学習用GRと児童書の違いは？(長文ご注意）

２日前、家で“The Last Battle"という本を見つけました。
家で英語の本を読むのは、父と私だけなのですが、
（といっても父はタドキストではありません）
表紙が宗教戦争っぽい感じだったので、
“お父さんらしいなぁ〜”などと思っていました。
一応SSSの書評で調べるとナルニアに同じ題名があるじゃないですか！
まさかと思って著者も調べると、同じ人。
“あの父親がナルニア〜！！？”と思ってしまいました。
（父は専門書や哲学書、科学系ばかりを読むので…）

他に家で見たことがある洋書は“The Little Prince”だけです。
ナルニアの１〜６巻を探したのですが見つかりません。
しかたなく７巻の最初の方を読んでみると…。
最初の１ページしか読んでないのですが、
“The Cat Mummy”と同じような手ごたえでした。
なんかよく分からないけどこのまま読んでいったら
あらすじだけはわかるかもな…　　そんな状態です。

父は購入した本に購入日を書く癖があるのですが、
この本にも書いてありました。
それによると父は19歳の時にこの本を読んだようです。
それを見て“自分も20歳の4ヶ月前までに
ナルニアを読めるようになってやる〜！”と思いました。
まずは自分が今、難しい児童書をどれくらい読めるのか確認しようと思い
大学に置いてあるハリポタを最初の数ページだけ読んでみました。
MTHの難しい版、みたいな印象を受けました。

そこで思ったのですが、多読をされている方には
学習用GRよりレベル２くらい上の児童書を読める方が
少なからずいらっしゃるようですが、
私はPGR2を結構普通に読んでいるのにMTHは未だ苦手です。
MTHは今までに1巻だけを２度読みましたが、２回とも
理解度にあまり変化はありませんでした。
（ちなみに1度目は３万語、２度目は20万語のとき読みました）

児童書というのは慣れの部分が多いのでしょうか？
今は、読みたい児童書はたくさんあるのに
読めないものだから仕方なく学習用GRを読んでいる感じです。
（もちろんPGR2も楽しいのですが、読みたいものを読みたいですよね）
面白そうな児童書のレベルがYL3.5〜なので
100万語（GRレベル４あたり）まではGRでいったほうがいいのか
それともMTHシリーズやThe Zack Files シリーズなどを
たくさん読んでいったほうがいいのか迷っています。

長くなりましたが、よろしければ誰か
アドバイスを頂ければと思います。
よろしくお願いします。

あめんぼさん。はじめまして。
ケルアックと申します。

私の場合は、ほぼＧＲのみで１００万語達成しました。
で、その後「読みたい」というよりも
「読んだほうがいいのかなあ」という感じで児童書に手を出し始めました。

やっぱり最初は「なんか読みにくいなあ」という感じがしました。
ＧＲではレベル６も２，３冊読めたんですけどね。

で、すぐＧＲに戻ってでもまた「読まなきゃ」と思い、手を出しては、
「どうも読みづらいなあ」とまたＧＲに戻るっていうのを繰り返しました。

そんなとき回覧本でジョニー.Ｂ.ジョーンズを借りて
はじめて児童書で「面白い！」と思いました。
それからこのシリーズを続けて読んで
その後キャプテンアンダーパンツなど名作！と出会い
今はもっぱら児童書を読んでます。

だから私の場合はしばらく慣れるまで時間がかかりましたね。
一般論化していいのかわかりませんが、
学校英語ガチガチな感じでやってきたタイプだと
（あめんぼさんがどうかはわかりません。私がそうなのです）
けっこう慣れるまで時間がかかるのかな、とも思います。

でも、なんかこう、勢いでぐいぐい読めるような
お気に入りのシリーズが見つかるとそんな壁は一気になくなりますよ。

今ＧＲのほうが読みやすければ、無理に児童書を読んで苦手意識を持つよりは、
しばらくＧＲでいってみてもいいんじゃないでしょうか。
続けていけば、必ず児童書も読めるようになるし、
良い本との出会いがあると思います。

