[掲示板: 〈過去ログ〉1000万語・3年以上報告 -- 最新メッセージID: 980 // 時刻: 2024/11/24(17:33)]
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お名前: 間者猫 http://www.k2.dion.ne.jp/~spycat
投稿日: 2006/9/10(13:47)
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"しお"さんは[url:kb:185]で書きました:
〉みなさん、こんにちは。しおです。
御無沙汰しています。
間者猫(かんじゃねこ)です。
4年7ヶ月報告ありがとうございます。
先人の行く道は大変参考になります。
〉 現在の読書語数は1700万語。前回報告(2005年6月、3年4か月、1280万語)から、また変化がありました。
〉 最も大きな変化は、読むよりも、圧倒的にオーディオブックを聞く割合が増えたことです。まずオーディオブックを買い、後で本を注文することも増えました。音への移行を中心に報告、最後にオーディオブックの紹介をします。
オーディオブック、私も大好きです。
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〉2005年9〜12月 音への移行 その2 <Stephen King と シャドーイング>
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〉◆Stephen Kingのペーペーバック
〉●The Green Mile
映画より原作の方が数段良かったですね。
〉●The Eyes of the Dragon
持ってるけどまだ読んでません。
〉●Pet Sematary
〉(怖すぎです。前書きによると。Kingへのファンレターでは、Shiningが一番怖いという意見が多いそうですが、King自身は、このPet Semataryが一番怖いと思っているそうです。これを書き終えたとき、「一線を超えてしまった」としばらく引き出しに封印していたとのこと。)
恐いと言うよりも切なかったです。
〉●The Long Walk
〉●Thinner
未読です。是非読みたいです。
〉●The Colorado Kid
〉(この本だけはお薦めしません。約3万語で薄くてよさそうですが、Amazonの宣伝文と表紙のイラストを信じて、ハードボイルドだと思って買った人は怒るでしょう。「ええっ、これで終わっちゃうの!?」)
これには参りましたわ!
表紙と内容が全然あってないです。
〉●Misery
キャッシーベイツの演技が強烈で、恐すぎて観れないです。
〉●Carrie
持ってるけど未読です。
〉●On Writing
〉(この本大好きです。Bag of Bonesもそうですが、この本を読んでいると、次々に読んでおきたいPBが出てきて困ります)
だからまだ読んでないんです(笑)。
〉●Bag of Bones
これ半分まで全然盛り上がらないんですよね。
でも吸い込まれるように読んでしまいました。
この作品も大好きです。
〉(「読んでよかった、面白かった!」と思いましたが、とにかく長いです。オーディオブックだと22時間近くあります。盛り上がるまでに普通のPB1冊分くらい費やしてます。King先生、もっと早く盛り上げてほしいです。後半すごい展開で面白いのになあ。このオーディオブックのおかげで、さらに音に開眼しました。あとで詳しく書きます。Du Maurierの Rebecca(『レベッカ』)と重なるところが随所にあります。)
iPodは持ってるので、あとはMusic Storeへ(笑)。
〉 大好きなKing先生の本でも、3か月も続けるとしんどいので、絵本も並行して読んでいました。絵本と恐怖の世界の往復は、なかなかよかったです。
3ヶ月とは凄い。私は連続して読めません。
〉 2003年の夏にちょっとシャドーイングをがんばったのですが、それからは読むことが殆ど。シャドーイングは2年くらいほとんどできていませんでした。ちょうどよいタイミングで、『通勤ウォーキングでいこう』という本を図書館でみつけて刺激をうけ、「私もウォーキングやってみよう!ウォーキングのときシャドーイングしたら強制的に時間を確保できて一石二鳥!!」と、やる気がでました。
慣れてないせいか、歩きながらシャドーイングすると酸欠になります(笑)。
〉◆2003年のシャドーイングと2005年のシャドーイングの違い
〉 2003年頃は、テロップが流れるみたいに、シャドーイングしている文字が頭の中に浮かんでいました。要は、文字をシャドーイングしていました。
私、文字をひらっているような感じです。
〉 2005年秋の場合は、文字は殆どでてきません。音だけを頼りにしながらシャドーイングできるようになってきました。(もちろん、そうなれるように意識してました。)
〉 音に集中するときは、「音のかたち」をイメージしていました。
〉 発音指導の「Wは口を突き出して」とかそういう「かたち」じゃないですよ。
〉 口調の鋭さとか(尖った)、ゆったり(膨らんだ)、音の波(海みたいな)など。うまく説明できませんが、流れている音の抽象的なイメージだけ追って歩いています。
〉 でも、シャドーイング素材が面白いことを言ってたりすると、急にイメージの世界から戻ってきて、内容に聞き入ってしまいます。そうすると、ときどき頭の中に活字がでてきますが、前よりはずいぶん少なくなりました。
