[掲示板: 〈過去ログ〉親子で多読を楽しむ -- 最新メッセージID: 4028 // 時刻: 2024/11/24(02:34)]
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お名前: ドラちゃん
投稿日: 2008/1/15(18:21)
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こんにちは、Ryotasanさん。
初めまして、ドラともうします。
横レスで失礼しますね。
Evelyn Glennieは、私が10年以上前から注目しているクラシックの
演奏家の一人です。
彼女は、自分の幼年時代から成長していく過程を自伝も書いていて、
訳本も出ていたんですが、さっきAmazonで検索してみた感じでは、
今は入手困難かもしれません。
# 私は多分、彼女のコンサートに行った時に、
# その訳書を購入したんだと思います。
その自伝を読んだのはやはり10年以上前の事なので、詳しいことは
思い出せないのですが、彼女の場合は後天的に耳が聞こえなくなった
人で、(確か)小学生頃に耳が聞こえなくなり始めたんです。
それで、耳が聞こえない状態で、ピアノ伴奏者やオーケストラと
いかにリズム・テンポを合わせていったのか? 自分がしばらく休み
がある時に、いかにして次の自分の演奏開始タイミングを把握する
術を身につけたのか等を、自伝で克明に語っていました。
その他に、スネアドラムやティンパニといった、チューニングが
必要な太鼓類を、いかに適正にチューニングする方法を見いだしたか?
など、健常者にはおよそ想像も出来ないような、でも、実際に自分が
必要としていたことも色々と説明していました。
彼女が、演奏中に裸足で演奏するのは、床を通して足に響いてくる
他の人が演奏している楽器の響きによって、曲の進行を知ることが
出来るためなので、彼女は逆に靴を履いて他の人と共演することは
不可能なのだと思われます。
あと、確か10代の終わり頃か20代の初期には、BBCのプロムス
(プロムナード・コンサートの略)という英国の有名な音楽祭に出演して
おり(この顛末も自伝に書かれている)、また、今でも日本にも時々
演奏ツアーに来ています。
また、様々な有名な曲をマリンバやビブラフォン用に(ピアノ伴奏や
オーケストラ伴奏で)編曲したものを演奏している内に、やはり、
本来パーカッション向けに書かれた曲が少ない事を痛感し、様々な
作曲家に作品を委嘱したりなど、多彩な活動をされている方でもあります。
(この辺の事情も自伝に書かれていました)
彼女の演奏は、非常な技巧と、計算され尽くしたドラマ性などが
うかがわれ、クラシック好きならCDを買ってでも、一聴の価値はあると
思います。
彼女は自身でも、マリンバ用の『小さな祈り』といった小品を書いて
いて、演奏会に行くとアンコールなどで演奏していたりします。
# 『ロンドン・デリー・エアー』などを思わせる
# 静かな曲で、題名のイメージとピタリ一致する
# 素敵な曲です。
とりとめない話ですみませんが、ついつい口をはさみたくなって
しまったので。
Happy listening musicで♪
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お名前: 699分の1
投稿日: 2008/1/16(13:05)
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ドラちゃんさん こんにちは。699分の1です。
〉 横レスで失礼しますね。
さらに横から しかもピンポイントの反応です。
〉 彼女は、自分の幼年時代から成長していく過程を自伝も書いていて、
〉訳本も出ていたんですが、さっきAmazonで検索してみた感じでは、
〉今は入手困難かもしれません。
『リズムは心に響く』
エヴェリン・グレニー著 岩瀬孝雄訳 サイマル出版会 1992
読みたかったのですが
探すきっかけがなくとても嬉しいタイミングでした。
東京都公立図書館横断検索によれば半数の自治体にありましたから
全国の図書館でも同じくらいかと思います。
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699分の1さん、こんにちは。ドラです。
フォローをありがとうございます。
確かに、こんな様なタイトルだった様な気がします。
自宅のどこかにはあると思うのですが、発掘するのが大変だった
ので。
# 私も昨日、久々に再読したいなとも思ったの
# ですが、どうせ再読なら原書の方がいいかな、
# と思ってしまったり…(汗)
〉〉 横レスで失礼しますね。
〉さらに横から しかもピンポイントの反応です。
〉〉 彼女は、自分の幼年時代から成長していく過程を自伝も書いていて、
〉〉訳本も出ていたんですが、さっきAmazonで検索してみた感じでは、
〉〉今は入手困難かもしれません。
〉『リズムは心に響く』
〉エヴェリン・グレニー著 岩瀬孝雄訳 サイマル出版会 1992
〉読みたかったのですが
〉探すきっかけがなくとても嬉しいタイミングでした。
〉東京都公立図書館横断検索によれば半数の自治体にありましたから
〉全国の図書館でも同じくらいかと思います。
日本語でもHappy Readingで♪
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ドラちゃん、初めまして。
そうですか。Evelyn さんは何度も来日しているんですね。
自伝に関する情報もありがとうございました。
Beethoven や Helen Keller のような人物が生きていて、
生の演奏や講演を繰り広げているわけですね。
再見