[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25677 // 時刻: 2024/11/27(04:59)]
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お名前: 円盤人
投稿日: 2007/6/22(00:40)
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みなさんこんばんは、円盤人です。
本日、"Jenie B. Jones and her Big Fat Mouth"で50万語に到達しました。
これまで約60日ですので、一日約8000語のペースで来ていることになります。
20万語時点で報告させていただいてから、基本的に多読セット2Aと3AのGRをひたすら読んできました。
ただ、いかんせんぶっ続けで食傷ぎみになり……。
2Aと3Aを同時に買ってしまったため、「40冊のストックをはやく減らす!」と頑張ったのがいけなかったようです。
GR以外では、Jenie B.やCurious Gergeなど、児童書を数冊はさんだ程度。
いいかげんイヤになり出したころ、思い切ってPGR5の"Sons and Lovers"を読んでみました。
はじめてのキリン読み挑戦です。
読了はしませんでしたが、思いのほか読めてビックリしました。
さすがにYL5に飛んだだけあって、文章に複雑な構造が見られ、一文が長くなっています。
in whichで繋いでいく文章など、学生時代は関係代名詞が苦手でした。
しかし、不思議なことに、頭から訳さずに意味を取ろうとしていけば——ところどころ「?」なところは出てくるのですが——それなりにわかるものなのですね。
それで、PGR5"The Body"や、CER5"A Tungled Web"を読んでみました。
両方ともすごく面白かった!
特に前者は、GRとは思えないくらい引き込まれました。
YL3くらいまでの、どこかあらすじを追っているようなレベルとは大違いでした。
これで、折り返し以降の指針が出来ました。
1万語以上の本にも慣れてきたので、より高いYLに挑戦しつつ、手持ちのやさしいGRをパンダ読みに使います。
児童書もどんどん織り交ぜていきます。
ところで、「100万語達成しても、あんまり成長した気がしない」という意見をよく拝見します。
おそらく、毎日のウォーキングでちょっとずつ脂肪が減っていくようなもので、誰かに「ずいぶん痩せたね」と言ってもらわないと、自分では気づきにくいものなのでしょう。
自分はまだ50万語時点ですが、成長を実感することがありました。
以前買った海外の児童書(マガーク少年探偵団というシリーズの一冊で、未訳絶版です)を、多読開始の少し前に読んでみたのですが、そのときわからないところにアンダーラインを引いたんです。
特に、
"If I really put my mind to it, I bet I __ "
というくだりが、構文知識を駆使して、何度考えてもわからない。
それが、先日読んだところ、すうっと理解できたではありませんか!
(前後の文章がないのでわかりにくいかもしれませんが、「賭けてもいいが、俺が本気を出してとりくんだら……」というようなニュアンスです)
ときどきは、まだ読めない英語の山を前にして、絶望的な気分になることもあります。
しかし
「一歩づつのぼっていけば必ず読めるようになるのだ」
「すごく遠回りに見えるが、多読こそ最短で最良の方法なのだ」
と確信できたことは、自分にとっていい経験になりました。
折り返しですが、これからも面白い本を楽しみに読んでいきます。
みなさんもHappy Reading!!
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お名前: こるも
投稿日: 2007/6/22(09:33)
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円盤人さん、こんにちは。
こるもです。
50万語、おめでとうございます!
円盤人さんの文章は、すごくわかりやすくて、面白いです。
すみません、ちょっとだけレスします。
〉20万語時点で報告させていただいてから、基本的に多読セット2Aと3AのGRをひたすら読んできました。
〉ただ、いかんせんぶっ続けで食傷ぎみになり……。
〉2Aと3Aを同時に買ってしまったため、「40冊のストックをはやく減らす!」と頑張ったのがいけなかったようです。
〉GR以外では、Jenie B.やCurious Gergeなど、児童書を数冊はさんだ程度。
GRって、読みやすくていいんだけど、続けて読んでいると飽きてきますねー。
私は何冊か平行読みするのが好きみたいで、今はCER5と、シェルダンと、マクミランを読んでいます。
欠点はそれぞれの展開が混ざりそうになることです。
あと一冊読み終えるのが遅くなります。
何か、いつの間にか平行読みになっちゃうんですよね。
〉自分はまだ50万語時点ですが、成長を実感することがありました。
〉以前買った海外の児童書(マガーク少年探偵団というシリーズの一冊で、未訳絶版です)を、多読開始の少し前に読んでみたのですが、そのときわからないところにアンダーラインを引いたんです。
〉特に、
〉"If I really put my mind to it, I bet I __ "
〉というくだりが、構文知識を駆使して、何度考えてもわからない。
〉それが、先日読んだところ、すうっと理解できたではありませんか!
〉(前後の文章がないのでわかりにくいかもしれませんが、「賭けてもいいが、俺が本気を出してとりくんだら……」というようなニュアンスです)
これ、わかります!
