[掲示板: 〈過去ログ〉親子で多読を楽しむ -- 最新メッセージID: 4028 // 時刻: 2024/11/24(07:53)]
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お名前: ピアノ
投稿日: 2008/1/12(10:05)
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ピアノです。先生とお話してきました。
ただ、まだ最終的な結論が出たわけはないと思っていますが、
みなさんにいっぱいいっぱい教えていただきましたので、ご報告したいと思います。
ただ、話の内容をあまり詳しく書くと、誤解をうみやすくなりますし、
議論もつきなくなりますので、簡単にで失礼します。
まず。レッスンの内容は文法や単語に偏ることなく、ゲームやクイズ、そして本や先生の母国の話など、
いろいろと織り交ぜて組んでくださるとのこと。
(でも今までもそうやってきているんだよと先生はおっしゃっておりましたが。)
そして、単語についてはレッスンの初めか終わりに5分だけクイズ形式でチェックをしていたそうですが、
それがどうしても嫌ならば、マフラーちゃんにはその5分に違う課題を与えてもよいと言っていただきました。
単語のテキストを与えた理由については、マフラーちゃんは英検は気にしていないとのことだったので、
英検を意識して渡したわけではなかったそうです。
マフラーちゃんが本を読んでいるので、単語量がさらに増えれば理解度もあがるだろうし、
もう少し難しい本にもチャレンジできるかもしれない。
ステップアップさせてあげたいという思いからだったそうです。
マフラーちゃんの読んでいる本や理解度を考えて、英検3級までの語彙は完全であると判断。
そこで、教室にあった準2級のテキストを渡されただけで、テキストにもこだわらないそうです。
より簡単なものでもいいし、気に入ったものがあればそれでもよいとのこと。
(ORTの内容にそった語彙集のようなものとか
多読のみなさんがこれなら許せるというような許容範囲の語彙集はないのでしょうかね。)
(でも、そう思うことが、もうすでに多読からそれているのでしょうか。)
でも、まず単語の習得→それから本の理解アップとお考えの先生には、
多読については理解していただけませんでした。
もちろん読書には大賛成。だけど、平行して語彙も増やす勉強が必要だと主張されています。
本を読みながら辞書をひくと本がつまらなくなるから、そこまでは求めないけれど
(でも母国ではそれが当たり前とおっしゃっておりましたが)、
でもどこかで辞書を引き、語彙を習得していく必要があると強く強く言っておられました。
日本人の子どもでも、英単語を英語のままに理解して読み進めていくという感覚については、
先生のお考えをちゃんとお聞きできなかったので、次回にまた質問してみます。
多読をしていない先生に、わたしのようなものの話で多読のことを理解してもらうのは難しいことですね。
少しずつ説明していこうと思います。
今教室を変えても、結局は同じことの繰り返し。
教室を開いている多くの先生が「読書はすばらしいことだね」と言ってくださいますが、
辞書をひかないとか単語を覚えないとかいうと、首をかしげます。
でも先生はご自分の思いをいっぱい話してくださいました。
わたしの話も聞いてくださいました。
相談できる先生なので、この教室のままいこうと思います。
週に一回くらいは、本当に英語をしゃべる人に接して、慣れてほしいという願いもあります。
あと、話の中で先生が「中学校にあがってから英語の成績が、本が読めて発音のいい自分よりも、
発音もできなくてしかも本が読めないクラスメイトの方が良かったらマフラーちゃんは悲しい思いをするのではないか」というお話をされました。
「確かに本人は悲しいかもしれないし、成績が良い方が親も安心だろうけれど、
学校の成績よりも英語が好きでいてくれて、将来短期でも留学したいなとか外国に行ってみたいと自分から言ってくれる子に育ってほしいんです」とお伝えしたら、
なんと!先生のうれしそうなお顔! 僕もそうなんだよとにっこりされました。
英語の楽しさと英語の成績の間で、先生も気をもまれているのだなあと感じた瞬間でした。
次回は更にsssの宣伝をしてこようと思います。
まりあさんに多読の説明(英語版)を教えていただきましたので、
プリントアウトして持っていこうと思います。じわじわやります!先は長そうです。
もちろんこれからもHappy Reading です !
