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お名前: かのん
投稿日: 2003/7/19(05:26)
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さらに横から失礼します。かのんといいます。
みなさま、はじめまして。
みなさんの読書の仕方を拝見していて、いろいろあって面白いな〜と思いました。
で、自分について考えてみたら、いろいろな読み方が出てきました。
英語で調子がいまいちのときには「脳内音読」。意味をとるのが精一杯でイメージ化まで変換できない感覚です。日本語読書ではほとんどしていない気がします。日本語書きのときには「脳内音読」。
英語読書で調子のいいとき・ハマったときは「脳内映像」。楽しいし記憶に残るけれど、読むのは遅い。声はあり、が多いかな。普段は無意識なので気がついていませんが、印象的なセリフのときには、ちゃんとそのキャラクタの声が聞こえます。英語のときには発音がわからないので、声の調子とか話し方のイメージを感じているような気がします。ってことは、あすかさんのおっしゃる「脳内映画上映」なのかな? 部分的にカラー、ふだんはモノトーンのような気がします。
斜め読みモードのときは「脳内映像早送り」。何が起きているかは判るけれど、あんまり深くイメージしてなくて、だいたいのイメージが浮かんだらそのまま早送り。日本語読書は大部分これだと思います。音声なし。読書スピードは相対的に速め。英語ではできません。
新聞記事などは何も考えてないことが多いです。字面だけ見て終わり。もしくはキーワード検索みたいな感じ。キーワードで全然別のことに発想が飛躍、なんてことのほうが多かったりして。
英語でキーワード検索って難しいです。漢字がないから。
多読を始めて面白いな、と思ったのは、日本語読書だと「脳内映像早送り」なのが、英語だと「脳内映画上映」になること。
読み取りスピードが遅いために、映像が早送りにならずにちょうどいいスピードで映像化ができるようです。音声までついてくるし。あくまで、調子よく読めているときだけ、ですが。
でも、単語がわからない率が高いと映像がぼやけます。レースのカーテン越しに映画を見ている感じ。わからないところは勝手に自分で想像してしまいますが、勝手に想像だと前後関係でおかしなことになったりして、修正するのに手間取る、というところは杏樹さんと同感です。
あと、時代背景がわかっていなかったり、映像化する材料や知識が自分の中にない場合もへんてこなイメージもしくはイメージができない、になってしまいます。
杏樹さんが、Michell の家の中がわからない、とおっしゃっていましたが、そういえば、ナルニア物語で、洋服たんすに入っていくと異世界へ続く、というのに違和感がありました。やっぱり家の中で靴を履いているイメージがないからですけれど。タンスの中のつもりがそのまま雪道に出てしまったら、裸足では困るだろうに、と(笑)。
ファンタジーが読みやすいのは、そもそも架空の世界だから、イメージを伝える記述が多いからなのだと思います。勝手に想像して楽しめるし。
推理もの・ホラーものは、読んで想像しているだけで気持ち悪くなってしまうので、自分はちょっと苦手。犯人探しに入る前に、事故現場を想像しただけで、もういいです、って感じ。犯人探しができないのは単に論理的思考ができないだけ、という自己分析もありますが(笑)。
普段あまり考えたことがないことなので自己分析が甘い気がしますが。
…なんてことを考えていると、また読めなくなってしまう気がするので、分析はこのくらいにしておきます。
みなさん、Happy Reading!
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お名前: じゅんじゅん
投稿日: 2003/7/19(15:39)
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ぽんたさん、みなさま、こんにちは。じゅんじゅんです。
遅くなりましたが、私の話しを聞いてくださーい。
今までのみなさんのお話し、とっても楽しく読ませて頂きました!
ところどころで拝見した「分析しすぎると読めなくなるかも」の1文には
クスクスとさせて貰いました〜。そのくらい今は平常心です。えへへ。(?)
私も「脳内音読・映像」やってます!
