[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25677 // 時刻: 2024/11/28(02:43)]
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お名前: せきけん
投稿日: 2012/6/22(00:54)
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皆様、こんばんは。
せきけんです。
昨日、Marvin Redpostシリーズを#2〜#4まで一気に読み終えて、70万語を超えました。60万語から70万語までに読んだ本は、以下の通りです。
回覧(3)の残りの4冊、いずれも、Scholastic Reader Level 3で、YL 3.2ぐらいです。
"The Queen"、"Fast Food Nation"、"Iraq in Flagments"、"Elizabeth: The golden age"。
Jaqueline Wilsonの"Dustbin Baby"。YL 5.5となっていました。
これは、かなり難しかったです。
イギリス英語であるということと、思春期の女の子の会話があるということで、慣れない単語が多かったです。
そして、Marvin Redpostの#1〜#4を読みました。
MTHは#5まで読んで、中断しています。
どう読んでみても、SacharのMarvinの方が、MTHよりも面白く、また、内容的にも深いので、一冊読んだらやめられなくなって、4日で、4冊読んでしまいました。
#5を買っていなかったので、直ぐに注文してしまいました。
今日は、ものぐさ父さんのお勧めして下さった、Captain Underpantsを読み始めましたが、これは、"Dustbin Baby"以上に、私にとってはとっつき難い、分からない単語や会話が多く、戸惑っています。
感想ですが、回覧(3)については、"The Queen"と"Elizabeth: The Golden Age"が、物語として比較的良かったと思います。"Iraq"と"Fast Food Nation"は、物語というよりもルポルタージュなので、ジャンルが違う感じです。Queenものは、大河ドラマのようなもので、事実に基づく部分が多いですが、創作もかなり入っているのではないかと思われました。
"The Queen"については、やはり、Diana側ではなく、Queenの側に立った物語だと思いました。だからこそ、作れたのではないかと思います。Elton Johnが、Candle in the windとい自作の曲を元に、追悼の曲を作り、歌いましたが、そんな話は、全く出て来ずに、"celebrity!"と一蹴される場面があったかと思います。Elton Johnもその一人でしょう。Stagの場面は、Queenの立場を表すために、象徴的に挿入されたのではないかと思います。Blair首相は、Diana妃のことを、Peolple's pricessと言いながらも、QueenにSympathyを感じて行くという設定ですね。
The Golden Ageの方は、同じElizabethでも、いわゆるエリザベス朝の黄金時代を築いたとされるElizabeth Iですね。これは、韓ドラの宮廷物と同じで、陰謀(Plot、conspiracy)の渦巻く世界のお話です。私は、現代の宮廷でも同じようなことがあるだろうと思うので、Diana謀殺説もあり得るとは思いますが・・・。重臣にWalsinghamという、スパイマスターがいて、諜報しまくっているという話です。このElizabethは、6人の妻で有名なHenry VIIIの娘なわけですが、お母さんは、処刑されているので、Plotが暴かれて、Catholicの政敵であるスコットランド女王のMaryを処刑するのに、中々サインしなかったし、サインした後も、止めにかかっていたりするのです。これは史実のようです。しかし、そのPlotには更に裏があって・・・、という恐ろしい話です。
Henry VIIIの話は、OBW2でお勧め本になっていて、私も読みましたので、これは、イギリス史を知る上では是非とも読むべき本ですね。ヘンリー8世のお世継ぎの話から、彼は離婚を決意して、そして英国国教会を作って、カトリックと絶縁して、英国はどちらかと言えば、プロテスタントの国になって行ったので、教皇権が上位に来る中世から、世俗権力が上位に来る近代への転換点だったんですね。それを、Elizabethは、引き継いで、確固たるものにして行ったことになるわけです。もちろん、プロテスタントで固められた重臣たちに引きずられたということもあるようですが。