みなさんにいろいろ教えていただいたおかげで、
これからまた新鮮に多読に向き合うきっかけになりました。
みなさんありがとうございました。
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お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2008/1/12(11:30)
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ピアノさん、みなさん、こんにちは!
さかい@みなさんに脱帽!! です。
ここまでのやりとり、樽の穴の話とおなじくらい注目していました。
そして、びっくりのだつぼーのさいけーれー、です。
〉ピアノです。先生とお話してきました。
〉ただ、まだ最終的な結論が出たわけはないと思っていますが、
〉みなさんにいっぱいいっぱい教えていただきましたので、ご報告したいと思います。
〉ただ、話の内容をあまり詳しく書くと、誤解をうみやすくなりますし、
〉議論もつきなくなりますので、簡単にで失礼します。
まずピアノさん、今回の件、掲示板に打ち明けてくださって、
そこからぼくにはとってもいろいろ参考になる意見が交わされました。
ありがとー!
〉まず。レッスンの内容は文法や単語に偏ることなく、ゲームやクイズ、そして本や先生の母国の話など、
〉いろいろと織り交ぜて組んでくださるとのこと。
〉(でも今までもそうやってきているんだよと先生はおっしゃっておりましたが。)
〉そして、単語についてはレッスンの初めか終わりに5分だけクイズ形式でチェックをしていたそうですが、
〉それがどうしても嫌ならば、マフラーちゃんにはその5分に違う課題を与えてもよいと言っていただきました。
すばらしい! いい先生ですね。
(たいていの先生は自分のやりかたを受け容れない生徒を
ひじょーにいやがるようです。ほとんどいじめに走った先生もいる。
そういう例をいくつも知っています。ま、授業中に多読する方も
挑発的なんですけどね。どうしてるかなあ、あの子たち・・・
みなさん、こどもは、先生を見て、場合によっては隠れタドキスト
(お、九州だから?)にしましょう。)
〉単語のテキストを与えた理由については、マフラーちゃんは英検は気にしていないとのことだったので、
〉英検を意識して渡したわけではなかったそうです。
〉マフラーちゃんが本を読んでいるので、単語量がさらに増えれば理解度もあがるだろうし、
〉もう少し難しい本にもチャレンジできるかもしれない。
〉ステップアップさせてあげたいという思いからだったそうです。
はい、これもうれしい心遣いですね。
〉マフラーちゃんの読んでいる本や理解度を考えて、英検3級までの語彙は完全であると判断。
〉そこで、教室にあった準2級のテキストを渡されただけで、テキストにもこだわらないそうです。
〉より簡単なものでもいいし、気に入ったものがあればそれでもよいとのこと。
〉(ORTの内容にそった語彙集のようなものとか
〉多読のみなさんがこれなら許せるというような許容範囲の語彙集はないのでしょうかね。)
〉(でも、そう思うことが、もうすでに多読からそれているのでしょうか。)
まあまあ、そういわずに・・・
きっとなにかよい語彙集を紹介してくれますよ、どなたかが。
ぼくが聞いているところでは Oxford Picture DictionaryのCDつきが
いいそうですが、準2級に向いているかどうかはわかりません。
なお、そうした語彙の準備は特にしないで多読だけで準2級に合格した
こどもも二人知ってはいますが、先生のお気持ちもあることだし・・・
〉でも、まず単語の習得→それから本の理解アップとお考えの先生には、
〉多読については理解していただけませんでした。
〉もちろん読書には大賛成。だけど、平行して語彙も増やす勉強が必要だと主張されています。
〉本を読みながら辞書をひくと本がつまらなくなるから、そこまでは求めないけれど
〉(でも母国ではそれが当たり前とおっしゃっておりましたが)、
〉でもどこかで辞書を引き、語彙を習得していく必要があると強く強く言っておられました。
〉日本人の子どもでも、英単語を英語のままに理解して読み進めていくという感覚については、
〉先生のお考えをちゃんとお聞きできなかったので、次回にまた質問してみます。
ここがね、なかなか理解しにくいところなので、
「語彙習得」を別にやる(ふりをする)ためにさきほどのOxford Picture Dictionaryの名前をだしたわけです。
そして、ぼくがいちばん脱帽なのはここです。
単語の学習を別にやらなくていいという人たちがたくさん意見を
書いてくれましたね。ひじょーに希有なことだと思います。
この掲示板に集まっている人たちは独特な人たち(変人)がおおいと
思っていましたが、やっぱりそうでしたね。
世の中の常識とこれほどちがう意見を持つ人たちがこれほどたくさんいる!
