[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25677 // 時刻: 2024/11/27(00:46)]
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23813. Re: 50万語通過。行き詰っています。先輩方、何かアドバイスありませんでしょうか?
お名前: まりあ@SSS http://buhimaman.at.webry.info/
投稿日: 2007/4/26(02:48)
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紫さん、はじめまして。 まりあ@SSSです。
〉 とにかく「本が面白くないっ!!」
〉読書はもともと大好きなのですが、英語になると趣味を反映したものだけ
〉読むということがなかなか出来ないみたいです。
〉読めるレベルのことも考えなければならなくて・・。
日本人の大人が多読を始めるとき、大きな障害となるものの
一つが、「読めるレベルの本は面白くない、面白いはずの本は
自分の英語力で読めない」の板挟みではないかと思います。
なんとかのジレンマを乗り越える工夫ですが、
1.幼児向け児童書を、大人の目線で読む
著者はどんな子どもを期待しているのだろう、
子どもにどんなメッセージを送っているのだろう
アメリカとイギリスの児童書の相違点は?..
など、ストーリーを読むよりも、ストーリーは著者の
人生観を窺う手がかりだと考えて読む
2.少年少女時代を振り返り、その頃の気分になって読む
ま、ある程度自分を騙して、10歳児なった気分で
楽しむ
〉このまま美味しいものをついばみ続けても良いのか、
〉そもそもGRのスタートが2〜3レベルということ自体が
〉基礎体力を無視して背伸びをしすぎなのか・・。
〉でも読めていればそれもアリなのか・・。
3.平行読みをする
とにかく自分が読書として楽しめるレベルの本と、
子ども向きのレベルの低いものを同時に読み始めて
平行させる。
こうすることで、児童書の英語的な価値に目覚めて
たくさん読むことに意欲的になれることもあります。
〉先輩方、もしよろしければ何かアドバイスをいただけませんか?
とりあえずGRをお休みして学習用レベル別絵本や児童書に
してみてはいかがでしょう?
GRは読みやすいのですが、ストーリーをはしょってあるので、
読書がとっても好きな人には不満があるかも知れません。
児童書は、その点完成した1冊の魅力があります。
ただし、学校で習っていない単語や会話がどんどん出てきて
知ってるつもりの単語が3〜5語のセンテンスの意味がよく
分からなくてショックだったりすることもありますよ。
ナルニアだろうがハイジだろうが原作(かなりハイレベル)を
がんがん読んじゃう手もありだと思います。
スイミングスクールにはいると、まずボードを持って蹴伸び、
バタ足、顔を横にして呼吸練習、いよいよクロールと教えますが、
昔は、全く泳げない子どもをいきなり水に放り込む方法も
ありました。以来水恐怖症になってしまう子どもも少なくなかった
一方、泳げるようになる子どももいました。
だから英語もいきなりペーパーバックを読んでしまうのもあり、
だと思います。強制されたら恐怖症になる危険が多すぎですが、
自分で、「泳げないのに水に飛び込んでいるのだ」と自覚しな
がらやってみる分には、なんとかなるかも知れない。
やっぱりダメだったら、みなさんがお薦めしている、ボードを
持った蹴伸びからはじめるスイミングスクール方式に戻りましょう。
経験上こちらの方が結局は能率が良いことが明らかです。
でも最短距離より、自分の歩きたい道、という選択の方が
楽しめるなら、紫さんにはそれが能率に繋がります。
Happy Reading!
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紫さん、はじめまして。macskaと申します。よろしくお願いします。
まりあさんのメッセージから、自分を思い出しました。
〉 日本人の大人が多読を始めるとき、大きな障害となるものの
〉 一つが、「読めるレベルの本は面白くない、面白いはずの本は
〉 自分の英語力で読めない」の板挟みではないかと思います。
これって大きいと思います。
〉 GRは読みやすいのですが、ストーリーをはしょってあるので、
〉 読書がとっても好きな人には不満があるかも知れません。
〉 児童書は、その点完成した1冊の魅力があります。
私の場合は、たまたま児童書を貸してくださる方があって読み始めましたが、GRより楽しかったし、発見も多くて『読んだ』って気になれました。たくさんの児童書を貸してくださった方に感謝しています。
〉 だから英語もいきなりペーパーバックを読んでしまうのもあり、
〉 だと思います。
そして、お借りした本の中にあったLouis SacharのMarvin Redpostシリーズが特に気に入り、同じLouis SacharのHolesに手を出しました。これはもうペーパーバックと言ってもいいと思います。絵なんか一つもなく字、字、字。でも、読み終えて絵がなかったなんて信じられないくらい情景を思い浮かべながら読めていました。
この後にまた自分相応のYLに戻って、その後はこうした、いきなり水に飛び込む式の思いきったことはしていません。でも、Holesが読めて楽しかったという体験は、その後なお一層、読書に前向きに取り組めるようになりました。いえいえ、たくさん読むようになったというのではなく、スランプかなと思うようなときにもYLをあちこち行き来して、自分なりの楽しみ方ができるようになったという意味です。
というわけで、まりあさんがおっしゃっているようないきなり飛び込みをなさるのも1つの手かなと思います。