Yesという英国のProgressive rockのgroupがあって、そのKeyboard奏者にRick Wakemanがいて、1972年から75年ぐらいにかけてYesの黄金時代を作ったのですが、そのRick Wakemanのソロアルバムに「ヘンリー8世の6人の妻」というのがあって、私は、割と好きだったのです。友人がレコードを持っていて、テープに取っていたのですが、紛失してしまいました。多読で、その元々のストーリーを知ることができてよかったと思っています。
この調子で感想を書いていると終わらないので、取り敢えずここまでにします。
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お名前: ものぐさ父さん http://monogusa103.jimdo.com/
投稿日: 2012/6/22(07:54)
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せきけんさん、70万語通過おめでとうございます。
>Jaqueline Wilsonの"Dustbin Baby"。YL 5.5となっていました。
>これは、かなり難しかったです。
>イギリス英語であるということと、思春期の女の子の会話があるということで、慣れない単語が多
>かったです。
→ 私も『Stargirl』など思春期の女の子もので苦労しました。Marvin だと理解できるのは、私たちが男性だからですかねw
>どう読んでみても、SacharのMarvinの方が、MTHよりも面白く、また、内容的にも深いので、一
>冊読んだらやめられなくなって、4日で、4冊読んでしまいました。
>#5を買っていなかったので、直ぐに注文してしまいました。
→ 同感です。ただ、MTHも後半は歯ごたえがあるようですよ。あと、いろんなテーマに出会えるのもいいかな、と。
>今日は、ものぐさ父さんのお勧めして下さった、Captain Underpantsを読み始めましたが、これ
>は、"Dustbin Baby"以上に、私にとってはとっつき難い、分からない単語や会話が多く、戸惑って
>います。
→ ちょっととっつきにくいと思われるせきけんさんは、わたしと同様に説明文が得意なタイプですね。昨日のインターナショナルスクールからアメリカの大学に進んだ同僚と話したのですが、米口語はやはり独特ですよね。彼女曰く『テレビのドラマなどで覚えるしかない』と。私もそう思っていて、割と米口語の多い本を多読で読む本を選んでいます。
この本はおバカ系なので、適当に読み飛ばせばいいのですが、杏樹さんがおっしゃるように、あまりにもとっつきにくかったら、しばらく放っておくのも手です。
>イギリス史を知る上では是非とも読むべき本
→ 私は、GR/LRはあまり読まずに児童書ばかり読んでいますが、レベルではなくテーマに沿って本をグループ化すると面白いかも。この回覧セット(3)に含まれる、2つのエリザベスのお話やヘンリー八世のお話などはイギリスの子どもならみんな知っているようなお話は欧米の本を読む上の基礎知識として大切だと思います。GR/LRもテーマに沿ってレベルを上げていくと読みやすいでしょうし。
ちなみに『The Golden Age』は、この間映画をBSでやっていてちょっとだけ見ましたが、あの本はかなりはしょってますね。映画の方がずっと面白そうでした。夜中だったので、寝てしまいましたが…
今後ともよろしくお願いします。
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お名前: せきけん
投稿日: 2012/6/23(01:58)
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ものぐさ父さん
せきけんです。
コメントありがとうございます。
綴りがいくつか間違っていたので、直そうと思ったのですが、既にreplyが付いていると訂正できないようです。恥ずかしいですが、そのままです。
Marvinの#5〜#8を買ったので、多分一週間の内に読み終わるでしょう。MTHは、労せずして単語を覚えられるという意味では、棄てがたいものがあります。その辺りは良く出来ていると思います。他の小説だと、何度出てきても分からない、覚えられない単語があって、辞書を引いても、まだ覚えられないという単語があったりします。
いい例が思いつかないですが、例えば、plotという単語は、The golden ageの中では、陰謀の意味だと思いますが、日本語では、小説のプロットという言い方をしますよね。だから、ストーリーの枠組みのような意味で最初は理解していたのですが、どうもこれは、違うと思いながらもplotと思いながら読んでいました。最後までそれで読んでしまってから、改めて考えると陰謀の意味なのかと思って調べるとそういう意味もあったりするということで、そこまで来ると覚えられますが、中々、決定的に覚えられるところまでたどり着かないことが多いです。
