まだまだ・今日も「No,David!」

[掲示板: 〈過去ログ〉親子で多読を楽しむ -- 最新メッセージID: 4028 // 時刻: 2024/11/24(05:03)]

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1498. まだまだ・今日も「No,David!」

お名前: こりんご
投稿日: 2004/3/8(01:16)

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こりんごです。
変なタイトルになってしまいました。
どくとるマンボウの真似をしようとしたのだけど、うまくいきません。

今日の読み聞かせで「あっ」と思うことがありました。
このごろの、「英語が得意でなくても親が読み聞かせたほうがいいのか」の話題にも通じるのではないかしら。

(1)「3匹のやぎのがらがらどん」(日本語)
私の姿を見ると2歳の女の子が向こうから「がらがらどん」を抱えてきて
「読んで。」と言います。
私はこの本は暗記しているので、彼女の顔を見ながら読み聞かせはじめると…

彼女は、ほとんど絵本を見ずに、期待しながら私の目を見ているのです。

「がらがらどん」とか、「かた、こと、かた、こと」とか
自分の好きなものが出てくると、私の目を見ながら「えへへへ…」と笑います。私も笑います。

一冊読むうち、彼女は四分の三くらいは私と目を合わせていました。

子どもがこれほど読み手に注目しているとは思いませんでした。
彼女はこの本のストーリーを知り抜いているからかもしれませんが、

読み聞かせるとき、子どもは、
絵本を通して読み手と共感すること
お話の世界を読み手と一緒に旅すること
…も、求めているんだなと改めて感じました。

やはり、親が読むことって大事ですね…(私は、彼女にとっては絵本を読んでくれるおばちゃんですが…)

(2)「No,David!」(英語)
2歳から5歳まで5人の子どもが皆で注目しました。(はじめてです)
私が「Come…」とか、「Don't…」とか言いかけると、子どもたちが
すぐに「Come back here,David!」「Don't play」などと続きを言うのでびっくり!聴いていないような顔して聴いてるのね。文をけっこう覚えていました。

うちの娘も「皆、覚えたね!」と驚いていました。

実は、読み聞かせている本人(私)が一番驚いた、一日でした。


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1499. Re: まだまだ・今日も「No,David!」

お名前: sumisumi http://bookshelf.hacca.jp/
投稿日: 2004/3/8(07:49)

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こりんごさん、いつも楽しみに読んでいます!
sumisumiです。

がらがらどんは我が家でもかつてのお気に入りでした。
なんどもなんども読みました。
特に年齢が低いときには同じお気に入りを読みたがりますよね。
さすが、小さい子はがらがらどんもDavidも同じスタンスで楽しんでるんだなあと
わくわくしました。

我が家では今ちょっと年齢が高くなってきたためか、同じのより
新しいのを読みたがりますが、それでも何度も「これ」と
持ってくるのが英語の場合はHooray for Snailです。

>読み聞かせるとき、子どもは、
>絵本を通して読み手と共感すること
>お話の世界を読み手と一緒に旅すること
>…も、求めているんだなと改めて感じました。

読み手にとって、もちろんいろいろな指導書や読み聞かせテクも
あるのかもしれないけれど、一緒に読む中でこういうことを
肌で感じることってすばらしいですね。

ではでは!!


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1507. sumisumiさん、ありがとうございます

お名前: こりんご
投稿日: 2004/3/8(13:24)

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こりんごです。
sumisumiさん、こんにちは1

〉がらがらどんは我が家でもかつてのお気に入りでした。
〉なんどもなんども読みました。
〉特に年齢が低いときには同じお気に入りを読みたがりますよね。
〉さすが、小さい子はがらがらどんもDavidも同じスタンスで楽しんでるんだなあと
〉わくわくしました。

2〜5歳くらいだと、あまり違和感がないようですね。
絵だけでも分かる・楽しめる絵本にすれば。

〉それでも何度も「これ」と
〉持ってくるのが英語の場合はHooray for Snailです。

おお!「Hooray for Snail!」
読み聞かせしようかな、と思っていたんですが、
これで決まり!
今度は「Hooray for Snail!」を読もう!
絵本の会でも紹介されたのですが、もう、みんなで爆笑しました。