ところが、つい先日までは「そんなのやってない!」と言ってました。
今まで「脳内音読」っていうのは、文章を言っている状態だと思ってました。
例えば「航空券」って言葉。これを「こ、う、く、う、け、ん」と一つ一つ
丁寧に発音して、「航空券」と理解する。
こういう風に一字一字を追って、頭の中で言いながら理解する事を言っているのだと
思っていました。だって「音読」って、字なんだもん・・。
それでも、この頭で言いながら理解する、音にして読む「音読」は、読み始めに
少しやっています。日本語も、英語も。
そして物語に入っていくと、これは自然になくなります。
逆に言えば、この読み方がなくならない=話しが面白くない、話しに入っていけない、の
基準になっていることに最近あらためて気がつきました(ふ〜んさん、ありがとう!)。
そして物語に入っていくと、私は「映像派」に近いかも。
英語でも、日本語でも同じなのですが、映像は夢を見てるときのような映像です。
一人称のように、自分が実際に登場人物になって見ている様な感覚になったり、
三人称のように、どこか別の位置から、登場人物たちを見ていたりします。
それでも一人称的な見え方のほうが多いかなあ。
お話の中で「足下に白い花が」とあると、登場人物がいて、その足下に白い花が
ある映像が浮かぶより、自分の足下に白い花がある映像が浮かぶ方が多いです。
これはお話の舞台に自分が上がっているのではなく、それぞれの登場人物の中に
自分が入っている感じです。
でもこうやって分析(笑)しなくても、みなさん誰でもやっているような気がします。
杏樹さんも少し書かれていましたが、お気に入りの本が映像化されたり、それこそ
読んだことのあるマンガのアニメ化でもいいです。
それを見たときに「あ、なんか違う」「そうそうこんな感じ」と、感じたことがある人は、
こうやって言葉に出来なくても、自分のイメージを作って読んでいるのだと思います。
そして私もオシツオサレツさんのように、登場人物を俳優さんに当てはめて楽しんだり
してしまうこともあります〜。
この辺りの感覚が私にとって「投げる本」と「飛ばし読みで読めてしまう本」の
差にもなってきているように思います。
まとまりがないですが、この話しを始めてくれた、ぽんたさん、ありがとう!
オシツオサレツさんの報告の方のお話しも楽しかったです。ありがとう!
(また新たにオシツオサレツさんが書いてくれたことが、染みてきました!)
これ以上考えると、また読めなく・・って事はありませんので、ご安心ください。
それでは、みなさん Happy Reding!!
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じゅんじゅんさん、みなさん こんにちは
あ、じゅんじゅんさん はじめまして
みなさんの脳内音読、映像の話にそうそう!とかへえーとか思いながら
楽しく読ませていただいてます
〉 そして物語に入っていくと、私は「映像派」に近いかも。
〉 英語でも、日本語でも同じなのですが、映像は夢を見てるときのような映像です。
〉 一人称のように、自分が実際に登場人物になって見ている様な感覚になったり、
〉 三人称のように、どこか別の位置から、登場人物たちを見ていたりします。
〉 それでも一人称的な見え方のほうが多いかなあ。
〉 お話の中で「足下に白い花が」とあると、登場人物がいて、その足下に白い花が
〉 ある映像が浮かぶより、自分の足下に白い花がある映像が浮かぶ方が多いです。
〉 これはお話の舞台に自分が上がっているのではなく、それぞれの登場人物の中に
〉 自分が入っている感じです。
あ、私もまさにそういう感じだと思いました
全ての本でそう感じるわけではないようですが
Magic Tree House読んでいたときそういう感じでした
で、いろいろなケースを読んでいて私の中に
脳内味覚というものも存在しているような気がして
でてきました
たとえばショウロンポウという食べ物で
ぱっとみはシュウマイみたいだけど
一口噛むと口の中に肉のうまみが凝縮されたあつあつの
スープがひろがり、口の中をやけどしそうなんだけど
はふはふしながら無我夢中で食べるとか(描写が貧困ですいません)
書いてあるともう点心の湯気とともにその想像上の味が口の中に
広がってぐにゃぐにゃになってしまいます
ちょうど梅干、れもんときいたら口の中がすっぱく感じられて
唾液が出るのと同じような感覚です
以前「天国に一番近い島」という森村桂さんの本を読んだ時
やしの実ジュースをどんなもんだと頭の中で連想していて
○年後に実際飲んでみてあら〜想像してたのと違って
水っぽいなと思ってがっかりしたこともあります
今Nancy Drew Notebookを読んでいて口の中は
ピーナッツバターやらピーチアイスクリームやらでいっぱいです
食いしん坊だからかな?