あんまり答えになってない気もしますが、そんなとこです。

ではではＨａｐｐｙ　Ｒｅａｄｉｎｇ！

早速のお返事、ありがとうございます。

GRでレベル６が読めている方でも、
児童書を難しく感じるのですね。ちょっと安心しました。
私はレベル２に上がりたてなのでまだまだですね＾＾；

私も学校英語ばかりをやってきたタイプです。
高校の文法問題は得意な方だったし、とにかく全訳主義だったので
大学の英語もそんなに苦になりませんでした。
でもそれではいけないんだと、今年（4月）から気付きました…。

確かにこのままMTHシリーズばかり読み続けても
調子が狂ってしまってGRも読み難くなりそうなので
ケルアックさんのように児童書を読んではGRに行って…
というのをしてみようかと思います。

どうもありがとうございました！

あめんぼさん、はじめまして。こんにちは。
みちると申します。

〉父は購入した本に購入日を書く癖があるのですが、
〉この本にも書いてありました。
〉それによると父は19歳の時にこの本を読んだようです。
〉それを見て“自分も20歳の4ヶ月前までに
〉ナルニアを読めるようになってやる〜！”と思いました。
〉まずは自分が今、難しい児童書をどれくらい読めるのか確認しようと思い
〉大学に置いてあるハリポタを最初の数ページだけ読んでみました。
〉MTHの難しい版、みたいな印象を受けました。

お父さんの読んだ本を読むというのもいいですね。
この本が読みたいという気持ちがあるとその本に向かって少しずつ
進んでいく感じが楽しいと思います。

〉そこで思ったのですが、多読をされている方には
〉学習用GRよりレベル２くらい上の児童書を読める方が
〉少なからずいらっしゃるようですが、
〉私はPGR2を結構普通に読んでいるのにMTHは未だ苦手です。
〉MTHは今までに1巻だけを２度読みましたが、２回とも
〉理解度にあまり変化はありませんでした。
〉（ちなみに1度目は３万語、２度目は20万語のとき読みました）

MTHは、児童書の第一歩としては、結構難しいと思いますよ。

〉児童書というのは慣れの部分が多いのでしょうか？
〉今は、読みたい児童書はたくさんあるのに
〉読めないものだから仕方なく学習用GRを読んでいる感じです。
〉（もちろんPGR2も楽しいのですが、読みたいものを読みたいですよね）
〉面白そうな児童書のレベルがYL3.5〜なので
〉100万語（GRレベル４あたり）まではGRでいったほうがいいのか
〉それともMTHシリーズやThe Zack Files シリーズなどを
〉たくさん読んでいったほうがいいのか迷っています。

前に、MTHのことも含めてなのですが、他の方へのレスに書きましたので、
ご参考まで。
（繰り返し書こうかとも思ったのですが、リンクで失礼しますね。）

[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=809]

児童書にも、読みやすいものと読みにくいものがある。
児童書にはいるには、GRからよりもICRなどの絵本の方が入りやすい。
という風に思います。

それでは、楽しい読書を♪

みちるさん、お返事ありがとうございます。

MTHは児童書としては難しいのですね…。
YL的にもそれほど高くないし、絵は親しみやすい感じだし、
恐竜の話は好きだし…って感じで
MTHにこだわり過ぎたかも知れません。

The Boxcar Childrenシリーズは、読みたいリストに
入れてはいたのですが、YL3.0-4.0となっているため
MTHが読めないのに読めるか〜！と思っていました＾＾；
児童書はGRほど、厳密にレベルを気にしなくていいのでしょうか。
ちょっと、幅を持たせて読もうかと思います。
Heartlandシリーズも読みたい児童書なので、
みちるさんが書いていらっしゃるように、
The Boxcar Childrenシリーズが読めるようだったら
MTHシリーズは読めなくても無視して進んでみようかと思います。

