Re: ファンタジー話?

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12539. Re: ファンタジー話?

お名前: Wakka
投稿日: 2003/3/14(22:39)

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はじめまして、単なるファンタジー愛好家のwakkaと申します。

ファンタジー好きとしてはここにぶら下がらないわけにはいかないと思い出てきました。

〉 とても楽しみにしているもののひとつです。ゲド戦記に限らず、大御所的な作品
〉たちを邦訳で先に読むべきかどうか、実はずっと悩んでいるところだったりします。^^;

難しい選択ですね。でも、原書で読めるのはもちろん素晴らしいことですが、日本語でも読みたくなったら読んでしまっていいのではないかと思います。我慢は精神によくないですし。一度日本語で感動した本を原書で読み直すというのも、素晴らしい体験だと思います。

〉 先日たまたまAudioBookとペーパーバックとがセットで2000円程度という「不思議の
〉国のアリス」を発見して即確保したのですが、あまり面白くてこれが邦訳では一体
〉どういう訳し方になっているのかというところにも興味がいってしまい、そのまま
〉研究の道にハマってしまいました。^^;; 数々ある邦訳から名訳と評判が高いもの
〉を、(原書も見ながら)いくつか読んでみたりしています。

私もアリスの翻訳は数種類持っています。というか、集めたくなるんですよね、アリスの翻訳は。新しい訳が出るとつい欲しくなってしまいます。

〉(下記は私が勝手にその内容からまとめたものです)
〉・トールキンが中つ国の世界の物語を書きだし、その仕事にかかっているあいだ、
〉トールキンはもう一人のOxford学監が残した足跡をたどりつづけることになった、
〉とあり、その学監こそは「不思議の国のアリス」の作者ルイス・キャロルであった
〉(ルイス・キャロルはトールキンが6歳のときに世を去った)
〉・トールキンが9歳のクリスマスの頃、スコットランドの劇作家バリーが児童劇を
〉観に言ったことがきっかけで妖精物語を題材にした「ピーターパン」の構想を考えついた
〉・トールキン12歳のとき、英国銀行の有能を謳われた秘書(K.グラハム)はそれまで
〉長らくつくっていた息子のための子守唄がわりの物語にとつぜんヒキガエルを登場させ、
〉それがのちに「たのしい川べ」として知られる最初の部分となった
〉・時代を少し戻して場所をシカゴに移すとそこではボーム氏により「オズの魔法使い」
〉が書かれていた
〉・「ホビットの冒険」は、当時やはりOxfordで教鞭をとっていたC.S.リュイス
〉(「ナルニア国ものがたり」の作者)がトールキンを説得して原稿を出版社に送らせた
〉ものだった

〉うーん、なんて素晴らしい時代でしょう。ファンタジーの源流ここにありという感じ
〉がして、うなってしまった私でした。(Le Guinは残念ながらここには登場しません
〉でしたが)

Le Guinは時代が違うからしょうがないでしょう。1960年代にあった指輪物語リバイバルこそが今のファンタジーの源流となっているという話をどこかで読んだことがありますが、Le Guinはこの流れの中に位置づけられるのだと思います。

と、偉そうなことを書いていますが、実は「ゲド戦記」も「指輪物語」も読んでいません。うーむ。あ、石を投げないで、お願い。
なんか食わず嫌いだったんですよね、この二つ。あまりにも有名すぎて読んだ気になっていたというか。多読を機会に英語で読めるようになりたいと思っていますが。

えー、こんなへなちょこなファンタジー愛好家ですがこれからもよろしくお願いします。


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12590. Re: ファンタジー話?

お名前: Yoshi
投稿日: 2003/3/16(01:34)

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windyさん、wakkaさん、こんばんはです!! 
自称、ファンタジー研究家(?)のYoshiです。(ウソツキ...!?)

〉ファンタジー好きとしてはここにぶら下がらないわけにはいかないと思い出てきました。
ファンタジー愛好家の皆さん、ばんざーい!!

〉〉 とても楽しみにしているもののひとつです。ゲド戦記に限らず、大御所的な作品
〉〉たちを邦訳で先に読むべきかどうか、実はずっと悩んでいるところだったりします。^^;

僕は、ゲド戦記は、2巻まで読んでいますが、最近、本屋で邦訳を立ち読みしては、
買おうか買うまいかと悩んでいます。
ゲド戦記は、文庫本がないので、値段も高いんで、とにかく今はがまんして読む
しかないかなって思っています。

〉難しい選択ですね。でも、原書で読めるのはもちろん素晴らしいことですが、日本語でも読みたくなったら読んでしまっていいのではないかと思います。我慢は精神によくないですし。一度日本語で感動した本を原書で読み直すというのも、素晴らしい体験だと思います。

