[掲示板: 〈過去ログ〉SSS 映画の広場 -- 最新メッセージID: 703 // 時刻: 2024/11/25(15:33)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2003/1/27(00:53)
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こんにちは。
ミュージカルと聞いてレスをつけないわけには行きません。
私のお勧めはフレッド・アステアです。日本ではジーン・ケリーほど有名ではありませんが、アメリカでは「ミュージカル史上最高のダンサー」として不滅の名声を得ています。
まず1930年代に主演ではありませんが「空中レビュー時代」(33年)でジンジャー・ロジャースと組んで踊ったのが評判になりました。そこで次々にこの二人の主演作が作られるようになりました。
おすすめは
「コンチネンタル」(34年)
「トップ・ハット」(35年)
「スイング・タイム〜有頂天時代」(36年)
「踊らん哉」(37年)
この時代はセリフや歌の発音が端正で聞き取りやすいです。
アステアはその後MGM社で名作をたくさん生み出します。「ザッツ・エンタテイメント」(パート1から3まであります)を見ればわかります。
「イースター・パレード」(48年。共演はジュディ・ガーランド、アン・ミラー)
「恋愛準決勝戦」(51年。共演はジェーン・パウエル)
「バンド・ワゴン」(53年。共演はシド・チャリシー)
「絹の靴下」(57年。「ニノチカ」のミュージカル化。共演はシド・チャリシー)
アステア以外では
「ショーボート」(51年)
'オールマン・リバー'が有名な古典的名作。
「巨星ジーグフェルド」(36年)
ブロードウェイのプロデューサーとして活躍したジーグフェルドの伝記映画。豪華なショー場面が見もの。
「アニー」(82年)
日本で毎年上演されています。映画も舞台もどちらもおすすめ。
「錨を上げて」(45年)
ジーン・ケリー、フランク・シナトラ主演。
「ハロー・ドーリー!」(69年)
バーブラ・ストライザンド主演。歌やダンスがふんだんにあってとにかく楽しいです。
「コーラス・ライン」(85年)
「エビータ」(96年)
アルゼンチン大統領ペロンの妻、エバ・ペロンの物語。舞台版のテイストを生かして映画にしたのが面白いところ。
Susanさんが挙げた作品もいいですね。
「会議は踊る」は「ただ一度だけ」の歌の場面がいいですね。
「オーケストラの少女」も見ました。
「オズの魔法使い」は「虹の彼方に」が特に有名ですが、楽しいナンバーが色々あります。
「雨に歌えば」「巴里のアメリカ人」「踊る大紐育」どれもジーン・ケリーのダンスがすばらしい。
「略奪された7人の花嫁」は本当に楽しいです。
「メリー・ポピンズ」も楽しくて大好きです。
「パリの恋人」は私的には「アステアの作品」だったりして…。
「マイ・フェア・レディ」は歌が吹き替えで、声が違うのがわかってしまうのが…オリジナルキャストのジュリー・アンドリュースで見たかったです。
「ウエストサイド物語」と「サウンド・オブ・ミュージック」は映画ではもとの舞台版と構成が違っていて、どちらも舞台版の方がいいと思うので少し残念。
ブロードウェイ・ミュージカルではほかに「南太平洋」もいいです。
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お名前: コンロイ
投稿日: 2003/1/27(14:28)
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ども、コンロイ@一部を除きミュージカル苦手 です。 〉「ハロー・ドーリー!」(69年) 〉バーブラ・ストライザンド主演。歌やダンスがふんだんにあってとにかく楽しいです。 これはいいですよね。ミュージカル苦手のわたしでも、入り込んでしまいました。 〉「略奪された7人の花嫁」は本当に楽しいです。 「略奪された100人の花嫁」という開拓時代のドラマはTVでよく見ていましたが、 「略奪された7人の花嫁」と関係があるんでしょうか??? 〉ブロードウェイ・ミュージカルではほかに「南太平洋」もいいです。 これ、中学生の頃はTVでやったのを観てもよくわかんなかったので、 内容も良く覚えていないのですが、水兵さんと島の美しい娘のロマンス でしたっけ?で、ヒロインが火の山の生贄なんかになるとかなんとか、 そういう映画でしたっけ? (全然違う ^^;)
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コンロイさん、こんにちは。
〉〉ブロードウェイ・ミュージカルではほかに「南太平洋」もいいです。
〉
〉 これ、中学生の頃はTVでやったのを観てもよくわかんなかったので、
〉 内容も良く覚えていないのですが、水兵さんと島の美しい娘のロマンス
〉 でしたっけ?で、ヒロインが火の山の生贄なんかになるとかなんとか、
〉 そういう映画でしたっけ? (全然違う ^^;)
残念ですが、全然違うんです…。
