Re: 30万語突破。分速はどのくらいがいいのでしょうか?

[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25675 // 時刻: 2024/7/1(13:22)]

管理用 HELP LOGIN    :    :



上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

24430. Re: 30万語突破。分速はどのくらいがいいのでしょうか?

お名前: forever-green
投稿日: 2008/11/5(21:59)

------------------------------

杏樹さんへ
丁寧な回答をどうもありがとうございます。
三原則以外はあまりルールもわからず進めていたのですが、教えていただいたような読み方があるのですね。今まで自分が読んでいた英語の読書ペースを変革しなくてはいけないのですね。

〉30万語でレベル4とはずいぶん高いレベルを読んでいますね。レベル0〜3ぐらいの本はどれだけ読みましたか。
→30冊くらい読みました。本屋で購入して読んでいるので、読めたらレベルを上げていました。その際、速度は全く気にしていませんでした。レベル4は、高いレベルとは思っていなかったのですが、「スラスラと楽しく読める」という条件からみれば、高すぎますね。

〉レベル0〜1ぐらいの本なら訳さなくても理解できるはずです。「英語のまま」スムーズに読むことができるはずです。そういった本をたくさん読んでからレベルを上げてください。そうすればだんだん和訳しないで英語のままスムーズに読むことができるようになります。
→訳さないと、どんなあらすじだったのかどんな会話があったのか、思い出すのが大変ですね。英語のままだと読んだ時はわかるのですが、英語のまま覚えていることはできるのかと不安です。

〉例えばGR(Graded Reader)は読みましたか。
〉PGR(Penguin Reader)の一番最初のEasystarys(200語レベル)は読んだことがありますか。このシリーズは1冊900〜1000語です。1分100語で読めば10分で読み終わります。まずこのシリーズを10分以内で無理せずスムーズに読めるようになって、それからPGRのLevel1(300語レベル)に進んでください。こちらは本によって語数がかなり異なりますので、語数を確認したら1分100語で何分かかるかわかりますので、そのスピードでスムーズに読めるまで何冊も読んでみてください。PGRのほかOBW(Oxford Bookworn)のStarter(250語レベル)もありますので、間に組み合わせてもいいでしょう。
→BGR.OBWは読んでいます。巻末のactivitiesもなんとかチャレンジしています。これをやると、自分の理解度(理解していないこと)が良くわかります。

〉また、SIR(Step Into Reading)やICR(I Can Read)といった子ども向けGRは読んだことがありますか。こちらはネイティブの子どもが本を読む練習のための本で、ネイティブらしい表現がいっぱい詰まっています。そのため和訳しにくい、勉強では解釈しにくい言葉もたくさん入っています。これもやさしいレベルで「英語のまま」「スムーズに」読む練習をしてみてください。こういう本を読むと、英語の基礎力がつきます。
→これは読んだことがないので、今度探してみます。

〉やさしい本を1分100語で読めるようになってから少しずつレベルを上げていけば、その速度がキープできますし、だんだん速くなっていきます。
→ここですね。100語が基本で、キープすることですね!!

〉そのほか朗読CDを聴きながら読む、という方法もあります。
〉朗読を聞きながらですと、立ち止まることができないでどんどん読み進めることになります。これも無理なく理解できるレベル、理解できるスピードのものでやってみてください。
→これは、かなりショックを受けそうなので怖いのですが、やった方がいいのでしょうね。

〉それではHappy Reading!
→おかげさまで勇気が湧いてきました。どうもありがとうございました(^o^)丿


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

24434. Re: 30万語突破。分速はどのくらいがいいのでしょうか?

お名前: 杏樹
投稿日: 2008/11/7(00:24)

------------------------------

forever-greenさん、再びこんにちは。

〉〉レベル0〜1ぐらいの本なら訳さなくても理解できるはずです。「英語のまま」スムーズに読むことができるはずです。そういった本をたくさん読んでからレベルを上げてください。そうすればだんだん和訳しないで英語のままスムーズに読むことができるようになります。
〉→訳さないと、どんなあらすじだったのかどんな会話があったのか、思い出すのが大変ですね。英語のままだと読んだ時はわかるのですが、英語のまま覚えていることはできるのかと不安です。

そういうことでしたら、なおさらやさしい本を読んだほうが、そういった不安は感じなくなるのではありませんか。PGRのEasystartsレベルの本でも不安ですか?そして「不安」なだけではなく実際に忘れてしまってどうしよう、ということになっているのでしょうか。単なる不安に過ぎないなら、考えないほうがいいです。本を読んで覚えて置くべきことは「言葉」ではなく「内容」です。英語できちんと思い出す必要はありません。

なぜ「英語のまま」理解する必要があるのかというと、英語と日本語では言葉の意味が大きく違いますし、文章の構造も違います。英語の語彙と日本語の語彙は一対一で対応しませんし、やさしい単語ほど英和辞典にはたくさんの意味が載っていたりして、結局日本語に置き換えたら正確なニュアンスはつかめないのです。言葉を身に着けるのには、多読で何度も実際の用例に触れていくのがいい方法なのです。

