレスを
〉感じて、英語の勉強そのものが出来なくなる時期がありました。
〉英語の出来る友人に、「英和を使ったらいいのよ。そのうち
〉英英は使えるようになるから」と言われて、
〉非常に楽になり、勉強を再開した覚えがあります。
そのお友達は思いやりがあって素晴らしい人だと思いますが、実際に英和辞典的な発想が身に付いてしまうと英英を使えるようになるのは難しいと思います。説明に使われている基本的な単語の理解が不正確なこともしばしばあるからです。
〉最近になって、ある程度英語を読めるようになると、
〉英和辞典の訳と英英辞典の言葉の意味が微妙にずれていることが
〉よくわかるようになってきました。
〉それでもいまだに、大雑把な意味は、日本語で掴んでおいて、
〉微妙なニュアンスを掴むために、英英辞典を使っています。
日本ではそれが常識ですね。残念ながら僕はそれが心配なのです。英語を道具にたとえたばあい、日本語を通した大ざっぱな理解というのは、物差しや分度器の目盛りがズレているように感じられるからです。技術系の文書で "more than" を「以上」と訳したりすれば、致命的な事故につながることもあります。
人間は言葉を通して自分自身や周りの世界を認識し、それを他人と共有します。日本語と英語では単語の役割分担も違いますから、認識した世界も少し違います。
〉最初から英英を使ったほうがいいのは判っているのですが、
〉なんとなく、過去のいやな記憶が頭をかすめて、
〉今は英和と英英の両用で行っています。
〉でも、英英辞典を複数読む方法は思いつきませんでした。
〉考えてみれば、国語辞典も2−3冊は参考にしますもんね。
基本的な単語ほど、英和と英英の違いは大きいです。基本的な英単語を正確に理解するには、母語話者か母語話者並みに英語を理解している人から身振り手振りを交えて教えてもらうか、絵の多い本を多読するしか無いと思います。それで、非常に簡単な本をスイスイと読むことを薦めることもあります。ある意味で初心に帰ることを薦めているわけですが、決して初心者あつかいしているわけではない点をご理解・ご容赦いただけると幸いです。
〉〉はい。英語力が伸びた結果として点数も上がるというのが最も望ましいです。ただ、試験対策と、お仕事で必要な技術系の英語 (English for Specific Purpose) と、格調高い表現とは、区別した方が早道かもしれません。
〉試験勉強をかなりする性質なのですが、あまり、点数は伸びません。
〉おそらく、どこかの英語力が足りていないんだと思っているのですが
〉自分でその足りない部分をどこだと確定できないでいます。
〉試験勉強だけで自分の望む点数に到達するのは無理だと思い、
〉多読に踏み入れてきたのですが、
〉ここで、スランプに陥ってしまいました。
〉(皆様のおかげで多読に関しては、スランプ脱出中ですが)
〉その上、多読をたくさんして、
〉音読やリスニングをおろそかにしてしまったせいか、
〉会話力が今現在はかなり落ちている感じがします。
〉いずれ、多読で長期的には復活してくるかもしれませんが、
〉反射神経を要する会話には、やはり音読が欠かせないなぁという
〉実感です。
多読を沢山して音声面がおろそかになるのは、聴いたり喋ったりするような感じでは読んでいないということですね。読む速度が遅すぎたせいもあるかもしれません。先を予想しながらスラスラ読むことに慣れれば、同じように考えながら話すことも上手になると思います。何を話すか考えてから話し始めるのでは追いつきません。(つらくならない範囲で音読もした方が良いです。)
お忙しければお返事は不要です。こちらも、物差しや分度器のような役割をする英語の具体例を今は思いつきませんが、そのうちご紹介したいと思います。
ではまた。
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Ryotasanさん
レスありがとうございます!
〉ビビさんのお役に立てるかどうか分かりませんが、もうしばらく一緒に考えてみましょう。
本当にありがたいです!
〉〉具体的にといわれると・・・うーん。。。
〉〉その時には、「これは自動詞と他動詞の使い方の間違いを
〉〉指摘してるんだ」という回答例を何度か目撃したのですが、
〉〉そこのところがよく判らないから、自分にはこの問題が
〉〉わからないんだという
〉〉イメージが強く残っていました。
〉動詞の意味によって、その後に方向を示す言葉が必要か不要か決まってきます。英和辞典的な理解では判断できないことがあります。
そうなんですよね。同じ動詞でも自動詞であったり他動詞であったりで
以前は、動詞を英和辞典で見たときに他動詞か自動詞か判断して
たりしたのですが、これはまったく無駄だと思い、やめました。
〉それは良かったですね。おめでとうございます。ここから先はかなりの量の実例に触れないと分かりにくいことなんですが、学校文法で不適切とされる表現でも、特定の階層のあいだでは同じように使われている例も多いのです。それから、裁判官や政治家などでも家族との会話ではそういう教養の低そうな英語を使うことがあります。つまり方言としては広く使われているのです。
そうなんですね。確かに本を読んでいると、
なぜ、ここが単数形になっているんだろうとか、
あれ?ここは、haveがいるんじゃないの?とか
いうことがあるんですが、色々なニュアンスを知るには、
まだまだ先が長そうです。
以前、アメリカ人の友人に、「何で日本人は不定冠詞のaとanの使いわけを
あんなにこだわるんだ?アメリカ人はだーれもこだわってない。」
と言われて、え?そうなの?!と思ったことがあります。
〉そのお友達は思いやりがあって素晴らしい人だと思いますが、実際に英和辞典的な発想が身に付いてしまうと英英を使えるようになるのは難しいと思います。説明に使われている基本的な単語の理解が不正確なこともしばしばあるからです。
〉〉最近になって、ある程度英語を読めるようになると、
〉〉英和辞典の訳と英英辞典の言葉の意味が微妙にずれていることが
〉〉よくわかるようになってきました。
〉〉それでもいまだに、大雑把な意味は、日本語で掴んでおいて、
〉〉微妙なニュアンスを掴むために、英英辞典を使っています。
〉日本ではそれが常識ですね。残念ながら僕はそれが心配なのです。英語を道具にたとえたばあい、日本語を通した大ざっぱな理解というのは、物差しや分度器の目盛りがズレているように感じられるからです。技術系の文書で "more than" を「以上」と訳したりすれば、致命的な事故につながることもあります。
あ、やっぱりそうですか。。。最近になって英英と英和を見比べるようになると、形容詞・副詞・動詞の意味なんかが結構ニュアンスが違っているのが
気になり始めました。名詞なんかは割と外れていない感じはするのですが。
ただ、やっぱりクセで英和を使ってしまうと、楽だと感じるんですよね。
うーん。改めるよう努力します!