〉読み手にとって、もちろんいろいろな指導書や読み聞かせテクも
〉あるのかもしれないけれど、一緒に読む中でこういうことを
〉肌で感じることってすばらしいですね。

ありがとうございます。
心の交流(…うまく言えない)を豊かにもつためにも、技術は大切だな…
と、今回の読み聞かせで感じました。

それでは、また…


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1500. Re: まだまだ・今日も「No,David!」

お名前: のんた
投稿日: 2004/3/8(11:37)

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こりんごさん、こんにちは。

〉(1)「3匹のやぎのがらがらどん」(日本語)
〉私の姿を見ると2歳の女の子が向こうから「がらがらどん」を抱えてきて
〉「読んで。」と言います。

 うちの上の娘も保育園でよく読んで頂いたらしく、ほとんど覚えているよう
です。保育士さんがよく皆を集めて読んでくださっていたので、私はその頃、
仕事でバタバタして読み聞かせしていなかったのに、娘はいろいろ楽しかった
本との思い出があるようです。ありがたいことです。

〉私はこの本は暗記しているので、彼女の顔を見ながら読み聞かせはじめると…

〉彼女は、ほとんど絵本を見ずに、期待しながら私の目を見ているのです。

〉「がらがらどん」とか、「かた、こと、かた、こと」とか
〉自分の好きなものが出てくると、私の目を見ながら「えへへへ…」と笑います。私も笑います。

〉一冊読むうち、彼女は四分の三くらいは私と目を合わせていました。

 情景を思い浮かべるだけで、こちらまで癒されます。素敵なコミュニケーション
ですねぇ。

〉子どもがこれほど読み手に注目しているとは思いませんでした。
〉彼女はこの本のストーリーを知り抜いているからかもしれませんが、

 本当に子供たちは、せつないほどに、心の共鳴を求めているんですねぇ。
大きくなって、つい面倒で雑に読んでしまったり、本だけでなくても、つい
おざなりに話を聞いていたりする今日この頃、反省です。

〉読み聞かせるとき、子どもは、
〉絵本を通して読み手と共感すること
〉お話の世界を読み手と一緒に旅すること
〉…も、求めているんだなと改めて感じました。

 なんか、ぐっときちゃいました。なんて素敵なんだろう、そして、すぐそこに
転がっている日常の中に、こんな営みをできるチャンスがあるのに、つい自己中心
的に生活して、迂闊にも逃してしまっているんですよね。心して時間を大切にしな
きゃ。堅くなってひからびた心を少し柔らかくして、みずみずしい子供の心に戻す
つもりで、いっしょに旅できたら、もう一度生きることを始められるような気が
します。自分にも確かにあったはずの子供の頃の心を取り戻すために。
 なんか不惑をすぎて余計に惑うことの多い今日この頃なので、こりんごさんの
言葉に慰められます。いつもありがとうございますぅ!!

 ではではぁ。


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1509. のんたさん、私ももうすぐ不惑…

お名前: こりんご
投稿日: 2004/3/8(13:35)

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こりんごです。
のんたさんのレス読ませていただいて、ジーンとしました…

〉 なんか、ぐっときちゃいました。なんて素敵なんだろう、そして、すぐそこに
〉転がっている日常の中に、こんな営みをできるチャンスがあるのに、つい自己中心
〉的に生活して、迂闊にも逃してしまっているんですよね。心して時間を大切にしな
〉きゃ。堅くなってひからびた心を少し柔らかくして、みずみずしい子供の心に戻す
〉つもりで、いっしょに旅できたら、もう一度生きることを始められるような気が
〉します。自分にも確かにあったはずの子供の頃の心を取り戻すために。
〉 なんか不惑をすぎて余計に惑うことの多い今日この頃なので、こりんごさんの
〉言葉に慰められます。いつもありがとうございますぅ!!

