[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25677 // 時刻: 2024/11/27(15:35)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2012/7/23(22:27)
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せきけんさん、こんにちは。
〉ここにスレッドを起こすのもこれが最後になりそうです。
〉ようやく、90万語を通過しました。
〉100万語まであと少しなのですが、相変わらず読むのが遅く、特に、今回は、時間がかかりました。
〉進歩しているはずなのですが、主観的にはさほど進歩しているようには感じられないものですね。
90万語通過、おめでとうございます。ついに100万語までカウントダウンですね。
多読は「いつのまにか」読めているようになるので、進歩の自覚が薄いんです。でもそれだけ自然に進んでいっているということですから、進歩とかあまり気にせず、面白い本を見つけることだけ考えてください。
〉これで、Marvin Redpostシリーズは全部読み終えてしまいました。もう一度読んでみたい本ですね。直ぐに読めますし。
〉この4冊の中では、"A Magic Crystal?"が一番面白かったです。この少年の初恋物語のようなお話、皆さん気に入っているのではないかと思います。ネタばれになるので余り書きませんが、消防署?だったところが普通の住宅に改装されて使われているとか、米国では普通にあるのでしょうか?小学校の中学年にしては、かなりおませな話と思います。今どきは、そうでもないのでしょうか?
実際どうなのかわかりませんが、最後に「おませ」な話を書きたくなったのかも…。この先はどうなるんだろう思わせますね。「続きはないのか」という気持ちになります。
〉今回読んだ中で、一番理解できないというか消化不良だったのが、"A Flying Birthday Cake?"です。もちろん、Birthday Cakeが飛んでくるというのが、転校生のJoe Normalを象徴しているのだろうと思いましたが、彼の不思議なというか、正体不明な生活や家族というのが、理解できませんし、落ちはあるのですが、納得できない感じが残りました。米国の社会では、こういうことがあり得るのでしょうか。日本の社会よりも偏差が大きいでしょうから、「ぶっ飛んでいる」感じも半端じゃなくて、それでいじめにあったりする子も多いのでしょう。本当に、Marvinは優等生(であろうとする優等生)で、それを真っ直ぐにそれがいいと主張しているSacharもそれはそれで偉いと思います。日本では、そういうところには、もう少し屈折が入る気がします。
〉ともかく、異邦人を受け入れる。特に、そのルーツは問わないで、彼の地では色々当地とは違ったことがあるだろうとして、Marvinたちが遊んでいる遊びが、どこからどう発生してきたものか分からないながら、楽しめているように、一緒に遊べれば友達というような形で受け入れること、それが大切と言いたいのだろうと。
〉それは理解できるんですが、それでも…です。
この巻は戸惑う人が多いですね。Joeの正体はどうとでも解釈できますし、それをどう考えればいいのか、自分の解釈でいいのか、すっきりしないんですよね。
ともかくMarvin全巻読破おめでとうございます。
〉MTHの#9〜#12も買いました。二冊読みましたが、#10の西部のお話の方が面白かったです。これは、かなり本格的なお話になっていました。
MTHも楽しめているようですね。こちらはものすごく長いので、まだまだ楽しみがありますね。
〉"Animal Firm"は、邦題は「動物農場」。大人向けの小説で、結構短いものですが、やはり読むのは大変でした。辞書を引かないと分からない箇所が多数あったので、それなりに辞書も使ったので、時間がかかりましたし、読み終わった後で、翻訳も持っているので、そちらをパラパラと読み直してみたら、理解が違っていた箇所がありました。一番ひどかったのは、Manor Farmを"Minor Farm"と勘違いして読んでいたことです。知らない単語は、知っている単語で置き換えて読んでしまっていたわけです。翻訳を見たら、「荘園農場」となっていて、ありゃと思ったのでした。翻訳は、一つの単語をその背景も含めて解釈して現代で理解できる単語に訳してあるので、凄いですね。原書を英国人が読むより分かり易いでしょうね、多分。