Captain Underpantsを読むと、ものぐさ父さんが、米口語は、言っていた意味が分かって来ました。分からないということが。慣れるしかないのでしょうね。今のところ、ちょっと笑えたのは、superheroは、皆、underwareのようなものを着ているというところだけです。
Jacqueline Wilsonの"Dustbin Baby"は、自分探しの物語ですが、物語に入って行ければ、泣ける話だと思います。彼女は、とても、人物描写が旨いですね。ただ、服装や外見にかかわる単語は、どうも覚えられなくて、これはよく考えてみると、日本語の小説を読むときにも適当に理解しないまま読み飛ばしていることがあります。だから、英語だって、はっきり分からなくても読み飛ばせばいいというのは、理屈ではよく分かりますが、まだ、英語の方が、気になることは多いです。夏目漱石なんか読んでいても、当時の服装や髪型の描写が出てきますが、100%は分からないですよね。少なくとも、目に浮かばない表現はいくらでもあります。花や木、動物や虫の描写でも、はっきり同定できないものはいくらでもあるのですが、日本語だと大体は、春の花の一つだろうぐらい分かれば読み飛ばすことになりますが、英語だとそれは日本語で何というのか気になってしまうことが多いわけです。しかし、日本語で何と言うか分かったところで、その花の名前を聞いて、思い浮かべることができなければ、英語の名前を聞いて思い浮かばない状態と大差はないはずなんですが・・・。
Dustbin Babyでは、地名やらお店やらの固有名詞が結構出てくるのですが、これがまた、イメージが湧かないのが困りものです。ということで難しいということになってしまうのです。しかし、それは余り、本題とは関係ないところです。
自分の母親が分からないということ、そればかりでなく、自分を棄てたということは、計り知れないマイナスを主人公のAprilに及ぼしていて、それ自体が何かしら言い知れぬ恐怖を呼び起こすものなのかと想像するのですが、どうもものの感じ方が違うように思えてなりません。気が付いたらお母さんがいたというのと、いなかったというのでは雲泥の差だとは思うのですが、論理的には、どちらにしても本当のことは分からないのだから同じではないかと感じてしまうので、理解できなくなります。
しかし、Jacqueline Wilsonの良いところは、人間観察眼が鋭くて、一人一人の人物の描写が的確で、存在感があるところです。そこに説得力があるので、難しいと感じながらも読めてしまうのだと思いました。
ちなみに、設定としては似ていると言える村上龍の「コインロッカー・ベイビーズ」を大昔に読んだことがありますが、男の書いた男の子たちの話と、女の書いた女の子の小説では、こんなにも違うのかと思わざるを得ないです。これは、余りにも偏見に満ちた読み方でしょうか?
では。
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お名前: ものぐさ父さん http://monogusa103.jimdo.com/
投稿日: 2012/6/23(07:54)
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"せきけん"さんは[url:kb:25279]で書きました:
〉せきけんです。
〉コメントありがとうございます。
→ せきけんさんや茶々猫さんが似たような本を読みながら一緒に走って下さっているのがとてもよい刺激になっています。
〉Marvinの#5〜#8を買ったので、多分一週間の内に読み終わるでしょう。MTHは、労せずして単語を覚えられるという意味では、棄てがたいものがあります。その辺りは良く出来ていると思います。他の小説だと、何度出てきても分からない、覚えられない単語があって、辞書を引いても、まだ覚えられないという単語があったりします。
→ シリーズもののいいところですよね。すぐに物語に入っていけるのもシリーズものならではです。
〉Captain Underpantsを読むと、ものぐさ父さんが、米口語は、言っていた意味が分かって来ました。分からないということが。慣れるしかないのでしょうね。今のところ、ちょっと笑えたのは、superheroは、皆、underwareのようなものを着ているというところだけです。
→ アメリカの小学生(たぶん低学年向け)の語彙をベースに作られている作品のはずなのに、すぐに理解できない単語がたくさんでてきますし、文章を構成する単語と単語をハイフンでくっつけて形容詞にするところなども米口語ならではかなと思ったりします。私はわりと英語学習の初期に結構しっかり文法を勉強したので、いろいろ気になることだらけでした。
