[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25677 // 時刻: 2024/11/24(08:15)]
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お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2004/8/10(23:37)
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ファンさん、大きな山を越えましたね!
虎ファンさん、七十鳥さん、だにゃさん、こんばんは!
〉わからない単語が多すぎて困ったのは、私の場合はMTHでした。
〉(これはたぶん何かの動作…これはたぶん楽しくなさそうな形容詞…)
〉と、最初はそんな推測しか出来ないスカスカの飛ばし読みでした。
〉今でもあんまり変わっていないかもしれません。
んなもんでいいでしょ・・・
〉Zack Files、楽しく読めるといいですね。
〉楽しめさえすれば、暑さに負けがちな頭に効くと思いますよ〜。
Zack Filesはちょっと手強いですよねえ・・・
〉ところで、早く読むことから長く読むことへの転換ということで、
〉ファンさんはとても堅実に読んでいこうとされてますね。
〉早く読むのも長く読むのも、私には結果であって、目標にはならないや…。
〉あえて目標と言うなら、「読めるときに読んどけ」かも。
これ、サイコーの「目標」!
快読100万語!なんていう目標を言い出しておいてなんていう
ことを言うんだと叱られそうですが、ぼくは目標大反対!
教室では100万語も、分速もまったく言いませんね。
「読めるときに読んどけ!」は多読の名言に入りますね。
(ペギーさん、頼むよー!)
〉3000語/日以上のペース、というのは、なるべく長い期間で算出することをおすすめしたいです。
これもいい! その通りです。
七十鳥さん、ぼくのアシスタントになってください!
〉1日に何語、という目標に変わってしまうと、酒井先生に廊下に立たされるらしいですよ?(笑)
そんなmくひょうを立てる人には、立ってもらいます!
〉それではまた。Happy Reading !
ファンさん、そういうわけで、Happy reading!
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お名前: 虎ファン
投稿日: 2004/8/11(23:53)
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酒井先生、はじめまして虎ファンと申します。
先生のご発言にちょっとショックを受けています。
と言うのは「目標」も「速度」も否定されているようなので...
多読による英語学習というのは私が今現在理解しているものとは違うのかもしれません。
あんまり気張らずに楽に続ければ良いとの理解でよいのでしょうか?
逆に言えば気張ってやってもさほど効果がない、あるいは逆効果になるってことなんでしょうか?
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お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2004/8/12(00:12)
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虎ファンさん、はじめまして!
酒井@快読100万語!です・・・って、ちょっと遅かったですね。
19日に大阪でお会いできるでしょうか?
〉先生のご発言にちょっとショックを受けています。
〉と言うのは「目標」も「速度」も否定されているようなので...
〉多読による英語学習というのは私が今現在理解しているものとは違うのかもしれません。
ふふふ・・・
ちょっとだけちがうかもしれませんねえ・・・
目標も速度も、「快読100万語!」に書いているので、
分速150語や100万語を目標と感じられるのは当然です。
ちょっと誤解を招く書き方をしてしまいました。
分速や総語数の「目標」を本に書いたのは独習しなければならない
人たちの目安として立ててみたからです。実際には楽しく読んで
いれば、そして掲示板をときどきのぞいていれば、分速も総語数も
そんなに気にしなくていいと思います。現にぼくの大学の授業では
どちらもまったく言及しません。分速や総語数は直接指導者と
話す(掲示板上でもいいのですが)機会のない人のためです。
したがって、分速や総語数を否定はしませんが、「目標を立てる」
ことはあまりおすすめできません。
〉あんまり気張らずに楽に続ければ良いとの理解でよいのでしょうか?
〉逆に言えば気張ってやってもさほど効果がない、あるいは逆効果になるってことなんでしょうか?
そうなんですよ! 「Oxford Bookworms 読破!」とか、
1週間3万語!」といった、目標を掲げた人を何人も見てきていますが、
全員長続きしていないのです・・・
虎ファンさんの言うとおり、「あんまり気張らずに楽に続ければ良い」
という理解でいいのです。気張ることはかならず逆効果になります。
これはもう例外をいままでに見たことがないというくらい確かなことです。
ぜひぜひ、肩の力を抜いて、気楽に、「読めるときに読んどけ!」の
気持ちでどうぞ・・・
では、では、決してがんばらずに 楽しい読書を!
