Re: The Fog Horn by BRADBURY

[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25677 // 時刻: 2024/11/22(20:31)]

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13287. Re: The Fog Horn by BRADBURY

お名前: 秋男
投稿日: 2003/4/3(07:18)

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Kianさん、こんにちは。秋男@感動 です。

〉 "One day many years ago a man walked along and stood in the sound of the ocean on a cold sunless shore and said, 'We need a voice to call across the water, to warn ships; I'll make one. I'll make a voice like all of time and all of the fog that ever was; I'll make a voice that is like an empty bed beside you all night long, and like an empty house when you open the door, and like trees in autumn with no leaves. A sound like the birds flying south, crying, and a sound like November wind and the sea on the hard, cold shore. I'll make a sound that's so alone that no one can miss it, that whoever hears it will weep in their souls, and hearths will seem warmer, and being inside will seem better to all who hear it in the distant towns. I'll make me a sound and an apparetus and they'll call it a Fog Horn and whoever hears it will know the sadness of eternity and the briefness of life.'"

Kianさん、これはいい・・・いいよ、Kianさん!!
思わず朗読して、胸が熱くなりました。

あれは、これを訳したものだったんですね・・・感動です。

英語の方がより簡潔な感じですね。
最後の"and the briefness of life"でポッカリとした寂寞が・・・
いや、何も語るまい。 (じゅうぶん語ってる)

〉そうそう、「半神」の脚本は萩尾望都なんですよ。
〉野田秀樹がものすごく脚色してるけど。

あ、そうなんですか。原作だけだと思ってた。
そう言われてみるとたしかに他の野田脚本とはひと味ちがった感じですな。

う〜む、おおきにおおきにです。
ええもん見せてもろた〜。


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[賛成] 13321. Re: The Fog Horn by BRADBURY

お名前: マリコ@SSS
投稿日: 2003/4/3(22:06)

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Kianさん、秋男さん、こんばんは。マリコです。

なんやふたりでひそひそと感激してはるなぁ思て、なんの文章やろて、よんでたら、はぁ〜やられちゃいましたよ。

; I'll make a voice that is like an empty bed beside you all night long, and like an empty house when you open the door,

このへんで涙がでてきて、

and like trees in autumn with no leaves. A sound like the birds flying south, crying, and a sound like November wind and the sea on the hard, cold shore.

ここまでくると、さびしく冷たい海岸にわたしは1人たたずんで、泣いていました。
まいった、まいった。


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13401. Re: The Fog Horn by BRADBURY

お名前: 秋男
投稿日: 2003/4/6(00:27)

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マリコさん、こんばんは〜。秋男です。

いや〜、ほんまに。
秋・冬の静かな寂しい夜更けに読んだりすると、ボロボロ、ひとしおでしょうね。

野暮を申しますと、こんなに平易な短い英語で、こんなに胸を揺さぶることができるなんて、と
言葉の力を感じます。

なんて、やっぱり野暮でした。

マリコはんが泣いてくれはって、うれしおした。
ほなまた〜。


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13419. Re: The Fog Horn by BRADBURY

お名前: Kian
投稿日: 2003/4/6(16:11)

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マリコさん、秋男さん、こんにちは。Kianです。

お二人がこんなに感動してくださって
書いた甲斐がありました。よかったよかった。

簡潔で美しい英語ですよね。
そのうちブラッドベリを英語でたくさん読んで
どっぷりとはまってみたいです。

Happy reading!


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[汗] 13428. Re: The Fog Horn by BRADBURY

お名前: 酒井@SSS
投稿日: 2003/4/6(22:33)

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マリコさん、秋男さん、Kianさん、こんばんは!

〉簡潔で美しい英語ですよね。
〉そのうちブラッドベリを英語でたくさん読んで
〉どっぷりとはまってみたいです。

ついに反応して出てきてしまいました。

あのThe Fog Horn には思い出がありまして、
少々はばかられるのですが・・・

あの短編を読んだ人から、
「わたしもあなたもたった一人生き残ったと思っている
恐竜なんじゃないか」って言われたことがあって・・・

ブラッドベリはぼくの大好きな作家です。
あのせつなさがいいんです。「霧笛」なんかには
とくによくでてますよね。

そのほかに The October Country (なんていういいタイトルなんだ!)
Something Wicked This Way Comes なんかも何度読んでも
いいです。最近有名な Jacqueline Wilson の The Illustrated Mum は
ブラッドベリの The Illustrated Man のもじりらしいですね。

ブラッドベリ、サリンジャー、オーウェル、ファージョン、
ミルン、グレアム、トールキン・・・


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13440. Re: The Fog Horn by BRADBURY

お名前: メリーベル
投稿日: 2003/4/7(10:57)

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ブラッドベリ・ファンのみなさま、こんにちは
むかし『10月はたそがれの国』をマンガに描いていた同級生がいて(萩尾望都みたい)彼女に影響されて何冊か読み、幻想的な世界にはまりました。原書は難しそうですね!(100万語達成のあかつきには読めるようになっていたいです)


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13534. 【懐読】三人あわせてサリンジャー

お名前: 秋男
投稿日: 2003/4/11(00:15)

