[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25677 // 時刻: 2024/11/26(09:40)]
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お名前: poo
投稿日: 2007/7/16(11:20)
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初めて投稿します。
今年の春から多読を始め、現在ちょうど4ヶ月が経過しました。
基本通り1-Aセットからはじめて2-A,3-A、現在4-Aセットに入った
ところです。
途中ペーパーバックを何冊か読み、現在60万語半ば程です。
最近ふと気づいたんですが、はじめてPGのEasystartsを読んだ時と
比べて、読書スピードにさほど変化がないんです。(120〜130語/min位)
スピードにだけこだわっている訳ではないんですが、読み方が間違って
いるのではないかと心配になってきました。
読むときに頭の中で音読をしていて(固有名詞など読み方のわからない
ものは飛ばしてます)、それがスピードの上がらない原因だと思うのです。
たとえば、"There was a flower shop on the corner of the road."
だと、文字が目に飛び込んできた瞬間に頭のなかで「ゼアワズ ア
フラワー ショップ〜」と読みながら進んで行きます。(丁寧な発音を
思い描いているわけではないので表記のとおりではありませんが。。)
もちろん頭の中でなので、唇は動かしていません。たまに飛ばし読みの
ような形で音読しないこともありますが、ある程度の長さを音読せずに
それなりのスピードを保って読み(眺め?)進めるととたんにストーリー
がわからなくなります。単語あるいは文章を「形」だけで認識すると意味や
イメージが頭に浮かんでこないのです。
分速200語を超えて読まれていらっしゃる方々は、実際にどんな感じで
読まれているのでしょうか?
速度をあげて読めるようになるには、音読をせずにストーリーを追える
ように意識して、再度Easystartsあたりの本から読み直したほうがいいで
しょうか?
どなたかアドバイスをお願いします。
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/7/17(13:04)
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初めまして poo さん。ペンネームから察するところ、シモネタがお好きなんでしょうか。
英語の本を読む速さと、頭の中で音読すること (subvocalization) についてお答えします。
初級の英語学習者むけに書かれた副読本や、幼児への読み聞かせを想定して書かれた絵本でしたら、速く読むより、1分間あたり120語から130語あたりの方が楽しめると思います。この種の本は、大人の母語話者同士が話すような速度で読むと却ってつまらなく感じられたりします。
一方、大人の母語話者同士が話すときは1分間あたり300語か、それより速いこともあります。アナウンサーがニュースの原稿を読むときもそれに近い速さです。ですから、音読でも分速300語はノーマルな範囲だし、頭の中だけで音声化する黙読も、そのぐらいの速さで普通に行なわれているはずです。何年も多読していれば、流行作家が大人向けに書いた小説をそれぐらいの速さに達することはできると思います。
さらに速く、分速400語以上読むばあい、頭の中で音声化せず、いくつかの単語を一遍に見て、パッパッと読んで行く方法はありますが、まだそういう方法に手を出すのは早すぎると思います。最低でも分速300語で音読できるぐらいになってからの方が良いでしょう。
分速150語以上を目指す時点では、CDなどを聴いて単語と単語をつなげる発音に慣れる方が良いです。たとえば
"There was a flower shop on the corner of the road"
なら
"therewasa FLOWer SHOPonthe CORNerofthe ROAd"
という感じです。
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お名前: poo
投稿日: 2007/7/17(21:18)
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"Ryotasan"さんは[url:kb:23978]で書きました:
Ryotasanさん、はじめまして。
残念ながらハンドルネームの由来は、以前飼っていた猫の名前にくまの
プーさんの綴りをあてて使用したものです。
〉大人の母語話者同士が話すときは1分間あたり300語か、それより速いこと
〉もあります。
〉アナウンサーがニュースの原稿を読むときもそれに近い速さです。ですか
〉ら、音読でも分速300語はノーマルな範囲だし、頭の中だけで音声化する
〉黙読も、そのぐらいの速さで普通に行なわれているはずです。何年も多読
〉していれば、流行作家が大人向けに書いた小説をそれぐらいの速さに達する
