Re: 様々に考え中の中、まずはここだけ

[掲示板: SSSサイト に関する掲示板 -- 最新メッセージID: 1767 // 時刻: 2024/7/17(16:04)]

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1296. Re: 様々に考え中の中、まずはここだけ

お名前: ako
投稿日: 2005/6/2(15:55)

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チクワさん、akoです。
ペギーさん、ちょっとチクワさんにだけの投稿でごめんなさいまし。

〉いやもー、しかし、ネタって何?
〉自分が未読だったら知りたくなかった、ある本の内容に関する情報?
〉知りたくないかどうか、読む人によっていろいろですよね。
〉(知ってしまっても平気、どころか、「知って嬉しい」ばあいもあるんじゃないか
〉というのが、この投稿の趣旨だったりします。迷惑かな・・・)

チクワさんが、「迷惑かな・・・」と書かれたお気持ち、
akoなりに想像しました。(あくまで想像、仮説です)
ご自分の投稿を、誰かが迷惑と感じるかもしれない、と思いながら書く、というのは非常に億劫であったり恐怖であったりするわけですが、それを承知でこの投稿をなさったチクワさんの、掲示板をよりよきものにしよう、という参加姿勢に心打たれたのです。

(もちろん他のすべての皆さんも同様の参加姿勢があってこその投稿であることは明らかです。akoなど、いまだ、ペギーさん投稿に、爆笑反応1個しか投稿してない自分の現状を省みますと、皆さんへは唯唯、敬意を表したい)

私が今回、チクワさんに部分的な返答投稿をつけるのは明白な理由がありますので
先に申し述べさせていただきます。(なんでこうカタイんだろう、今日は)

チクワさんが上記で、わざわざカッコにされた部分に、

〉(知ってしまっても平気、どころか、「知って嬉しい」ばあいもあるんじゃない
かというのが、この投稿の趣旨だったりします。

という記載があります。
実は、わたしはこの場合に当てはまる人間なんです。
チクワさんは、ご自分とは違う感性を持っている人もいる可能性がある、
ということを書かれておられる、と解釈いたしました。
そこで、そういう実例の証拠になるためにまいりました。

私は、ネタバレは平気(あるいは鈍感)な人間です。
そういうことをわかっていますので、本に関する投稿はほとんど書きません。
どのくらい平気(鈍感)か、というと、それはもう相当です。お話にならないほどです。

「これは文句なくネタバレ。絶対に書いてはならない」
という点でしばしば多くの人の見解が一致するのは、
推理小説の犯人が誰か、というものですね。
私も、それに賛成です。
なので、SSS書評や掲示板投稿をする、という立場からは、
もちろん絶対に、投稿にも書評にも書いたりしません。

ただ、自分が「一人の読者として本を読む」という観点から言いますと、
私は完全にネタバレ平気人間になってしまいます。

具体的に言います。
よく例にあがる「アクロイド殺人事件」や「オリエント急行殺人」で言いますと、
わたしは、初めて読んだ時よりも、
2度目以降、犯人が誰か、わかってから読んだほうの時のほうが、
実は、私は、ほんとに極私的な見解ですが、読書が楽しかったのです。
(もちろん、これは昔、日本語で読んだ時のハナシ)
異常でしょうか。

コイツが犯人だと分かって読んでいると、
「おおー、この段階からすでに伏線がある〜」などと言いながら、
作家のすごさに感心しながら読む、というのが楽しいんです。
物語の中に入り込む読み方をしていないんですね、多分。
通常、物語の読書というのは、主人公など、内部の人物の誰かになって読む場合が多いのかもしれませんが。
どうも、フィクションを読むことに不向きな人間なのかもしれません。
身もフタもない、かわいそうな人だなーぐらいに思って頂いてもかまいません。
でもそのわりには、「Nate the Great 」というコドモ探偵のお話などは、
ナゾがナゾを呼ぶ展開だ〜とか言って騒ぎながら、
事件の真相がわからないことが面白くて楽しんで読んだりします。

こういう、ネタバレに関する姿勢に一貫性がない人間、というのがいる、
ということなんです。
チクワさんも、ここまで極端な人がいるだろう、なんて、想定していなかったかもしれませんね。なんたって、アクロイド殺人事件で平気だってんですからハナシになりませんでしょ。

ま、このような例外は別として、人の感性の違いというのは、
非常に幅広いものですね。
ある人には、「それはネタバレです、迷惑です」と感じられる記載が、
ある人には、「ここまでぐらいは書いても大丈夫だと思った」になり得る。

人の主観に基づく見解を、客観的なルールで制御するということは、
思想統制でもしない限り、不可能だと思っています。
(もちろん、思想統制など大反対です)
「常識的なせんでいきましょう」といっても、
その「常識の基準」が違う同士が集うのですから、
「常識的なせん」という表現では、解決になりそうもありません。

しかし、悲観していては始まりませんし、
現実に、ネタバレ投稿によって楽しみが半減する、激減する、という人がおられる以上、ネタバレに関するある程度の基準やルールは必要だろうとは思います。
しかし、どこまでいっても厳密なもの、100%なものは不可能だろうと思っています。
悪意をもって「バラしてやれ」なんていう悪質なネタバレ投稿をする人はいないのですから、互いに、ミスも許しながら、しかし馴れ合いにならない程度に修正しあい、特に、注意や警告のようなことを書く際には、一人一人が人に不快にならないような表現を心掛けあって、
(これも基準はないので、各自が信じる書き方で書くしかない領域ですが、正論を言う時はソフトに…といった、ネット上の書き方について一般的な推奨はあるようですから、そういったことも含め)
これらのことを念頭に置いていることも伝え合いながら、
この掲示板という、多様なタイプの人を包含するシステムを有効活用する、という付き合い方しかないのかな、と思ってます。

