[掲示板: 〈過去ログ〉1000万語・3年以上報告 -- 最新メッセージID: 980 // 時刻: 2024/11/25(12:43)]
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お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2007/2/22(15:06)
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ぷぷさん、ひさしぶりです! 5周年ですか・・・ 感無量です。
4周年記念は去年の2月だったんですねえ・・・ 感無量です(?)
さかい@tadoku.orgです。
古川さん、こんにちは!!
〉みなさん、こんにちは。
〉なんだか5年のうちに遠くまできてしまいました。
〉特になにを報告するということもないのですが、ご挨拶にやってきました。
〉そうしないとなんとなく落ち着かない気がしてねえ。
いいぞ、いいぞ、毎年そうやって、落ち着かない気持ちになって
ほしいもんだ!
〉今、私はアメリカ、ニューヨーク州の田舎で、知的障害者の施設内にともに働き暮らしています。
〉赤十字のファーストエイドコースやら、ニューヨーク州のメディスンギーバーのコースやらが仕事柄
〉要求され、アメリカ人と同じ条件で講義をうけ、試験を受けました。ちなみにメディスンギーバーとは、
〉薬の管理が自分でできない知的障害者に代わって、彼らの薬を管理し、処方箋どうりに飲ませる、
〉そのための資格らしいです。4日のコースを受けて最後の日に試験があったのですが、見事に
〉落ちました(爆)、でも言い訳ですが、外国人は全員落ちました。英語ネイティブは全員受かりました。
〉どういうことかって、内容はそんなに難しくないのですが、1時間で120問の4択問題。多読で
〉鍛えた英語力を持ってしても、最後まで読みきれませんでした・・・簡単とはいえ医学用語だし。
〉ちなみにその後、看護婦さんとともに、実際の処方箋やそれをもとにした書類をみながら、
〉本当に障害者の人に薬を飲ませるという練習をして、今ではメディスンギーバーです。とりあえず。
すごいですね・・・
トオルさん、近眼の独眼龍さんに続いて、何人目だろう?
海外で多読多聴を土台に仕事をしている人は!
あ、エル・パソの・・・
で、この投稿を「こども式」で紹介してもいいでしょうか?
〉5年前に多読にであったころには、こんな自分は予想できませんでした。試験に落ちた(・・・)とは
〉いえ、アメリカ人と一緒に講義や試験を受け、カタコトとはいえ、英語でやり取りをし。
はい、信じられないことですね。
「アメリカ人と一緒に」講義や試験を受けるなんて!
〉5年前の私の英語力がどれほどひどかったは、まあ簡単にいうと、ナシ!でした。
〉中学ですでに英語は落ちこぼれ、その後最低ラインを維持(?)
〉大学にいたっては必修の英語をすべて落とし、再受講。アメリカ生活に憧れつつも、英語に関しては
〉たまにのぞくラジオ講座も3日しか聞かない。もともと小説を読むのが好きなのでペーパーバックを
〉買ったこともありましたが、古い思い込みから全部のわからない単語を辞書で調べようとして、
〉数ページで挫折。。
〉東京の片すみで小さな子を抱えた普通の主婦生活だったのですが、でもなんだか英語の勉強を諦めきれず。
〉妹のもっていた英語雑誌で、たまたまできたばかりのSSSのごく小さな記事を見かけ、HPを
〉訪れたのが運命の分かれ道でした。一気にはまりました。
5周年というと本当にできたばかりですよ、
100万語達成報告が2、3人の人からあったころかな・・・!
〉半年に100万語づつ。それだと今では1000万語のはずですが、たぶんそんなに読んでません。
〉900万語くらいでしょうか。やっと!!!語数を数える呪縛から逃れられました。最初は数えるのが
〉楽しくて、語数報告をしてみなさんに褒められるのを励みにしていたのですが。そして、語数を
〉数えなくなる人がいることを、信じられない!と思っていたのに。こんなに数えるの楽しいのにって。
語数数えはやっぱり呪縛ですか?
(語数数えがいやだから多読をしないという人も少なからずいると
思います。そういう感想を聞いたことは何度もあります。)
大学では語数を数えている人はほとんどいません。
いいことなのか? わるいことなのか?
〉ひとつには、ノンフィクションを、そのときに必要なところだけ、興味のあるところだけ、拾い読みを
〉するようになり、数えるのが面倒になったということもあります。小説と違って、ちゃんとわかりたい
〉部分は辞書を引くようにもしています。英英を使うこともあるけど、英和のことも多いです。病気の
〉名前なんて、対応する日本語はひとつしかないしね。
訳語の一対一対応の危険を十分ご存知のようだから大丈夫ですね。
それに専門用語は英和辞典を使わなきゃしょうがない場合もあります。
〉でもそもそも、周囲の流れに乗ったとはいえアメリカに来ることができたのも、そしてなんとか暮らして
〉いるのも、英語って別に怖くないよね?という、SSSで培った微かな自信のおかげです。手続きの
〉ためにいろいろ英語を読む機会があり、でもとりあえずわからなくとも最後まで目を通すことができる
〉力は、まさにSSSの賜物です。
〉そしてアメリカの書店でも、児童書コーナーにいけば、SSSで出合った本たちが何冊も並んでいる。
〉英語圏はすでに私の心の故郷に繋がっているわけです(笑)
おー、なんという表現! すばらしー!!