------------------------------

 こんばんは。全く個人的な話で、オチも無いのですが・・・

〉ブラッドベリ、サリンジャー、オーウェル、ファージョン、
〉ミルン、グレアム、トールキン・・・

 サリンジャーに思い出があります。
 中学生のころ、毎週土曜日昼から、読書会をしていました。
 国語準備室で、先生一人と生徒三人で。
 唐詩をよんだり、夏目漱石の「夢十夜」で議論したり、いろいろしてましたが、
 ある時期、サリンジャーを読んでました。
 サリンジャーといえば「ライ麦畑でつかまえて」が有名ですが、
 そのとき読んでたのは、(もちろん日本語で)「バナナフィッシュにうってつけの日」などの、
 なんていう名前の家族だったでしょうか、あるきょうだいについて書かれた諸作品でした。
 「フラニーとゾーイー」とか、「大工よ、屋根の梁を高く上げよ」でしたっけ?
 屋根の梁って、なんだかおかしい気もする。
 シーモア、っていう名前を憶えているのですが、それは長男の名前でしたっけ、
 家族の名前でしたっけ?
 ともあれ、最初に読んだのが「バナナフィッシュ・・」で、わたしにとっては、
 わけわからんが、とても衝撃的な作品でした。
 というか、それら諸作品のなかで、わけがわかったものなどひとつもなかったのですが、
 きょうだいのひとりの女の人が、ラストで嗚咽するような作品があったかと思うのですが、
 それが最も印象的でかつ好きだなあと思っていました。
 (全然関係ありませんが、そのころ、横光利一の「春は馬車に乗って」とか好きでした。
  ほんとに全然関係なかったなー。)
 だんだん思い出してきましたが、とにかく、俗物的なものとは全く折り合いのつけられないきょうだいで、
 いきおい、死んでしまうか、山にこもってしまうか、そんな運命しか待っていなさそうな人たち
 だったように思います。
 (サリンジャー自身、山にこもってしまったそうですが、その後どうなったのでしょう。)
 とてもとてもなつかしいです。サリンジャー、いま原書で読んでみたいです。
 あるいは、薄汚れてしまってるわたしなど、受け入れてくれないかもですね〜。
 なんだかがらにもなくしんみりしてしまいました・・・
 ではではー。


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[賛成] 13539. Re: 【懐読】三人あわせてサリンジャー

お名前: SSS 酒井
投稿日: 2003/4/11(01:02)

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〉 こんばんは。全く個人的な話で、オチも無いのですが・・・

ま、気にせずに、どんどんどうぞ・・・

〉 サリンジャーに思い出があります。

がらにもなくなんかじゃないですよー!
秋男さんはそういう感受性の持ち主だと思ってましたよー!

サリンジャーはぼくの修士論文のテーマなんです。
しかも「ライ麦畑」は避けて、短編ばっかり論じたのでした。

「懐読」・・・なるほどです。


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13597. Re: 【懐読】三人あわせてサリンジャー

お名前: 秋男
投稿日: 2003/4/12(10:23)

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 酒井先生、こんにちは。秋男です。

〉〉 こんばんは。全く個人的な話で、オチも無いのですが・・・

〉ま、気にせずに、どんどんどうぞ・・・

 ありがとうございます。酒井先生の励まし上手で、どんな与太も飛ばせるように
 なってしまいました・・・

〉〉 サリンジャーに思い出があります。

〉がらにもなくなんかじゃないですよー!
〉秋男さんはそういう感受性の持ち主だと思ってましたよー!

 そ、そうでしょうか・・・
 ちなみに、「三人あわせてサリンジャー」というのは、「五人あわせてゴレンジャー!」
 (「秘密戦隊ゴレンジャー」という番組での決めゼリフ)をもじったものです。

〉サリンジャーはぼくの修士論文のテーマなんです。
〉しかも「ライ麦畑」は避けて、短編ばっかり論じたのでした。

 う〜ん、そうだったんですか。「ライ麦畑」を避けられたというのは、なんとなく
 わかるような気がいたします。「研究」なら、あの短篇群ですね。

 あ〜、それにしても、東京の人だったら今ごろ・・・


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13544. Re: 【懐読】三人あわせてサリンジャー

お名前: Kian
投稿日: 2003/4/11(01:19)

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こんばんは、秋男さん。Kianです。

〉 サリンジャーに思い出があります。

う、サリンジャーと聞いてついつい出てきてしまいました。
一時期サリンジャーにはまったことがあります。
今本棚を探したら日本語5冊、英語3冊もあってびっくりです。
しかも日本語の5冊のうち2冊は同じタイトルの新潮文庫と角川文庫。
英語3冊はどれも多読を始める前に買ったもの。
ほんとに私ってば何を考えてるやつなんでしょ。

〉 中学生のころ、毎週土曜日昼から、読書会をしていました。
〉 国語準備室で、先生一人と生徒三人で。

あ〜〜なんか、すごく楽しそう!

〉 唐詩をよんだり、夏目漱石の「夢十夜」で議論したり、いろいろしてましたが、

おお、夏目漱石の「夢十夜」!大好きです!

〉 ある時期、サリンジャーを読んでました。

中学生で?先生と?いったいどんな学校?どんな先生?(笑)

〉 サリンジャーといえば「ライ麦畑でつかまえて」が有名ですが、

はまったはまった(笑)

〉 そのとき読んでたのは、(もちろん日本語で)「バナナフィッシュにうってつけの日」などの、
〉 なんていう名前の家族だったでしょうか、あるきょうだいについて書かれた諸作品でした。

「ナイン・ストーリーズ」?

〉 「フラニーとゾーイー」とか、「大工よ、屋根の梁を高く上げよ」でしたっけ?

大学の時「フラニーとゾーイー」でレポート書いたことある。。

〉 屋根の梁って、なんだかおかしい気もする。

サリンジャーって確か日本語に翻訳するのに
「一字一句きちんと訳すこと」って条件出したんじゃなかったかなあ。
意訳はだめ!って。

〉 シーモア、っていう名前を憶えているのですが、それは長男の名前でしたっけ、

そうそう。

〉 家族の名前でしたっけ?

家族は確かグラースじゃなかったっけ?

〉 ともあれ、最初に読んだのが「バナナフィッシュ・・」で、わたしにとっては、
〉 わけわからんが、とても衝撃的な作品でした。

いや、これは絶対に忘れられない作品ですよね。
「大工よ・・」とか「シーモア −序章ー」のシーモアでしょう。
衝撃ですよね。

〉 というか、それら諸作品のなかで、わけがわかったものなどひとつもなかったのですが、
〉 きょうだいのひとりの女の人が、ラストで嗚咽するような作品があったかと思うのですが、
〉 それが最も印象的でかつ好きだなあと思っていました。

う〜〜ん、どれだっけ?もう忘れたなあ。バナナ以外は。。。

〉 (全然関係ありませんが、そのころ、横光利一の「春は馬車に乗って」とか好きでした。
〉  ほんとに全然関係なかったなー。)

う〜〜ん、これは分からないけど、秋男さんが好きだったんなら
いつか読んでみたいなあ。

〉 だんだん思い出してきましたが、とにかく、俗物的なものとは全く折り合いのつけられないきょうだいで、
〉 いきおい、死んでしまうか、山にこもってしまうか、そんな運命しか待っていなさそうな人たち
〉 だったように思います。

そうそう。世間とは折り合えない人たちでしたよね。確か。(うろ覚えですが)

〉 (サリンジャー自身、山にこもってしまったそうですが、その後どうなったのでしょう。)

ほんっとに寡作ですよね。

〉 とてもとてもなつかしいです。サリンジャー、いま原書で読んでみたいです。

私も多読を始めてからの目標の一つがサリンジャーなんですよ!
(この前もブラッドベリの時に同じこと言ってましたが)
でも、サリンジャーってきっと、ものすご〜〜〜〜〜く!
難しいと思いません?