〉YL 7.0になっていますが、そんなものなのでしょうか。やはり、背伸びしないと読めないのは確かにそうです。ただ、面白さという意味では、翻訳よりも原書の方が、なんだか面白い気がしました。何故なんでしょう。いくら翻訳が素晴らしくても、原書を読む楽しみというのは、あるのかと思います。文体というのが、全く違うわけですから。
すごいですね。原書を読んじゃったんですね。YLに疑問があったらレビューをつけて自分の感じるYLで登録しておくと、後々に読む人の参考になります。一般書のYLは人によって感じ方が変わることがありますので、やさしいと思う人もいれば難しいと思う人もいる、という情報が入っていると役に立ちます。
原書で読むのはいいですよね。私もまだ一般書がそれほどスムーズに読めるわけではありませんが、英語の本は翻訳ではなく英語で読みたいと思います。やはり作者のメッセージがダイレクトに伝わってくるのかなと思います。せきけんさんもそういった「言葉の力」を感じたんでしょう。
〉最後に読んだのが、"Chew on This"です。
〉これは、回覧で読ませて頂いたFast Food Nation(Schalastic Reader 3)で、知った本です。
〉まず、New York TimesのBest Sellarにもなった、単行本の"Fast Food Nation"があって、それを、ヤングアダルト向きに、易しく書き直した本が、この"Chew on this"です。
〉更にそれを映画化した、Fast Food Nationがあって、そのシナリオをretoldしたのが、Readerになっていました。
〉これら3つの作品は、同じ主題を扱っていますが、違うものと言ってよさそうです。
…ややこしいですね。わかっていればそうでもない?
以下、カットさせていただきましたが、とても興味深い内容ですね。実際にアメリカでファーストフードを食べたことがあるんですね。熱い思いが伝わってきました。「おいしいハンバーガーのこわい話」という本がありましたが、そちらとも関連があるのでしょうか。
それではHappy Reading!
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茶々猫さん、杏樹さん、こんばんは。
せきけんです。
励ましのおことばありがとうございます。
昨晩、読み返してみて、ちょっと直そうかと思っていたのですが、
アップロードしてから誤りに気付くので、困りものです。
Schalasticは、綴りが違っていました。
発音に引きずられて、間違えたようです。
更に杏樹さんのややこしいというコメントで気付いたのですが、
映画は、Chew on thisをシナリオ化したものではなく、
原作のFast Food Nationを映画化しようとしたときに、
内容が多岐にわたるため、不法移民の話を作ったということです。
Chew on Thisの中には、移民の労働者の話は一切出てきません。
誤解を招く表現で済みませんでした。
米国で食べたFast Foodは、ChicagoのO'Hare空港で、某Golden Archのハンバーグを食べたのと、TexasのAustinで、Starbucksで二三度食事をしたのぐらいです。私は、Starbucksは中で食べたのですが、皆、take outするんですね。あのコーヒーは、凄い量なので、飲み終わらないからなのかと思っていました。お釣りの"change"の意味が分からなくて、往生しました。
Austinには、O. Henryの生家があるということだったのですが、私は見そこねました。そういえば、Louis SacharもAustin暮らしだそうで。保守的なTexasにあっては、例外的にliberalで音楽の盛んなまちだとか。George Bush(子息)が、知事をやっていて、あの立派な議事堂?(Congress)にBushがいたんだとタクシーの運転手が教えてくれたのを覚えています。4年ぐらい前の話です。
それから、私は特定の企業をどうこう言うつもりはないので、そこも多少修正しようかと思ったのですが、お許し下さい。
ちなみに、Schlosser氏は、自分は、ハンバーガーもFrench Fryも好きだと書いています。どこのとは書いてなかったですが。
ところで、wikipediaによれば、その映画は、2008年に日本でも上映されたようです。但し、興行は振るわなかったそうです。
では。