文としては分かるのですが、全体として繋がっていかないような感じです。
〉◆シャドーイングの素材の変遷
〉<2005年10月>
〉●ORT6&7
〉●George and Martha(James Marshallの絵本)
〉 ORTの6と7は何度もやりました。はっきり読んでくれていて、ある程度長さもあるので(5分くらい)、使いやすかったです。
〉
〉●How to Stop Worrying and Start Living(カーネギーの『道はひらける』)
人を動かすも邦訳で昔読みました。
〉<2005年12月>
〉●Bag of Bones (Stephen King)
〉 『ミステリーで100万語』は、「Kingの作品で読みやすい本を選ぶ」のが目的なので、比較的薄めの物を優先して読んでいき、最後にこのBag of Bones(19万6千語)が残ってしまいました。
〉(43万6千語のItや、56万5千語のThe Standは論外なのではじめからリストにいれてません。)
〉 「ボリュームがあるし、ちょっとつらいな・・・」と、夏のHarry Potterのことを思い出し、iTunes Music StoreでBag of Bonesのオーディオブックをダウンロードしてみました。(King自身が朗読しているのが購入の決め手です)
〉 早速、ウォーキングのとき聞いてみたら、Kingがはっきりと感情をこめて読んでくれているし、音楽がうまく使われていて、よく出来たオーディオブックなのです。
〉 「Kingはちょっと無理だろう」と思っていたのに、歩きながらも意外と筋が分かるので、すっかり嬉しくなってしまい、その日は夕食の準備をしているときも、ずっと聞き続けていました。
〉 音だけ聞いたところは、いったん戻って本を読み直してから先に進んでいたのですが、音だけで分かる部分がどんどん増えていきました。
〉 後半話が盛り上がってきてジェットコースター状態になるとまどろっこしくて、確認などしていられなくなり、聞く→読む→聞く→読む→で最後まで突っ走ってしまいました。
〉 最後に、Stephen Kingのインタビューがおまけでついていて、なぜ自分が朗読したかという話で、Kingは「作家はActorとしてトレーニングを受けているわけではないが、その文が『どのように読まれるべきか(聞こえるべきか)』が分かっている」
〉(I think writers know how things are supposed to sound)
〉と語っています。
〉 なるほど、プロの朗読者は素晴らしいけれど、感情の入れ方や読み方が作家自身の解釈とは違うことがあるでしょう。この話は黒人バンドが登場するので、音楽や歌手、作曲の手配も必要で、なかなか凝った録音がされ、手間がかかってます。Kingは自分が思ったとおりの世界を作りあげたのだなーと、しみじみしました。
〉 Bag of Bonesは、聞き入ってしまうあまり、シャドーイングしようとしてもいつの間にか口が止まってしまいます。
〉 Kingのインタビューも楽しむことができて(一言一句、100パーセントじゃないですが、十分内容が分かって興味深く聞ける程度)、喜びがふつふつわきました。
買いです。
〉◆なぜ、Bag of Bones を聞きとれたか?
〉・読書語数
〉 やはり多読年数を重ねて、読む力が伸びたことが大きいと思います。
私、”シャドーイングは敷居が高いのでしない”と言っていたのですが
語数が増えているせいか、VOAぐらいならできそうな気がして
ちょっとしてみようかと思っています。
難波多読会も大きな刺激になりました。
〉--------------------------------------------------------------------
〉2006年春以降 オーディオブックばっかり
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〉 Harry Potterと、Bag of Bonesのおかげで、すっかりオーディオブック好きになり、iTunes Music Storeで、オーディオブックをどんどんダウンロードするようになりました。Podcastは、BBCのニュース番組をよく聞いています。
Music Storeはホント危険ですな。
〉 やっぱり、「比べるのは昨日の自分」ですね。続けてさえいたら、力がついていく。
楽しく続けられるものが良い学習法ですね。
しおさんも、Happy Reading & Listening!
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間者猫さん、こんにちは。しおです。
メッセージありがとうございます!
〉〉●Pet Sematary
〉〉(怖すぎです。前書きによると。Kingへのファンレターでは、Shiningが一番怖いという意見が多いそうですが、King自身は、このPet Semataryが一番怖いと思っているそうです。これを書き終えたとき、「一線を超えてしまった」としばらく引き出しに封印していたとのこと。)
〉恐いと言うよりも切なかったです。
そうですね。切ない、が当たっているかも。
学生時代に邦訳で読んだよりも、
いま改めて読むと、なんともいえない、奥深さ倍増です。
〉〉●The Colorado Kid
〉〉(この本だけはお薦めしません。約3万語で薄くてよさそうですが、Amazonの宣伝文と表紙のイラストを信じて、ハードボイルドだと思って買った人は怒るでしょう。「ええっ、これで終わっちゃうの!?」)
〉これには参りましたわ!