〉 あるいは、薄汚れてしまってるわたしなど、受け入れてくれないかもですね〜。

あ、薄汚れてるから難しいのか。。。。
う〜〜ん、永遠に読めないかも。。。(笑)

〉 なんだかがらにもなくしんみりしてしまいました・・・
〉 ではではー。

またまた思い出させてくれてありがとう!秋男さん!
ではではー。


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13562. Re: 【懐読】三人あわせてサリンジャー

お名前: みや
投稿日: 2003/4/11(21:29)

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みなさまこんばんは、みやです。

〉〉 サリンジャーに思い出があります。
〉〉 サリンジャーといえば「ライ麦畑でつかまえて」が有名ですが、

浪人中に読みました。はまりました。
原書に手を出したら別の意味ではまってしまいました。
いつかリベンジです。

〉サリンジャーって確か日本語に翻訳するのに
〉「一字一句きちんと訳すこと」って条件出したんじゃなかったかなあ。
〉意訳はだめ!って。

先日本屋に行ったら、村上春樹訳の『ライ麦畑でつかまえて』を発見しました。
↑の条件はどうやってクリアしたか興味津々です。


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13606. Re: 【懐読】三人あわせてサリンジャー

お名前: 秋男
投稿日: 2003/4/12(12:59)

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 みやさん、こんにちは。秋男です。
 サリンジャー、みなさん読まれてるんですねー。

〉〉〉 サリンジャーに思い出があります。
〉〉〉 サリンジャーといえば「ライ麦畑でつかまえて」が有名ですが、

〉浪人中に読みました。はまりました。

 
 浪人中に読むと大変(?)じゃなかったですか?

 
〉原書に手を出したら別の意味ではまってしまいました。
〉いつかリベンジです。

 あー・・・ サリンジャーの原書を見たことないんですけど、やっぱり難しいんですねー・・・

 
〉〉サリンジャーって確か日本語に翻訳するのに
〉〉「一字一句きちんと訳すこと」って条件出したんじゃなかったかなあ。
〉〉意訳はだめ!って。

〉先日本屋に行ったら、村上春樹訳の『ライ麦畑でつかまえて』を発見しました。
〉↑の条件はどうやってクリアしたか興味津々です。

 あ、そんなのが出てるのですか?知らなかったー。うーむ、興味天津飯。

 ところで、みやさん、きょうお歌いになるとか。聞きに行きたかった・・・
 先生の出版記念講演、みやさんのライブ、はー、楽しそうやわぁ・・・
 またいつか東京でお会いしましょう。
 きょう頑張ってくださいね!!(って見ておられないでしょうが・・・)


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13734. Re: 【お礼】みやです

お名前: みや
投稿日: 2003/4/15(19:34)

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秋男様こんばんは、みやです。

〉〉〉〉 サリンジャーに思い出があります。
〉〉〉〉 サリンジャーといえば「ライ麦畑でつかまえて」が有名ですが、
〉〉浪人中に読みました。はまりました。
〉 浪人中に読むと大変(?)じゃなかったですか?

息抜きが出来て丁度よかったのを覚えています。
きっと波長が合ったんだと思います。

〉〉原書に手を出したら別の意味ではまってしまいました。
〉〉いつかリベンジです。

〉 あー・・・ サリンジャーの原書を見たことないんですけど、やっぱり難しいんですねー・・・

原書に圧倒されてしまったのが原因だと思います。
受験のために3〜4段落で完結するような「スクリプト」的なものしか読んでいませんでしたから…。 
〉〉〉サリンジャーって確か日本語に翻訳するのに
〉〉〉「一字一句きちんと訳すこと」って条件出したんじゃなかったかなあ。
〉〉〉意訳はだめ!って。
〉〉先日本屋に行ったら、村上春樹訳の『ライ麦畑でつかまえて』を発見しました。
〉〉↑の条件はどうやってクリアしたか興味津々です。
〉 あ、そんなのが出てるのですか?知らなかったー。うーむ、興味天津飯。

〉 ところで、みやさん、きょうお歌いになるとか。聞きに行きたかった・・・
〉 先生の出版記念講演、みやさんのライブ、はー、楽しそうやわぁ・・・
〉 またいつか東京でお会いしましょう。
〉 きょう頑張ってくださいね!!(って見ておられないでしょうが・・・)

ごめんなさい、今読みました(大汗)。
東京でお会いできて、その日が私のライブだと一石二鳥ですね。
でも、私のライブは雨の確立50%以上ですので、傘が必要かと思います。
東京以外でもライブが出来るといいんですけどね。

つらつらと長文恐縮です。
では楽しい読書を!!


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13793. Re: 【お礼】みやです

お名前: 秋男
投稿日: 2003/4/16(20:31)

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 みや様こんばんは。秋男です。

〉〉 ところで、みやさん、きょうお歌いになるとか。聞きに行きたかった・・・
〉〉 先生の出版記念講演、みやさんのライブ、はー、楽しそうやわぁ・・・
〉〉 またいつか東京でお会いしましょう。
〉〉 きょう頑張ってくださいね!!(って見ておられないでしょうが・・・)

〉ごめんなさい、今読みました(大汗)。

 とんでもないです。こちらこそ、「そんな時間に書いても読まれへんやろが!」って時間に
 書き込みましたので・・・

 ライブ、素敵だったんですね。どなたかがおっしゃってましたね。は〜・・・
 また次の機会を狙います。

〉東京でお会いできて、その日が私のライブだと一石二鳥ですね。
〉でも、私のライブは雨の確立50%以上ですので、傘が必要かと思います。

 私がどこかに行くと雨の確立50%以上ですので、みやさんのライブに私が行くと、
 雨の確立100%以上ですね! (数学は苦手なほうでした)

〉東京以外でもライブが出来るといいんですけどね。

 大阪にお越しになるのは大変ですよね・・・
 そういえば、姉が横浜に住んでいます。(意味ないか・・・)

〉つらつらと長文恐縮です。
〉では楽しい読書を!!