上記のような理由で、僕の場合、英書で読んでから、本屋で部分的に立ち読みして
は、んーそうかなんて、ひとり納得したりして楽しんでます。
ただ、児童書コーナーに大人が長いこといると、子供が僕の顔を覗いて、不思議
そうな顔をされたりして、はずかしかったりするので、あんまり長くはいられま
せん。

〉〉 先日たまたまAudioBookとペーパーバックとがセットで2000円程度という「不思議の
〉〉国のアリス」を発見して即確保したのですが、あまり面白くてこれが邦訳では一体
〉〉どういう訳し方になっているのかというところにも興味がいってしまい、そのまま
〉〉研究の道にハマってしまいました。^^;; 数々ある邦訳から名訳と評判が高いもの
〉〉を、(原書も見ながら)いくつか読んでみたりしています。

〉私もアリスの翻訳は数種類持っています。というか、集めたくなるんですよね、アリスの翻訳は。新しい訳が出るとつい欲しくなってしまいます。

゛ALICE'S ADVENTURES IN WONDERLAND゛は、ずいぶん前になりますが、古本屋
で、翻訳家の別宮貞徳さんの゛「不思議の国のアリス」を英語で読む゛を見つけて、
もっています。そこに書かれているのでは、なんと翻訳は、絶版になったものを含めれば、なんと11種類あるそうです。これはびっくりです。
この本も結構おもしろいです。翻訳家の立場から、いろいろと解説をいれてくれて
いて、作者ルイス・キャロルのこととか、他のファンタジー作家のこと、
翻訳家の苦労とか、アリスのほんとのおもしろさについてとか、ファンタジーの
すばらしさとか(ただ、タドキストとしては、文法的な説明もあるので、そこんとこ
は適当に読まれたらいいと思いますが...?)語られていて、非常に参考になりま
す。古本屋で100円くらいだったので、得したーって感じかな。

〉〉(下記は私が勝手にその内容からまとめたものです)
〉〉・トールキンが中つ国の世界の物語を書きだし、その仕事にかかっているあいだ、
〉〉トールキンはもう一人のOxford学監が残した足跡をたどりつづけることになった、
〉〉とあり、その学監こそは「不思議の国のアリス」の作者ルイス・キャロルであった
〉〉(ルイス・キャロルはトールキンが6歳のときに世を去った)
〉〉・トールキンが9歳のクリスマスの頃、スコットランドの劇作家バリーが児童劇を
〉〉観に言ったことがきっかけで妖精物語を題材にした「ピーターパン」の構想を考えついた
〉〉・トールキン12歳のとき、英国銀行の有能を謳われた秘書(K.グラハム)はそれまで
〉〉長らくつくっていた息子のための子守唄がわりの物語にとつぜんヒキガエルを登場させ、
〉〉それがのちに「たのしい川べ」として知られる最初の部分となった
〉〉・時代を少し戻して場所をシカゴに移すとそこではボーム氏により「オズの魔法使い」
〉〉が書かれていた
〉〉・「ホビットの冒険」は、当時やはりOxfordで教鞭をとっていたC.S.リュイス
〉〉(「ナルニア国ものがたり」の作者)がトールキンを説得して原稿を出版社に送らせた
〉〉ものだった

〉〉うーん、なんて素晴らしい時代でしょう。ファンタジーの源流ここにありという感じ
〉〉がして、うなってしまった私でした。(Le Guinは残念ながらここには登場しません
〉〉でしたが)

ここで言われている゛「指輪物語」完全読本゛実は僕も持っています。指輪は、今
2巻目の゛THE TWO TOWERS゛の途中まで読んでいますが、やはり難しいので、少し
理解を助けてくれるようなものを求めていたのでしょうか...本屋でみてすぐに
買ってしまいました。僕もうなっています...!?
リン・カーターさん、ありがとうって感じですか。

〉Le Guinは時代が違うからしょうがないでしょう。1960年代にあった指輪物語リバイバルこそが今のファンタジーの源流となっているという話をどこかで読んだことがありますが、Le Guinはこの流れの中に位置づけられるのだと思います。

そうですね...Le Guinが、出てこない。時代が違うからでしょうね。
でも、ゲド戦記はこんなに面白いのに、ハリーポッターや指輪物語に比べて、
関連本(例えば先程の完全読本みたいなもの)がないのはちょっと残念です。

〉と、偉そうなことを書いていますが、実は「ゲド戦記」も「指輪物語」も読んでいません。うーむ。あ、石を投げないで、お願い。
〉なんか食わず嫌いだったんですよね、この二つ。あまりにも有名すぎて読んだ気になっていたというか。多読を機会に英語で読めるようになりたいと思っていますが。

〉えー、こんなへなちょこなファンタジー愛好家ですがこれからもよろしくお願いします。

いいえ、なにをおっしゃいなすやら...僕などもまだまだ駆け出しでございます。こちらこそよろしくお願いします。
でも、ほんとファンタジーっていいですよね!!
それでは、みなさん、これからもファンタジーを楽しみましょう。


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