〉表紙と内容が全然あってないです。
そうそう! 「なにこれ〜」って(笑)
〉〉●Misery
〉キャッシーベイツの演技が強烈で、恐すぎて観れないです。
宣伝の映像は見たこと有るんですよ。
それだけでも、キャッシーベイツって
アニーのイメージぴったりって思いました。
Amazonレビューでも大絶賛ですよね。
あ〜、いつ見ようか・・・。
〉〉●On Writing
〉〉(この本大好きです。Bag of Bonesもそうですが、この本を読んでいると、次々に読んでおきたいPBが出てきて困ります)
〉だからまだ読んでないんです(笑)。
間者猫さん、早く読んだ方がいいですよ〜(手招き)
〉〉●Bag of Bones
〉これ半分まで全然盛り上がらないんですよね。
〉でも吸い込まれるように読んでしまいました。
〉この作品も大好きです。
最初は、このままどこまで行くんだと思いましたが、
前半耐えたかいがあったと思いました。
〉〉 2003年の夏にちょっとシャドーイングをがんばったのですが、それからは読むことが殆ど。シャドーイングは2年くらいほとんどできていませんでした。ちょうどよいタイミングで、『通勤ウォーキングでいこう』という本を図書館でみつけて刺激をうけ、「私もウォーキングやってみよう!ウォーキングのときシャドーイングしたら強制的に時間を確保できて一石二鳥!!」と、やる気がでました。
〉慣れてないせいか、歩きながらシャドーイングすると酸欠になります(笑)。
おお、それはかなり集中されてますね。
〉〉◆2003年のシャドーイングと2005年のシャドーイングの違い
〉〉 2003年頃は、テロップが流れるみたいに、シャドーイングしている文字が頭の中に浮かんでいました。要は、文字をシャドーイングしていました。
〉私、文字をひらっているような感じです。
う〜ん、そうなんですよね〜。
分かるところをひらっていると、文字をひらっているような感じに
よくなりました。こども式に音だけって、大人にはなかなか
難しいですよね。
〉〉 でも、シャドーイング素材が面白いことを言ってたりすると、急にイメージの世界から戻ってきて、内容に聞き入ってしまいます。そうすると、ときどき頭の中に活字がでてきますが、前よりはずいぶん少なくなりました。
〉文としては分かるのですが、全体として繋がっていかないような感じです。
この感じ、分かります。
私もそういうときがしばしばあるんですよ。
活字にして読んでも読みにくい素材だろうというときも
ありますし、速さや読み方その他でいろいろ影響をうけますね。
シャドーイングで、耳から口にあわせようとする労力だけで
脳の容量をかなり使ってしまって、個別の文はOKでも、
内容全体を繋げるところまではメモリー不足かなっていう感じです。
〉〉●Bag of Bones (Stephen King)
〉買いです。
このオーディオブック、とってもいいですよ。
ぜひぜひ!
〉〉◆なぜ、Bag of Bones を聞きとれたか?
〉〉・読書語数
〉〉 やはり多読年数を重ねて、読む力が伸びたことが大きいと思います。
〉私、”シャドーイングは敷居が高いのでしない”と言っていたのですが
〉語数が増えているせいか、VOAぐらいならできそうな気がして
〉ちょっとしてみようかと思っています。
〉難波多読会も大きな刺激になりました。
語数が増えると、前より楽になると思いますよ。
口は、できそうなときに、ちょこちょこ、ちょこちょこっと
少しでもやっているとだいぶ違うと思います。
〉〉--------------------------------------------------------------------
〉〉2006年春以降 オーディオブックばっかり
〉〉--------------------------------------------------------------------
〉〉 Harry Potterと、Bag of Bonesのおかげで、すっかりオーディオブック好きになり、iTunes Music Storeで、オーディオブックをどんどんダウンロードするようになりました。Podcastは、BBCのニュース番組をよく聞いています。
〉Music Storeはホント危険ですな。
ほんとにそうですね〜。
あの、iTunesのメニューの配置が絶妙で、
自分のライブラリにひょいと移す感じで、
買ってしまいそうになる。
すごい危険地帯(笑)
プレビューで、音のサンプルが聞けるのがさらに危険(爆)
〉〉 やっぱり、「比べるのは昨日の自分」ですね。続けてさえいたら、力がついていく。
〉楽しく続けられるものが良い学習法ですね。
そうですよね!
〉しおさんも、Happy Reading & Listening!
間者猫さん、ありがとうございました!