〉ことはできると思います。
ということは、頭のなかでの音読をしながら読む方法でも、いずれスピード
は上がってくると考え、このまま多読を続けてもよいということですよね。
まずは一安心です。
ご指摘のアナウンサーの例はまさに私が気にかけていたことで、あの機関銃
のような速さの音声を聞いて理解するには、それと同程度かそれ以上のスピー
ドで文字を読めなければならないと考えたからでした。でもあらためて考え
れば、アナウンサーが声に出して話しているんだから自分も同じスピードで
話す(=頭の中で音声化)することは当然可能ですよね、完璧な発音じゃ
なくていいわけですし。なにも、音声化しないで読めるようにならないと
分速200語以上にならないわけではないですよね。
ご指摘いただいて改めて気が付きました。ありがとうございます。
今後少しずつでもスピードが上がるよう、根気よく続けていこうと思います。
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23984. Re: Ryotasanさん、ありがとうございます
お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/7/18(18:19)
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"poo"さんは[url:kb:23980]で書きました:
〉Ryotasanさん、はじめまして。
こんばんは、poo さん。
〉 残念ながらハンドルネームの由来は、以前飼っていた猫の名前にくまの
〉プーさんの綴りをあてて使用したものです。
そうですか、最初の P が大文字で最後に h がつけば Winnie-the-Pooh と同じになるんですが、p が小文字で h が無いと排泄物 (固形) をあらわす単語になります。それでオーガニックな哲学でもお持ちなのかとでも思ったのですが、僕の考え過ぎだったようですね。すみません。
〉〉大人の母語話者同士が話すときは1分間あたり300語か、それより速いこと
〉〉もあります。
〉〉アナウンサーがニュースの原稿を読むときもそれに近い速さです。ですか
〉〉ら、音読でも分速300語はノーマルな範囲だし、頭の中だけで音声化する
〉〉黙読も、そのぐらいの速さで普通に行なわれているはずです。何年も多読
〉〉していれば、流行作家が大人向けに書いた小説をそれぐらいの速さに達する
〉〉ことはできると思います。
〉 ということは、頭のなかでの音読をしながら読む方法でも、いずれスピード
〉は上がってくると考え、このまま多読を続けてもよいということですよね。
〉まずは一安心です。
そうです。音読のしかたにもよりますが、脳内で音読すること自体がまずいわけではないです。
〉 ご指摘のアナウンサーの例はまさに私が気にかけていたことで、あの機関銃
〉のような速さの音声を聞いて理解するには、それと同程度かそれ以上のスピー
〉ドで文字を読めなければならないと考えたからでした。でもあらためて考え
〉れば、アナウンサーが声に出して話しているんだから自分も同じスピードで
〉話す(=頭の中で音声化)することは当然可能ですよね、完璧な発音じゃ
〉なくていいわけですし。なにも、音声化しないで読めるようにならないと
〉分速200語以上にならないわけではないですよね。
そうです。繰り返しますが、脳内で音声化する方が読み方としてはノーマルです。ただし、読んでいるうちに勢いがついて、音声化を忘れたまま読んでいる状態になる人もいます。
〉ご指摘いただいて改めて気が付きました。ありがとうございます。
〉今後少しずつでもスピードが上がるよう、根気よく続けていこうと思います。
つらくない範囲で耳からのインプットも行なった方が速度を上げやすいかもしれません。
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お名前: Pooh-chan
投稿日: 2007/7/18(19:39)
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Ryotasan様
〉最初の P が大文字で最後に h がつけば Winnie-the-Pooh と同じになるんですが、p が小文字で h が無いと排泄物 (固形) をあらわす単語になります。それでオーガニックな哲学でもお持ちなのかとでも思ったのですが、僕の考え過ぎだったようですね。すみません。
確かに、最後のhが抜けてました。とんでもない意味になってしまうんですね、辞書で調べてみたら載ってました。まったく無知とは恐ろしいものです。
何だかご迷惑をお掛けしました。そこで、HNを「Pooh-chan」に変更いたしました。
〉つらくない範囲で耳からのインプットも行なった方が速度を上げやすいかもしれません。
そうですね。でも読むことよりも聴くことの方が圧倒的に多く、読むことへの苦手意識を少しでも克服したかったことが多読を始めた主な動機です。
今のところ思うようにスピードに乗れないのは、聴き方が悪いのかもしれませんが、読む・聴くをバランスよく取り入れて続けていくつもりです。