〉Jacqueline Wilsonの"Dustbin Baby"は、自分探しの物語ですが、物語に入って行ければ、泣ける話だと思います。彼女は、とても、人物描写が旨いですね。ただ、服装や外見にかかわる単語は、どうも覚えられなくて、これはよく考えてみると、日本語の小説を読むときにも適当に理解しないまま読み飛ばしていることがあります。だから、英語だって、はっきり分からなくても読み飛ばせばいいというのは、理屈ではよく分かりますが、まだ、英語の方が、気になることは多いです。 <途中省略> しかし、日本語で何と言うか分かったところで、その花の名前を聞いて、思い浮かべることができなければ、英語の名前を聞いて思い浮かばない状態と大差はないはずなんですが・・・。
→ 英語の多読を始めてみて改めて自分の日本語の読書歴を考えることが多いのですが、絵本、少年少女世界名作文学みたいなリトールド版、子ども用の伝記、子ども向け推理小説、のあと、最初にいわゆる小説を読んだときにやっぱり風景描写が苦手でした。叙情的な描写が多い本よりストーリー中心の本が中心だった気がします。
〉しかし、Jacqueline Wilsonの良いところは、人間観察眼が鋭くて、一人一人の人物の描写が的確で、存在感があるところです。そこに説得力があるので、難しいと感じながらも読めてしまうのだと思いました。
→ Jacqueline Wilson さんの作品は、Sleepovers を読んだだけですが、作品の底流に流れる人間への愛情という点でとても Louis Sachar さんと近い気がしています。すごく児童向けに作り込まれた感じも似ているな、と。
たまたま、近くの区立図書館で借りられる英語の小説を検索していたら、Jacqueline Wilson の作品がヒットしたので借りてみました。
PS: 村上龍では、やっぱり『愛と幻想のファシズム』が好きかな。『5分後の世界』も気に入っていますが。物事の本質を見抜いていると思います。
今後ともよろしくお願いします。
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お名前: せきけん
投稿日: 2012/6/24(21:43)
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ものぐさ父さん、皆様、こんばんは。
せきけんです。
私ももっと上手に要約やら紹介ができるといいのですが、つい、本題と関係ないことを勢いで書いてしまうので、読みやすいガイドにならなくて、済みません。
"IRAQ in Fragments"と"Fast Food Nation"についてもちょっと紹介を書きます。
"IRAQ"は、大きく3つのEthnic groupというのでしょうか?に分かれています。この言い方が、既に正確ではなくて、ShiasとSunnisとKurdの3つのグループがありますが、宗教なのか民族なのか、正直言うとよく分かりません。本の最初と最後に、簡単な背景説明がありました。Muslimというのか、Islamというのか、その中のグループとして、大きくShiasとSunnisがあるというのは色々なところで見聞きします。この二つは宗派の違いです。それに対して、Kurdというのは民族であって、主にトルコとイラクに住んでいる国を持たない、世界最大のEthnic groupということです。
Saddam Husseinは、Sunnisのグループに属していて、他の二つの勢力を強引に支配していて、Kurd族を虐殺したという歴史があって、米国がHusseinを打ち倒したことを歓迎していて、基本的には民主化に賛成し、この機に自治権を手に入れようとしています。一方、Shiasは、ペルシャ湾に近い南部の地域を支配しています。Kurd地域にはKirkukの油田があり、Shiasの支配地域にも、Basrah辺りに油田があります。首都のBaghdadは、Sunnisの地域です。ということなので、この3つのグループは、簡単にはまとまりそうもなく、石油を支配する上では、この3グループがまとまっていない方が、いいという事情もあるので、余計にまとまらないようになっているように思えます。更に、同じグループの中でも、この本にも出てきますが、Kurd人がKurd人としてまとまるかというとそうでもなく、貧乏な人と甘い汁を吸っている人の間に反目があります。生活のために、学校に行けない少年が二人ほど登場しますが、学問を身に付けないと、まともな暮らしはできないが、そのための勉強の時間が取れなかったり、ちょっとだけ学校に行かせてもらっても、すぐには、父の名前が書けるようにならずに、やめさせられてしまという、貧困と文盲の悪循環が出てきます。Kurd人を別として、米国に対する反感も非常に強いものがあります。