単語だけではありません。
私は多読前は英語はあまりよくわからなかったので、関係代名詞や前置詞が出てきたらひっくりかえして訳していました。しかし少し複雑な文章になると、ひっくり返しているうちにどことどことがつながっているのかわからなくなって、結局意味がわからない、ということになったりしました。
しかし多読を始めたら、関係代名詞も前置詞もひっくり返さないで語順どおり読めるようになっていきました。つながりがわからなくなって混乱することもなくなりました。
和訳しようと思ったら、ひっくり返して訳してしまいませんか。実はbeforeは「〜の前に」ではありませんし、untilは「〜するまで」という意味ではないのです。それを体得しようと思ったら、和訳しないで英語のまま読み続けることです。

〉→BGR.OBWは読んでいます。巻末のactivitiesもなんとかチャレンジしています。これをやると、自分の理解度(理解していないこと)が良くわかります。

activitiesはやらなくてもいいですよ。だから「覚えてない」という不安を感じるのではありませんか。「わからないこと」に気を取られると落ち込むだけです。わかったことや、その本で何を感じたか、に注目したほうが建設的です。そしてactivitiesをやる時間があったら、もっとたくさんの本を読んだほうがいいです。

もしかして、あまりおもしろくない本をがんばって読んだりしていませんか。おもしろくない本を読んでいると、内容は頭に入らないしなかなか前へ進みません。おもしろい本、興味を惹かれる本を読めば、内容はちゃんと頭に入ってきますし、先へ読み進む力になります。

〉〉そのほか朗読CDを聴きながら読む、という方法もあります。
〉〉朗読を聞きながらですと、立ち止まることができないでどんどん読み進めることになります。これも無理なく理解できるレベル、理解できるスピードのものでやってみてください。
〉→これは、かなりショックを受けそうなので怖いのですが、やった方がいいのでしょうね。

思い切りやさしいレベルからしてみるといいですよ。でもダメだったらしなくてもいいです。自分がしたいことだけする、したくないことはしない、が基本です。
「多聴多読マガジン」はご存知ですか。レベル0から上級までの素材がCDつきで入っています。レベル0〜1ぐらいの部分を聞いてみたら、できそうかどうか判断できると思います。

それではもう一度Happy Reading!


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

24436. Re: 30万語突破。分速はどのくらいがいいのでしょうか?

お名前: forever-green
投稿日: 2008/11/8(09:58)

------------------------------

杏樹さんへ
再び、丁寧なご回答をありがとうございます。

〉そういうことでしたら、なおさらやさしい本を読んだほうが、そういった不安は感じなくなるのではありませんか。PGRのEasystartsレベルの本でも不安ですか?そして「不安」なだけではなく実際に忘れてしまってどうしよう、ということになっているのでしょうか。単なる不安に過ぎないなら、考えないほうがいいです。本を読んで覚えて置くべきことは「言葉」ではなく「内容」です。英語できちんと思い出す必要はありません。

→訳さないで読んだら、その分スピードが上がりました(^o^)丿 単語の切れ端が頭に残って、書いてあること(内容)も十分理解できていると思います。
でも、日本の小説を速読したような感じで、文意をつかむ読み方のような感覚があります。このことを読み方として「不安」と思っていたのですが、慣れてくれば新しい感覚ができるのでしょうね。

〉しかし多読を始めたら、関係代名詞も前置詞もひっくり返さないで語順どおり読めるようになっていきました。つながりがわからなくなって混乱することもなくなりました。和訳しようと思ったら、ひっくり返して訳してしまいませんか。実はbeforeは「〜の前に」ではありませんし、untilは「〜するまで」という意味ではないのです。それを体得しようと思ったら、和訳しないで英語のまま読み続けることです。

→before,untill,whenなどは、ひっくり返さずに流れの中で読むべき表現がありますね。なんとも「訳しようがない領域」があります。おっしゃる意味が良くわかります。

〉activitiesはやらなくてもいいですよ。だから「覚えてない」という不安を感じるのではありませんか。「わからないこと」に気を取られると落ち込むだけです。わかったことや、その本で何を感じたか、に注目したほうが建設的です。そしてactivitiesをやる時間があったら、もっとたくさんの本を読んだほうがいいです。

→作題者の立場に立つとコレくらいは読み取ってほしいという評価ラインなのだろうと思います。「落ち込む」ことはせず、もし再読することがあれば、「理解度評価の指標」になると思いますので、activitiesにはあまり時間を費やさず、楽しみにします。

〉「多聴多読マガジン」はご存知ですか。レベル0から上級までの素材がCDつきで入っています。レベル0〜1ぐらいの部分を聞いてみたら、できそうかどうか判断できると思います。

→図書館か本屋で探してみます。有益なアドバイスの数々、どうもありがとうございました。


タイトル一覧へ(返答順)(B)

タイトル一覧へ(日付順)


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.