ホントに丁寧なアドバイスありがとうございます。
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お名前: poo
投稿日: 2007/7/17(21:14)
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ご指摘いただいたHNの件ですが、なにせ当掲示板に不慣れなもので、
似たHNをお使いの方がいらっしゃることは気が付きませんでした。
HN変更については検討させていただきます。
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/7/18(18:35)
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いづこさんの誠実で思いやりあふれるご忠告に感動しております。
削除よりはお詫びをしたいです。どうもすみません。
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Pooh-chanさん、Ryotasanさん、こんにちは。
このたびは差し出がましいことをしまして、本当にすみませんでした。
Ryotasanさん、きちんとした意味の説明をしてくださってありがとうございました。
私もそうすればよかったのに、躊躇してしまい、
「オフ会で呼ばれるときに、同音だと・・・」という、酒井先生がよくおっしゃっていることに
すりかえて、奥歯にもののはさまった?改名おすすめになってしまいました。
Pooh-chanさん、ごめんなさい。
頭の中の音読について、Ryotasanが、わかりやすく、説得力のあるご説明をしてくださって
勉強になりました。
私も脳内音読派です。
Pooh-chanさんと同じく、音が浮かばないで読めるほうがいいんだー、と
それを目指したかった時期がありましたが、
どうやら私は本質的に音読や朗読が好きらしいので
ひたすら音読(脳内、発声とも)道をつきすすむ今日この頃です。
それでも内容に入り込めた瞬間は、音を意識せずに読めているようです。
ただ、せっかくそうなっても、「はっ、今私、文を音にせずに内容に入り込んでた〜♪」と
すぐに我に返って喜ぶもんだから(内容への没入度が浅いのですね・・・)
長続きはしません。あ〜あ。
なんだか自分のことばかりを語ってしまいましたが、つまり
「音読していても、内容にひきこまれて無音になる経験は、きっとできますよ〜」と
申し上げたかったのでした。
お二方および、脳内音読に悩む、もとい、脳内音読のことを考えるみなさん、
今後ともよろしくお願いいたします。
いづこ
p.s. 上(位置的に)の削除予定投稿はこのあとすぐに消します。
いつまでもうっとーしくすみませんでした〜。
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お名前: pot
投稿日: 2007/7/17(22:04)
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皆さんこんにちは!
ちょっと不思議に思ったことがあり、参入させてください。
Ryotasanさんに質問です。
私は、多読を始めてまだ1ヶ月です。
今YL0-3あたりを読んでいて、15万語程度通過中です。
私の場合、どの本も読み始めは音読しています。
声に出さず口がモゴモゴ動いている時もあり
口を結んでいても頭で音読している時もあり
が、いつも
読み進んでいくうちに、音読していない状態になるみたいです。
頭の中で絵が出来て、お話が進むと絵が動き出す感じ
(映画を見ている感じ、とも言えます。)
ちなみに、日本語の物語を読むときもそうなります。
今は薄い本ばかり読んでいるけれど
しかももちろんゆっくりだけど
将来は厚いペーパーバックをぐいぐい楽しめるようになりたいな。
このような状態の時もしくはタイプに対して
何か心がけること等あれば教えてくださいませ。
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/7/18(18:30)
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僕も pot さんと同じような読み方をすることがあります。
読み始めの音読はドックから滑走路への移動、
声に出さず口がモゴモゴ動いている時は助走中、
口を結んでいて頭で音読している時もは全速力で滑走路を走っている状態、
言葉を意識せずにお話が進んでいるときは離陸して飛んでいる状態だと
自分では勝手に考えています。
理想的な状態で多読しているとき、読者は言葉を読むというより物語そのものを読んでいると、多読に関する専門書には書いてあります。
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お名前: pot
投稿日: 2007/7/18(23:44)
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Ryotasanさん いづこさん 皆さん こんにちは!