早速、The Boxcar Childrenシリーズを購入し、
受験英語っぽい感じのGRも忘れないように混ぜながら
並行して読んでみます。

どうもありがとうございました。

"あめんぼ"さん　こんばんは

古川＠ＳＳＳです。

お父さんの新しい一面を発見できてよかったですね。

〉そこで思ったのですが、多読をされている方には
〉学習用GRよりレベル２くらい上の児童書を読める方が
〉少なからずいらっしゃるようですが、
〉私はPGR2を結構普通に読んでいるのにMTHは未だ苦手です。
〉MTHは今までに1巻だけを２度読みましたが、２回とも
〉理解度にあまり変化はありませんでした。
〉（ちなみに1度目は３万語、２度目は20万語のとき読みました）

〉児童書というのは慣れの部分が多いのでしょうか？

飛ばすのがどの位　楽にできるかによります。

わからないところを飛ばすのが苦にならない　あるいは、
わからないところを相当飛ばしても全体が理解できる「読書力」
のある人は、早い段階から児童書がすいすい読めます。

一方、わからないところを飛ばすといっても、そんなに
飛ばすとつまらなくなってしまうという方も多数います。
そういう風に感じられるタイプの方は、わからないとこ
ろが少ない学習者用ＧＲで、レベルを十分あげてから
児童書にトライされる方がスムーズです。

どちらがいいかとは本人次第ですので、ご自分のタイプを
ご自分で見極めて見て下さい。

古川先生、お返事ありがとうございます。

＞お父さんの新しい一面を発見できてよかったですね。

機会があれば、他に洋書を持ってないか
それとなく探ってみようと思います。

＞一方、わからないところを飛ばすといっても、そんなに
飛ばすとつまらなくなってしまうという方も多数います。
そういう風に感じられるタイプの方は、わからないとこ
ろが少ない学習者用ＧＲで、レベルを十分あげてから
児童書にトライされる方がスムーズです。

“飛ばし読み”や“投げ出し”はできるようになったのですが、
どうしても、8割以上は内容を楽しみたい本がたくさんあります。
ですがそういう本に限って、あらすじ
あるいは５割程度の理解しかできません…。
MTHなどを読んでると、児童書専用の言葉じゃないか
と思うような単語もたくさん出てきますが、
レベルが上がればGRにも出てくるのかも知れませんね。
児童書のほのぼの感が好きなので、
比較的読みやすかったICRなども混ぜながら
GRを続けて読んでいこうと思います。

どうもありがとうございました。

あめんぼさん、こんにちは。

ＧＲは単語や文法に制限をかけてグレードわけしていますが、児童書にはそういう制限はありません。ですからとりあえずYLが同じように設定されていても、使っている単語や文法にはかなりバラつきがあります。ですから児童書はYLだけを見るのではなく、実際に本の中身を見てみないとわからない、ということがあります。児童書のYLはあくまでもいろいろなレベルが読めるようになるまでの参考だと思ってください。

それよりも絵本は読んだことがありますか。
ＯＲＴ、ＩＣＲ、ＳＩＲなどはレベル分けがされているので自分にあったレベルが探しやすいです。YLもレベル０からありますから、あめんぼさんにも読める本がありますよ。ただ、ＧＲと違って学校英語からみると見たこともないような単語や表現も出てきます。しかしそういうのを読んでいくと、児童書も読みやすくなりますし、またネイティブの語感もつかめて、これからＰＢをめざす場合にも役に立ちます。

それではHappy Reading!