この本には書いてないのですが、Iraqが3つのグループから成っていて、バラバラだというのは、元も、オスマントルコの後、イラクを独立させた英国が仕掛けた罠だという話があって、国境線が何故、こんなに直線なのかというのもそこに一つの理由があるということです。本当かどうかはよく知りません。それを、HusseinがBaash党という党を作って、強引に一つにまとめていたものを、壊したのだからバラバラになるのは当たり前という気もします。Iraqは、不幸が初期条件としてセットされている国という気がします。
Fast Food Nationは、アメリカ合衆国のことです。日本もそてに近いところがあります。メキシコから国境を越えて来る不法移民が問題になっていますが、彼らを主人公に物語に仕立てていますが、元は、ルポルタージュです。夢を抱いて、米国に侵入したカップルが、食肉工場の過酷な労働現場に、何の保証もなく連れて行かれて働かされます。彼らは、Fast food製造の機械の一部として、使い捨てにされると同時に、一見、真っ白で清潔に保たれている工場の、衛生管理がその処理を安価にするために、ずさんになっていて、問題があるにも関わらず、その実態は闇に葬られるという暗い話です。
このルポを読んでみたいと思ってAmazonを調べたら、"Chew on this"というYang adult向けに易しくrewriteした本があるのを見つけたので、買ってみました。文章は非常に平易ですが、何しろ300pagesもあるので、いつ読んだものかと思っています。
話が脱線しますが、この週末に"kira-kira"を読みました。"Kira-Kira"は、日系2世・3世の家族の話なのですが、両親は、1950年代のGeorgiaで、Hatcheryやchickin関係の仕事をします。非常に真面目で働き詰めで苦労します。移民やMinorityの労働環境として、似たところがあると思いました。簡単な比較はできませんが、Fast food nationの方が、労働条件としては、より悲惨に読めました。それは、不法移民であるということと、技術を持っていない、英語がしゃべれないということによるのかもしれません。
若い方も、世の中の現実を知る上では、こういう本も、読んでおいて損はないと思います。
「愛と幻想のファシズム」ですか。私は読んでいないのですが、興味があって、でも長いので・・・。「半島を出でよ」を読んでいて挫折して以来、村上龍の小説は読んでいないです。どちらかというと、経済の解説本みたないなのを沢山出しているので、そういうのを何冊か読みましたが。あと、覚えているのは、「すべての男は消耗品である」であるというエッセイです。これは面白かったですね。
日本語(翻訳も含めて)の小説でも何でも、挫折するときは挫折しますね。それは、全部積読になっていますが、英語もそれでいいのかと思います。
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お名前: ものぐさ父さん http://monogusa103.jimdo.com/
投稿日: 2012/7/1(09:31)
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"せきけん"さんは[url:kb:25286]で書きました:
〉日本語(翻訳も含めて)の小説でも何でも、挫折するときは挫折しますね。それは、全部積読になっていますが、英語もそれでいいのかと思います。
→ 私もですw
今後ともよろしく。
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お名前: 茶々猫
投稿日: 2012/6/23(17:05)
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70万語通過、おめでとうございます。
せきけんさんも、順調に語数を伸ばしていますね。
〉そして、Marvin Redpostの#1〜#4を読みました。
〉MTHは#5まで読んで、中断しています。
〉どう読んでみても、SacharのMarvinの方が、MTHよりも面白く、また、内容的にも深いので、一冊読んだらやめられなくなって、4日で、4冊読んでしまいました。
Marvin Redpost仲間がまた一人♪(^^)
Marvinくんの話、おもしろいですよね〜。
一冊ごとにちゃんとストーリー展開があるし、このレベルでは最強じゃないかと思います。
Rainbow MagicやCobble Street Cousinsも私は楽しく読めましたが、
男の人だとちょっと辛いかも・・ほのぼの系なので。
MTHを図書館で借りようと思ったら、先約ありで待機になったので、
私はしばらくレベル2のGRに集中しようと思っています。
・・でも待てなくて、先の号から読んじゃうかも。一応12巻までは読破済みです。
次は80万語の読書報告、楽しみにしています。
Happy Reading!!
