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1464. Re: 今日も「No,David!」読み聞かせパート4
お名前: チクワ
投稿日: 2004/3/3(23:38)
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こりんごさん、こんばんは!チクワです!
ご報告、なんだかゾクゾクしました〜。
>学童保育のような、子ども会(低学年部)約25人。
>ほぼ毎週火・水・木曜日に読み聞かせボランティアグループが読み聞かせをしています。
>私も月に1〜2回はします。
こりんごさんは、いろいろたくさん地域活動をなさっていますねー。
すばらしいです!
>本はデイビット・ウィーズナーの「TUESDAY」
>書評あり
↓
>http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S102877&bfile=bookdata
>語数わずか12語、という絵本です。
>かえるの絵が、ものすごくリアルで迫力があります。まさに奇想天外な絵本です。
>ほとんど字がないので、最初に
>「TUESDAY…かようびのよる(邦題)」とだけ言って、ゆっくりと
>ページをめくって見せていくと…
>子どもが興奮して喋ること喋ること。
>「うわっ、びっくりしたあ。身体かゆ〜くなってきた!」
>「ばり 気色悪い!」
>「家ん中、入るんちゃう?」
「なんで?なんで?」
>特に男の子が興奮しました。
読みながら、こちらも何だか興奮・・・
>昨日は火曜日だったので、読み終わったあと「今日は火曜日やね…。かようびのよる…」と話すと
>子どもたちは思わず顔を見合わせていました。
いや〜〜〜。・・・あ、今日は水曜日だー。
こりんごさん、気を遣って、報告、今日にしてくれたのー?
>私はこれまで乳幼児にはよく字のない絵本を見せていましたが、
>小学生以上の大人数の子どもたちには、したことがありませんでした。
>でも、きのうやってみて、自分なりにみえてきました。
すばらしいチャレンジと、成功です!
>基本となる本の持ち方・めくり方を練習して、
>(右手首が痛くなります…)
なるべく絵をじゃましないように・・・という持ち方ですか?練習しよー。
>よけいなことはいっさい喋らずに
これが難しそう。喋らずに、こりんごさんが書かれている「子ども」を読む、
ことが大事なのでしょうね。「子ども」の、感動、呼吸、間。そんなもの・・・
>ページをゆっくりめくりながら
>私が子どもの顔をしっかり読んでいけば、
>字などなくても、子どもが「読んで」くれる。
>字ではなく、「子ども」を読むつもりでやればいいのかな?
良い「字のない絵本」だと、本と子どもたちにダイレクトなつながりが
できるのでしょうか。
読み手はその出会いをおぜんだてして、
「じゃあ後は若い人たちだけで・・・」と、じゃましない。(???)のが
コツかな?
>字のない(少ない)絵本を読み聞かせするのは、
>私と子どもたちの両方でつくっていく「ライブ」なんだな〜と感じました。
>もちろん、読み聞かせというのはいつでも「ライブ」なんですが、
>字のない(少ない)絵本では「ライブ感覚」が強いようです。
うーん、さすが私が見込んだこりんごマヤさん!
>今回は、英語とはあまり関係ない話になってしまいましたが、
>たくさんの子ども相手に「字のない絵本」を読むときの
>なにかのヒントになればいいな〜と思います。
英語とも、日本語とも、広い意味でコミュニケーションに関係のある
お話だったと思います!ありがとうございました。
では〜。
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こりんごです。
〉ご報告、なんだかゾクゾクしました〜。
チクワさんのつけてくださったレスを読んで、私こそゾクゾクしてきました〜
〉>基本となる本の持ち方・めくり方を練習して、
〉>(右手首が痛くなります…)
〉なるべく絵をじゃましないように・・・という持ち方ですか?練習しよー。
大阪市のことしかわかりませんが、
大阪では各区の図書館が「読み聞かせボランティア講座」を無料で開催しています。ただし平日の昼間。講座終了後は、その区で読み聞かせボランティアとして活動することが条件です。
私が受講したのは、
基本的な持ち方・めくり方を結構きびしく教える講師でしたが、
とても充実した内容で、講座終了後の自分の読み聞かせは(まだまだヒヨッコだけど)確かに変わった…と実感できました。
親がわが子にする読み聞かせと、
ボランティアが1対多数にする読み聞かせでは
違う心構えが必要ではないかと思います。
わが子だったら、けっこうなんでもありだと思います。
たくさんの、よそのお子さん相手にするボランティアには
(そんな大きいものじゃないけど)「本一冊分の責任」はあると思います。
〉>よけいなことはいっさい喋らずに
〉これが難しそう。喋らずに、こりんごさんが書かれている「子ども」を読む、
〉ことが大事なのでしょうね。「子ども」の、感動、呼吸、間。そんなもの・・・
そうなんです、大人って、とくに親とか保母とか教師とかって、
子どもに教えてしまうんですね。
ウン十年前に、教育実習に行きました。
そのとき、素敵な先生がおられて、ある日
私の授業の記録をとって指導してくださいました。
紙の左半分に私が喋ったことば、右半分に子どもたちが喋ったことばを
書いておられました。
そして、
「こっち(私のことば)より、こっち(子どものことば)がもっと
多いほうが、いい授業やで」と指導してくださいました。
21歳だった私にとってはショックなことでしたが、
今になって、分かってきたような気がします。
〉>ページをゆっくりめくりながら
〉>私が子どもの顔をしっかり読んでいけば、
〉>字などなくても、子どもが「読んで」くれる。
〉>字ではなく、「子ども」を読むつもりでやればいいのかな?
〉良い「字のない絵本」だと、本と子どもたちにダイレクトなつながりが
〉できるのでしょうか。
〉読み手はその出会いをおぜんだてして、
〉「じゃあ後は若い人たちだけで・・・」と、じゃましない。(???)のが
〉コツかな?
チクワさん、すばらしいわっ!!
そうよ、読み聞かせって、「子どもと絵本とのお見合いを、大人がおぜんだてすること。」なんじゃないかしら?
仲人があれこれでしゃばって喋るのって、いいお見合いじゃないですよね。
ことば少なくサポートして、「じゃあ、あとは若い人たちだけで…」と引っ込む。
チクワさんのおかげで
これからの自分の読み聞かせのテーマが見つかりました。
「じゃあ、あとは若い人たちだけで…」
このことば、いただいていいですか?
〉英語とも、日本語とも、広い意味でコミュニケーションに関係のある
〉お話だったと思います!ありがとうございました。
ことらこそ、ありがとうございました〜!
ではまた…