〉とはいえ、英語はまだまだできません。電話を取ることも多いのだけど、わからないことも本当に
〉多い。でもここはアメリカ。アメリカ人と思ったらドイツ人だったりオランダ人だったりブラジル人だったり。
〉みんなすごい御国なまりのまま、どうどうとカタコトの英語を話しています。発音が悪くても文法が
〉間違っていても、まずは大きな声ではっきりと話そうとしないとね、話が始まりません。
〉まあ、彼らほどの英語習得スピードは望めないにしても、日々楽しく暮らしています。
いえいえ、大きな声で話すようにしていれば、望めますよ。
(これは一種の予言・・・)
〉ジアスさんの報告を見かけたら、なんでもいいからご挨拶しなくちゃ!と思ってしまいました。
〉語数はもうたぶん数えませんが、もしかしてまた、○○周年ご挨拶にはうかがうかも。
〉そして酒井先生の「こども式」とやらも、たまに覗かせていただくことと思います。
〉でもこの地域、恐怖のダイアルアップ接続しかないのです。気楽にネットサーフィン
〉というわけにも行かないのですが。
〉SSSに出会わずにアメリカに来ていたらと思うと、ぞっとします。長く長く、ありがとうございました。
〉いつかまたお会いできる機会を楽しみに。
〉みなさま、お元気でね。
はい、ぷぷさん、また来年、6周年報告を楽しみにしています!
Enjoy English! (なんていうヒマなことは言ってられない?)
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酒井先生、
あいかわらず、お元気のようでなによりです。
5年、長いんだか短いんだかですよね。そうそう、最初の数人の方が100
万語達成なさって、そしたらもうSSSは卒業!とか言われていた時代でし
たよ。掲示板ひとつしかないし。
私の投稿、どこかでお役に立つなら、いくらでもお使いください。散々SSS
にはお世話になったのだし。
さて、語数数えが呪縛かどうかは、・・・ひとそれぞれ、としか言いようがな
い気がするのですが、あまりにありきたりでしょうか。また、ひとによっても
それが助けになる時期と、邪魔になる時期とがあるのだと思います。私はとに
かく最初、数えるのが楽しかったし、途中で休んでも語数は減らない!という
名言もありましたよね。私のように、小さい子がいて遠出ができず、掲示板
だけを頼りに多読をしていたような場合、それしか頼りになるものがない
という事情もあるかと思います。まだ多読の本も出る前、多読セットも売って
なかったころでした。語数報告をして褒めてもらえるのが、続ける原動力に
なっていました。
そして今、やっと面倒に思うようになりました。でも考えたら、小説を読む
時間が最近取れていないという事情もあるかも。数えるものがない(笑)
もし教室で大人数で多読をしていたら、きっと事情が違うのでしょう。その時
間、拘束される効果(多読せざるをえないということ)とか、友人がなにを
読んでるのか気になるとか。もし語数数えが競争のように感じられてしまうな
ら、ないほうがいいかもしれませんよね。他人との競争ほど、SSSにふさわ
しくないものはありません。
なににせよ、「こども式」ではまこさんが書いてらしたけど、SSSで最も
重要なのは、「自分にとって楽しいことを自分で見極める能力」であると思い
ますよ。最初はレベル0から全員始めるにしても、いつレベルを上げるのか、
どの分野の本を読むのか、人の意見は参考にはなっても、決定は自分にしかで
きない。本って、仲のいい友人とも、好みがあうことはめったにない、本の趣
味が似てるひととでも、全部の本の趣味がぴったり合うことなんてまずない、
なかなか難しい世界です。それをしかも英語でしようというのだから。
英語の勉強というと、テキストを与えられて、さあこれを読みなさい!ってい
うのが当然だったところに、「でもこれ、おもしろくないー」という自由を与
えたのがSSSの一番すごいところですよね。語数数えも、したい人はするし
たくない人はしないと言うしかないのでは・・・?ただレベルとタイトルはせ
めて記録したほうがいいとは思いますけどね。それもよけいなお世話かな?
うーむ、よくわかりません。
実は多読指導って、どうするのか全然わかってないんです。それなのになんだ
か長くなってしまいました。
ほんと、どこかにありましたが、別に私、今でも英語が特に好きというわけで
はありません。ただ外国の本が読めたり、外国の人と話せたりするのが楽しい
だけ。言葉ってなんなのかなーと、たまに考えます。不思議ですよね。
ではまた、いつかお邪魔いたします。
これからも、ご活躍を楽しみにしています。
ぷぷ