 御返事ありがとうございました。
 みやさんも引き続き楽しい読書を!!


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13603. Re: 【懐読】三人あわせてサリンジャー

お名前: 秋男
投稿日: 2003/4/12(11:44)

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 Kianさん、こんにちは。秋男です。

〉う、サリンジャーと聞いてついつい出てきてしまいました。
〉一時期サリンジャーにはまったことがあります。
〉今本棚を探したら日本語5冊、英語3冊もあってびっくりです。
〉しかも日本語の5冊のうち2冊は同じタイトルの新潮文庫と角川文庫。
〉英語3冊はどれも多読を始める前に買ったもの。
〉ほんとに私ってば何を考えてるやつなんでしょ。

 う〜む、なんだかKianさんらしいです。いえ、いい意味で。(笑)

〉〉 中学生のころ、毎週土曜日昼から、読書会をしていました。
〉〉 国語準備室で、先生一人と生徒三人で。

〉あ〜〜なんか、すごく楽しそう!

 よく考えたら、クラブもやってたから、毎週じゃなくて隔週だったんかな?
 楽しかったですよ〜。先生がようつきあってくださいましたわ。

〉〉 唐詩をよんだり、夏目漱石の「夢十夜」で議論したり、いろいろしてましたが、

〉おお、夏目漱石の「夢十夜」!大好きです!

 いいですよねー、夢十夜。わっけわからんのですがね。
 同じ新潮文庫に入ってた「文鳥」も良かったです。
 (そういえば、つげ義春にも文鳥の作品があったような・・・)

〉〉 ある時期、サリンジャーを読んでました。

〉中学生で?先生と?いったいどんな学校?どんな先生?(笑)

 奈良奈良(笑)。のんびりした雰囲気でした。
 サリンジャーなんて、背伸びしてたんですねぇ〜。名前は申せませんがA部くんと
 いうのがいまして、その人が当時、坂口安吾とかサルトルとか読んでる文学少年で、
 他の三人はまあ、その人につき従ってそれっぽい雰囲気を味わってただけだった
 のかもしれません。(彼はその後、ハイデガーの研究者になったとか・・・ あ〜、
 読む人が読んだらわかっちゃう。A部、ごめんな〜。)
 それにしてもつきあいのいい先生やった(いまだにつきあわせてますが)。スポーツの
 クラブや演劇部の顧問もしてはって、休日返上しまくり。われわれ中学生ながら、
 御家庭は大丈夫なんだろうかとあやぶんだものです。下の者から心配されるところは、
 酒井先生と共通するものがあるかも・・・

〉〉 サリンジャーといえば「ライ麦畑でつかまえて」が有名ですが、

〉はまったはまった(笑)

 
 やはり。

〉〉 そのとき読んでたのは、(もちろん日本語で)「バナナフィッシュにうってつけの日」などの、
〉〉 なんていう名前の家族だったでしょうか、あるきょうだいについて書かれた諸作品でした。

〉「ナイン・ストーリーズ」?

 あ、そうでしたね!! バナナフィッシュはそのうちのひとつだったんですね!
 思い出してきたー!!

〉〉 「フラニーとゾーイー」とか、「大工よ、屋根の梁を高く上げよ」でしたっけ?

〉大学の時「フラニーとゾーイー」でレポート書いたことある。。

 すごい! 難しそう。

 
〉〉 屋根の梁って、なんだかおかしい気もする。

〉サリンジャーって確か日本語に翻訳するのに
〉「一字一句きちんと訳すこと」って条件出したんじゃなかったかなあ。
〉意訳はだめ!って。

 へー。
 でもサリンジャーの言いそうなことだ。(あんたサリンジャーの何?)

〉〉 シーモア、っていう名前を憶えているのですが、それは長男の名前でしたっけ、

〉そうそう。

〉〉 家族の名前でしたっけ?

〉家族は確かグラースじゃなかったっけ?

 う〜ん、思い出したー!!
 シャレで、See more grass! (glass?) とか言ってましたね。

〉〉 ともあれ、最初に読んだのが「バナナフィッシュ・・」で、わたしにとっては、
〉〉 わけわからんが、とても衝撃的な作品でした。

〉いや、これは絶対に忘れられない作品ですよね。
〉「大工よ・・」とか「シーモア −序章ー」のシーモアでしょう。
〉衝撃ですよね。

 ほんまほんま。はじめ読んだときは、欽ちゃんじゃありませんが、「どうしてそうなるの!?」
 と思いました。

〉〉 きょうだいのひとりの女の人が、ラストで嗚咽するような作品があったかと思うのですが、
〉〉 それが最も印象的でかつ好きだなあと思っていました。

〉う〜〜ん、どれだっけ?もう忘れたなあ。バナナ以外は。。。

 フラニーとゾーイーとちがったかなあ。。。

〉〉 (全然関係ありませんが、そのころ、横光利一の「春は馬車に乗って」とか好きでした。
〉〉  ほんとに全然関係なかったなー。)

〉う〜〜ん、これは分からないけど、秋男さんが好きだったんなら
〉いつか読んでみたいなあ。

 「いつか」、ですね。(ペギーさん的つっこみ)
 いやあ、当時、なんやしらん好きだったというだけで、夫婦像とか価値観が古くさいと思いますので、
 おすすめはいたしません。
 おすすめはいたしませんが、ちなみに太宰治の「女生徒」なんかも好きでした。

 
〉〉 だんだん思い出してきましたが、とにかく、俗物的なものとは全く折り合いのつけられないきょうだいで、
〉〉 いきおい、死んでしまうか、山にこもってしまうか、そんな運命しか待っていなさそうな人たち
〉〉 だったように思います。

〉そうそう。世間とは折り合えない人たちでしたよね。確か。(うろ覚えですが)

 そうそう、たぶん。(必殺うろおぼえ返し)

〉〉 (サリンジャー自身、山にこもってしまったそうですが、その後どうなったのでしょう。)

〉ほんっとに寡作ですよね。

 そうそう。でもあの作風で多作も変ですかね。

〉〉 とてもとてもなつかしいです。サリンジャー、いま原書で読んでみたいです。

〉私も多読を始めてからの目標の一つがサリンジャーなんですよ!
〉(この前もブラッドベリの時に同じこと言ってましたが)
〉でも、サリンジャーってきっと、ものすご〜〜〜〜〜く!
〉難しいと思いません?