戦争中、南太平洋の島へ来た従軍看護婦ネリーと島の農園主(フランス人で国から逃げてきた)エミールのラブストーリーです。兵士と島の娘とのロマンスもサイドストーリーとしてありますが、いけにえにはなりません。
「バリハイ」という歌が有名です。おみやげ物屋のおばさんが「神秘の島バリハイへおいで」と誘う歌です。(バリ島ではありません)。
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お名前: Susan
投稿日: 2003/1/27(19:57)
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詳しいレスありがとうございます。
〉「コンチネンタル」(34年)
〉「トップ・ハット」(35年)
〉「スイング・タイム〜有頂天時代」(36年)
〉「踊らん哉」(37年)
トップ・ハットと有頂天時代しかみたことがないです。踊らん哉
は、近くのつたやにあるので、そのうち借りてみたいです。
〉「絹の靴下」(57年。「ニノチカ」のミュージカル化。共演はシド・チャリシー)
ニノチカ(39年 グレタ・ガルボ主演。ガルボが始めて笑った作品で有名)
はみたことはあります。
〉アステア以外では
〉「ショーボート」(51年)
30年代のは見たことがあります。
〉「巨星ジーグフェルド」(36年)
〉ブロードウェイのプロデューサーとして活躍したジーグフェルドの伝記映画。豪華なショー場面が見もの。
36年度のアカデミー作品賞ですね。ルイーゼ・ライナーが主演女優賞を
とりましたね。(翌年の大地でもとりましたね。)
最近の作品では、世界中がアイ・ラブ・ユーが良かったなあと思います。
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記号をまちがえてしまいました。
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お名前: SSS 酒井邦秀
投稿日: 2003/1/27(22:36)
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Susanさん、杏樹さん、コンロイさん、こんばんは!
〉 ニノチカ(39年 グレタ・ガルボ主演。ガルボが始めて笑った作品で有名)
〉 はみたことはあります。
〉〉アステア以外では
〉〉「ショーボート」(51年)
もうあきれかえりました!
とんでもない人たちですね。
好きにしてください!
そんなにたくさん見て、よく食べる暇や寝る暇があるもんだ!
ぼくもなんかいいたいけど、言えるのは「ショーボート」は
クライテリオン版のDVD持ってるぞー!
くらいか・・・
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酒井先生にあきれられてしまいました。
一応私はミュージカルマニアをやっているので、舞台も映画もばかみたいに見てます…。
〉ぼくもなんかいいたいけど、言えるのは「ショーボート」は
〉クライテリオン版のDVD持ってるぞー!
その「クライテリオン版」って何ですか?
ところで、ショーボートの「オールマン・リバー」は歌詞を見ると
「rolling」が「rollin'」になるなど、「g」が落ちるんです。
これって黒人英語ですか?耳で聞いても「ng」と「n'」の違いがわからないのですが、アメリカ人は区別できるのでしょうか。
タイトルのOl'man RiverもOldman Riverが縮まったものということですが、これも黒人英語ですか。発音も違うのですか。
別に「お勉強」するつもりはなくて、前から気になってたんです。
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こんにちは
〉〉「ショーボート」(51年)
〉 30年代のは見たことがあります。
30年代のはBSでやったのをビデオに撮った覚えはあるのですが見ずじまい。
どこかに眠っていると思うのでいつか掘り起こしたいです。
それからMGMで
「ジーグフェルド・フォーリーズ」(48年)
も付け加えておきます。
天国のジーグフェルドがもう一度ショーを作りたいと夢見たショー、というコンセプトで、ショーやコントをつづったもの。
最後の方のフレッド・アステアとジーン・ケリーの共演が見ものです。「ザッツ・エンタテイメント」でもその一部が見られます。
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Kaakoといいます。はじめまして。
フレッド アステアは、いいですよねー。
一緒に踊っている女性ダンサーをとても美しくみせてくれますよね。
「パリの恋人」もすばらしかった。ステッキと踊っててもすてき。
オードリーのファンだけど、これはやっぱりフレッド アステアがすばらしいです。
私がもってる「マイ フェア レディ」のDVDには、おまけでオードリー ヘップバーンの歌もはいっているんですが、
んー、やっぱり吹き替えないと。
「マイ フェア レディ」の吹き替えをしているのは、たぶん、「ウエストサイド物語」のマリアの歌の吹き替えをしている人と同じです。