〉人間は言葉を通して自分自身や周りの世界を認識し、それを他人と共有します。日本語と英語では単語の役割分担も違いますから、認識した世界も少し違います。
〉〉最初から英英を使ったほうがいいのは判っているのですが、
〉〉なんとなく、過去のいやな記憶が頭をかすめて、
〉〉今は英和と英英の両用で行っています。
〉〉でも、英英辞典を複数読む方法は思いつきませんでした。
〉〉考えてみれば、国語辞典も2−3冊は参考にしますもんね。
〉基本的な単語ほど、英和と英英の違いは大きいです。基本的な英単語を正確に理解するには、母語話者か母語話者並みに英語を理解している人から身振り手振りを交えて教えてもらうか、絵の多い本を多読するしか無いと思います。それで、非常に簡単な本をスイスイと読むことを薦めることもあります。ある意味で初心に帰ることを薦めているわけですが、決して初心者あつかいしているわけではない点をご理解・ご容赦いただけると幸いです。
はい。ありがとうございます。私はまだまだ初心者だと思っているので、
基本的なことを何度も勉強するのは、全然苦にはなりません。
基本の基が本当の意味で体に浸透していないからこそ、
いろんなところで壁にぶち当たるのだと思っています。
ここには書きませんでしたが、多読も何度も一つ二つ前のレベルに立ち返って、読んでいることも多いです。
ただ、その場合も区切り読みをしていたと思うので、効果が自分で期待するほどは上がっていなかったようです。
またおそらく、基本的な単語はほぼ日本語でも理解が進んでいるので、
簡単なレベルの本を読んだときに正確に意味が取れているかどうかも
怪しいですよね。。。もう一度、レベルを下げて読み直しかな・・・
〉〉〉はい。英語力が伸びた結果として点数も上がるというのが最も望ましいです。ただ、試験対策と、お仕事で必要な技術系の英語 (English for Specific Purpose) と、格調高い表現とは、区別した方が早道かもしれません。
〉〉試験勉強をかなりする性質なのですが、あまり、点数は伸びません。
〉〉おそらく、どこかの英語力が足りていないんだと思っているのですが
〉〉自分でその足りない部分をどこだと確定できないでいます。
〉〉試験勉強だけで自分の望む点数に到達するのは無理だと思い、
〉〉多読に踏み入れてきたのですが、
〉〉ここで、スランプに陥ってしまいました。
〉〉(皆様のおかげで多読に関しては、スランプ脱出中ですが)
〉〉その上、多読をたくさんして、
〉〉音読やリスニングをおろそかにしてしまったせいか、
〉〉会話力が今現在はかなり落ちている感じがします。
〉〉いずれ、多読で長期的には復活してくるかもしれませんが、
〉〉反射神経を要する会話には、やはり音読が欠かせないなぁという
〉〉実感です。
〉多読を沢山して音声面がおろそかになるのは、聴いたり喋ったりするような感じでは読んでいないということですね。読む速度が遅すぎたせいもあるかもしれません。先を予想しながらスラスラ読むことに慣れれば、同じように考えながら話すことも上手になると思います。何を話すか考えてから話し始めるのでは追いつきません。(つらくならない範囲で音読もした方が良いです。)
そうなんですよね。
実は自分で考えてしゃべるっていうのは結構大変ですよね。
私は通訳をするのは楽で好きです。
(難しい内容でなければ)
自分で考えなくていいので(笑)
会議の通訳なんかは結構面白くてはまります。
今の読み方に切り替えてから、10日ほどですが、
確かに気がつくと、区切り読みをしています。
区切り読みをすると断然、スピードが落ちるし、
理解度も落ちて、何度も同じところを読んでいたりします。
チャンクで読むのに慣れるまで、もう少し努力が必要ですが、
今は方法がわかったので、闇雲に読んでいた時期よりも楽になりました。
いずれ、スピーキングやリスニングにも反映されることを信じて
がんばります。
〉お忙しければお返事は不要です。こちらも、物差しや分度器のような役割をする英語の具体例を今は思いつきませんが、そのうちご紹介したいと思います。
はい。Ryotasanさんこそ、お忙しいでしょうにありがとうございます!
〉ではまた。