[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25677 // 時刻: 2024/11/24(12:38)]
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お名前: KYO
投稿日: 2003/12/23(12:07)
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皆さん、初めまして、KYOといいます。今年の2月末から始めて50万語を通過しました。
そもそもは読書が好きな高一の娘に多読をやらせたらと思い、アドバイスが出来るようなりたいと自分でも100万語目指して多読を始めました。私自身は専門学校等で英語を教えたり翻訳をやったりして、ミステリやエンターテイメント系の読みやすい英語の本は読めるレベルです。自分の英語力を伸ばす方法としては多聴や音読を中心にしたので、最初に音から入らないで英語の習得ができるんだろうかと多少疑問に思いながら読み始めました。
実際にとてもやさしいレベルから多読を始めてみると、英語を読んでいるストレスがなくとても気分がよく続けられることに気づきました。例えば同じ素材を繰り返し音読したり書いたりする方法と較べてみると、こちらも確かに効果がありますが、ハードなトレーニングになるので続けられる人が少ないのです。音の面では、書かれた文字と英語の音が結びつかないような人には、音なしで始める方がとっつきやすく、また日本語的な発音が定着するのを防げるのではないかと思い始めています。途中で中断しても記録があると続けられる点もいいですね。実質的に読めたのは長期の休みの3月と8月ぐらいなのですが、12月になってまた再開しました。長期の休み以外のときに読もう読もうと思いながらできないのはちょっと問題だなと感じています。
英語を教えるときにも使えないかと思い、11月末の多読による英語教育ワークショップに参加しました。多読初心者であるにもかかわらず、タドキストのオフ会にも交ぜていただき、いろいろな方からお話が伺って多くの刺激をいただきました。遅ればせながらありがとうございました。帰ってから、多読の体験会を勤務校でやったりしています。少しずつですができることから始めようという気になりました。
肝心の娘なんですが、ワークショップでOxford Reading Tree がよいというお話を何人もの方から伺ったので、購入して「読んでみない?」と声をかけたら今回はやっと始めてくれました。娘の場合、発音がわからない単語があると不安になるらしいので最初は音が利用できるものをたくさん読ませてみようと思います。今後わからないことがいろいろ出てくると思います。皆さんのお知恵を拝借できれば幸いです。
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お名前: 酒井@SSS
投稿日: 2003/12/24(00:46)
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KYOさん、はじめまして!
(ではないんですよね? 大会でお話ししたかな?)
長い中断を経て50万語! うれしい報告です。
(多読の懐の広さが実証されるような気がするので、
ゆっくりの人、忙しい人、停滞のあった人の報告を聞くと
無性にうれしい! 利己的なぼくです。)
学校の方も、娘さんのことも、できるかぎりお手伝いします。
これからもよろしく! そして、Happy reading!
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酒井先生にレスをつけていただいてうれしいです!
電通大の授業見学で一番先に来てご挨拶をしたら、「教室の場所がすぐわかりましたか」と酒井先生から聞かれ、ホントは迷ったんですが、地図を出して「ええ、この案内図を見たから大丈夫でした」と見栄をはって答えたのが私です。
11月末のワークショップではいろいろな方のお話を聞いて「おお!」と気づかされること多々でした。地方に住んでいるとそういう刺激が少ないんですね。特に酒井先生がシャドーイングやライティングの説明で「全体から部分へ」と進むとおっしゃったことはとても印象に残っています。
〉長い中断を経て50万語! うれしい報告です。
これを読んで、"あ、やっぱり中断するのはあんまりよくないんだ!"と気づきました。自分では間があいても全然気にしてなかったので。私自身の多読の目標は純文学とか古典が英語で楽に読めるようになることでしょうか。英語の読書は老後の楽しみと思っているので気長にいきます。
〉学校の方も、娘さんのことも、できるかぎりお手伝いします。
こう書いていただくとすごく励みになります。自分の英語習得の体験談を書いたり話したりすると、「そんなに時間をかけないとできるようにならないんですね」「私には無理」という反応も多くて、英語を教える者としては、"もっと多くの人が楽にできる方法ってないのかな"といつも考えていました。英語をモノにするのが一大事業だったら、よほど目的がはっきりしている人以外は「できなくてもいいや」となってしまうだろうと思うんです。そういう意味で、多読にはすごく可能性を感じます。どうぞ今後もいろいろお助けください。