コメントありがとうございます。
〉読み始めの音読はドックから滑走路への移動、
〉声に出さず口がモゴモゴ動いている時は助走中、
〉口を結んでいて頭で音読している時もは全速力で滑走路を走っている状態、
〉言葉を意識せずにお話が進んでいるときは離陸して飛んでいる状態だと
〉自分では勝手に考えています。
〉理想的な状態で多読しているとき、読者は言葉を読むというより物語そのものを読んでいると、多読に関する専門書には書いてあります。
なーるほど、そうなんですか!!
自分の読み方が「あり」なんだとわかり、
また、「良い読み方」らしいとわかってうれしいです。
が、しかし・・・
「多読」の最終目的は
1、英語で書かれた物語等を楽しむこと
2、英会話力の上達
のどちらなのでしょうか?
(これは実は先日参加した読書勉強会でも感じた疑問でした・・
勇気がなくて質問できなかったのですが)
私自身はもともと
英米の児童文学を原書で読みたい、という夢もあるので
わたしの多読のタチが「1」につながっていくのはうれしいけれど
「多読」を始めたのは「2」の一助にならないか、と思ったからなのです。
「英会話力上達」のためには
CDを聴いてシャドーイングで「話す」練習をするくらいだから
「読む」時も「脳内音読」や「口先音読」を心がけたほうが良いのかしら?
ちょっと混乱してきました。
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お名前: いづこ
投稿日: 2007/7/19(22:57)
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potさん、こんにちはー。いづこです。
> 私の場合、どの本も読み始めは音読しています。
> 声に出さず口がモゴモゴ動いている時もあり
> 口を結んでいても頭で音読している時もあり
うんうん、そうそう。私も同じです〜。
始動時、読み始めは音読(発声、脳内のいずれか)していまーす。
そして引き続き、発声、口モゴ、脳内で音読していますね。
> が、いつも
> 読み進んでいくうちに、音読していない状態になるみたいです。
> 頭の中で絵が出来て、お話が進むと絵が動き出す感じ
> (映画を見ている感じ、とも言えます。)
わかります〜。わたしもそうなるときがあります。
ちょっと違うのは、私は「いつも」ではなく、
「音読」で最後まで通してしまうことがあるというところです。
> ちなみに、日本語の物語を読むときもそうなります。
ほー、自分は日本語のときはどうか、意識していませんでした。
potさんは、日本語と英語で同じ読書スタイルで、素晴らしいですねー。
> が、しかし・・・
> 「多読」の最終目的は
> 1、英語で書かれた物語等を楽しむこと
> 2、英会話力の上達
> のどちらなのでしょうか?
> (これは実は先日参加した読書勉強会でも感じた疑問でした・・
> 勇気がなくて質問できなかったのですが)
なるほど、おおきーな質問ですね!
最終目的かあ・・・うーん、たぶんどちらにも到達できると思いますよ!
到達っていう言い方は変かな。
1の方は、英語で書かれた「自分の目標の」物語、原書を楽しむこと、なら「目標」ですが、
どんなにやさしいレベルのものでも、楽しいお話は楽しいです。(ツマラナイのはツマラナイ。笑)
1は、多読を始めた最初から、随時、感じていることができます。
楽しくないものは読まないようにすすめられるわけですしねー。
2は、ひとりひとり、自分の理想とする英会話力の基準レベルがあって、
私に言わせてもらえれば、「多読で2の目標も大丈夫ですよー」と言いたいのですが、
ご本人の理想レベルに自分が届かないと、2の目標に届いたと思ってもらえないようなところがありますよね。
多読は、本を「英語で」読んで、自分の気持を動かされるのを感じる活動ですので、
英語で会話をするとき、相手の気持が受け取れるようになり、
自分の気持を伝えられるようになると思っています。
解説本、参考書を読んで、問題を解いていると、
返って気持がついていかなくなるんじゃないかな、とさえ思います。
> 私自身はもともと
> 英米の児童文学を原書で読みたい、という夢もあるので
> わたしの多読のタチが「1」につながっていくのはうれしいけれど
> 「多読」を始めたのは「2」の一助にならないか、と思ったからなのです。
「一助」にはなりますよ。きっと♪
> 「英会話力上達」のためには
> CDを聴いてシャドーイングで「話す」練習をするくらいだから
> 「読む」時も「脳内音読」や「口先音読」を心がけたほうが良いのかしら?
