講演会“えほんで楽しむ英語の世界”を聞いて来ました

[掲示板: 〈過去ログ〉親子で多読を楽しむ -- 最新メッセージID: 4028 // 時刻: 2024/11/24(23:24)]

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[喜] 668. 講演会“えほんで楽しむ英語の世界”を聞いて来ました

お名前: 699分の1
投稿日: 2003/7/6(00:14)

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みなさんこんばんは!
講演会“えほんで楽しむ英語の世界”を聞いて来ました。
アメリカ ニューメキシコ州アルバカーキー州の公立小学校の
図書館司書をなさっているリーパーすみ子さんのお話です。
毎朝9時から10時までのREADINGの時間になさっていることを
参加者も実際にやりながらの講演でした。

本を見せながら、表紙や裏表紙の説明、著者やイラストレイターも説明し、
コピーライトや献辞の説明、そしていよいよ本文です。
パターンブックとしてはじめに取り上げたのは、
“Brown Bear Brown Bear、What Do You See?”
Shared Readingではリーパーさんが問いを読み 参加者が答えを読みました。
そのあといろいろな拡張させた読みの例をやって見せてくれました。
色を変えてやってみたりもしました。ここでは、色の名前を覚えられるようにです。
“GOODNIGHT,MOON”ではRhymingが大切なことを説明して、
マザーグースのいろいろも紹介なさっていました。
“The Very Hungry Caterpillar”では穴の開いたところで
数を取り上げたり、さまざまな食べ物を取り上げました。
“It Looked Like Spilt Milk”では looked like を応用し、
化粧用コットンをかたちづくったもので同じように遊びながら
言葉を増やす方法を説明しました。
“If You Give a Mouse a Cookie”では論理的なものの見方を
“I Like ME!”では自尊心を と説明してくださいました。

READINGの時間のやり方とともにGood Reader になるには、
Retell the story,
Sumarize the story,
Predict the story,
Place yourself in the story,が大切と話されたあとに
三・四人のグループに1冊ずつ絵本を渡し、他に何が大切かを
話し合わせました。ひとつのグループがA+と評価されたのですが
Good reader pay attention illustration だったのです。
絵を注意深く見るとたくさんのことがわかりますし、
書いてあることも理解できます。

最後に質問しました。母親の正確でない発音でよいかと。
こたえはそれでもよいとのことでした。正確でなくとも絵が助けてくれるし、
語彙は増えるのだからともおっしゃっていました。
詳しくは表題の本をお読みいただければと思います。
本では、アマゾンでペーパーバックを買うことを薦めていました。

ORTのこともお尋ねしてみたのですが、ご存じないとのことでした。
面白いシリーズだとお伝えいたしました。

参加してみて、一番感じたのは面白そうな絵本はまだまだたくさん
あるのだなあということです。
たくさんペーパーバックをお持ちになっていました。本にあるはず。
(実は未だ読んでなくて、今日ぱらぱらっとみただけです。)
それから、子どもと一緒に楽しめる子育て中のひとはいいなーということ。
でも一人でも楽しめるし、掲示板上で他のタドキストたちと
共有できるから、Happy reading!!
になりますね。


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669. Re: 講演会“えほんで楽しむ英語の世界”を聞いて来ました

お名前: emmie
投稿日: 2003/7/6(18:27)

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こんにちは、emmieです。

さっそく報告いただき、ありがとうございました。
参加型の講演会とはいいですね。
この方の本は、図書館にリクエストしていますが、まだ来ないです...
アメリカでは、絵本を授業に用いることはよくあるのでしょうか。
『Story Stretchers』 by Shirley C. Raines and Robert J. Canady
という本を持っていますが、授業で絵本を活用する方法がいっぱいのってます。
ざっとしか読んでないので、もう一度読んでみよう!

毎朝、1時間もReadingの時間があるんですね。
日本の学校では、10分とるのも大変なのでは。

それから、
別のメッセージにありましたが、本の補修にセロテープでは、たしかに茶色くなって、剥がれますね。でもでも、セロテープでやってました...
図書館の本でも、時々セロテープが使ってあるものがあります。
あれは、個人で補修したんでしょうね。
専用のテープ、入手しやすいものがあれば、教えてください。

〉でも一人でも楽しめるし、掲示板上で他のタドキストたちと
〉共有できるから、Happy reading!!
〉になりますね。

ほんとに、日本各地いえ、外国にもいらっしゃるタドキストのみなさんと意見交換できるなんて!サイコーです。

では、Happy Reading!!


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670. Re: 講演会“えほんで楽しむ英語の世界”を聞いて来ました

お名前: 699分の1
投稿日: 2003/7/6(22:32)

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こんばんは、emmieさん。699分の1です。

〉参加型の講演会とはいいですね。

慣れると、そのほうがいいかもしれません。
ただ聞くだけでは 本を読んだほうがはやそうですもの。

〉この方の本は、図書館にリクエストしていますが、まだ来ないです...