こちらこそ、ありがとうございます!
松谷みよ子さんの「ちいさいモモちゃん」シリーズに、
モモちゃんの妹のアカネちゃんがでてきますね。
どの本だったか、アカネちゃんが必死でママに話しかけているのに、
ママは向こうを向いたまま答えるシーンがありました。
本文に、「ママはどうしてアカネちゃんのほうを向いてくれないのでしょう。」を書いてあった、と記憶しています。

でも、この本は、当の「ママ」が書いたんですから、
きっと、松谷みよ子さんも、書きながらご自分の子育てを反省したんだろうなあ…
みんな一緒なのかなあ…

のんたさんの気持ちがじんわり伝わってきました…

では、また…


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[喜] 1502. Re: まだまだ・今日も「No,David!」

お名前: しお
投稿日: 2004/3/8(12:04)

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こりんごさん、はじめまして。しおです。

私の子どもも「がらがらどん」が大好きで何度も読まされました。

〉彼女は、ほとんど絵本を見ずに、期待しながら私の目を見ているのです。

〉一冊読むうち、彼女は四分の三くらいは私と目を合わせていました。

〉子どもがこれほど読み手に注目しているとは思いませんでした。
〉彼女はこの本のストーリーを知り抜いているからかもしれませんが、

〉読み聞かせるとき、子どもは、
〉絵本を通して読み手と共感すること
〉お話の世界を読み手と一緒に旅すること
〉…も、求めているんだなと改めて感じました。

子どもに読み聞かせるとき、膝に乗せていることがほとんどだから、目をみたことがないけれど、子どもは読み手の親の声に集中して耳をそばだてているんでしょうね。ストーリーを知り抜いている絵本でも何度も聞きたがるのは、親と一緒にストーリーを共感できる嬉しさなんでしょうね。生の言葉を通じて心をあわせながら読むって大切なことなんですね。

そういえば、子どもがテレビを見ているときにも「おかあさん一緒に見て」「面白いから見に来て見に来て」といいます。これも一緒に感じることを求めているんでしょうか。

〉やはり、親が読むことって大事ですね…(私は、彼女にとっては絵本を読んでくれるおばちゃんですが…)

こりんごさんのNo,Davidのお話を読んでも思いましたが、英語だからといって構えることはないんですよね。ああやっぱり親が読むっていいんだなと思えました。いいお話をありがとうございました。


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1511. しおさん、はじめまして

お名前: こりんご
投稿日: 2004/3/8(13:47)

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しおさん、はじめまして、こりんごです。

〉子どもに読み聞かせるとき、膝に乗せていることがほとんどだから、目をみたことがないけれど、子どもは読み手の親の声に集中して耳をそばだてているんでしょうね。ストーリーを知り抜いている絵本でも何度も聞きたがるのは、親と一緒にストーリーを共感できる嬉しさなんでしょうね。生の言葉を通じて心をあわせながら読むって大切なことなんですね。

一対一で読むときは膝にのせて読むことが多いですよね。
この子たちはなにしろ5人の幼児(うち兄弟が二組)なので、私が向かい合って読まないと、収集がつかない…
向かい合っていても、ごちゃごちゃになったり、けんかしたり、飽きていなくなっちゃうこともしょっちゅうです。
こんなにほのぼのした雰囲気だったのは…たぶん、はじめてです。(笑)

〉こりんごさんのNo,Davidのお話を読んでも思いましたが、英語だからといって構えることはないんですよね。ああやっぱり親が読むっていいんだなと思えました。いいお話をありがとうございました。

しおさん、ありがとうございます!

絵でストーリーやおもしろさが分かる絵本ならば、
何回も「読んで」「今日は○○は無いの?」と聞いてきます。
読み聞かせの最中の反応が日本語の絵本とは違う子もいるけれど、(英語の絵本だと、ずっと黙ったまま聞いている子もいます)「おもしろい」と感じることとは、別のようです。そこが、子どもの柔軟なところですね…

ではでは…


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