 
 う〜ん、確かに。たとえ言葉自体が易しくてもね・・・

〉〉 あるいは、薄汚れてしまってるわたしなど、受け入れてくれないかもですね〜。

〉あ、薄汚れてるから難しいのか。。。。
〉う〜〜ん、永遠に読めないかも。。。(笑)

 
 いや〜、Kianさんは元気な女の子なので大丈夫と思います。(?)

〉〉 なんだかがらにもなくしんみりしてしまいました・・・
〉〉 ではではー。

〉またまた思い出させてくれてありがとう!秋男さん!

 いえいえ、もとはといえばKianさんのお話がきっかけです。
 (もっともとはといえばアトムさんなのですが・・・)
 こちらこそありがとうございました。

 出羽出羽


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[喜] 13547. Re: 【懐読】三人あわせてサリンジャー

お名前: マリコ@SSS http://www.seg.co.jp/sss
投稿日: 2003/4/11(01:31)

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秋男さん、こんばんは。マリコです。

〉 サリンジャーに思い出があります。
〉 中学生のころ、毎週土曜日昼から、読書会をしていました。
〉 国語準備室で、先生一人と生徒三人で。
〉 唐詩をよんだり、夏目漱石の「夢十夜」で議論したり、いろいろしてましたが、
〉 ある時期、サリンジャーを読んでました。

ふ〜ん・・・意外だなぁ・・・
中学生でしょ?
ふつうそんなの読む?
そのころはアタマのネジがいっぱいネジネジされてたんですね。

〉 (サリンジャー自身、山にこもってしまったそうですが、その後どうなったのでしょう。)
〉 とてもとてもなつかしいです。サリンジャー、いま原書で読んでみたいです。
〉 あるいは、薄汚れてしまってるわたしなど、受け入れてくれないかもですね〜。
〉 なんだかがらにもなくしんみりしてしまいました・・・

だいじょうぶですか?
どこか具合でも悪いのとちゃいますか?
仮面の下の仮面の下にまだ仮面がありそう。

秋男さんも山の中に今にもさりんじゃーしちゃいそうな雰囲気。
山にこもってもパソコンだけは持っていってくださいね。


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13608. Re: 【懐読】三人あわせてサリンジャー

お名前: 秋男
投稿日: 2003/4/12(13:32)

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 マリコさん、こんにちは。秋男です。

〉〉 サリンジャーに思い出があります。
〉〉 中学生のころ、毎週土曜日昼から、読書会をしていました。
〉〉 国語準備室で、先生一人と生徒三人で。
〉〉 唐詩をよんだり、夏目漱石の「夢十夜」で議論したり、いろいろしてましたが、
〉〉 ある時期、サリンジャーを読んでました。

〉ふ〜ん・・・意外だなぁ・・・
〉中学生でしょ?
〉ふつうそんなの読む?

 すごい背伸びしてたんですね。そういえば、図書委員だったので本を買う権限が
 あったのですが、ヴィトゲンシュタインの「論理哲学論考」とか無茶なもん買って
 ましたわ・・・

〉そのころはアタマのネジがいっぱいネジネジされてたんですね。

 そうですね。おかげで高校に入ったら Spring has come! とばかりにバネがはじけて
 しまいました。(ジアスさんネタ)
 

〉〉 (サリンジャー自身、山にこもってしまったそうですが、その後どうなったのでしょう。)
〉〉 とてもとてもなつかしいです。サリンジャー、いま原書で読んでみたいです。
〉〉 あるいは、薄汚れてしまってるわたしなど、受け入れてくれないかもですね〜。
〉〉 なんだかがらにもなくしんみりしてしまいました・・・

〉だいじょうぶですか?
〉どこか具合でも悪いのとちゃいますか?
〉仮面の下の仮面の下にまだ仮面がありそう。

 カメオ出演のガメラのカメラうつりが悪いので仮面をはいでいったら亀が出てきたもんで
 これは噛めんとあきらめた、って何の話でしたっけ?

〉秋男さんも山の中に今にもさりんじゃーしちゃいそうな雰囲気。
〉山にこもってもパソコンだけは持っていってくださいね。

 「俺、そろそろさりんじゃろうかと思う」「え」「もうさりんじゃりどきだよ」
 「いや!さりんじゃいや!」「さりんじゃらしてくれ。な。さりんじゃりたいんだよ」
 「さりんじゃった忍者三人じゃジンジャエール!!」「おまえなに言ってんだ」

 
 では。


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13549. Re: 【懐読】三人あわせてサリンジャー

お名前: はやけいこ
投稿日: 2003/4/11(09:17)

------------------------------

こんにちは。初めまして秋男さん。
「バナナフィッシュにうってつけの日」につられて出てきてしまいました。
私は高校の図書室でこれと偶然出会い、ショックを受けました。
それまで教科書に載っているような
「きちんとした」文学のようなものしか読んでいなかったので、
(もちろんサリンジャーもきちんとしていますが)
今まで知らなかった世界がパーっと開けた感じだったのです。

図書室にあったその本は、かなり古いものらしく、
タイトルの訳は
「バナナ魚にはもってこいの日」というものでした(ホントに古い!)。
たぶんそのタイトルが気になって手に取ったと思います。
タイトルと内容の違いにもビックリしたんでしょうね・・・。

それに、「夢十夜」もとても好きです。
どれもこれも好きですが、
第何夜だったかな、床屋で髪を切っている時の
町の様子を描いた話が気に入っていました。

とっても懐かしくなってしまいました。


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13565. Re: 【懐読】三人あわせてサリンジャー

お名前: バナナ http://www.geocities.jp/mkawachi30s/
投稿日: 2003/4/11(22:13)

------------------------------

「バナナフィッシュにうってつけの日」
読んでみようかな?