とっても勇気づけられました。
〉多読をしていない先生に、わたしのようなものの話で多読のことを理解してもらうのは難しいことですね。
〉少しずつ説明していこうと思います。
なお、ぼくの今度の本では、なぜ「単語が言葉の獲得に不必要か」と
いうことを説明しようとしています。ぼくとしては単語学習に
終止符を打ったつもりなんですけどね。世の中全般には
どこまで受け容れられるか? でも、この掲示板の人たちには
あっさり「そうだ、そうだ」と言ってもらえそうです。
でもそれだけじゃだめですね。単語学習から入る必要はないことを
だれでも明快に説明できるようにしなきゃいけませんね。
これからの課題として、意識しておきます。
〉今教室を変えても、結局は同じことの繰り返し。
〉教室を開いている多くの先生が「読書はすばらしいことだね」と言ってくださいますが、
〉辞書をひかないとか単語を覚えないとかいうと、首をかしげます。
〉でも先生はご自分の思いをいっぱい話してくださいました。
〉わたしの話も聞いてくださいました。
〉相談できる先生なので、この教室のままいこうと思います。
〉週に一回くらいは、本当に英語をしゃべる人に接して、慣れてほしいという願いもあります。
〉あと、話の中で先生が「中学校にあがってから英語の成績が、本が読めて発音のいい自分よりも、
〉発音もできなくてしかも本が読めないクラスメイトの方が良かったらマフラーちゃんは悲しい思いをするのではないか」というお話をされました。
〉「確かに本人は悲しいかもしれないし、成績が良い方が親も安心だろうけれど、
〉学校の成績よりも英語が好きでいてくれて、将来短期でも留学したいなとか外国に行ってみたいと自分から言ってくれる子に育ってほしいんです」とお伝えしたら、
〉なんと!先生のうれしそうなお顔! 僕もそうなんだよとにっこりされました。
〉英語の楽しさと英語の成績の間で、先生も気をもまれているのだなあと感じた瞬間でした。
うわー! いい先生だ!
〉次回は更にsssの宣伝をしてこようと思います。
〉まりあさんに多読の説明(英語版)を教えていただきましたので、
〉プリントアウトして持っていこうと思います。じわじわやります!先は長そうです。
それがいいと思います。
ひょっとするとその先生は多読の考え方に同意してくださるかもしれない!
〉もちろんこれからもHappy Reading です !
〉みなさんにいろいろ教えていただいたおかげで、
〉これからまた新鮮に多読に向き合うきっかけになりました。
〉みなさんありがとうございました。
こちらこそありがとうございました!!
Happy reading!!!
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酒井先生、しめの?お言葉ありがとうございました。
〉まずピアノさん、今回の件、掲示板に打ち明けてくださって、
〉そこからぼくにはとってもいろいろ参考になる意見が交わされました。
〉ありがとー!
今回の投稿は、先生が渋い顔をされているかな〜とびくびくしておりました。
(小心者のピアノです。)
こう言っていただけて、ほっとしています。
英語教室の先生も、いい先生だね〜と言ってきただき、うれしく思います。
今回の相談のおかげで、先生がマフラーちゃんのことを大事に考えてくださっていることが分かりました。
信じている方法が違っていても、お互いに話し合っていく過程も大事だなということも、
学ぶことができました。
〉そして、ぼくがいちばん脱帽なのはここです。
〉単語の学習を別にやらなくていいという人たちがたくさん意見を
〉書いてくれましたね。ひじょーに希有なことだと思います。
〉この掲示板に集まっている人たちは独特な人たち(変人)がおおいと
〉思っていましたが、やっぱりそうでしたね。
〉世の中の常識とこれほどちがう意見を持つ人たちがこれほどたくさんいる!
〉とっても勇気づけられました。
ふふふっ。。。。ということは、これで私も変人の仲間入りってことですね。。。
今度の先生の本、しっかり読みたいと思います。
楽しみにしております。
では。この数日掲示板にかかりっきりでして、超多忙でした。
これからゆっくり本読みま〜す。絵本ですけどね。