音読大好きいづこが申し上げます。
「脳内音読」や「口先音読」が好きなら、やってて楽しいなら、やるといいです!
でも、最初おっしゃっていた、
> 読み進んでいくうちに、音読していない状態になるみたいです。
> 頭の中で絵が出来て、お話が進むと絵が動き出す感じ
こうなるのを抑えてまで、心がける必要はないのではないかなー。
これって素敵な状態ですよねー。
Ryotasanが引用されている、
>「言葉を読むというより物語そのものを読んでいる」
ということですもんね。
多読はリスニング力upにつながる、というのは納得されていますか?
これも「リスニングテストの点があがる」のではなく、(そうなることもありますが)
英語の言葉がよく聞こえるようになる、相手の言うことがわかる、という意味で。
「お話が進むと絵が動く」状態でも、目と脳は、英語の字面を認識していきますよね。
こういう経験がたくさん積み重なると、
同じように「聞いていることの内容が頭に入る。聞こえた語順のままで。」と、なれると思います。
そして、リスニングでとらえた表現は、自分の口から出るようになります。
やっぱり量が必要だと思いますけれど。
そして量を積み重ねるには、やはり「楽しむ」ことなんですよね〜。
> ちょっと混乱してきました。
potさんの読み方は素敵だから、どうぞそのまま自信を持って!と言いたい気持が一番大きいですが
「混乱」もまた楽し。かもしれません。
> 「読む」時も「脳内音読」や「口先音読」を心がけたほうが良いのかしら?
potさんご自身が、いろいろ試してみてもいいかもです。
おお、何だか口が回るようになる気がする、と思えば続ければいいですし
なんだか口が疲れる、と思えばお休みする。
ああ、絵が浮かびづらくなった、本を読むのが楽しくなくなった、と思えば、
元の読み方に戻ってみて・・・
とにかく私に言えることは
BE HAPPY!
と、ゆーことで・・・
長くなって失礼しました。potさんに何か参考になることがありましたら幸いです。
いづこ
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いづこさん、potさん、お待たせしました。
多読の目的は人それぞれで良いと思います。この掲示板に集う人たちは、同じ列車に乗り合わせた仲間のようなもので、同じ方向へ向かっていますが、途中下車する人がいても良いし、終点からさらに先を目指す人がいても良いと思います。
英会話がうまくなりたいと思っている人のばあい、どういう英会話を目指すのか考えておいた方が良いです。
たとえば英国で同じ町に昔から住んでいた人同士の日常英会話と、アジア・アフリカ・ヨーロッパ・中南米など英語を母語としない人たち同士が仕事や会議で行なう英会話では、かなりちがいます。
前者の日常英会話は方言で行なわれます。米国人同士の日常会話も、方言で行なわれることが多いと思います。
後者の英会話を目指すなら、多読に加えて朗読のCDを聴いたり、自分で音読を楽しむ程度でなんとかなると思います。
シャドウイングが薦められるのは、母語話者の英語を聴きながら頭の中でカタカナ風の発音に置き換えて理解する習慣を克服するばあいだと思います。この習慣があると英語を聴いて理解するのは大変ですから、思い切ってシャドウイングを始める価値もあります。
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いづこさま Ryotasanさま 皆さんこんにちは。
いただいたコメント何度も何度も読み返しました、ありがとうございます。
少しずつわかってきました、
いづこさんの下記の部分、心にがんがん入ってきました。
> 多読は、本を「英語で」読んで、自分の気持を動かされるのを感じる活動
> 英語で会話をするとき、相手の気持が受け取れるようになり、
> 自分の気持を伝えられるようになる
> 多読はリスニング力upにつながる
> 英語の言葉がよく聞こえるようになる、相手の言うことがわかる
> 「聞いていることの内容が頭に入る。聞こえた語順のままで。」
まさに知りたかったことを教えていただいた、と思います。
多読がすごく楽しいけれど
このままでエエんかいな?(英会話力upするのか?)と不安でしたが
脳内音読でも映像読でもかまわず進めていけば
実際に相手の話がわかり自分の気持ちを伝えられるようになる、のですね。
これこそがやりたいことなんです!!