バナナだし..


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13613. Re: 【懐読】三人あわせてサリンジャー

お名前: 秋男
投稿日: 2003/4/12(14:06)

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〉こんにちは。初めまして秋男さん。

 はやけいこさん、こんにちは。初めましてだったんですねー。
 秋男です。よろしくお願いします。

〉「バナナフィッシュにうってつけの日」につられて出てきてしまいました。
〉私は高校の図書室でこれと偶然出会い、ショックを受けました。
〉それまで教科書に載っているような
〉「きちんとした」文学のようなものしか読んでいなかったので、
〉(もちろんサリンジャーもきちんとしていますが)
〉今まで知らなかった世界がパーっと開けた感じだったのです。

 そうですねー。教科書には載らないでしょうねえ。テストなんかされたら大変です。(笑)

 話はそれますが、SSSを知ってから、教科書に載らないような英語が読めて楽しいですね。
 と言うか、世の中には、教科書に載らないような英語の方が圧倒的に多いんですよねー。
 
〉図書室にあったその本は、かなり古いものらしく、
〉タイトルの訳は
〉「バナナ魚にはもってこいの日」というものでした(ホントに古い!)。
〉たぶんそのタイトルが気になって手に取ったと思います。
〉タイトルと内容の違いにもビックリしたんでしょうね・・・。

 そのタイトルいいですねー!! 「ライ麦畑捕物帖」みたい(ちょっと違うか・・・)
 そんなのほほんとしたタイトルだと、読んだ衝撃は格別だったでしょうねえ。

〉それに、「夢十夜」もとても好きです。
〉どれもこれも好きですが、
〉第何夜だったかな、床屋で髪を切っている時の
〉町の様子を描いた話が気に入っていました。

 あー、ありましたね。「水菓子」って言葉が記憶にあります。パナマ帽の男が出て
 きましたよね?豚の大群に追いかけられて、瀕死の状態になったんだったかな。
 もう百年たったんだな、とか、背中の子どもがずしんと重たくなるとか、客船から
 身を投げたがなかなか海に落ちないとか、ほんとに夢の中の話ですね。

〉とっても懐かしくなってしまいました。

 ふだんにはできないこういう話がここではできてしまうので嬉しいです。
 御返事ありがとうございました。
 またよろしくお願いします。


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13551. Re: 【懐読】三人あわせてサリンジャー

お名前: ぷーさん http://homepage2.nifty.com/pooh-san/index.htm
投稿日: 2003/4/11(10:50)

------------------------------

 秋男さん、こんにちは〜。ぷーさんでございます。

〉 サリンジャーに思い出があります。
〉 中学生のころ、毎週土曜日昼から、読書会をしていました。
〉 国語準備室で、先生一人と生徒三人で。
〉 唐詩をよんだり、夏目漱石の「夢十夜」で議論したり、いろいろしてましたが、

 おおおー!懐かしい〜!
 サリンジャー大好きです〜!
 それから漱石もっ!
 夏目漱石の「夢十夜」も!!初めて読んだ頃は文庫ではなかなか手に入らな
くて、友人宅にあった漱石全集の一冊を借りて読みました(当時中学生でとて
も全集を買うお金はなかったので(^-^;)
 でも、漱石に本格的にハマったのは結構遅くて、高校の現代国語の教科書に
載っていた「劇的なる日本人」という文章が気に入って、そこから山崎正和に
ハマり「不機嫌の時代」を読んだのがきっかけです。加えて、ハマったのが遅
かったこともあってなぜか「坊ちゃん」と「我輩は猫である」だけを読んでい
ない(^-^;)というかなりのヒネクレモノです(爆)

〉 ある時期、サリンジャーを読んでました。
〉 サリンジャーといえば「ライ麦畑でつかまえて」が有名ですが、
〉 そのとき読んでたのは、(もちろん日本語で)「バナナフィッシュにうってつけの日」などの、
〉 なんていう名前の家族だったでしょうか、あるきょうだいについて書かれた諸作品でした。

 わたしも同じく「ナイン・ストーリーズ」から入りました。
 なにせ当時は「ライ麦畑でつかまえて」は文庫になっていなかったので(今
もかな?)、ビンボーな中学生にはとてもじゃないけど買えなくって(^-^;)
 これと「大工よ〜」だけは新潮文庫に入っていたんですよね(^-^)

〉 だんだん思い出してきましたが、とにかく、俗物的なものとは全く折り合いのつけられないきょうだいで、
〉 いきおい、死んでしまうか、山にこもってしまうか、そんな運命しか待っていなさそうな人たち
〉 だったように思います。

 中学校があまり好きじゃなかった私はめちゃくちゃ感情移入して読んでまし
た。その後、入った高校が楽しい学校で学校や世間に対する違和感みたいなも
のはすっかり忘れてしまったんですが(笑)、なんとなく居心地の悪かった中
学生の私にとっては救いの神みたいな本だったんですよね(照)

〉 (サリンジャー自身、山にこもってしまったそうですが、その後どうなったのでしょう。)

 わたしもそれが気になっていて、数年前に文春文庫から出た「サリンジャー
をつかまえて」という本を買ってしまいました。
 サリンジャーを大好きな著者(イアン・ハミルトン)が嫌がられようが怒ら
れようがひたすら彼の足跡を追い掛け回したと言う……サリンジャーご本人に
は申し訳ありませんが面白い本でした(^-^;)
 結局、著者はサリンジャーに訴えられしまったんですけど……そういえば判
決はどうなったのかな(・_・?)
 そそ、それから近いうちに娘さんの「我が父サリンジャー」という本が出る
みたいです。Amazonで予約受付してました。

〉 とてもとてもなつかしいです。サリンジャー、いま原書で読んでみたいです。

 同感です。でもきっと難しいんでしょうね……(汗)

 〉(全然関係ありませんが、そのころ、横光利一の「春は馬車に乗って」とか好きでした。
〉  ほんとに全然関係なかったなー。)

 残念ながら横光利一は未読なんですが、なんだかとても興味が湧いてきました。

〉 なんだかがらにもなくしんみりしてしまいました・・・

 サリンジャーのように思春期に好きだった本のことを考えるとなんだかとっ
てもしんみりしてしまいますよね……。
 変わってしまった自分のことを考えたり、今再び読んでみたいような読むの
が怖いような気がしたり。

 ではでは、また(^_^)/~


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13632. Re: 【懐読】三人あわせてサリンジャー

お名前: 秋男
投稿日: 2003/4/13(00:53)

------------------------------

 ぷーさんこんばんはー。秋男でございます。

〉〉 サリンジャーに思い出があります。
〉〉 中学生のころ、毎週土曜日昼から、読書会をしていました。
〉〉 国語準備室で、先生一人と生徒三人で。
〉〉 唐詩をよんだり、夏目漱石の「夢十夜」で議論したり、いろいろしてましたが、

〉 おおおー!懐かしい〜!