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お名前: せきけん
投稿日: 2012/6/23(23:43)
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茶々猫さん、こんばんは。
せきけんです。
別のスレッドで済みませんが、85万語通過おめでとうございました。7月中には100万語行きそうですね。私は、8月になりそうですが、無理をせずに頑張ろうと思います。
Marvinはとても面白いのですが、気分を変えてCaptain Underpantsを読んで見ましたが、今朝、最初から読み直したら、何となく読めるようになって、1冊読み終わりました。絵がいっぱいあるので、読めないことはないですね。このまま行くと、YL 2〜4をパンダ読みしているうちに、100万語に到達しそうです。Sidney Sheldonとか、Harry Potterも、多少、辞書のお世話になれば、読めそうな気がしますが、まあ、焦らずに行こうと思っています。このレベルの児童書をいろいろ読んでおいて、損はないと思うようになってきました。相変わらず、読むのが遅いので、難しいのばかりを読むのは避けようと思っています。
Rainbow MagicやCobble Street Cousinsなども候補に入れようと思います。
是非、色々な本の感想をお聞かせ下さい。
次は、100万語通過報告でしょうね。
今後ともよろしくお願い致します。
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お名前: ものぐさ父さん http://monogusa103.jimdo.com/
投稿日: 2012/6/24(10:08)
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"せきけん"さんは[url:kb:25283]で書きました:
〉茶々猫さん、こんばんは。
〉せきけんです。
→ 横から失礼します。
〉Sidney Sheldonとか、Harry Potterも、多少、辞書のお世話になれば、読めそうな気がしますが、
→ Harry Potter は知りませんが、『ゲームの達人』は、第2期多読挑戦期に超訳本とのシマウマ読みで読みました。たぶんせきけんさんだったら、導入部分を乗り越えれば読めるんじゃないでしょうか?深みはありませんが、物語は面白く引き込んでくれます。
これからもよろしくお願いします。
〉まあ、焦らずに行こうと思っています。このレベルの児童書をいろいろ読んでおいて、損はないと思うようになってきました。相変わらず、読むのが遅いので、難しいのばかりを読むのは避けようと思っています。
→ 児童書は作者の伝えたい思いをどうやってシンプルに伝えるかってところに苦労して下さっている気がします。気軽に読めるたわいのないものから、ちょっと考えさせられるものまでいろいろあるのもいいと思います。私も焦ってさらに難しいものさらに難しいものへとステップアップばかり考えていましたが、時間はかかっても楽しみながらの読書の方がいいかなと最近は思っています。
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お名前: 杏樹
投稿日: 2012/6/23(22:34)
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せきけんさん、こんにちは。
〉昨日、Marvin Redpostシリーズを#2〜#4まで一気に読み終えて、70万語を超えました。60万語から70万語までに読んだ本は、以下の通りです。
70万語通過、おめでとうございます。
〉Jaqueline Wilsonの"Dustbin Baby"。YL 5.5となっていました。
〉これは、かなり難しかったです。
〉イギリス英語であるということと、思春期の女の子の会話があるということで、慣れない単語が多かったです。
ずいぶん難しかったんじゃないでしょうか。私はこの本は300万語を越えたときに読みましたが、難しくて大変でした。と言っても、私は100万語越えてから500万語ぐらいまでずーっと「万年レベル3」で、それ以上のレベルの本は全部難しかったんですけれど。
Jaqueline Wilsonならレベル3〜4ぐらいの本もいろいろありますので、そちらも読んでみてはいかがでしょうか。SleepoversとかCat MummyとかTake a Good Lookとか。
〉そして、Marvin Redpostの#1〜#4を読みました。
〉MTHは#5まで読んで、中断しています。
〉どう読んでみても、SacharのMarvinの方が、MTHよりも面白く、また、内容的にも深いので、一冊読んだらやめられなくなって、4日で、4冊読んでしまいました。
〉#5を買っていなかったので、直ぐに注文してしまいました。
確かに、MTHよりずっと内容が深いですね。このまま一気に8巻までいくかも?