で、そういえば英文をその語順のままで、頭から丸かじりで
お話を理解できるようになって来ました(まだレベル3以下ですが)
以前は英文をルービックキューブのように(あ、年がばれる・・)
ガチャガチャ順番を置き換えて理解していたのに。
Ryotansanの下記のコメントに気持ちがすとんと楽になりました。
> 多読の目的は人それぞれで良い
> 同じ方向へ向かっていますが、途中下車する人がいても良いし、
> 終点からさらに先を目指す人がいても良いと思います。
私の場合、
まず仕事では英語を母国語としない人とのやり取りができるようになること
それが出来るようになったら、もちろん
英語を母国語とする人と標準英語でやりとりが出来るようになること
が、目的かな。
また、
> シャドウイングが薦められるのは、母語話者の英語を聴きながら
> 頭の中でカタカナ風の発音に置き換えて理解する習慣を克服するばあい
おお、まさにその習慣あります、脱却したいです。
シャドウイングも少しずつやってみようと思います。
お二方のアドバイスをいただいたおかげで
映像読はそのまま続けることとし、
多聴と、気になっていたシャドウイングも少しずつ始めようと思いました。
出来なかったことができるようになるって、ホントに楽しいですね。
ありがとうございました!
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お名前: ウル http://plaza.rakuten.co.jp/tsurezureeigo/
投稿日: 2007/7/26(15:22)
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こんにちは、
SSS多読通信の今週の掲示板ダイジェストを見て、読ませていただき、私の意見が参考になれば、と、思い、書き込みしています。
リーディングの先生から教わったことなのですが、読むスピードを上げるためには、訓練すれば上達することが可能です。ですが、簡単にできるものではありません。
音読をしながら読んでいると、発音するスピード以上に早く読むことができなくなるので、限りがあります。それは、脳内音読であっても同じですね。脳内音読の癖がついてしまったら、この癖を直すのにも時間がかかってしまうので、慣れないうちは、大変かもしれないですが、Ryotasanさんが書かれてたように、固まりで読んでいくようにするする方法で、慣れていくのがいいと、教わりました。
例えば、参考に出されていた英文ですが、
"There was a flower shop on the corner of the road."
[ There was ] [ a flower shop ] [ on the corner of the road. ]
こういった感じで、固まりとして、見ることができると、自然と読むのが早くなってきます。もちろん、慣れも必要です。
早く読む必要はないわ、と、思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、早く読むことによって、もっとたくさんの本を読むことができるので、理解できる範囲内で早く読めることは、決して無駄にはならないと思います。
私は、このリーディングの先生に出会えたことをとてもうれしく思っています。この先生との出会いがなければ、英語の本を読むという楽しさを知ることがなかったかもしれません。この先生との出会いのあとに、私は、このSSSの多読に出会いました。
では、楽しく英語の本を読みましょう。
ウル
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お名前: 寅彦 http://shibutora.g.hatena.ne.jp/shibutora/
投稿日: 2007/7/28(12:57)
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みなさん、こんにちは。
もう20年以上も前、大学生の時に速読を独学でやろうとしていた時期がありました。
アイスパンを拡げるとか、目を動かすスピードを上げるとか、漫画本で速読するとか。
そうは言っても、脳内音読のスピードを超えるためには、脳内音読を止める必要があり、その対策として、内容と全く関係ない音を口で発しながら速読するということをしていました。
口から「ワァー、グォー、ピー」と音を出しながら英語の本を読むというものです。
私にはなかなか効果的でした。
寅