提案も何もない投稿で申し訳ありません。
今回はチクワさんに突破口を頂きました。
チクワさん、ありがとうございました。


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1312. Re: 様々に考え中の中、まずはここだけ

お名前: happyhope
投稿日: 2005/6/3(00:47)

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akoさん、みなさん、こんにちは、happyhopeです。

akoさんの投稿を読んで同意するところがありでてきました。
すみません、感じたままに書かせていただきます。
なので意見とはちょっと違い感想に近いかもしれません。
そう思ってお読みください。

〉チクワさん、akoです。
〉ペギーさん、ちょっとチクワさんにだけの投稿でごめんなさいまし。

〉〉いやもー、しかし、ネタって何?
〉〉自分が未読だったら知りたくなかった、ある本の内容に関する情報?
〉〉知りたくないかどうか、読む人によっていろいろですよね。
〉〉(知ってしまっても平気、どころか、「知って嬉しい」ばあいもあるんじゃないか
〉〉というのが、この投稿の趣旨だったりします。迷惑かな・・・)

ありますあります!
というか、書いてもらわないと私の場合困ります。
というのは私はとても好みがきつくて、ある程度のネタバレを書いてもらうと逆に助かります。
この本は読んで面白いかどうかの嗅覚が働くにはある程度情報量がないとだめなんです。
そういう意味でアマゾンのレビューよりSSSの書評は正直な気持ちが伝わってきて読んで参考にさせていただいています。
それに私は本を読むときには書評の細かな内容は忘れているという都合のいい頭でして・・・・ん?

〉チクワさんが上記で、わざわざカッコにされた部分に、

〉〉(知ってしまっても平気、どころか、「知って嬉しい」ばあいもあるんじゃない
〉かというのが、この投稿の趣旨だったりします。

同意します。
特にsssを初めて間もない人は情報量が多い方が本選びが楽ではという妹の意見でした。

〉という記載があります。
〉実は、わたしはこの場合に当てはまる人間なんです。
〉チクワさんは、ご自分とは違う感性を持っている人もいる可能性がある、
〉ということを書かれておられる、と解釈いたしました。
〉そこで、そういう実例の証拠になるためにまいりました。

〉私は、ネタバレは平気(あるいは鈍感)な人間です。
〉そういうことをわかっていますので、本に関する投稿はほとんど書きません。
〉どのくらい平気(鈍感)か、というと、それはもう相当です。お話にならないほどです。

私も平気な方です。
というか私は家族の中ではすぐネタバレをするので危険人物と見なされそう言った話になると子どもは逃げていきます。

〉「これは文句なくネタバレ。絶対に書いてはならない」
〉という点でしばしば多くの人の見解が一致するのは、
〉推理小説の犯人が誰か、というものですね。
〉私も、それに賛成です。
〉なので、SSS書評や掲示板投稿をする、という立場からは、
〉もちろん絶対に、投稿にも書評にも書いたりしません。

えー、振り返るとネタバレしていたかも、すみません。

〉ただ、自分が「一人の読者として本を読む」という観点から言いますと、
〉私は完全にネタバレ平気人間になってしまいます。

〉具体的に言います。
〉よく例にあがる「アクロイド殺人事件」や「オリエント急行殺人」で言いますと、
〉わたしは、初めて読んだ時よりも、
〉2度目以降、犯人が誰か、わかってから読んだほうの時のほうが、
〉実は、私は、ほんとに極私的な見解ですが、読書が楽しかったのです。
〉(もちろん、これは昔、日本語で読んだ時のハナシ)
〉異常でしょうか。

そうなんですよ〜
ダレンシャンを完読して、うーこのネタバレを言いたい!!でもどこにも言えないこのつらさ!!
書評もやっとの思いで子どもにネタバレになっていないか見てもらって非常に変なレビューを書いてしまいました。

思いっきり本の話をじっくりしたいです!!

なのでここでお願いします。
もう一度ネタバレの広場を復活させていただけませんでしょうか。
お願いしますm(__)m

ちょっとやばそうになったらそちらに移れるととても気が楽です。

〉コイツが犯人だと分かって読んでいると、
〉「おおー、この段階からすでに伏線がある〜」などと言いながら、
〉作家のすごさに感心しながら読む、というのが楽しいんです。
〉物語の中に入り込む読み方をしていないんですね、多分。
〉通常、物語の読書というのは、主人公など、内部の人物の誰かになって読む場合が多いのかもしれませんが。

そうなんです。
ネタがわかるともう一度再確認したくなってこれはいつか再読するぞ、と思いました。
次回は味わって読もうと思っています。

〉こういう、ネタバレに関する姿勢に一貫性がない人間、というのがいる、
〉ということなんです。

私もそういう人間の一人かも。

私個人としてはネタバレしないようにできるだけ気をつけたいと思います。
ただ話の流れでネタバレしそうな場合の安全な受け皿があると気が楽です。

ちょっと気持ちのままに書いたかもしれません。
気を悪くした方がいらしたらごめんなさい。

ではでは。


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