私もなんです。

〉アメリカでは、絵本を授業に用いることはよくあるのでしょうか。

よくあるかどうかはわかりませんが、この方の勤務校ではよく使って
いるようでした。
新学期からはもっと強化するようで、
Reading aloud to children 子どもに読んでやる(いわゆる読み聞かせ)
Shared Reading 交代で読む
Guided Reading 一人の先生に六人の子どもで読む
Paired Reading ふたり一組で助け合って読む
Independent Reading 一人で読む
Language Exploration 読んだあとでいろいろ活動する
Writing and Reading
の7つのプログラムに取り組むそうです。
特別に予算化されているので研修もきっちりするとのことでした。
READINGは国語に相当するようです。
この方の勤務校はメキシコからの移民が多いので母語がスペイン語の子どもが
かなりいるそうです。ビデオに映っていた学校内の表示は二ヶ国語でした。

〉日本の学校では、10分とるのも大変なのでは。
『朝の読書』推進協議会の調査によれば全国では34㌫(鳥取県は小学校では
98㌫〉の学校で取り組んでいるようです。

〉あれは、個人で補修したんでしょうね。

そうだと思います。セロテープで直しておけばいいやと簡単に考えているのでしょう。

〉専用のテープ、入手しやすいものがあれば、教えてください。

ちょっと時間がかかるかもしれませんが、研究(?)します。

〉では、Happy Reading!!

はい、Happy Reading!!


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[喜] 672. Re: 講演会“えほんで楽しむ英語の世界”を聞いて来ました

お名前: まこと
投稿日: 2003/7/7(00:57)

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699分の1さん、こんばんは、まことです。

〉講演会“えほんで楽しむ英語の世界”を聞いて来ました。
〉アメリカ ニューメキシコ州アルバカーキー州の公立小学校の
〉図書館司書をなさっているリーパーすみ子さんのお話です。
〉毎朝9時から10時までのREADINGの時間になさっていることを
〉参加者も実際にやりながらの講演でした。

〉本を見せながら、表紙や裏表紙の説明、著者やイラストレイターも説明し、
〉コピーライトや献辞の説明、そしていよいよ本文です。
〉パターンブックとしてはじめに取り上げたのは、
〉“Brown Bear Brown Bear、What Do You See?”
〉Shared Readingではリーパーさんが問いを読み 参加者が答えを読みました。
〉そのあといろいろな拡張させた読みの例をやって見せてくれました。
〉色を変えてやってみたりもしました。ここでは、色の名前を覚えられるようにです。
〉“GOODNIGHT,MOON”ではRhymingが大切なことを説明して、
〉マザーグースのいろいろも紹介なさっていました。
〉“The Very Hungry Caterpillar”では穴の開いたところで
〉数を取り上げたり、さまざまな食べ物を取り上げました。
〉“It Looked Like Spilt Milk”では looked like を応用し、
〉化粧用コットンをかたちづくったもので同じように遊びながら
〉言葉を増やす方法を説明しました。
〉“If You Give a Mouse a Cookie”では論理的なものの見方を
〉“I Like ME!”では自尊心を と説明してくださいました。

とても興味深く読ませていただきました。
“Brown Bear Brown Bear、What Do You See?”は、以前図書館で借りてきて、子供達に読んであげたことがありますが、
まさに同じパターン表現で話が続くので、子供もとっつきやすく、夢中になって聞いていましたね。
また、著者のエリック・カールさん(名前あっていますよね・・・ちょっと不安)は、
色使いがはっきりしていて、インパクトがあるんですよね。
“The Very Hungry Caterpillar”は家にありますが、紹介していただいた本はどこにでも良く見かける本で、とても身近な本ですよね。
それをいろいろな方法で、使っていくお話は、とても参考になります。
私も今度、図書館でこの方の本を借りてこようと思います。

そうそう図書館と言えば、699分の1さん、お蔭様で、隣の東京都の某市の図書館に行って、
「A Little House of Your Own」を検索しましたら、その市でその本を所有していることがわかりました!!
その図書館には置いていなかったので、今、リクエスト中です。
699分の1さんのおかげです!!もうすぐ、この本と出合えるのかと思うと、わくわくします。
ありがとうございました!

〉参加してみて、一番感じたのは面白そうな絵本はまだまだたくさん
〉あるのだなあということです。
〉たくさんペーパーバックをお持ちになっていました。本にあるはず。
〉(実は未だ読んでなくて、今日ぱらぱらっとみただけです。)
〉それから、子どもと一緒に楽しめる子育て中のひとはいいなーということ。
〉でも一人でも楽しめるし、掲示板上で他のタドキストたちと
〉共有できるから、Happy reading!!
〉になりますね。

絵本って、ほんとうにたくさんありますね。
私は、多読を始めて、広場でいろんな方に本を紹介していただいて、よりいっそうたくさんの絵本を知ることができて、
嬉しく楽しく読んでいます。
是非、また教えてくださいね。
よろしくお願いします。では。


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