 そうでしょ〜!

〉 サリンジャー大好きです〜!
〉 それから漱石もっ!

 サリンジャーも漱石も好きという方がけっこういらっしゃるのですねぇ!

 
〉 夏目漱石の「夢十夜」も!!初めて読んだ頃は文庫ではなかなか手に入らな
〉くて、友人宅にあった漱石全集の一冊を借りて読みました(当時中学生でとて
〉も全集を買うお金はなかったので(^-^;)

 おー、全集で読まれましたか! 
 う〜ん、全集で読んでみたいなあ。漢字・仮名遣いが文庫本とは違うでしょう。
 ところで、漱石の全集には、全集というものには通常含まれているあるものが無いのです。
 何でしょう?
 それは、漱石宛の書簡です。引越しのたびに、もらった手紙を焼き捨てる人だったので、
 残っていないのだそうです。

〉 でも、漱石に本格的にハマったのは結構遅くて、高校の現代国語の教科書に
〉載っていた「劇的なる日本人」という文章が気に入って、そこから山崎正和に
〉ハマり「不機嫌の時代」を読んだのがきっかけです。加えて、ハマったのが遅
〉かったこともあってなぜか「坊ちゃん」と「我輩は猫である」だけを読んでい
〉ない(^-^;)というかなりのヒネクレモノです(爆)

 おー、それはヒネクレモノでいらっしゃいますねぇ。(瀑)

〉〉 サリンジャーといえば「ライ麦畑でつかまえて」が有名ですが、
〉〉 そのとき読んでたのは、(もちろん日本語で)「バナナフィッシュにうってつけの日」などの、
〉〉 なんていう名前の家族だったでしょうか、あるきょうだいについて書かれた諸作品でした。

〉 わたしも同じく「ナイン・ストーリーズ」から入りました。
〉 なにせ当時は「ライ麦畑でつかまえて」は文庫になっていなかったので(今
〉もかな?)、ビンボーな中学生にはとてもじゃないけど買えなくって(^-^;)
〉 これと「大工よ〜」だけは新潮文庫に入っていたんですよね(^-^)

 そうですそうです。たしか表紙は、白地にいろんな色の水玉模様でしたっけね。
 ところで、ぷーさんの過去を語るひとつのキーワードは「ビンボーな中学生」の
 ようですね。(笑)
 いやたしかに、中学生で本を買うといえば文庫本でしたよねー。それも、せいぜい
 400円までの。
 講談社学術文庫なんか1000円以上するのが平気であったりしたので、わたしは
 文庫とはみなしていませんでした。

〉〉 だんだん思い出してきましたが、とにかく、俗物的なものとは全く折り合いのつけられないきょうだいで、
〉〉 いきおい、死んでしまうか、山にこもってしまうか、そんな運命しか待っていなさそうな人たち
〉〉 だったように思います。

〉 中学校があまり好きじゃなかった私はめちゃくちゃ感情移入して読んでまし
〉た。その後、入った高校が楽しい学校で学校や世間に対する違和感みたいなも
〉のはすっかり忘れてしまったんですが(笑)、なんとなく居心地の悪かった中
〉学生の私にとっては救いの神みたいな本だったんですよね(照)

 わかるような気がします〜。(照れ返し)

〉〉 (サリンジャー自身、山にこもってしまったそうですが、その後どうなったのでしょう。)

〉 わたしもそれが気になっていて、数年前に文春文庫から出た「サリンジャー
〉をつかまえて」という本を買ってしまいました。
〉 サリンジャーを大好きな著者(イアン・ハミルトン)が嫌がられようが怒ら
〉れようがひたすら彼の足跡を追い掛け回したと言う……サリンジャーご本人に
〉は申し訳ありませんが面白い本でした(^-^;)

 あっ、そんな本が出てたんですかぁ。

〉 結局、著者はサリンジャーに訴えられしまったんですけど……そういえば判
〉決はどうなったのかな(・_・?)

 正真正銘のストーカーですもんねえ・・・
 

〉 そそ、それから近いうちに娘さんの「我が父サリンジャー」という本が出る
〉みたいです。Amazonで予約受付してました。

 そうですかぁ。ナインストーリーズが英語で読めたあかつきには読んでみようかな。

〉〉 とてもとてもなつかしいです。サリンジャー、いま原書で読んでみたいです。

〉 同感です。でもきっと難しいんでしょうね……(汗)

 そうですねえ。とりあえずナインストーリーズを手に入れることにします。

〉 〉(全然関係ありませんが、そのころ、横光利一の「春は馬車に乗って」とか好きでした。
〉〉  ほんとに全然関係なかったなー。)

〉 残念ながら横光利一は未読なんですが、なんだかとても興味が湧いてきました。

 あ、いえ、ほんとにぜんぜん関係なかったんです。古くさくて、いま読んでも
 あんまり面白くないと思います・・・
 ただ、この横光利一という人、おそろしく上手だなあと思ったおぼえがあります。
 「時間」という短篇で、たしか、旅回りの劇団の誰かが持ち逃げをして、団員たちが
 極限状態におかれる、というような話があったのですが、描き方がうまいなあ
 すごいなあとしきりに感心してたのをおぼえています。

 
〉〉 なんだかがらにもなくしんみりしてしまいました・・・

〉 サリンジャーのように思春期に好きだった本のことを考えるとなんだかとっ
〉てもしんみりしてしまいますよね……。
〉 変わってしまった自分のことを考えたり、今再び読んでみたいような読むの
〉が怖いような気がしたり。