私も、一文だけ出てきたら絶対わからない。でも文章中だと意味がわかるって文に何度も出会っています。
読んだ端から忘れるので、例を挙げられないのが哀しいですが。
「文法がわかるから意味がわかるのではなく、意味がわかるから、文法がわかる」んですよね。
こういう、ちょっとしたこと(大きなことかな?)が、大きな励みになりますよね。
〉ときどきは、まだ読めない英語の山を前にして、絶望的な気分になることもあります。
〉しかし
〉「一歩づつのぼっていけば必ず読めるようになるのだ」
〉「すごく遠回りに見えるが、多読こそ最短で最良の方法なのだ」
〉と確信できたことは、自分にとっていい経験になりました。
良かったですね。
指針が見えてきた、という感じでしょうか。
円盤人さんの、充実感みたいなものが、感じられます。
こちらも参考になります。
私もですね。このまえレイモンド・カーヴァーを図書館で借りてきたのですが、いやー、わからない。
特に会話文。
今まで「会話文の方がわかりやすい」と思っていたので、ちょっとショックです。
でも、英語に関しては急ぐ必要がないのでポレポレで行きたいと思います。
ではでは〜。
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文章を褒めてくだすって、嬉しいです。
英語の文章も書けるとよいのですが(笑)
読書の癖って人それぞれですよね。
常に並行している人もいるし、一冊読みきり型(僕です)もいる……。
CERは完全オリジナルなので、「いつかRetoldされてないやつを」と思ってもなくて、くやしいですよね。
"All I Want""The University Murder"を買ってあるので、そのうちチャレンジする予定です。
マクミランは、スー・グラフトンの3冊だけは読みました!
比較的やさしいのに長く、内容がしっかりしているので、あらすじみたいなGRに飽きてきたとき重宝しそうです。
「文法がわかるから意味がわかるのではなく、意味がわかるから、文法がわかる」というのは、まさにその通りだと思います。
会話の部分は特に、くだけた表現になりやすいですしね。
本当は一番むつかしいのかもしれません。
特にカーヴァーは詩人ですから(読んだことはないのですが)、ペーパーバック・ライターのストレートな会話分よりも確実に難しそうな気はします。
それでも、続けていたらきっと読める、と確信できるのはいいことですね。
本当は僕も急がないで、マイペースでいきたいんですが、いろいろと夏からは忙しくなりそうなんで、100万語達成したらポレポレっと行くことにします。
ではでは、Happy Reading!
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お名前: いず
投稿日: 2007/6/23(21:56)
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円盤人さん、こんばんわ。はじめまして。 同じ語数近辺の報告ということで、おそらくはじめた時期も似通ってると思うのですが。 読んでいる中でしっかりと気づき・発見などをされているみたいで、 超飛ばし読みなうちとは違うなぁなんて思いました! >GRとは思えないくらい引き込まれました。 これはありますよね。うちも今は児童書一辺倒になってしまっていますが、ふと手に取って読んだ MMR2:Good wivesが感動的で、よくよく調べて見たら"若草物語"のRetoldであったのに二重に びっくりしました。こういう名作が今のレベルの自分にも読めるっていうのは良いですよね。 あと、そうそう。いきなりぶしつけですが、円盤人というHN、、これはFighting Fantasyですよね! わたしも、昔、社会思想社から翻訳が出ていた頃にハマったものです。 最近原書のほうも復刊されているのを知って、懐かしさのあまり、原書の "The Warlock of Firetop Mountain"をふくむBoxSetを購入してしまいました。 もちろんまだ"積ん読く"ですが、多読のおかげでルールぐらいは 通読できることもあり、いつやろうかとウズウズしています。 ちなみにYLはいくつくらいなんでしょうねw わたしの多読目標はForgotten RealmsシリーズIcewind Dale Trilogy関連に つらなる未翻訳本です。お互い好きな本が原書で読めるようがんばりましょう!
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いずさん、はじめまして。円盤人です。
ご明察の通り、円盤人(wheelie)はFighting Fantasy 2 "Citadel of Chaos"から取っています。
Realms CosmologyもRPG関係ですよね。
英語をマスターしたいと思った理由のひとつに、未訳のFFシリーズを読みたいというのがあります。
ファンタジー小説は訳が中断するものも多いので、多読は有効な手段だと思います。
ちょっと読んでみたりしたところ、文章の難易度的には4.5から6.0くらいでしょうか?
対象年齢は小学校高学年くらいだと思うので。
デルトラ・クエストやハリーポッターで鍛えたら、知らない単語も補えそうです。
もっとも、魔法の名前などは直接カタカナな邦訳が多いんで、そういうのは楽なんですけどね(笑)。
お互い頑張っていきましょう! Happy Reading!