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酒井先生、こんばんは
ご返答ありがとうございます。
目からうろこが落ちるというのは、こういうことなんだと思いました。
・分速や総語数は、主に独習されている方のための目安
・目標を立てることは薦めない
・目標を掲げた人は全員長続きしていない
大げさでなく衝撃的でした。
おかげさまで肩の力が抜けたのですが、正直言いますと、同時に気合が抜けた気もしています。でも気合は要らないんですね。今まで何度も気合を
入れて続けていた勉強が途中で疲れてしまって中断していたのを思い出します。
多読開始の頃に、多読は勉強というよりは「習慣」と言われていた先輩方のアドバイスを今更ながら思い出しました。
現在ちょうど私は多読開始から3ヶ月です。3のつく時期は中だるみの時期
といわれますが、そういった意味で私は抜群のタイミングで最高のアドバイスを
いただけたことになります。
本当にありがとうございました。
がんばらずに続けたいと思います!
別件ですが、私は「虎ファン」なので、いかにも関西に住んでいるような
感じがすると思うのですが東京在中です。
出身は関西(京都です)なのですが、こっち(東京)で人生の半分を過ご
しています。
ですので、19日の大阪はちょっと参加できません(^^;
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お名前: 杏樹
投稿日: 2004/8/12(00:43)
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虎ファンさん、こんにちは。
酒井先生のお答えがあるので、すでに蛇足ですけれど。
〉酒井先生、はじめまして虎ファンと申します。
〉先生のご発言にちょっとショックを受けています。
〉と言うのは「目標」も「速度」も否定されているようなので...
〉多読による英語学習というのは私が今現在理解しているものとは違うのかもしれません。
〉あんまり気張らずに楽に続ければ良いとの理解でよいのでしょうか?
〉逆に言えば気張ってやってもさほど効果がない、あるいは逆効果になるってことなんでしょうか?
「目標」「ノルマ」をたてたとしても、それを達成できる人間は少ないんです。
「1日○○語!」
「○ヶ月で○○万語!」
と、目標を立てたときは張り切って読みます。
しかし時間がなくて読めない日があったり、続けて面白くない本にあたって投げてばかりでイヤになったり、順調に行かない時が必ずあります。そうして「○○語」の目標がどんどん遅れていき、それを取り返そうとしてあせったりするとかえって重荷になってイヤになってくる…そういう事態を避けるためです。
多読をしている人の中には、それまで英語の学習法をいろいろやってみて挫折してきた、という人がけっこういます。語学の教材をまじめにコツコツやって、まじめに教室に通って課題をこなして…ということを続けるのはかなり大変なことなんです。ノルマを決めるのは挫折の元になりやすいから、なるべく決めない方がいいんです。
また、読速を計るのも、速度が上がっていけば励みになりますが、何語読んでも速くならない、と悩む人も多いです。私も含めて、あまりにも読速が変わらないので落ち込んで、計るのをやめたらスッキリした、という症例もあります。
目標やノルマを作るのが全くいけない、ということはありません。それを目標にがんばれる、ということもありえます。しかしもしノルマが崩れかけたらこだわるのはやめてさっさとあきらめる、というような柔軟さをもって運用しましょう。逆に調子の良いときはどんどん進めてしまう、とか。目標はなるべく大雑把にしておいて、その時その時の状態に応じて読んでいくようにしましょう。
と、いったところでHappy Reading!
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お名前: 虎ファン
投稿日: 2004/8/12(20:53)
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杏樹さん、こんばんは
ご返信ありがとうございます。
いつもアドバイス頂き本当に感謝しています。
「多読をしている人の中には、それまで英語の学習法をいろいろやって
みて挫折してきた、という人がけっこういます。」と言われていますが、
本当にそう思います。もちろん、私もその一人です。
だから当然のように今までと同じように目標を立てるわけです。
逆に目標を立てるなと言われると今まで目標を立てて勉強をしてきた人は
無意識に抵抗してしまうのではないでしょうか?
たいがい人は癖を持っていますがその癖を直すのは大変だと思うんです。
多読を英語の勉強と捕らえている限り、目標を立てるのは癖であり直すのは
大変です。
ですので、私の結論としては多読は勉強ではなく「趣味」と割り切ることにします。
私はもともと本を読むのが結構好きなので今後は日本語の本と英語の本を
読むのを趣味にすることを勝手にこの場を借りて宣言します。
ありがとうございました。
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虎ファンさん、こんにちは。
〉杏樹さん、こんばんは
〉ご返信ありがとうございます。
〉いつもアドバイス頂き本当に感謝しています。
蛇足投稿に対してこんな風に言ってくださってありがとうございます。
〉「多読をしている人の中には、それまで英語の学習法をいろいろやって
〉みて挫折してきた、という人がけっこういます。」と言われていますが、
〉本当にそう思います。もちろん、私もその一人です。
〉だから当然のように今までと同じように目標を立てるわけです。
〉逆に目標を立てるなと言われると今まで目標を立てて勉強をしてきた人は
〉無意識に抵抗してしまうのではないでしょうか?