〉今日は、ものぐさ父さんのお勧めして下さった、Captain Underpantsを読み始めましたが、これは、"Dustbin Baby"以上に、私にとってはとっつき難い、分からない単語や会話が多く、戸惑っています。
MTHもそうですが、Captain Underpantsなどは子供の使う言葉がそのまま使われていてなじみにくいんじゃないかと思います。ICRとかSIRとか、レベル1〜2ぐらいの絵本をたくさん読んだら、単語や文法などを抜きにして、子供の使う言葉の感覚がわかってきますので、こういった本も勢いで読めるようになっていくんじゃないかと思います。
〉"The Queen"については、やはり、Diana側ではなく、Queenの側に立った物語だと思いました。だからこそ、作れたのではないかと思います。Elton Johnが、Candle in the windとい自作の曲を元に、追悼の曲を作り、歌いましたが、そんな話は、全く出て来ずに、"celebrity!"と一蹴される場面があったかと思います。Elton Johnもその一人でしょう。Stagの場面は、Queenの立場を表すために、象徴的に挿入されたのではないかと思います。Blair首相は、Diana妃のことを、Peolple's pricessと言いながらも、QueenにSympathyを感じて行くという設定ですね。
Queenの立場になるのは仕方がないのかもしれませんね。といっても、現代の王室をテーマに映画や本が出るんですから、そこはイギリス王室のすごい所だと思います。
〉Henry VIIIの話は、OBW2でお勧め本になっていて、私も読みましたので、これは、イギリス史を知る上では是非とも読むべき本ですね。ヘンリー8世のお世継ぎの話から、彼は離婚を決意して、そして英国国教会を作って、カトリックと絶縁して、英国はどちらかと言えば、プロテスタントの国になって行ったので、教皇権が上位に来る中世から、世俗権力が上位に来る近代への転換点だったんですね。それを、Elizabethは、引き継いで、確固たるものにして行ったことになるわけです。もちろん、プロテスタントで固められた重臣たちに引きずられたということもあるようですが。
この本は私もおすすめ本にしています。やさしい本でこういったイギリス史を読めるのはいいですね。読んだときは6人の妻を全部覚えられた!と思いましたが、だんだんごっちゃになっていきましたけど…。
〉Yesという英国のProgressive rockのgroupがあって、そのKeyboard奏者にRick Wakemanがいて、1972年から75年ぐらいにかけてYesの黄金時代を作ったのですが、そのRick Wakemanのソロアルバムに「ヘンリー8世の6人の妻」というのがあって、私は、割と好きだったのです。友人がレコードを持っていて、テープに取っていたのですが、紛失してしまいました。多読で、その元々のストーリーを知ることができてよかったと思っています。
イエスもヘンリー8世の歌を作ってたんですね。ロックには詳しくないので全然知りませんでした。
〉この調子で感想を書いていると終わらないので、取り敢えずここまでにします。
楽しく読んでいる様子がうかがえます。
この調子でHappy Reading!
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杏樹さん、こんばんは。
せきけんです。
コメントありがとうございます。
杏樹さんは、仏語も読んでいるということで、私も大学でかじったので、死ぬまでには、多少は、読んでみたいと思っています。Pascalとか、Rousseau、Levi-Strauss、Camusとか、難しそうですが。仏語の場合、Pascalの時代のものが、現代のものとそれほど違わずに読めるところが凄いと思いますが。英語で、1000万語ぐらい行ってからの楽しみと思います。
Jacquline Wilsonは、次は、ものぐさ父さんに紹介して頂いた、Sleepoversを買ってあります。こちらは、かなり易しそうです。SSSのお薦めリストに紹介があることを見つけたので、これも参考に、読んでいこうかと思っています。
今日、The Queenの朗読を聴き直してみたのですが、Queen本人と、Philipの声色が、funnyで、幼稚に聞こえました。これは、故意なのか、本人に似せているだけなのか?いずれにしても、日本の皇室に対して、このような声色を使うのは、tabooでしょうね。コロッケが、天皇の物まねをするとか・・・。そういう意味では、英国の王室の方が、openですね。
今後ともよろしくお願い致します。