杏樹さん、お返事ありがとうございます。

確かに児童書のYL設定はよく分からないです＾＾；
児童書は店頭にはあまり並んでおらず、
自分で中身が事前に分からないものだから
書評にすがるしかない。
というのが自費購入派の際どいところです＾＾；

ICRはレベル２を中心に1５冊程読みました。
Lobelの作品がほとんどですが、
FROG AND TOADシリーズ以外は知らない単語が目立ちました。
SIRはほとんど見かけないため５冊しか読んだことがないのですが
Dr. Seussは全然分かりません。日用品の単語ばかりが
出ているような気がするのですが、これはシリーズとして
読んだ方が分かりやすいのかな、と思っています。

そしてここに相談して思ったのですが、
児童書GRの存在を忘れてました＾＾；
というか、ICR３も買いたいなと思いつつ
気持ちは遥か児童書へ、という感じです。
貧乏根性も加勢して…。

絵本とGR、そして児童書をキリン読み(？)
という感じでいこうと思います！
ありがとうございました。

あめんぼさん、こんばんは。

皆さん書かれているとおり、語彙レベルの制限の有無が大きいです。
それに、児童書には、受験英語で出てこないような、
子ども言葉とか、擬声語の類も、多いです。
よって、同じレベル２くらいでも、
「知っている単語率」などはかなり違ってしまうのかもしれません。
このあたりは、児童書の本当に易しいものあたりからたくさん読みますと、
かなり解消され、逆にGRで難しいものにも挑戦しやすくなったりします。

私は、逆に、GRでレベル２の頃つまづきました。
OBW1とかPGR2を読んで、
関心の薄かったものも買った本を虱潰ししようとしたせいもあったのでしょうが、
なんか一時期読めなくなったのです。
そこで、色々な児童書に手出ししてみました。
最初は読み飛ばすのに苦労しました。
薄いもの、易しいものから読んでいくようにしました。
ただ、それができるようになってくると、
今まで読めなかったレベルより上のレベルのGRや、
関心があまりなかった挫折した分野のGRが読めるようになってきました。

どんな本をどう読んでいくかは、好みでよいのではと思います。
好きな本や映画のGR（だけ）をまず読んでみて、
「いつか原書が読みたいなー」と思いながら原書を本棚に並べつつ、
読めるレベルのものを読みたいときに読んでいくというのが、
今の私のスタイルかな？
易しい本を読んでいることの方が多いですが。
＃原書は残念ながら絵本レベルでないとまだ読めません・・・
　ちなみに５０万語ぐらい（のはず、計算していない）です。
お勉強にしてしまったらつまらなくなってしまわないか？
というのが少し心配です。

Magic Tree Houseについては、以下にちょっと書いていますが、
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=17109]
単語を読み飛ばせるようになれば、楽しめるようになると思います。
関心のあるテーマの「Research Guide」に手を出してみる、
というほうが、冒険したりせず、普通の真実の話の説明のように読めるので、
今のあめんぼさんには、とっつきやすいかもしれません。
レベル的には、Magic Tree Houseと同じくらいです。

では、Happy Reading!!

appleさん、お返事ありがとうございます。

＞私は、逆に、GRでレベル２の頃つまづきました。

私もOBW１でまだ投げ技を獲得していない頃につまづき、
読めない状態になりました。その時はレベルの低い本の
再読で乗り切ったのですが。

＞そこで、色々な児童書に手出ししてみました。
最初は読み飛ばすのに苦労しました。
薄いもの、易しいものから読んでいくようにしました。
ただ、それができるようになってくると、
今まで読めなかったレベルより上のレベルのGRや、
関心があまりなかった挫折した分野のGRが読めるようになってきました。

そうなのですか！？良いことを聞きました！
今まで読んだ本の印象的に、GR用単語と児童書用単語を分けていたのですが、
そこにある壁は半透膜ということでしょうか。

Magic Tree House＃１の1度目と2度目で違ったことと言えば
“crawl”の意味が分かるようになっていたということです。
この単語も“The Cat Mummy”で初めて意味がつかめました。
やはり子ども言葉の習得率は、絵本や児童書の方が高い気がします。
なので、お金が貯まってきたら絵本を買って、
その間は大学でGRを借りるという戦法が今の私には一番合ってそうです。
Research GuideはMTHが読めたら読もうと思っていたのですが、
１・２冊、お店に置いてあったと思うので、今度見てみます。

どうもありがとうございました。