で、目標を立てたらうまくいきますか?できないから挫折してるのではないでしょうか。誰もが目標を立ててきちんと勉強が出来るなら、英語の勉強で挫折する人はもっと少ないはずです。
〉たいがい人は癖を持っていますがその癖を直すのは大変だと思うんです。
〉多読を英語の勉強と捕らえている限り、目標を立てるのは癖であり直すのは
〉大変です。
おそらくそのクセは、受験勉強を中心とした学校教育で培われたものではないでしょうか。目標を立ててがんばって勉強したものが勝利を得る、そう刷り込まれてきたのではないでしょうか。
受験勉強をまじめにした人ほどそのクセが抜けないのかもしれませんね。
そういう人には、多読は従来型学習に比べて頼りなく思うかもしれません。しかしがんばって目標を立てて勉強して、それで効果を上げられる人はいいですが、そうでない人がたくさんいるんです。今までの語学学習はとにかくコツコツがんばって勉強するのが常識でした。しかしそれでは、本当にがんばることの出来る少数の人しか英語の勉強が出来ないことになります。
私は色々な外国語をかじりましたが、続けるのは本当に大変です。さらに何らかの効果を上げるのはもっと大変です。その中で、できるだけ無理をしないで楽に続けられる方法を考えるのが継続のポイントだと思うようになりました。
そして、私には英語に対するモチベーションがあまり高くないので、英語がわかるようになるほど勉強するのは無理だろうなと思っていました。
しかし多読を知って、本当にラクチンな勉強法があることがわかりました。従来型の勉強法にとらわれていると、ラクな勉強法などあるはずがないと思われるかもしれませんが、それがあったんですよ。コツコツがんばることが苦手な人にも英語を楽しむ方法があったんです。
まあ、多読をしていてもどこかで壁にぶつかって停滞したり、面白くない本、読めない本に当たって意気消沈したり、必ずしもラクラク、スイスイ行くわけではありませんけれど。だったらなおさら目標設定してがんばるよりも、楽しく続けられるよう楽な方法を探っていく方がいいですよ。
わからないところは飛ばしていいかげんに読み、読みたいときはどんどん読んで、読みたくなかったら休んで、好きなように適当にやっていくのが長続きする秘訣です。
〉ですので、私の結論としては多読は勉強ではなく「趣味」と割り切ることにします。
〉私はもともと本を読むのが結構好きなので今後は日本語の本と英語の本を
〉読むのを趣味にすることを勝手にこの場を借りて宣言します。
いいですね。最初は「勉強」と思っていた人も、楽しい本をたくさん読んでいるうちに「読書」になってくるんですよ。本を読むのが好きならなおさら、読める本の世界が広がって楽しく続けられるでしょう。
それではHappy Reading!
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酒井先生、こんにちは。
しばらくネットから遠い生活をしていたので遅くなりました。すみません。
〉快読100万語!なんていう目標を言い出しておいてなんていう
〉ことを言うんだと叱られそうですが、ぼくは目標大反対!
〉教室では100万語も、分速もまったく言いませんね。
〉「読めるときに読んどけ!」は多読の名言に入りますね。
〉(ペギーさん、頼むよー!)
うわあ! びっくり!
ものぐさ者の苦しまぎれの目標?が、名言認定されてしまいました!
ありがとうございます。これからも「読めるとき」には、すかさず読みます。
〉〉3000語/日以上のペース、というのは、なるべく長い期間で算出することをおすすめしたいです。
〉これもいい! その通りです。
〉七十鳥さん、ぼくのアシスタントになってください!
酒井先生のアシスタント〜!?
そ、それはご冗談ですか本気ですか。
もちろん、私にできることがあるなら何でもやりますが、まだ100万語も読んでないんですよー!
〉〉1日に何語、という目標に変わってしまうと、酒井先生に廊下に立たされるらしいですよ?(笑)
〉そんなmくひょうを立てる人には、立ってもらいます!
うっ、実は、一時期私も廊下に立ちかけていました。30万語過ぎの頃です(現在50万語過ぎ)。
ただ本を読むだけのことですが、続けていると自分自身が知れますね。
100万語までの間には、何度、廊下と教室の間をうろうろすることか…。
この投稿を忘れないようにしていきます!
ありがとうございました。