[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25677 // 時刻: 2024/11/26(18:27)]
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24331. 映画のやり方を模倣し,不成功なのに,Just Like A Movieとは?
お名前: 主観の新茶
投稿日: 2008/6/19(01:00)
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映画のやり方を模倣し,不成功なのに,Just Like A Movieとは?
susumuさん
はじめまして、(主観の)新茶です
1 20万語,いや,30万語,おめでとうございます。
多読の諸先輩から,多くの有益なadviceを受け取っておられますね。
これは,susumuさんが,的確な歩みを示し,質問しているからだと思います。
2 ところで,私は,あなたが,20万語通過で読んだJust Like A Movieを何回か読んでいますが,susumuさんの通過報告を読む前,その題名の意味を深く考えていませんでした。
しかし,成功した映画のまねをして,失敗した話です。
それが,どうして,Just Like A Movieなんだ?と,そのとき思いました。
それで,あらためて考えました。
Just Like a Movie(この言葉は,この本の本文に2回出てきます)という題の邦訳として,「ちょうど映画のように」では,映画のようには,うまく事が運ばなかったのですから,つまり,Just Like in the Movieではありませんから(この言葉は,この本に3回出てきます),おかしいわけです。
3 あらすじについては,主人公の若い貧しい独身男性は,交際女性と結婚する資金として,一攫千金を願ったが,結婚直後の資産家が死亡し大金を入手した結婚相手が主人公であるという映画のまねをしようと夢見て,資産家を殺害して資産をせしめようと考え,たまたま知り合い偽装結婚した若い娘(資産家)を殺そうとして殺し損ない,刑務所に入るはめになったが,一方,その資産家娘と,金は必要なく愛があればよいと常々述べていた主人公の交際女性は,女性2人で共同して,Just Like A Movieという映画のシナリオを書いて映画をヒットさせ,逆に,一攫千金の大金を手にしたという話ですね。
そして,主人公は,最後に,It's just like a movieと嘆息して終わります。
このように,Just Like A Movieという言葉は,2回本文に出てきます。
その意味は,女性2人が考案した映画の題名と,主人公が発した言葉ということから,よく似ているけれども,若干違うように思います。
本の題名は,主人公が発した言葉の方から,採用されたというべきだと思います。
映画は,現実と異なり,非現実を対象とするし,展開も,意外なことが多い,というわけですね。
この本の題名として,いい邦訳は,何でしょうね。
私も,考えています。
それでは,また
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24332. Re: 映画のやり方を模倣し,不成功なのに,Just Like A Movieとは?
お名前: susumu
投稿日: 2008/6/19(19:51)
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はじめまして。主観の新茶さん。
>多読の諸先輩から,多くの有益なadviceを受け取っておられますね。
ありがとうございます。
あらかじめ、掲示板の過去ログを見てから質問しています。
他の方の真似をしているつもりでも、自分なりに、
わからない事が出てきて質問をします。
だから、自分としては、ピンポイントに質問しているのですが、
それが、他の方に有益かどうかはわかりません。
>susumuさんが,的確な歩みを示し
うーん、どうですかね。
自分では、多読というから、いっぱい読めば良いのかなと思って、
PGR0-1、OBW0、CER0-1、MMR0-2+をほとんど読んでいました。
でも、選りすぐって、10冊とかの読み方で良いみたいですね。
勘違いしていました。
SSSとは別に、東京学芸大学の金谷憲教授の多読の本も
読んでいました。
そちらでは、同じレベルの本がなくなるまで、
読めと書いてあったので。
でも、レベル1とか3で苦しんでいる人の話を見ると、
低いレベルであまり読んでいないで、レベルアップを急いだからと
思うときもあります。
単に、ボキャブラリの問題かもしれませんが。
自分は、時間がかかってもいいから、100万語とかの語数を気にせず、
レベル4以上になりたいと思っています。
多くの人が、100万語という数字にとらえられすぎている、
100万語自体が目的になってしまっている気がします。
長くなるので、もっと、鍛錬してから質問したいと思います。
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さて、just Like a Movieについて書きたいと思います。
自分は、「まるで、映画のような」と思って、読んでいました。
英和辞典で調べてみました。
そしたら、justの意味に、「まるで」は無いですね。
「まさに」かな・・・。
結論をいいますと、指している言葉が違います。
・前半
まるで、映画のように、(行動する)
・映画の題「just Like a Movie」
まるで、映画のような、(話)
・最後、主人公の独白。「That's life. It's just like a movie」
まるで、映画のような、(人生)
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じゃあ、just like in the moviesは?
「まるで、映画の様だ。」と訳してみました。
何回か出てきますが、行動していないで、
頭の中に、映像を空想しているときに、この表現が出てきますね。
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こんな所ですかね。
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24336. Re: 映画のやり方を模倣し,不成功なのに,Just Like A Movieとは?
お名前: 主観の新茶
投稿日: 2008/6/24(08:05)
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susumuさん、主観の新茶です。
この本は、33カ所、movieが出てきます。
(1)movie (2)a movie (3)the movie (4)movies (5)the moviesの中で、(1)のみ、その用法が出てきません。
映画は、ありふれた、意外性のない展開では、三流映画でしょうから、作中の映画は、意外な展開がないという意味で、三流映画です。つまり、三流ではない、普通の映画ではありません。
主人公の人生は、恋人の金銭に対する変容も含めて、意外な展開です。
a movieとは、普通の映画のような意外性のある展開をする映画を意味したと解釈しています。
だから、JUST LIKE A MOVIEは、「意外な結末」のように、映画という言葉を使わない方が、訳しやすい気がします。
しかし、映画という言葉を使うと、私は、まず、直感として、
「映画な奴」
次に、「マジ、映画」
それから、「これぞ、映画」「本当の映画を見せます」「やっぱり、映画」「奴は、映画」などを考えました。
冠詞のない単数のmovieは、どういう意味か、そもそも冠詞なしで使うのか、今一歩わかりません。a movieは、それと関連しているようにも思えます。
それでは、また