 そうですね・・・ わたしはどっちかっていうと、読むのが怖いほうですかね〜。

〉 ではでは、また(^_^)/~

 はーい、ありがとうございました。ではでは。


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13571. Re: 【懐読】三人あわせてサリンジャー

お名前: ミー
投稿日: 2003/4/11(22:54)

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たまにしかのぞけないミーです。。。

たまにのぞいたら大好きだった人たちがならんでいてびっくり。
ブラッドベリとかサリンジャー読みたい〜〜。
ナインストーリーズってレベルどのくらいなんでしょう???
バナナも好きですが、テディが何故か好きでした。

でもプーさんのときみたいに、またまた難しい罠にはまりそうで、恐くて手が出せません。。

何故かライ麦は日本語なくて英語だけ持ってるんですが。。長いのはどうも読む気がしなくて。。

でも実は始めてバナナフィッシュの名前を知ったのは同名の漫画のほうでした。。。

ウイリアム・ギブソンとかスターリングとかも読みたいんですが、またまた難しい罠にはまりそうで。。。。。
はぁ。。。


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13575. Re: 【懐読】三人あわせてサリンジャー

お名前: ただ
投稿日: 2003/4/11(23:21)

------------------------------

〉でも実は始めてバナナフィッシュの名前を知ったのは同名の漫画のほうでした。。。

吉田秋生ですね!バナナフィッシュと聞いて一人で吉田秋生を思い浮かべてました。

そうか、「ライ麦畑でつかまえて」って、名前だけ知ってたけど、
サリンジャーって人が書いてるのか・・・

本当に、この掲示板には啓蒙されて、脱帽です。もっと本読もう!っと。


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13576. ギブソン&スターリング...

お名前: バナナ http://www.geocities.jp/mkawachi30s/
投稿日: 2003/4/11(23:24)

------------------------------

〉たまにしかのぞけないミーです。。。

バナナです。

〉ウイリアム・ギブソンとかスターリングとかも読みたいんですが、またまた難しい罠にはまりそうで。。。。。
〉はぁ。。。

うう!読みたい。
でも日本語でもわかったようなわかんないようなだったからなー

ではでは


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13577. Re: ギブソン&スターリング...

お名前: ミー
投稿日: 2003/4/11(23:36)

------------------------------

バナナ様。。。
ミーです。。

〉うう!読みたい。
〉でも日本語でもわかったようなわかんないようなだったからなー

でもあのへんてこ日本語はきっとへんてこ英語なんだろうと想像してるのですが。。。翻訳ですごく苦労したと聞いてますが。。
とりあえず千葉シティやらキリンビールがでてくるニューロマンサーをとりあえず読みたいんですが。。。。変な造語が多くてかえって難しいのかな???


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13583. キリング・ミー・ソフトリー...

お名前: 秋男
投稿日: 2003/4/12(00:24)

------------------------------

いや、「ギブソン&スターリング」が一瞬そのように見えたというだけのことでして・・・
失礼しました・・・


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13586. ギブソンと聞くとギターを思い浮かべます

お名前: バナナ http://www.geocities.jp/mkawachi30s/
投稿日: 2003/4/12(00:44)

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一瞬そう思ったというだけでして・・・

ではでは


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13595. Re: キリング・ミー・ソフトリー...

お名前: マリコ@SSS http://www.seg.co.jp/sss
投稿日: 2003/4/12(08:59)

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バナナフィシュさん、ネジアースさん、春になっても秋男さん、おはようございます。

String my pain with his finger...(スペルも正確な歌詞は自信がないけど)
大好きな歌です。


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13614. 【BB談】サリンジャー

お名前: ペギー双葉山 http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ango/3231/
投稿日: 2003/4/12(15:24)

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サリンジャー、読んだことがないのでコメントできませんが、
無性に読みたくなりました。

大学生のころ浜田省吾にハマりましたが、
歌の世界の中で、
「赤いオープンカーのサイドシートにはサリンジャーのペーパーバックが無造作に置かれており・・・」みたいなのがあって、
かっこいいアイテムの一つとして読んでおきたいとは思っていたんですが・・・

松田聖子の「いちご畑でつかまえて」とはたぶん全く違う世界観なんでしょうね・・・

そういえば、講談社英語文庫にあったので、読んでみよう。

それでは、私はこれにて、風とともに・・・・


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13624. about a boy

お名前: ジアス
投稿日: 2003/4/12(22:16)

------------------------------

 マリコさん、秋男さん、みなさん、こんばんは。ネジアースです(←誰?)。

〉バナナフィシュさん、ネジアースさん、春になっても秋男さん、おはようございます。

〉String my pain with his finger...(スペルも正確な歌詞は自信がないけど)
〉大好きな歌です。

 秋男さん、さては"about a boy"の映画見ましたね(笑)
 この1週間けっこう私もこの歌が頭の中を駆けめぐっています。
 本には出てこないのですが、ヒュー・グラントかっこいいと思いますぅ。

 でも、最後は、コーヒーの映像が浮かんで"エクセラ〜"になっちゃうんですけど(自爆)


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13633. about to see

お名前: 秋男
投稿日: 2003/4/13(01:46)

------------------------------

ネジ明日さん、こんばんは。ネジが あさっての方向に飛ばないようにだけ御注意ください。

 キリング・ミー・ソフトリーですが・・・

〉 秋男さん、さては"about a boy"の映画見ましたね(笑)

 ごめんなさい、もう見ようとは思ってるんですが・・・
 
〉 この1週間けっこう私もこの歌が頭の中を駆けめぐっています。

 くせになる旋律ですよね〜。
 わたしゴッドファーザーのテーマでまいったことがあります。

〉 本には出てこないのですが、ヒュー・グラントかっこいいと思いますぅ。

 本と映画とは結末が違うそうですねえ。
 それにしても、ずるいよね、ヒューって。

〉 でも、最後は、コーヒーの映像が浮かんで"エクセラ〜"になっちゃうんですけど(自爆)

 わたしもあの曲きくとエクセラ〜ですね。(笑)
 ポンパンポンポン♪が聞こえると「あ、intel insideだ」と思ったり、
 ショパンのある曲をきくと「ありがとう。い〜クスリです」が聞こえてきたり、
 音楽の効果はすごいな〜。


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